【セキュリティ事件簿#2025-288】東京大学教育学部附属中等教育学校 個人情報漏えいについて 2025/7/10

 

この度、本校において個人情報漏えいにかかる事案が発生いたしました。関係される皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。

詳細につきまして、下記のとおりご報告させていただきます。

1.経緯

令和7年7月3日(木)に、学外の方から、本校で開催予定のワークショップへの申込フォームから、参加希望者の氏名、メールアドレス等が閲覧できる状態になっているとのご指摘がありました。状況を確認したところ、申込フォームから回答を送信すると、既に回答を送信した参加希望者の氏名等が閲覧できる状態となっていたため、同日、当該申込フォームの公開を停止いたしました。

2.漏えいした可能性のある情報について

令和7年7月12日(土)開催のワークショップへの参加希望者(32名)の氏名、メールアドレス、学年(在校生、本校生徒保護者、小学生、小学生保護者、中学生、大人、教員の別)、自由記述欄への入力内容、申込のきっかけ(選択式)、注意事項の確認チェック、申込事項変更時の連絡先の確認チェック

3.発生原因について

Googleフォームを利用して参加情報を収集していたところ、初期画面の設定において、「結果の概要を表示する」項目を意図せずオンの状態にしていたもの。これにより、回答終了画面に「前の回答を表示」リンクが表示され、結果の概要を全回答者と共有する形になっていた。

4.今後の対応について

本校では、これまでも個人情報の管理に関しては、東京大学全体の規則及び方針に則り、教育及び注意喚起を行うとともに、周知徹底を図ってきたところではありますが、今後、二度とこのような事態が生じることのないよう、相互によるチェック体制を強化してまいります。さらに個人情報の管理及び情報セキュリティ教育・注意喚起をより一層徹底し、再発防止に努めて参ります。

なお、現時点では、本件による当該個人情報の不正使用などの事実は確認されておりません。

ワークショップにつきましては、予定通り、令和7年7月12日(土)に開催予定としておりますので、是非ご参加いただけますと幸いです。

リリース文アーカイブ