これは2月25日に、一部のクレジットカード会社から「hatsutoki ONLINE STORE」を利用した顧客のカード情報の流出懸念について連絡があり翌2月26日に同サイトでのカード決済を停止、第三者調査機関による調査を行ったところ、旧システムでのオンラインストア「hatsutoki ONLINE STORE」のシステムの一部の脆弱性を突いたことによる第三者の不正アクセスが原因でカード情報が流出し、一部カード情報が不正利用された可能性が4月14日に確認されたというもの。
流出した可能性があるのは、2018年12月25日から2020年1月22日の期間中に「hatsutoki ONLINE STORE」にてクレジットカード決済を行った顧客138名のカード情報(名義、番号、有効期限、セキュリティコード)。
なお同社では2020年1月22日にシステムの入れ替えを行っており、流出の対象となるのは2020年1月22日まで利用していた旧システムのオンラインストアで、現在も利用している新システムの環境は安全であることを調査にて確認済み。
同社では7月6日に、流出対象の顧客に対し別途メールにて連絡を行っている。
同社では既に、クレジットカード会社と連携し流出した可能性のあるカードによる取引のモニタリングを継続して実施し不正利用の防止に努めているが、顧客に対してもカードの利用明細に身に覚えの無い請求項目が無いか確認するよう呼びかけている。
同社では5月26日に、監督官庁である個人情報保護委員会に報告を、所轄警察である西脇警察署に被害申告を行っている。
同社では今後、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策と監視体制の強化を行い、再発防止を図るとのこと。
《ScanNetSecurity》