武州製薬株式会社 不正アクセスによる個⼈情報等流出の可能性に関するお詫びとご報告 2022年9月16日


武州製薬株式会社は、第三者からの不正アクセス攻撃を受けた結果、当社が保有する個⼈情報が流出した可能性があることを6月25日に確認いたしました。

これを受け当社では危機対応として関係機関と連携し、外部セキュリティ専門家の協力を得ながら被害状況および原因の解明、セキュリティ強化に取り組んでおります。なお、現時点では不正アクセスを受けた社内サーバーは復旧しており、事業遂行において支障はございません。

今般、個人情報の所有者様、お客様はじめ多くのご関係先におかれましては多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申しあげます。

外部セキュリティ専門家による被害状況および原因に関する調査の結果、確認出来た事実関係は次の通りです。

  1. 流出の可能性が高い個人情報
    調査で検出された不正アクセスの痕跡等から、流出した可能性が高いと判断した個人情報の概算件数を下記にお示ししております。
    従業員情報(退職者含む)                        3,000件
    採用選考候補者情報                                     3,100件
    派遣社員情報(退職者・候補者含む) 2,900件
    弊社の取引先会社関係                                4,000件

  2. 個人情報が流出した可能性がある方々への対応
    本件により流出した可能性のある情報に関連する皆様には、下記の通りご照会専用窓口を設置致しました。

  3. 発覚と対応の経緯
    発覚の経緯
    6月25日に当社従業員が犯行グループより脅迫メールを受信し、当社サーバーからの情報流出が生じた事が確認されたため、調査会社を含めた対応チームで被害状況の把握に着手しました。8月末をもって外部セキュリティ専門家による被害状況および原因の調査が終了したことを踏まえ、流出した可能性の高い個人情報の集計結果を公表することといたしました。(本リリース)

    規制当局への対応
    個人情報保護委員会への報告及び、警察署へ第一報と被害相談を完了しています。

    安全性確保のための初期対応
    調査の結果、不正アクセスの起点となった可能性が高いと考えられるVPN装置の脆弱性を修正するとともに、全社員のパスワードの変更を実施しております。さらに、社内の全てのサーバーおよびPCに外部セキュリティ専門家提供のエンドポイントエージェントを導入し、セキュリティスキャンを実施したうえで、監視体制を強化しており、現在、全て正常に稼働しております。

  4. 今後の対応
    外部セキュリティ専門家の調査結果に基づく、再発防止策あるいは強化策を講じることにより、さらなる安全性確保へ取り組む所存です。当社では、今回の事態を重く受け止め、再びこのようなことがないよう、より⼀層の管理体制の強化に努めるとともに、不正アクセスなどの犯罪⾏為には厳正に対処してまいります。