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SPGアメックスの使い道再考


 八木エミリーさんという、超美人の不動産投資家がいる。

先日本を出版されたということで、セミナーに参加してみた。

自身は芦沢さんを勝手に師匠と仰ぐ中古区分をメインとしており、エミリーさんと不動産投資の領域は異なるのだが、非常に勉強になるセミナーだった。

何が勉強になったかというと、計画の立て方や行動力である。

エミリーさんは10年や1年の単位で、健康(人間ドッグ受診するとか)、人間関係(家族とか)、仕事、趣味(〇〇に旅行に行くとか)、金融(投資、資産運用)のカテゴリで計画を立てて実行されている。

1年単位での計画については、自身も内藤忍さんが提唱する100のリストをやっているが、このカテゴリ分けの整理が進んだという点で非常に勉強になった。

で、最も大きな学びだったのが毎年誕生日にホテルに籠って10年計画や1年計画を見直すという点、そして、そのホテルの宿泊にSPGアメックスの特典を活用しているという点であった。

SPGアメックスはマイラー界隈では非常に有名なカードなのだが、個人的にはこの宿泊特典の活用が義務のように感じられ、これまで避けてきた。

エミリーさんのように、誕生日に諸々の将来的な作戦会議を兼ねて1泊使うというのはストレスフリーで非常に良い使い方なのではなかろうか?

誕生日がオフピークとかぶっていれば、こんな素晴らしい使い方は無いかもと感じ、SPGアメックスを見直してみようと感じた今日この頃である。

海外FXで証拠金をクレジットカード払いで口座に入金。ポイントを貯めるお得技(転載)


海外FXで証拠金をクレジットカード払いで口座に入金。ポイントを貯めるお得技

FXトレードをする個人投資家の方も少なくないと思います。今回はFX口座への入金でクレジットカードのポイントを貯める方法を紹介します。

海外FX会社では、証拠金の入金に「クレジットカード払い」が使えます。 

国内のFX会社の場合、口座に入金するのは基本的には銀行振込みです。しかし、海外のFX会社の場合、銀行振込みも利用できるのですが、海外のFX会社の口座は海外の銀行にあるため「海外送金」になってしまうのです。「海外送金」の場合は、海外送金手数料が1回につき3,000円~5,000円程度かかってしまうのです。

これは大きなデメリットになってしまうため、海外FXの会社では、クレジットカードで海外のお店で買い物ができるのと同じように、クレジットカード払いで、FX口座に入金できる仕組みを用意しています。

つまり

FXトレードに利用する証拠金の入金額に対して、ポイントが付与される

ことになります。

ポイント還元率1.0%のクレジットカードで50万円のFXトレード用資金を入金すれば、それだけで5000円分のポイントが貯まるのです。

これが海外FXでクレジットカードのポイントを貯めるおすすめの方法なのです。

ただし、海外FXのクレジットカードの入金は、1年以内に出金をするとキャンセル扱いになるので、注意が必要です。

50万円のクレジットカード払いでの海外FX口座に入金をして、1カ月後に10万円出金しようとすると、10万円のクレジットカード払いがキャンセル扱いになり、実質40万円のクレジットカード払いが発生したことになります。

この場合は、ポイントが40万円分しか付きません。

海外FXの出金方法は、海外送金やペイパルなどが利用できるのですが、クレジットカードでの入金のときはその入金額に達するまでは優先的にクレジットカードによるキャンセル出金処理になってしまうのです。


クレジットカードで入金して1年間出金をせずに継続していると、クレジットカードのキャンセル処理はできなくなるため、入金が確定されポイントも付与されます。この後であれば、出金方法は海外送金やペイパルが選択できるので、ポイント分をゲットすることが可能になります。

1R区分のレジェンドが指南する1Rマンションの見極め方(転載)


 区分の生き字引「芦沢晃」と街散歩、1Rマンションの見極め方

不動産向け融資が厳しい中、比較的低価格で購入できる中古ワンルームマンションの購入を検討する人もいるのではないでしょうか? しかし、安易に購入してしまうと、修繕費など思わぬ費用が発生してしまう恐れもあります。

そこで今回は、有名投資家が街歩きをしながら、外観から分かる物件のチェックポイントを紹介。解説してくれたのは、中古ワンルームマンション59室を保有し、年間家賃収入は3600万円にも上るというベテラン大家の芦沢晃さんです。

この記事では、すでに公開中の以下の動画の中から、物件チェックに役立つポイントをピックアップしてご紹介していきます。


今回芦沢さんが訪れたのは、東京都のJR立川駅周辺。立川駅はJR中央線の乗降客数が東京と新宿に次いで3位で、西東京の代表駅です。そんな立川駅から徒歩10分程度、賃貸物件が立ち並ぶエリアを歩いていると、さっそく芦沢さんが動き出しました。

芦沢さんが確認したのは、「ゴミ収集場」。「ゴミ収集場の管理状態から、入居者のモラルが分かる」と話し、ゴミが散乱していないか、ゴミ出しのルールは守れているかなどを確認していきます。

「あまりにもゴミが散乱している物件は、購入後に入居者クレームなどのトラブルが起こる可能性もあるため、できるだけ購入しないようにしています」(芦沢さん)


次に芦沢さんがチェックしたのは、建物外構によくある植栽です。雑草が生えたままになっていないか、樹木の手入れは施されているかを見ていたようです。

植栽を綺麗に保つためには、専門業者に手入れを依頼する必要があり、当然費用が発生します。この費用は管理組合の修繕積立金から出しますが、「マンションの修繕積立金が枯渇しているような場合には、入居者の生活に大きな影響は与えない、植栽の手入れなどは後回しにされがちです」と芦沢さん。

つまり、植栽がきちんと手入れされているということは、修繕積立金が不足している状況ではないと推測ができるのだそうです。

潤沢な管理費・修繕積立金がないと、突発的な修繕が発生した際、余計な費用が発生する恐れもあるため注意が必要だと言います。


そのまま街歩きを続けると、エントランスの窓ガラスが破損しているマンションがありました。これを見た芦沢さんは、「共用部にある窓ガラスが割れたり、自動ドアが故障したりしている場合には、管理組合の保険を適用して直すか、修繕積立金で修繕するんです」と解説。

そのため、「物件の購入をする際には、管理組合が加入している保険の内容にじっくりと目を通してほしいですね」と芦沢さんは語ります。

「物件を紹介してもらった仲介会社に相談すれば、その物件の保険証書や、修繕積立金の積み立て状況などの詳細資料を持っていることがあります」と芦沢さん。物件を購入する前に管理会社に相談し、どのような保険に加入しているのか、修繕積立金はいくら貯まっているのかなど、詳細資料を確認しておくようにしましょう。


投資歴26年という芦沢さん。これまで多くの区分マンションを見てきた経験をもとに、購入する区分マンションを選ぶ上での注意点についても話してもらいました。

まず芦沢さんは「収支をきちんと確認することが重要です」と言います。

例えば、築年数が浅いマンションは、立地が良く見た目がきれいなことも多いため、初心者が購入しがちだと指摘。こうしたマンションは、購入当初は家賃が周辺相場よりも高く得られることが多いです。

ただし、築年数が経過すれば徐々に家賃が下がり、修繕積立金が徐々に上がっていく傾向にあります。購入金額や諸費用以外に、将来発生する恐れのある修繕費用もシミュレーションに盛り込んだ上で、購入前の段階で収支を確認する必要があると芦沢さんは言います。

また、「周辺の競合物件の調査を怠らないようにしてほしい」と呼びかけます。その際、注意したいのは競合物件の選定。「中古ワンルームマンションの競合は、周辺の古い木造戸建てやコインパーキングなども含まれるので、中古マンションだけの調査では不十分」なのだそうです。

相続などをきっかけに、木造戸建てやコインパーキングが賃貸アパートになるなど、いつの間にか競合物件が誕生することもあると話します。

一方、案外見落としがちなポイントですが、災害リスクは十分に調べておく必要があるという芦沢さん。例えば、今回見た立川エリアには『立川断層』という活断層があります。

こうした活断層のあるエリアにある物件を買った場合、地震が起きた際に大きな影響が出る可能性も考えられます。そのため、「活断層があるエリアで物件を購入する際は、管理組合が加入している保険証書を確認して、地震保険に加入しているのかといったチェックも重要でしょう」と話しました。


不動産投資にはさまざまなリスクがあるため、エリアや時期など「広く分散する必要がある」と芦沢さん。

不動産投資をする上では、震災リスクや競合が乱立することによるリスクなど、長期スパンでさまざま検討しなくてはなりません。そのため、「場所(購入エリア)や時期(購入タイミング)などを分散することで、リスクを減らしていくことはできます」と指摘します。

また、芦沢さんはこれから不動産投資を始めようとする人に向けて、「建物全体の将来の修繕はどうなるか、修繕積立金で修理できるか、管理組合に修繕積立金はあるかなど、多くのことを見極めた上で、投資判断をしていただければと思います」とアドバイスを送りました。

「事故物件買取センター」とは?(転載)


 全国から問い合わせ殺到 事故物件買取センターの勢い止まらず。関西から東京に出店

事故物件と聞くと関わりたくないと思う人が大半だろう。だが、そんな物件ばかりを買い取り、残置物を処理、改装して市場に出している会社がある。株式会社あきんどが手掛ける事故物件買取センターである。

5年前にスタート、ここ1年で急成長


同社は大阪府守口市に本社を置く不動産買取再販を行う株式会社なにわ工務店の関係会社で、事故物件を専門に扱う別会社を始めたのは約5年前のこと。

「なにわ工務店経営者の家族への、知人からの相談がきっかけでした。親が自宅で亡くなり、その家を処分したいと考えているが引き受けてくれる不動産会社がなくて困っているとのこと。

それまでの買取物件の中にもそうした物件はあったのでしょうが、相談を受けて改めてそうした問題で困っている人がいること、さらにこれからも増えるだろうことに気づいたのです。

それで株式会社あきんどを立ち上げ、事故物件を専門に扱うことになりました。2021年7月で立ち上げからちょうど5年になります」。

最初は地元である京阪エリアを中心にチラシを撒く程度で、問い合わせも周辺からだけ。月に数件くらいだったというが、1年ほど前にホームページをリニューアルしたことで徐々に問い合わせが増加。エリアを全国に広げたことで月に100件を超える個人や業者からの問い合わせが届くようになったという。

そのうちから買い取れるものがあれば月に15~20軒は買い取っているという。

この間で少しずつ競合と思われる会社も出てくるようにもなったが、全国に無料で査定に行って積み上げてきた実績は強く、今現在では日本で一番事故物件を扱っているのではないかと思われる。

生死に関わることから建物、地域に瑕疵のある物件も


事故の内容としては孤独死、自殺、殺人や心中などのように人の生き死にに関わるもののほか、火事にあった、傾きがある、再建築不可、シロアリ問題がある、長屋・連棟、狭小地、借地などといった建物、土地に瑕疵や売りにくい条件がある、近隣とトラブル、もめごとがある、クレーマーがいる、ごみ屋敷になっているなど人の問題まで幅広い。

多くの人は最初、地元の不動産会社に相談するものの、そこで敬遠されてこの会社に、ということも少なくない。

事故物件という言葉だけで特殊なイメージを持ち、扱いたくない、扱いづらいと思ったり、残置物や清掃などの手間をかけたくない、そうしたノウハウがないなどが敬遠される理由だろう。地元だけに風評被害を懸念するということもあろう。

だが、同社の場合には残置物の処理から始まる改装、地元の不動産会社に依頼しての売却活動に至る一連の作業は事故物件以外でも同じ。つまり、ノウハウがあるのである。

査定に独自のノウハウ、売れなくても仕方ないという覚悟


さらに近畿圏から始まり、東海、九州などへ広がって全国で査定経験を積み重ねてきたこともノウハウとしては大きい。

「事故の影響性は物件、地域、居住者などによって違います。駅前の利便性優先のマンションならそれほどの瑕疵と思われないものが、新築の住宅での事故だと大きなダメージになりますし、高齢のご夫婦が住んでいたなら気にならないところが、若い夫婦で事故があったとなると売りにくい。

またその街の人口構成、購買層がいるかどうか、過去の成約事例に加えて人の流れや地域柄などを考えます。もちろん、必ず現地は見ます。従来の査定よりも検討することが多いです」

相場はあってないようなもの。一般的な相場に比べれば安いのは確かだが、場所により、需要と供給によって異なるという。それは同社の急いで売ろうとしていないという同社の姿勢とも重なる。

「不動産には賞味期限がなく、適切に手を入れておけば腐りません。私たちの改装では床から壁、ユニットバスその他の水回りまで徹底的にリフォームするので事柄は残るとしても面影はなくなります。

そして、安ければ問い合わせはきます。とはいえ、反響が多くすぐに決まる物件もあれば、1年以上動かない物件も。必ず、すぐ売れるというわけではありません」。

物件としては父が亡くなるなどして相続した物件の売却依頼が多く、全体の半分くらいを占める。

その家で生まれ育った人もいるにはいるが、自分が使う家ではないという意識があるようで、感傷的になるよりは早く処分したいという気持ちが強い場合が多いそうだ。ちなみに人が亡くなった家のうちの7~8割は相続で取得したものだという。

プライバシーには細心の注意


事故物件の場合、特に注意すべきはプライバシーの問題。

「買取依頼を寄せてくる方々はネガティブな事情に直面された方が多いので、誰にも知られることなく、売却を済ませたいという要望をお持ちです。

今の時代、プライバシー保護は当たり前に言われていますが、事故物件を扱う場合にはそれ以上に最大級の配慮が必要だと感じています」。

その点から考えると事故物件で地元に事情を知られたくないと考えた場合、実は地元の不動産会社以外に依頼するほうが情報の流出を抑えられるという考え方もあり得るのではなかろうか。

ごみ屋敷居住者は複数のトラブルを抱えている


数は多くはないが、事故、事件があった物件の相談もある。本人以外にも士業を経由しての相談もある。近隣トラブル、近所のクレーマー、ごみ屋敷が理由の物件もあり、実に幅広い相談が持ちかけられる。

「ごみ屋敷の所有者の多くは債務を抱えています。問題をひとつ抱えているひとは、聞いてみると他の問題も抱えているものです。

そこで今のままで買い取りではなく、経済状況によっては自己破産を勧めることなどもあり、最良の解決が提案できるようにいつもなにかしらの勉強をしている感じです」。

こうした相談に応じ、全国に無料で査定に行き、すぐ売れるわけでもない、融資のつかない物件を現金で買い取れるのはなにわ工務店本体の資力があるから。あらかじめ、買い先を見つけてから購入という会社はあるが、出口を考えずに買えるのはそのためだ。

それでも買わない物件の条件とは?


他社が買わない物件を積極的に買っているとはいえ、買わない物件もある。それが過去に地域での売買履歴がなく、賃貸ニーズもなく、修復が困難なほど老朽化した物件で、仮に解体しても利益が全く見込めないものだ。

「流通性がなくても家がしっかりしていれば賃貸用に買う人がいるでしょうし、買取金額が安ければ残置物があって、建物が多少傷んでいても賃貸ニーズがあれば買うこともあり得ます。どれかひとつの条件をクリアしていれば考えますが、3つの条件が重なっている物件はダメ。買いません」。

この3条件が重なる物件は投資すべき物件ではなく、再度流通させるのは難しいというわけだ。

現状では同社物件を知る手立てはないが……


さて、様々な地域でワケありとはいえ、相場より安い物件が供給されているのであれば買いたいと考える人も多いはず。だが、現状では同社が手がけた物件を探すのは難しい。

「買うまでは他社には見せず、購入後もしばらくはどうリフォームするかを考えて寝かせていたりします。その後、リフォームしたら販売は地元の不動産会社に任せており、自社でレインズに載せることはあるにしても売るところにはあまり関与しません。

弊社が事故物件を扱っていることを知ったいろいろな地域の方から買いたい、賃貸に使えるような物件はないかなどお問い合わせは受けますが、将来的にホームページに載せることはあるかもしれませんが、現状では地元の会社さんにお任せしています」。

物件はきれいに改装され、地元の不動産会社が販売を担当。もちろん、過去の事情はきちんと説明した上で売られているが、そこでは同社の存在は見えなくなっているのである。

東京に支店、その次は九州、愛知にも


ただ、今後の展開次第ではもしかしたらという期待もある。なにしろ、同社の事業は現在急成長を見せている。手始めに首都圏に拠点を持つそうで、すでに御徒町にオフィスを手配済み。知事免許を大臣免許に書き換え、7月下旬からは本格的に業務を開始。同時に首都圏で流すTVCMも作成中。

さらに今年、来年くらいには福岡、愛知への出店を考えているとも。5年前にこれからニーズがあると読んだ通りの展開になっているのだ。

ちなみに関西から始めたビジネスながら現在の取り扱いでは東京23区を除く首都圏の千葉県、埼玉県、神奈川県を含めた関東エリアが多く、ついで福岡をトップに熊本、佐賀など九州エリアなどとなっているとか。

「これまで本当に大阪から無料で査定に来てくれるんですか?あとで多額を請求されたりしませんか?と不安がられていましたが、今後はそれが無くなります(笑)」。事故物件がきちんと流通するようになる日も近い。

不動産が下がるとしても、投資した方が儲かる理由(転載)~不動産はエブリデイ買い時~


不動産が下がるとしても、投資した方が儲かる理由:

今月更に東京23区に不動産を購入しようと、金融機関に融資の打診をしています。もし借りられれば、いよいよ2ケタ億円の借入残高になります。お金は借りられるだけ借りておいた方が良いというのが私の投資の考え方です。

しかし、東京の不動産は上昇を続けており、今から購入すると高値掴みになるのではないかという、「不動産評論家」の意見もあるようです。

まず、私は不動産の価格に関しては大きく下がる可能性は低いと考えています。また、もし不動産価格が下がったとしても、投資した方が儲かる可能性も充分にあります。それは、借入金利と不動産賃貸利回りの差(イールドギャップ)が時間と共に収益を積み上げていくからです。

具体的な数字で考えてみましょう。

賃貸利回りが4.0%(管理費などを差し引いたネット利回り)の中古ワンルームマンションを2000万円の全額借入で購入するとします。借入金利が1.5%(金利差2.5%)であれば、35年借入で61,236円となります。

家賃は手取りで66,666円で、元利均等ローンの返済額は毎月61,236円ですから、毎月5000円程度のキャッシュフローを得ることができます(これは年に1回の固定資産税の支払いに充当できます)。

ローン返済の初月の内訳は36,236円が元本返済、25,000円が利息分となります。元本が減っていくと、毎月の元本返済部分の比率が高くなっていき、借入残高が減少していきます。返済を続けていくと

5年後には、借入残高17,743,664円(2,256,336円の返済)
10年後には、借入残高15,311,709円(4,688,291円の返済)

となります。

つまり、10年後であれば、2割以上物件価格が下がっていても、売却すれば利益が出るということです。

上記例のように、金利差が2.5%程度あれば、35年ローンで毎月のキャッシュフローが得られ、年間で50万円弱の含み益を蓄積することができます。それが物件価格の下落よりも大きければ、物件価格が下がっても投資した方が有利となるのです。

これは、株式投資で、値上がりするかしないかというキャピタルゲインに賭ける投資をしている人には、なかなか理解できない不動産投資の醍醐味です。自分が返済するのではなく、賃借人の家賃で勝手に返済が進むのです。

金融資産への投資で、毎日消耗している人は、是非不動産投資への投資対象の拡大を実践するきっかけにしてみてください。

※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

東京23区からの転出者はどこに行ったのか?


 武漢ウイルスの蔓延でリモートワークが常態化し、その結果東京23区の人口が減っているらしい。

では、東京23区を去った人はどこに行っているのだろうか。

以前「熱海に引っ越しました」みたいなニュースを見たことがあるが、ウラケン先生がトップ30をまとめてくれていた。

ポイントは都内へのアクセス(電車でも新幹線でも)が1時間というのがポイントになっている模様。

武漢ウイルスが落ち着いた後、働き方がどうなるか見えない部分もあるが、毎日電車痛勤するようなケースはなくなっていくと思われる。(個人的には全体の半分を上限にテレワークが容認されるような気が何となくしている)

そう考えると、都内まで1時間でアクセスできる今回のリストはいろいろ参考になる点があると思う。

個人的には川崎に興味があり、今回リストに上がった川崎エリアは是非今後の投資戦略に活用していきたい。

■ホット!?な川崎エリア
・宮前区
・高津区
・多摩区
・麻生区




FIREに向けたセミナーを聞いてみる~区分で実現するには、まず1戸目の完済が重要~


先日、日本財託のオンラインセミナーに参加した。

投資の話に簡単に儲かる上手い話は無い。

個人的には「簡単に儲かる」=「ハイリスク」だと思っているので、仮にその方法で短時間に資産を100倍にしたとしても、同様に短時間で巨額な損失を被るものである。

現在、私が投資関連で信用しているのは、今回セミナーに参加した日本財託(区分投資)ウラケンさん(不動産投資全般)小次郎講師(株式投資全般)内藤忍さん(インデックス投資)といった方々である。

ちなみに日本財託は「コツコツ」や「まめまめしく」というワードが良く出てくるが、これが個人的には性に合っているようで好きである。

今回のセミナーでひとつ勉強になったことがある。

下の図は不動産投資会社と面談をする際に聞いておくべきことのサンプルであるが、「いま販売を停止しても、会社は成り立つかどうか」である。


以前、とある不動産投資会社と面談した際、「管理委託料は1,000円です」と言われ、漠然とした不安を感じたことがあった。安い分にはよいのだが、いざというときにちゃんと動けるのだろうか?

そうした不安を抱えつつも、1,000円が妥当なのかを確認する良い質問が出せず、納得せざるを経なかったことがある。

それに対する解が「いま販売を停止しても、会社は成り立つどうか」である?

つまり、販売を停止すると会社が傾くような会社は管理をオマケ的な位置づけでやっているので、長期のパートナーとして不適切ということである。

日本財託は管理手数料3,000円くらい取る気がしたが、管理委託業務の質を考えると個人的には妥当と考えている。

今回のセミナーでは、珍しく、FIREを実現した事例の紹介があった。


こういう事例は非常に参考になる。

業者が作ったイメージ図ではなくて、実績ですからね。

ちなみに、先日見たウラケン不動産の下記の動画を中古区分マンションで実現した構図になっており、個人的には大きなモチベーションアップになった。


前々から言われて分かっていることだが、まずは1戸目の完済が重要である。

バックアップ

うんこお金ドリル(転載)~友達から「お金を貸して」と言われたらどうするのが正解?~


うんこお金ドリル:

 なんとうんこドリルとあの金融庁がコラボして、「うんこお金ドリル」を公表したとのこと。で、早速やってみました。で、4つの問題のうち1問を思いっ切り間違えました。というか間違いとされたのですが、私は納得がいきません。問題は、「友達から「お金を貸して」と言われた。どうすればいい?」です。

 「代わりにうんこをあげる」を押して間違えたのではありません。「すぐに貸してあげる」も選びませんでした。「事情をきいて、なっとくしたら貸してあげる」を自信を持って押したら、間違いとされました。正解は「絶対に貸さない」とのこと。マジかよ!そんなの悲しいじゃん。助け合わなくていいの?

 片やアメリカでは、子供の頃からモノポリー(ボードゲーム)で遊び、あのゲームはとにかくお金を借りて家を建てた者が勝つように出来ています。そうしてアメリカ人は借りて消費や投資をして経済を大きくし、我々は現金経済で中々成長しないのではないでしょうか?日本企業の内部留保も巨額だし。 

 ま、しかし、そんな経済の話の前に、「理由がなんであれ、友達どうしでのお金の貸し借りは絶対にいかんぞい」という解説は、まぁその気持ちも分からないでもなく、私も親からは「友達に貸す時は返ってこないと思って、それでもいい時だけ金を渡せ」と小さい頃に聞かされた記憶があるのですが、政府が、金融庁が公言することかとなると、私にはそうは思えません。うんこプリプリ!

定価制フルリフォームプラン『ワンルームリノベ』販売開始(転載)~フルリノベが定額でできるのはイイネ!~


定価制フルリフォームプラン『ワンルームリノベ』販売開始

「人生100年時代」を見据えながら、不動産の資産運用コンサルティングを行う総合不動産商社の株式会社ランドネット(本社:東京都豊島区/代表取締役社長:榮 章博)は、賃貸マンションの空室問題を抱えるオーナー様向けに安心の定価制によるリフォームプラン『ワンルームリノベ150』、『ワンルームリノベ180』を2021年3月2日より販売開始致します。

概要

当プランは、25㎡までのワンルームを対象に、表層や設備交換も含めたフルリフォームを定価制で施工するサービスです。

通常同規模の標準工事費用は250~300万円程度ですが、「ワンルームリノベ150」では定額150万円※1で追加費用も一切発生しないので、賃借人退去時に要する高額な費用負担を軽減することが出来ます。
また「ワンルームリノベ180」では、3点ユニットバスをバストイレ別の仕様にする等、間取りの変更も可能となり用途に合わせたプランを選ぶことが出来ます。

設計・工事・管理を一貫して社内で内製化することで、お客様にとって「安い・安心・丁寧」の信頼と定評を頂いております。今後も企業目標である「不動産流通業を革新する世界No.1企業」を目指し、不動産価値の向上を図るためサービスの拡充に努めて参ります。

【3点ユニットバスを間取り変更した写真イメージ】 ※実際の物とは異なる場合がございます。

【3点ユニットバスを間取り変更した写真イメージ】 ※実際の物とは異なる場合がございます。

『ワンルームリノベ150』 標準仕様

(標準仕様以外はオプションも可能)

玄関
土間: 既存シート剥がしクッションフロア貼
上り框: 塗装仕上げ or 清掃
ドア(内側): 塗装仕上げ or 清掃
玄関収納扉・内部: 塗装仕上げ or 清掃

壁・天井
塗装仕上げ or クロス貼り・デザインクロス(一部)
廻り縁​
塗装仕上げ
巾木

新規ビニル巾木交換 or 塗装仕上げ

室内及び廊下部分: フロアタイル張り
建具
扉・枠: 塗装仕上げ 収納扉・枠: 塗装仕上げ
収納内部: 塗装仕上げ + クロス張り
キッチン
ミニキッチン新設(W=900)
UB
3点式UB(1014サイズ・浴槽・洗面台・便器・鏡)※浴室乾燥機無し
UB枠新設

電気工事
スイッチプレート、コンセントプレート交換、
既存配線切回し 火災報知器(電池式)、インターホン新設
廊下・室内:レール2本、スポット照明4台新設
設備工事
設備交換に伴う、既存給排水管切回し・給湯配管切回し
(既存配管に漏水が無いか確認し、切回し配管を行います。漏水時は別途)
その他
養生 ルームクリーニング 洗濯機パン交換
給湯器交換※給湯専用

ワンルームリノベ150_標準仕様イメージ

ワンルームリノベ150_標準仕様イメージ

ワンルームリノベ150・180の標準仕様イメージ(共通)

ワンルームリノベ150・180の標準仕様イメージ(共通)

ワンルームリノベ180』 標準仕様

(標準仕様以外はオプションも可能)

玄関
土間: 既存シート剥がしクッションフロア貼
上り框: 塗装仕上げ or 清掃
ドア(内側): 塗装仕上げ or 清掃
玄関収納扉・内部: 塗装仕上げ or 清掃
壁・天井
塗装仕上げ or クロス貼り・デザインクロス(一部)
廻り縁​
塗装仕上げ
巾木
新規ビニル巾木交換 or 塗装仕上げ

室内及び廊下部分: フロアタイル張り
建具
扉・枠: 塗装仕上げ 収納扉・枠: 塗装仕上げ
収納内部: 塗装仕上げ + クロス張り
キッチン
ミニキッチン新設(W=900)
UB
2点式UB(1014サイズ・浴槽・洗面台・便器・鏡)※浴室乾燥機無し
UB枠新設
電気工事
スイッチプレート、コンセントプレート交換、
既存配線切回し 火災報知器(電池式)、インターホン新設
廊下・室内:レール2本、スポット照明4台新設
設備工事
設備交換に伴う、既存給排水管切回し・給湯配管切回し
(既存配管に漏水が無いか確認し、切回し配管を行います。漏水時は別途)
その他
養生 ルームクリーニング 洗濯機パン交換
給湯器交換※給湯専用

以下180プランでの追加部分
トイレ

洗浄便座付便器、タオルリング、ペーパーホルダー、トイレ扉新設
収納
クロゼットドア、枕棚、ハンガーパイプ新設
洗濯機置場
洗濯機置場を室内に新設 洗濯機パン新設
間取り変更
ユニットバス解体とクロゼット増設に伴う間取り変更実施

※1 税別価格となっております。2021年4月1日より「総額表示義務」により、プラン名が変わる場合がございます。

ワンルームリノベ180の標準仕様イメージ

ワンルームリノベ180の標準仕様イメージ

会社概要
名称: 株式会社ランドネット
代表者: 代表取締役社長 榮 章博
所在地:東京都豊島区南池袋1-16-15 ダイヤゲート池袋7階
設立:1999年
資本金:1億円
事業内容:不動産投資事業/投資用中古マンションの売買/売買仲介・賃貸・賃貸仲介・賃貸管理/不動産コンサルティング/不動産投資セミナーの開催/不動産賃貸事業/リノベーション事業・リフォーム事業/不動産クラウドファンディング事業
WEBサイト:https://landnet.co.jp
リフォーム・リノベーションサイト:https://landnet.co.jp/reform

都心区分中古マンションを買うなら知っておきたい「築年数」と「エリア」の傾向とその根拠(転載)


都心区分中古マンションを買うなら知っておきたい「築年数」と「エリア」の傾向とその根拠

前回は「 東京クルージング 」で令和の時代の都心から、水路、河川、東京湾巡りで江戸時代を眺めてみました。この時の交通手段が江戸城外堀でした。ここは江戸時代の物資の大量輸送手段であり、物流のメインストリートでもあったわけです。今回はこの「 お堀 」をマクロな視点で見てみましょう。

江戸城と対比されることもある大阪城ですが、周囲は淀川を利用したお堀でぐるりと囲まれ、鉄壁の守りで有名です。大阪冬の陣では、さすがの東軍も攻めあぐね、力攻めを主張する秀忠を家康が抑えました。

英国製の最新輸入兵器・長射程の巨大攻城砲( ガルバリン砲4門、セーカー砲1門、射程6km以上。陸上自衛隊でいえばM59カノン砲かFH70榴弾砲といったところでしょうか?)も登場しました。その大砲で淀殿と秀頼の居る本丸を直撃するという心理作戦で、講和と調略に持ち込みました。

■ 江戸時代「 の 」の字状に城外へ広がっていった城下町発展

大阪城のお堀は、ぐるりと城の周りを囲んでおり、踏み込む隙もない「 お堀 」でした。一方、江戸城の「 お堀 」を見ると、現在は一部埋め立てられていますが、「 の 」の字の形で渦巻状に広がっていることがわかります。

当然、お堀に囲まれた土地も、「 の 」の字に沿って、渦巻状に繋がって伸びてゆきます。つまり、徳川家康は江戸城を中心に城下町が外へ外へと発展できるような都市計画を最初から基本設計していたわけです。

この構造から、これからは戦( いくさ )よりも経済発展だと見込んだ徳川家康の先見の明が感じられます。そのお陰で現在の東京の発展に繋がっているのかもしれませんね。

■ 昭和後半から「 の 」の字状に都心部から建てられていった区分分譲ワンルームマンション

さて、ここで、区分不動産投資家としては、これを東京都心部のマンション( 以下、投資目的で建てられた単身世帯向け投資区分分譲マンションとし、ファミリー実需向けは除きます )の歴史に当てはめてみたいと思います。

すると、意外な発見がありました。ベテラン大家の皆様には、釈迦に説法的なお話で恐縮ですが、マンション投資入門者の方で、これから都心部で中古区分物件を探してみようという方の参考になると思いますので、詳しく紹介します。

私が何を言いたいかというと、「 東京にある区分マンションは、江戸城の周囲の「 の 」の字に沿って築年数が変化していく 」ということです。言い換えると、「 の 」の字の中心部ほど築年が古く、外側へ行くにしたがって新しくなっているのです。

具体的には、初期のワンルームマンションはマイルストーン的な存在であるメゾン・ド・早稲田、四谷ハイツ、中銀カプセルタワー、ニューステートメナーのように、1970年代に山手線内側の都心中心部に建てられました。

そこから1980年代の経済発展期に、城南地区方面の一等地に次々と投資用ワンルーム物件が建設され、城西方面の目黒区、世田谷区、中野区などへ広がってゆきました。

更にバブル期に地価が高騰し始めると、城北、城東と都心直近で利便性が高い割に、比較的地価が低めで土地が仕入れやすいエリアへ「 の 」の字状に広がってゆきます。

そして1990年代、京浜地区へ飛び出し、札幌、福岡、大阪、名古屋、仙台と全国の中核都市へ飛び火してゆきました。この流れ、江戸時代の江戸城水路に「 の 」の字発展にそっくりですよね(笑)

このハイアラーキーを知っておくと、およそ、どの程度の築年数の物件なら、どのあたりのエリアを探せばお目当ての物件に巡り会える確率が高いか?のヒントになると思います。

もっとも、都心3区、都心8区は、この「 の 」の字の2サイクル目、3サイクル目に入っています。バブル崩壊から復活してきた1990年代後半には、都心部の虫食い状の駐車場だった土地などに、今度はワンルーム規制条例の対象にならない30㎡程度の広めの1DK、1LDK等の投資用マンションが建てられました。

その2サイクル目物件郡は、現在では築20年程度の中古物件として広く流通しています。そして、このような物件は再び京浜地区、全国の主要都市部へと、かつてのように広がってゆきました。

■ どの辺りの場所ならどの程度の築年、間取りの中古ワンルームが多いか?

歴史を知ると、「 賃貸需要が抜群の都心3区に物件を欲しい。漏水リスクなども少ない築20年以内で、少額で投資できる15㎡3点ユニットワンルームならお手軽&有利に投資できそうだから、探してみよう 」と思っても、見つからない理由がわかりますね。

「 都心周辺8区の立地で、30㎡程度、戸数が多く修繕金が十分積みあがっているバストイレ別の1DK、1LDKなら、今後も需要は強そうだ。30年超の築古でも大規模修繕で挽回できるし、古い分だけ安く買えるかもしれないから探してみよう 」という場合も、見つからないわけです。

( 例外として、土地オーナーさんが建てた一棟物件が、事情があって区分として分譲された物件に巡りあえる場合などは別ですが、そういう物件は多くないので、なかなか難しいでしょう。)

振り返ると、20年前の2000年当時は、15㎡クラスのバストイレ一体型ワンルームはほぼ底値状態で、買い放題でした。私は今のような時代が来るなどと想像もつかず、チキン状態で少しずつ投資していました。

今思えば数十万円程度の指値などせず、紹介された物件は全部買っておけばよかったな!?と反省します(笑)
( マイケルジャクソンの買い物のように、『 この棚のJewelryここから、ここまで全部買うよ 』という感じですね:笑)

一方、その10年前の1990年位にどんどん買っていたら、その後のバブル崩壊で大変な目にあったでしょう。最初の1室を買っただけで踏みとどまった自分をほめたいですし、そうしてよかったと冷汗が出ます。

また、ワンランク上の30㎡クラスのバストイレ別の1DK、1LDK物件は2000年くらいに都心部から外側へ吹き出し始めました。こちらは、インカムだけでなく、売却時の利益確定を前提としないと投資できない価格でした。こちらは、むしろ、これからじっくり選んで買うべき物件だと思います。

このように、区分物件( 特に投資用物件 )は時代ごとに特性が分かれており、同じ時期にまとまった類似物件群が同じエリアに集中しやすくなります。それを知っておくと、物件が探しやすくなると思います。

また、私達のような不動産のプロではない個人投資家が区分物件投資をする場合は、時期を分けて、立地を分けて、少しずつ分散投資をしてゆくことでリスクを抑えられることがわかります。その際にも、この 「 の 」の字が参考になるのではないでしょうか。

歴史と投資に「 if 」は禁物ですが、皆様もこの「 の 」の字をイメージしながら東京の地図を広げ、色々なif想定のものに思考シミュレーションを働かせてみると、今後の投資へのヒントが得られるかもしれません。

区分投資のレジェンド、 芦沢晃さんによる、不動産投資で失敗しないための勉強の仕方~役に立った書籍や勉強会~(転載)


不動産投資で失敗しないための勉強の仕方。役に立った書籍や勉強会。

不動産投資での失敗は文字通り、命取りになります。そこで大切になるのが勉強です。私が大家さんの色々な集まりのお仲間に入れて頂くようになって、15年程度が過ぎました。今も機会があれば、色々な会合へ参加して勉強させてもらっています。

そこでお会いする方の中には、複数の投資区分分譲マンションを多額の融資で購入し、毎月持ち出しになっているという方もいらっしゃいます。投資される前に、こういった会で先輩大家さんのアドバイスを受けていれば…と痛感致します。

そこでふと思い浮かんだのが、私が青春時代に愛読した作家の一人、中島敦です。


 格調高い漢文調の洗練した文体の「 山月記 」は、唐代、孤高の秀才、隴西の「 李徴 」が虎になってしまう。という清朝の説話集『 唐人説薈 』中の「 人虎伝 」( 李景亮の作 )が素材になっているといわれ、ドイツの文豪カフカの「 変身 」にも似たフィクション物語です。

李徴が虎になってしまった原因は、自身の臆病な自尊心、尊大な羞恥心故に、周囲と交わらず切磋琢磨しなかった怠惰だと気付き、虎の姿で偶然再会した旧友に之を語る。という、芸術家の運命の悲哀や狂気を告白的に描いているストーリーです。

李徴ならずとも、心当たりのある方は多いように思います。株式投資なら一人、孤高のデータ分析で勝てるかもしれませんが、不動産投資はどんな優秀な人でも周囲とのネットワークなしに成功はあり得ません。

マネーの「 虎 」と化し、一人孤独に多額の負債を背負い、「 人 」を辞めないまでも法人破産して事業主をやめることになってしまう…。そうならないよう、ぜひ、大家さん仲間を作り、勉強の機会を増やしていきましょう!

初期の頃の私の勉強の仕方


私の不動産投資の師匠は沢孝史氏です。2004年に筑摩書房さんから「 お宝不動産で金持ちになる 」を出版され、ご自身も大家仲間の相互交流を目指して「 お宝不動産セミナー 」を主催されました。( 今は開催されていません )


私も縁あって、ボランティア( 無理やりおしかけて弟子入り? )でセミナーをお手伝いさせていただきました。そのおかげで今の自分があると本当に感謝しています。

このセミナーの根底は「 主催者=講師=不動産投資家、同じ立ち位置で勉強&実践する 」ことでした。この「 同じ立場 」で切磋琢磨しあうことが非常に大切だと感じています。

それまで、マンション業者さんの販売セミナーや、ハウスメーカーさんの地主さん向けセミナー等はありました。しかし、「 大家仲間相互供与のセミナー 」はなかったように思います。

例えばその集まりでは、戸建大家の方が講師の会では、地中を含めたセルフリフォームの話を伺い、その難易度は兼業大家には容易でないと感じました。部分的ですが、区分物件に生かせる方法を実践するヒントも頂けました。

元不動産賃貸仲介会社店長の方が講師だった時は、区分零細兼業大家の非力さを思い知らされました。弱者なりに、自主管理の賃貸付けのヒントをキャッチすることで、どうすれば客付業者さんの心を掴めるのかを考え、トライするきっかけとなりました。

RC一棟物に投資されている方が講師だった時は、管理組合での建物管理や設備保守の維持費について、スケール感を掴めました。

また、融資と物件購入のタイミング&巨額の資金ハンドリング等を整合させる難しさを知りました。同時に、キャッシュの強さと現金買いのフットワークの軽快性を再認識できました。

自主企画の木造狭小新築アパートを運営されている講師のお話も面白かったです。そのようなアパートは好立地の駅近区分マンションの強力なライバルとなります。自分の物件に何を取り込んでいったら競合生存できるのか?を研究するきっかけになりました。

2次会の席で、銀行員の参加者の方に、区分物件の担保価値の弱さについて、プロの目で語っていただき、戦略を立てる上で役立ったこともあります。他の投資手法を実践する方の話をフィードバックすることで、自分の区分物件運営に活用できたわけです。

物件を買う前に不動産投資家同士の集まりに参加しよう


私は26年間大家を続けています。区分物件での零細個人大家業のままですが、当時、「 お宝不動産セミナー 」へ参加されていた方々は、それぞれに成功した不動産ビジネスモデルを確立され、各分野でご活躍中です。( 俗に言う、キラキラ大家や、共食い大家ではなく… )

大家業はもちろん、メディアを通じての情報発信、インターネットでの投資不動産販売、不動産情報サイトの運営、教材販売、良心的コンサルタントなどなど。中には東証1部上場を果たし方もいらっしゃいます。

その時代の権威や格式に縛られず、変革期に有志が集まり、多くの人材を生んだ、緒方洪庵の「 適塾 」や吉田松陰の「 松下( しょうか )村塾( そんじゅく ) 」のようです。

沢孝史氏の「 塾 」に集った逸材が、互いに切磋琢磨して、世襲地主さんだけの世界だった大家業にパラダイムシフトを興したともいえます。

現在も各地で「 不動産投資家同士の集まり 」があります。同じ仲間同士で対等な立場で知識や経験などの情報を交換しあい、切磋琢磨しあえる関係を入門者の方は是非、作っていただくことをお勧めします。

業者の話だけしか聞かずに物件を買い進め、失敗する人が後を絶ちません。投資する前に、大家さんが書いた本を何冊か読んで、体系的な知識を身に着け、その後、大家さんの会で筆者ご本人や、同じ大家仲間から本音でリアルな情報を聞くことで失敗を防げます。

本を読む時の注意点


学習には読書も有効です。その時、どんな立場の筆者が何の目的で出版したのかを見極めて読むことが極めて重要です。大家さんが執筆した本ならいいというわけではありません。

販売数を伸ばす為、出版社さんからは独自性( 武勇伝とまでは言わずとも )を打ち出すようリクエストが入ります。しかし、属性も違えば時代背景も違う中で、著者の方がうまくいった手法がこの先、再現できるとは限りません。

とはいえ、やはり書籍には著者の知識を体系だって学べるというメリットがあります。大家さんの会などでは、苦労・失敗談等の本音のお話を聞けますが、短時間の会話では、断片的な切れ切れの情報に留まってしまいます。

大家さんの情報を得るためには、ネット上のホームページ、ブログ、SNS等から繋いで行っても良いでしょう。ただし、ネットだけですとタイムリーに自由発言される反面、情報は玉石混合ですので、リスクに注意しましょう。

これらで知識武装したうえで、実際の投資をスタートさせると、最初の一歩での失敗を防げると思います。

筆者も現在、星野陽子さんが運営されている「 マネサロ 」、古くからある「 大家さん学びの会 」などに参加しています。もちろん、特定のグループに入会せずとも、大家仲間で情報交換しながら一緒に歩んでみる方法もあります。

最初から一つのやり方に絞らず、広い投資手法を学ぼう


大切なのは、中古区分物件投資へ入門する場合でも、ぜひ、戸建、木造アパート、RC、自主企画新築など、色々な先輩大家さんから生のお話を伺うということです。場合によっては、株式投資家やもっと広い事業投資家の情報も有益な場合があります。

はじめる前から一つのやり方に固執するのではなく、幅広く情報を集めることが大切です。これらの情報群から色々な得失を自分の立場で理解し、その結果、自身に合った手法が見えてきます。そこから、少しずつ実践していけば良いと思います。

10を知って1を成すより、100を知って1を成す方が成功率は上がります。こうして第一歩を踏み出せば、そこから自然に今度はプロの業者さんとの関係が生まれて発展し、運営チームが、きっと創られてゆくことでしょう。

都心中古ワンルームマンションの価格は、ナゼ下がらないのか?(転載)


都心中古ワンルームマンションの価格は、ナゼ下がらないのか?

新型コロナウィルス感染拡大で、東京の中心部から郊外に移動する人が増え、不動産価格は下落すると言われました。しかし、今までのところ都心ワンルームマンションの販売価格は下がっていません。

これには、次のような理由があると思っています。

理由1.変わらない金融機関の担保評価

投資用マンションはローンを借りて購入する人がほとんどです。金融機関の物件評価価格が下がれば、借り入れ可能金額も下がり価格も下落します。

現状では、金融機関の都心中古ワンルームマンションへの評価は、低金利の継続と市場価格の安定から1年前とほとんど変わっていません。

理由2.家賃の高止まり

家賃が下がれば賃貸利回りが低下し、価格にもマイナスの影響となります。しかし都心中古のマンションの家賃は、都心3区などの中心部では上がり過ぎた反動から若干下がっていますが、全体ではほとんど変わっていません。

理由3.購入希望者の増加

在宅勤務の拡大により、時間が増えた人たちが、資産運用に興味を持ち始めネット証券の新規口座開設数は急増しています。金融商品だけではなく、投資用不動産にも興味を持つ人が増えてきています。

理由4.売却するオーナーの減少

既に不動産を保有している人たちは、慌てて売却するより、安定した賃料収入を引き続き得た方がメリットが大きいと考え、売却物件数が減っています。

これらの要因が相まって、投資家の都心・中古・ワンルーム購入ニーズは強く、販売会社が高く仕入れても、売れてしまうことから、販売会社間の仕入れ競争が激化しています。

自社で買取も行っている一部の会社以外は、仕入れコストは、ほとんど変わりません。商品のクオリティもほとんど変わりませんから、価格で勝負するしかありません。自社の利益を削って、価格を下げ、薄利多売で販売数を増やす動きが出てきています。

これは個人投資家にとって、購入コストの低下というメリットになります。


【2021年1月】株主優待戦略を考える(権利付き最終日:2021年1月27日 )


2020年1月の株主優待戦略を考える。

自分にとってはJALマイルの獲得が行動の源泉となっているため、プレミアム優待倶楽部の中から対象を絞り込んでいくこととなる。

優待取りで株式を取得して損失を出してしまっては元も子もないので、まずは下記のポイントで絞り込みを実施

①プレミアム優待倶楽部の9月権利確定企業の一覧を確認
 ⇒継続保有条件ありやポイント付与終了の企業は脱落

②証券会社のWebサイトにアクセスし、空売りが可能かを確認
 ⇒空売りできない銘柄は脱落

株主優待情報サイトにアクセスし、最も効率の良い投資対象を選定

上記の絞り込みの結果、なんと今回は条件を満たす企業がなかった。

それで終わりにするのは少しもったいないので、前回12月の優待取りの際の改善を検討してみる。

両建てで優待取りを行う場合、理屈上はプラスマイナスゼロとなるが、実際は取引手数料だったり貸株料だったりで細かいマイナスになっている。

なので、これらも含めて株主優待を取りつつも多少なりとも利益もとれるような両建てを検討してみたい。

何もネタがないと議論のしようもないため、1月に優待取りが可能で、且つ両建ても可能な鳥貴族(3193)をベースにいろいろ試行錯誤を重ねたいと思う。

1年前の振り返りとなるが、2020年1月の優待取りについては権利落ち日が1/29であった。

となると、前日の2020/1/28の株価で判断することとなるので、当時の情報を集めてみる。

【2020/1/28 鳥貴族(3193)
始値:2551
高値:2595
安値:2549
終値:2588

日足ATR:62
30分足ATR:13

※いずれのATRもローソク足20本分としている

基本的に優待取りなので、必ず約定させる必要が出てくる。

しかし成行だと始値で約定してしまい、指値だと刺さらないリスクが出てくる。

そこで、「不成」という、指値で刺さらない場合は前場の終値で成り行き注文に変更するという注文方法を取ってみる。

この方法でポイントとなるのが30分足のATRと踏んでいる。

仕掛けだが、前日終値と30分足のATRを使い、下記のように試算してみる。

【2020/1/29 鳥貴族(3193)仕掛け案
ロング:2575円以下で約定(終値2588-13(30分ATR))
ショート:2601円以上で約定
(終値2588+13(30分ATR))
※約定できない場合は前場終値で成行注文

さて、結果はどうであっただろうか?

Trading Viewの30分足でシミュレーションしてみる。。。。

【2020/1/29 鳥貴族(3193)結果
ロング:2575円 ※指値で刺さる
ショート:2496円 ※指値刺さらず、前場終値の成行注文で約定

ちなみに、1/29の結果は下記である。

【2020/1/29 鳥貴族(3193)
始値:2581
高値:2588
安値:2476
終値:2476

前場終値:2496
30分足ATR:18

つまり、持っているポジションは下記の状況となる

ロング:2575円(▲99)
ショート:2496円(20) 

で、手仕舞いに向けてどう考えるか。

ルールを仮で作ってみる。

【仮ルール】
・目標価格を約定金額±1ATRで設定
・すでに2ATR以上利益が出ている場合は成行

で、このルールに乗っ取って、手仕舞案を考える

【2020/1/30 鳥貴族(3193)手仕舞案
ロング:2593円以上で約定(約定価格2575+18(30分ATR))
ショート:2478円以下で約定
(終値2496-18(30分ATR))
※約定できない場合は前場終値で成行注文

改めてTrading Viewの30分足でシミュレーションしてみる。。。。

【2020/1/30 鳥貴族(3193)結果
ロング:2593円(18) ※指値で刺さる
ショート:2478円(18) ※指値刺さる

ロングとショートでそれぞれ100株ずつ仕掛けた場合、1800*2で3600円程度の利益が生まれる。

ほんまかいなって気がしなくもないが、2020年の結果を踏まえるとこういう結果となる。

実はロスカットラインも設定してシミュレーションしてみたのだが、今回の場合はロスカットラインを設定することでかえって損失が大きくなってしまった。

ロスカットラインの設定をしないと小次郎講師に怒られそうだが、今回の場合前場で手仕舞ってしまうため、ある意味価格ではなく時間によるロスカットラインを引いているとも言えなくもない。

しばらくトライアンドエラーで両建ての塩梅を探ってみることとする。

【1/26】
ついに明日は権利落ち日。

下記で仕掛けをしてみる。結果はまた明日。。。


【1/28】
手仕舞完了。

結果は散々たるものだった。

まず、下記が結果、12月同様、3万円近くも損失を出してしまった。


・反省点①:
成り行き注文はアブナイ

鳥貴族(3193)の前日終値が1505円、約定価格1482円で23円の含み益があったため、成行で約定注文を出した。

ところが、翌日窓が開いて、始値が1475円となり、成行注文をしたがために7円のマイナスとなってしまった。
↑鳥貴族(3193)の30分足

[教訓]前日終値ベースで含み益が出ていても、成行注文で利益確定を図るのは危険


・反省点②:ロスカットラインは設定すべきか

チャートを見れば一目瞭然なのだが、チャートは完全に右肩上がりである。

この状況でトレンドと逆方向に仕掛けてロスカットラインを設定しなかったのはやはりリスクが高かった(それでも不成注文で多少ヘッジできたが‥‥)

ロスカットラインは利確チャンスを削ぐリスクがあるため、すごく悩ましい。。。。

ロスカットラインは引き続き検討するにしても、成行注文で利確を図る行為はやめよう。。。

(マイナス金利時代の)資産運用虎の巻


 あと数時間で2020年が終わる。

まさに1年前の2019年末は、2020年は東京オリンピックがあり、マイルでの3年ごとの周遊計画を立てていたりで、素晴らしい年になると想像していた。

ところが、ふたを開けてみると武漢ウイルスの蔓延で東京オリンピックは1年延長になり、飛行機は飛ばなくなってマイル旅行どころではなくなり、仕事ではテレハラで休職したりと、散々な1年であった。

とはいえ、今年は大厄だったので、それでも健康に迎えられるだけでも感謝である。

世の中には「年越し派遣村」のリニューアル版である「コロナ被害相談村」が用意されるらしい。

そう思うと、過ごす部屋や布団がある状態で年を越せるのはありがたいことなのかもしれない。

「コロナ被害相談村」を対応する方々には頭が下がる。

私は自分の対応で精いっぱいである。

年末恒例の大掃除を行ったところ、内藤忍先生が作成した、いつぞやのセミナーでもらった資産運用虎の巻が出てきた。

紙で持っておくのも何なので、データ化しておきたい。

資料は数年前のもので、マイナス金利時代の前提がついているものの、おそらく基本的な考え方は今でも通じると思うし、今後も通じる気がしている。

  1. リスクを取らなければリターンは得られない。
    投資のリターンとは、リスクを取ったことに対するマーケットからのご褒美です。リスクを取らないのにリターンだけを求めるのは虫の良い話。かと言って、リスクをやみくもに取ればよいというものでもありません。自分の身の丈に合った、意味のあるリスクを取ることによって、リターンを狙っていく。

  2. 円資産と外貨資産をバランスよく保有する
    円高なのか円安なのかわからないのなら、円資産と外貨資産を半分ずつ保有するのが基本。

  3. リターンの源泉を考える
    投資をする前に考えるべきことは、なぜその投資対象からリターンを得ることができるのかという「リターンの源泉」です。株式や債券のような金融資産は投資先が付加価値を生み出すことに伴う投資家としての利益、不動産であれば賃借人が物件から得るメリットへの対価がリターンの源泉といえます。リターンをもたらす理由がない資産は保有しても長期でリターンは生み出しません。

  4. 目先ではなく五年後、十年後を考える
    資産運用は短期ではなく、長期で考えるべきです。金融政策によって運用環境が変わっても長期で資産運用の成果を追求すべきという投資の基本は変わりません。目先の動きに一喜一憂しないで、長期で目標とする資産を手に入れることを考え、そのための最短距離を実践していくというスタンスはいつの時代にも不変です。

  5. 円資産の金利にはこだわらない
    円の金利型資産は、運用対象ではなく待機資金として位置付け、小さな利回りの差を狙うのに時間をかけるのはやめましょう。

  6. 資産運用戦略だけではなく、”借”戦略も考える
    資産運用に関していえば、何に投資をするかという資産サイドだけではなく、投資資金をどうやって調達するかという借入戦略がこれから重要になります。自己資金だけで投資をしていると、バランスシートの左側しか考えていない、「残念な投資家」になってしまうのです。

  7. 海外不動産も”借”を考える
    一部の金融機関では海外事業資金という位置づけで海外不動産に円の借り入れが可能になる場合も出てきています。不動産は借り入れによるレバレッジを使える数少ない資産。海外不動産も例外ではなくなってきました。

投資に関しても大きな成果がない1年だったが、逆に退場することもなく市場に入れたことに感謝しなければならない。

いろいろ無事であることに感謝しつつ、来年は前進したいと思う。


【2020年12月】株主優待戦略を考える(権利付き最終日:2020年12月28日 )


2020年9月の株主優待戦略を考える。

自分にとってはJALマイルの獲得が行動の源泉となっているため、プレミアム優待倶楽部の中から対象を絞り込んでいくこととなる。

優待取りで株式を取得して損失を出してしまっては元も子もないので、まずは下記のポイントで絞り込みを実施

①プレミアム優待倶楽部の9月権利確定企業の一覧を確認
 ⇒継続保有条件ありやポイント付与終了の企業は脱落

②証券会社のWebサイトにアクセスし、空売りが可能かを確認
 ⇒空売りできない銘柄は脱落

株主優待情報サイトにアクセスし、最も効率の良い投資対象を選定

上記の絞り込みの結果、今回は下記とすることにした。

あとは証券会社で現物の新規買いと、信用新規売りを立てるだけ。

前回成行で注文を入れる際、見積もりの必要資金額464,500円に対し、注文に際しての必要資金は約600,000円となってしまったことを受け、必要資金は株価x必要株数x1.3とした。

指値で入れれば資金効率は上がるが、刺さらないと困るので、一旦諦める。

尚、獲得したポイントは500ポイント⇒100マイルに交換可能。

予定獲得ポイント:22,500
(マイル換算:4500)

■(12/30追記)振り返り
【ダイキアクシス(4245)/2,000株】
 -12/28-
 ・始値:1,165円
 ・高値:1,188円(+23)
 ・安値:1,125円(▲40)
 ・約定価格:1,165円

 -12/29-
 ・始値:1,121円
 ・高値:1,161円(+40)
 ・安値:1,107円(▲14)
 ・約定価格:1,121円

 -損益-
 ・現物:▲90,660円
 ・信用(空売り):57,579円
  -貸株料(421円)控除
  -支払い日歩(30,000円)控除
  ーーーーーーーーーーーーーーーーー
   計:▲33,081円

【ファイバーゲート(9450)/300株】
 -12/28-
 ・始値:2,591円
 ・高値:2,616円
 ・安値:2,497円
 ・約定価格:2,591円

 -12/29-
 ・始値:2,524円
 ・高値:2,560円
 ・安値:2,462円
 ・約定価格:2,524円

 -損益-
 ・現物:▲21,074円
 ・信用(空売り):19,885円
  -貸株料(140円)控除
  -支払い日歩(75円)控除
  ーーーーーーーーーーーーーーーーー
   計:▲1,189円

【振り返り】
ダイキアクシスを例にとると、現物だけで優待取りを行った場合、90,660円の損失のところを、両建てにより33,081円の損失に抑えることができた。

約定価格は同じなのになぜこんなに差がついたのか調べてみたら、今回は巨額な支払い日歩、いわゆる逆日歩(30,000円)が発生していた。

これはイタイ。。。

また、今回初めて借り入れを使った株主優待に挑戦したが、タイミングが悪かった。。。

12月は28日が権利落ちで、29日に手仕舞って出勤手続きしてもお金が口座に戻ってくるのは1/4となり、1/28~1/4分までバッチリ金利がついてしまう。(逆日歩に比べれば小さい金額だったが。。。)

愚痴ばかり言っても始まらないので、次に向けた改善を検討する。

現状、成行で注文を出し、ほぼ始値で約定しているが、両建て注文が同じ価格で約定している限り、一定額の損失は発生してしまう。

どうすればよいか。。。

やはり逆指値注文を活用するしかあるまい。

逆指値の場合、最低限の利益を確保しつつ、確実に刺さる。

確実に刺さるため指値ポイントをどう見極めるか。。。

ダイキアクシスをネタに考えてみる。

ちなみに権利落ち前日(12/25)の結果は下記であった

 -12/25-
 ・始値:1,150円
 ・高値:1,166円(16円)
 ・安値:1,130円(▲20円)
 ・終値:1,164円

上記の始値、高値、安値をヒントに指値ポイントを試算してみる。

安全パイを狙うとすると、始値と高値の差16円を半分にした8円だろうか?

この8円を逆指値にして権利落ち日に挑戦する。。。

前日の終値をベースに下記のような逆指値注文を入れる。

・現物:1164円-8円(=1156円)以下になったら成行注文

・信用(空売り):1164円+8円(=1172円)以上になったら成行注文

12/28の結果は下記なので、めでたく約定する(はずである)

 -12/28-
 ・始値:1,165円
 ・高値:1,188円(+23)
 ・安値:1,125円(▲40)
 ・終値:1,132円

成り行き注文なので、差が出るものの、下記で約定したとする。

・現物:1156円で約定

・信用(空売り):1172円で約定

12/28の終値をベースに手仕舞いを行う。

・現物:1156円+8円(=1164円)以上になったら成行注文

・信用(空売り):1172円-8円(=1164円)以下になったら成行注文

 -12/29-
 ・始値:1,121円
 ・高値:1,161円(+40)
 ・安値:1,107円(▲14)

あれ、現物が刺さらない。

となると困るので、実際の注文時はOCO注文と不成注文を活用して、前場引けで成行となるようにする。

12/29の11:30時点の価格は1116円。

そうすると下記のような結果となる

・現物:1,116円で約定

・信用(空売り):1,121円で約定

さて、結果はどのように変わっただろうか?

【成行だけでやった場合】
・現物仕掛け:1,165円
・現物手仕舞い:1,121円(-44円)
・信用仕掛け:1,165円
・信用手仕舞い:1,121円(+44円)
 ------------------------
  計:0円

【逆指値併用の場合】
・現物仕掛け:1,156円
・現物手仕舞い:1,116円(-40円)
・信用仕掛け:1,172円
・信用手仕舞い:1,121円(+51円)
 ------------------------
  計:+11円

成行だけでやった場合、ここに31,000円程度の手数料が発生し、赤字転落となる。

逆指値併用の場合、1株11円の利益が出て、2,000株で22,000円の利益が追加となり、更なる赤字圧縮が可能となる。

おぉ、シミュレーションした自分が一番驚いた。

次回の株主優待は逆指値併用で行ってみよう!!

【転載】仕事で成長し続ける人の「3つの共通点」



仕事で成長し続ける人の「3つの共通点」:

2012年に資産デザイン研究所を立ち上げてから、もうすぐ8年になります。創業の頃からずっと一緒に仕事をしている人たちを見ていると、当時と比較した成長度合いは、人によって大きな違いがあると感じます。

仕事で成長を続ける人と、いつまで経ってもあまり変わらない人。その違いはどこにあるのでしょうか?私なりに、その違いを考えてみました。

まず、成長を続けている人は、素直であると言う共通点があるといえます。

頑固に自分のやり方や考えに執着するのではなく、誰かに言われたことを素直に信じてやってみるような柔軟性を持っています。

プライドが高すぎる人や、自信過剰な人、そして思い込みの激しい人は、人の言うことに耳をかさず、自分を変えようとしません。これでは、現状の枠から抜け出せず、成長することができないのです。

また、前向きであることも重要です。仕事は、うまくいかないことが当たり前。そんな思い通りにいかない場合に、すぐに腐ってしまうのではなく、あきらめないで前向きに次の手を考える。継続して粘り強く仕事を続ければ、いずれ結果を手に入れることができます。

そんな努力を続けるためには、物事をポジティブに捉え、失敗を成功につなげていく楽観的なマインドが必要です。

さらに、好奇心旺盛であることも、仕事で成長するために大切な要素です。

変化が激しい時代においては、次に何がビジネスになるかは分かりません。

新しく出てきたものにわからないと拒否反応ではなく、何だろうと好奇心を示す。そのような人こそ、変化を恐れ逃げるのではなく、変化を楽しみ取り入れることができるのです。

素直で、前向きで、好奇心旺盛。このような人であれば、たとえ何度失敗しようとそれを最終的に結果に結びつけていくことができます。

かく言う私自身も、このような気持ちを忘れないようにしたいと、この文章を書いていて改めて思いました。

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※内藤忍、及び株式会社資産デザイン研究所、株式会社資産デザイン・ソリューションズは、国内外の不動産、実物資産のご紹介、資産配分などの投資アドバイスは行いますが、金融商品の個別銘柄の勧誘・推奨などの投資助言行為は一切行っておりません。また、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

【転載】東京証券取引所がシステム障害で全銘柄が取引停止:ただでさえ東証は世界との競争で地盤沈下しているのに、自爆したらあかんやん。。。

システム障害で東証社長が謝罪会見「多大なご迷惑をお掛けし深くお詫び」…2日に売買再開 : 経済 : ニュース : 読売新聞オンライン

東京証券取引所でシステム障害 - 全銘柄が取引停止に:

東京証券取引所において、相場情報の配信において障害が発生し、同取引所における全銘柄の売買が停止している。

今回の障害で、同取引所における売買のほか、立会時間外取引市場の「ToSTNeT(Tokyo Stock exchange Trading Network system)」についても売買停止した。復旧の目処は立っていない。

大阪取引所における売買は、通常どおり行われているという。

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今日のマネックスメールの抜粋



将来のチャリンチャリン収入の具体的な目標を検討してみる


 日本財託のオンラインセミナーを聞いていた。

自分もワンルームマンション投資をしていて、重吉社長提唱の「レバレッジの黄金率」を目指して日々がんばることを目標にしているのだが、いかんせん長期の活動になり、たまにさぼり癖が出てしまう。

それを回避すべく、定期的にセミナーを聞いて自身のモチベーションの維持に心がけている。

不動産投資会社を選ぶ時の注意点として、売りに来る営業マンが実際に自身で不動産投資をしているかというのは大切なチェックポイントの一つとなる。

今回のオンラインセミナーの講師は自身ですでに1億円の資産を築いており、説得力がハンパなかった。。。

今回のセミナーでは、「レバレッジの黄金率」実現のためのモチベーション維持に加えて、将来のチャリンチャリン収入の具体的な目標設定に向けたヒントを得られたのが、とても有意義だった。

例えば、65歳で年収1000万を目指すための目標設定として、下記のようなモデルケースが出た。

・不動産:600万円
・金融資産(所謂ペーパーアセット。年金保険はこちらに入る):200万円
・年金:240万円

例えば、自分も同じ目標とした場合、現在自分はどのような状況にいるのかを整理してみる。

【現在の自分のステータス】
・不動産:300万円/年
・金融資産(所謂ペーパーアセット):44万円/年
・年金:170万円/年

あれ、全然足りてない。。。

が、単純計算で、不動産はあと倍保有すれば良いこと、金融資産は今の5倍にすればよいことが何となく分かってきた。

年金については更なる制度改悪が無いことが前提となるが、仮に年金制度が崩壊や消滅しても不動産所得と金融資産の収入が年800万になれば、問題ない気がする。

資産運用ガンバロウ


月5万円の配当を得るには

こちらのサイトを拝見していて、興味深い表を見つけた。

月5万円の配当を得るための必要元本額をまとめた表である。

計算すればすぐ出てくるのだが、面倒で先延ばししていたため、拝借させていただいた。

ちなみに拝見したサイトでは、SPYD、VYM、HDV3つのETFが紹介されていた。

これに、自分が投資中のVOOを加えた4つのETFを比較整理してみたいと思う。

【SPYD】
・名称:SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF
・経費率:0.07%
・パフォーマンス実績(MARKET VALUE (%))
 -1年:-22.59%
 -3年:-2.85%
 -5年:N/A

【VYM】
・名称:バンガード・米国高配当株式ETF
・経費率:0.06%
・パフォーマンス実績(MARKET VALUE (%))
 -1年:-14.75%
 -3年:0.03%
 -5年:3.98%
 -10年:9.3%

【HDV】
・名称:iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF
・経費率:0.08%
・パフォーマンス実績(MARKET VALUE (%))
 -1年:-10.64%
 -3年:2.89%
 -5年:5.72%
 -10年:N/A

【VOO】
・名称:バンガード・S&P500ETF
・経費率:0.03%
・パフォーマンス実績(MARKET VALUE (%))
 -1年:-7.01%
 -3年:5.06%
 -5年:6.68%
 -10年:9.30%

これを見てまず最初に思うことは、経費率の低さ。

最近ロボアドバイザー投信をよく見かけるが、手数料年率1%がいかに暴利かが分かる。

さて、各ETFの比較だが、同じS&P500とはいえ、高配当ETFはハイリスクハイリターンであることが分かると思う。

SPYDとHDVは運用期間がまだ短く、実績が無い。

VYMとVOOを比較すると、10年間のパフォーマンスがほとんど変わらないにもかかわらず、直近1年間で比較すると、VYMはVOOの倍酷いことが分かる。

勝手に僕が師匠と呼んでいる内藤忍さんが、長期で見たらアクティブファンドよりもインデックスファンドの方が成績が良いということがここでも証明されている。

そんなわけで、個人的にはVOOへの投資継続に自信を持てたわけだが、1500万円近く積み立てなければならない。

ペーパーアセットの弱点は積み立てにレバレッジを利かせられないことだと思う。

この表、何が興味深いかというと、必要元本額が丁度投資用ワンルームマンション1つ分程度の価格なのである。

なので、積み立てて必要元本額を目指すのもいいけど、ローンを組んでレバレッジをかけて必要元本額を目指すのもいいのかなと感じた。