【搭乗記】カタール航空147便(ドーハ・ハマド国際空港⇒マドリード・バラハス国際空港)


 当初はドーハからトルコのイスタンブールに向かい、ロイヤルエアモロッコの便に搭乗してモロッコのマラケシュに向かう予定だったのだが、前便のフライトが遅延して乗り継ぎできなくなったため、カタール航空による代替便手配の結果、イスタンブールではなくスペインのマドリッドに行き、そこからイベリア航空の便でマラケシュに向かうこととなった。

ドーハでの乗り継ぎ時間が12時間近くあったためか、ドーハ到着後係員が出迎えてくれ、そのままエアポートホテルに連れて行ってくれた。

待ち時間が長いので搭乗券を発券してくれることを期待していたのだが、どうもカタール航空とイベリア航空は使用するシステムが異なるらしく、技術的にカタール航空では発券できない状況になっている模様。

ホテルは空港内なある、ORYX Airport Hotel。入り口は空港名物の「黄色のランプベア」の後ろ辺りにある。後で知ったのだが、空港ホテルなのにプールもあるらしい。


ルームキーが木製というのがとてもおしゃれな感じ。


12時間のトランジットなので、まずは睡眠をとることに。寝られるか不安だったけど、4時間くらい熟睡して、4時間うたた寝し、8時間くらいベッドでゆったりとした時間を過ごしました。このベッド、結構寝心地良かったです。


当初は少し早めにチェックアウトしてビジネスクラスラウンジに行こうと思ったが、冷静に考えたらビジネスクラスラウンジよりも専用の部屋を与えられているトランジットホテルの方がありがたいのではないかと思い、ギリギリまでトランジットホテルに滞在することに決定。

175QAR分のミールバウチャーがついていたので、ルームサービスを頼んでみる。軽めにフルーツサラダとコーヒーをオーダーしたが、金額的にはかなり余裕があるので、しっかりした食事もとれると思う。


時間になったのでホテルをチェックインして搭乗ゲートに向かう。


今回はほぼ定刻通り出発。

機材はB787でQSuiteでした。


席は7K。今回はめでたく窓側になりました。


まずは定番のレモンミントジュースを頂きます。
アメニティはポーチタイプで、有難く持って帰ることにします。


機内食のメニュー。
深夜便なので、前回と同じかと思ったら違うメニューだった。
頼もうと思っているメニューがあったら頼んでおかないと後悔する。
今回は離陸後に軽く食べて睡眠をとり、着陸前に朝食をオーダー。


一番上のTasting Menuはメニューに中から選ぶ形式と思っていたのだが、コースメニューであることが分かったため、Late Night Menuからカレーをチョイスすることに。
タイ米のようなサラサラなお米にスパイスが利いたカレーは日本で味わうものとは一味異なり、おいしかったです。


食べたら寝ます。
QSuiteはドアがスライドして個室風になります。
立っていると上から見えてしまう程度の高さですが、体を横にした時に自分の空間ができているという感じは何とも言えず安心感があります。


離陸の2時間前くらいに目覚めます。
オーダーを入れたもののCAさんが気が付いてくれないときは自らCAさん呼び出して朝食アピールが必要です。

感覚的に着陸の90分前が機内食オーダーの限界でしょうか?
それを超えると機内がバタバタしだして、頼みにくくなる雰囲気があります。

朝食はフルーツ盛り合わせ、クロワッサン、ギリシャヨーグルト。


メニューを見るとこの後シリアルが出てきそうな雰囲気だったのだが、CAさんがトレーごと片づける雰囲気だったので、改めてシリアルを追加でオーダーする。

メニューにはケロッグコーンシリアルか、フルーツインファイバーが選べることになっていたが、何も聞かれることなく、ケロッグコーンシリアルが登場。

何となく、カタール航空のCAはまだサービスレベルにばらつきがある感じ。

例えば、前便のQR837便は食事のサーブは完ぺきだったけど、アメニティのパジャマはMサイズ一択だけだったり、今回のQR147便はアメニティのパジャマは複数サイズの提案があったものの食事のサーブがイマイチだったり。。。ファシリティが充実している分、CAのサービスレベルが平準化されるとかなり強いんだけどな。

そう考えると日系航空会社のCAのレベルは高い。


着陸前に暖かいおしぼりがサーブされます。
着陸前の機内食の前に配られるイメージが強いのだが、何故カタールは着陸の前なのだろう?


A350に機外カメラがあって離着陸時の風景が見られることは知っていましたが、カタール航空のB787にも機外カメラがありました。この日のマドリッドは雨でした。


マドリッドは乗り継ぎでしか着たことが無く、今回が3回目。


数年前の前回乗り継ぎ時の手荷物検査で、ポケットに入れたままのギャッツビーフェイシャルタオルが機械に反応して、そのまま没収された微妙な思い出が残る。

今回のトランジットはうまくいくことを祈って旅は続く。

【Playback of flight QR147 on 13 SEP 2022】