【セキュリティ事件簿#2023-165】日本コンクリート工業株式会社 第三者によるランサムウェア感染被害のお知らせ  2023 年 5 月 9 日


このたび、当社のサーバーが第三者による不正アクセスを受け、ランサムウェア感染被害を受けましたので、お知らせいたします。

本件につきましては、既に対策本部を設置のうえ、外部専門家の助言を受けながら、原因特定、被害情報の確認、情報流出の有無などの調査を行い、自力復旧への対応を進めており、警察への相談を開始しております。引き続き、外部専門家や警察と連携のうえ、対応を進めていく所存です。

現状、攻撃の詳細について調査を進めているところであり、被害の全容を把握するには今しばらく時間を要する見込みですが、現時点で判明している内容について下記の通りご報告いたします。

なお、今回の不正アクセスが当社グループの業績、2023 年 3 月期決算発表に及ぼす影響については、現在精査中でございますが、開示が必要な場合は速やかに公表いたします。

このたびは、皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけすることになり、誠に申し訳ございません。衷心より深くお詫び申し上げます。

1.経緯

5 月 5 日(金)深夜に外部から不正アクセスを受けサーバーに保存している各種ファイルが暗号化されていることを 5 月 6 日(土)に確認しました。

翌朝より、外部専門家と共に状況調査を行い、ランサムウェアの種類を特定し、感染拡大を防ぐための必要な対応を行いました。

5 月 8 日(月)に全社対策本部を設置し、情報共有すると共に、復旧に向けての対応を進めております。また、警察への相談を開始しました。

2.被害を受けた情報

サーバーに保存していた各種業務データ、業務用ソフトウエアが暗号化されアクセス不能な状況となっております。なお、情報流出につきましては現在調査中です。

3.今後の対応
外部専門家及び警察と連携のうえ、早期復旧に向け作業を進めると共に、通常の業務遂行が可能となるよう対応を進めております。引き続き皆様へのご迷惑を最小限に止めるべく取組んでまいります。