自組織のウェブサイト内に詐欺ページが設置されていないかを確認する方法について、以下の方法を紹介します。
最近、ウェブサイトの改ざんにより、詐欺サイトなどの悪意のあるページが設置される被害が増えています。これにより、フィッシングや詐欺行為が行われ、さらにはウェブサイトがブラックリストに登録されるリスクもあります。
自組織のウェブサイトには、気づかないうちに意図しないページが設置されてしまうことがあります。そのため、簡単な方法を使ってチェックすることが重要です。
具体的な方法は、検索エンジンの機能を活用することです。検索エンジンには、「site:」という検索演算子があります。自組織のドメインを「site:example.co.jp」のように入力して検索を実行すると、指定したドメイン内のコンテンツに限定して検索されます。これにより、意図しないコンテンツが設置されていないかを効率的に確認することができます。
もし、不正なページや改ざんを発見した場合は、ログを保存した上で適切な対策を講じることをおすすめします。また、必要に応じて警察などの関連機関に相談することも重要です。
ウェブサイトの管理が甘く、脆弱性が存在する場合は特に、悪意のある改ざんの標的になりやすくなります。正規のコンテンツが提供されているため、URLフィルタリングなどでブロックされにくいことや、検索エンジンで上位表示されることも、攻撃者にとって狙い目となります。