区立保育園の職員が、3歳児クラス園児一人の保護者に保育中の様子などを、スマホ等で情報の配信ができる「保育支援システム」(以下「システム」といいます。)のお知らせ一斉配信機能を用いて配信する際、誤って3歳児クラスの保護者全員にも配信してしまいました。配信した内容には、当該園児の名前と、保育中の様子や園での過ごし方に関するお願い事項などが記載されていました。
区は再発防止に向け、情報配信の取扱いについて厳正を期すことを徹底し、区民の皆様の信頼回復に努めてまいります。
経緯
令和5年4月28日(金曜)に、区立保育園職員が、システムのお知らせ一斉配信機能を用いて3歳児クラス園児の保護者一人に、その園児の保育中の様子や保育園での過ごし方に関するお願い事項を配信すべきところ、誤って3歳児クラス全員の保護者に配信してしまいました。
その後、保護者から「違う園児名のお知らせが届いている。」との連絡があり、誤配信していたことが判明しました。
また、5月1日(月曜)に、保育園側でシステムを操作して、お知らせ一覧から本件を削除しました。
原因
通常、お知らせ一斉配信機能を使って配信する際、内容を作成した職員とは別に、公開権限者(係長職)を含む二人がその場に立ち会い確認してから配信することになっています。
今回、確認を行った職員は、通常二人で確認するところを一人で行ってしまい、また、配信する文章の修正に気を取られ、配信先の確認を見落としたことが原因です。
再発防止策
区は、今後このような誤りを起こさないために、作成者と公開権限者(係長職)による配信時のダブルチェックの徹底に加えて、配信時にリーダー等の立ち合いの下、一斉配信か個人への配信か等を声出し及び指差し確認の上、配信するとともに、個人が特定されないよう本文には名前等は記載しないことを徹底してまいります。
また、職員に個人情報の取り扱いに関する研修を実施して個人情報の重要性を再認識させるとともに、緊張感を持って業務にあたるよう指導してまいります。