昔、保険会社による保険金未払い事件が多発した影響からか、毎年契約しているすべての保険会社から、現在の保険内容の確認やら、見直しやら、住所が変わっていないかやらの手紙が送られてくる。
がん保険は、昔は長期入院の伴う長い闘病生活のイメージだったが、今は長期入院せず、通院による治療がメインとなっていることから、入院保障だけではなく、通院保障が重要だという話を元SKE48の矢方 美紀さんが自身の闘病経験を踏まえて話してくれていたのだった。
やばい。今2021年なので、2年も放置してしまっていた。
幸いまだガンにはなっていない模様なので、とっとと入っておこう。
さっそく保険会社に電話して、契約内容見直しの依頼をかけた。
人生40年近く生きてきて、何となく保険との付き合い方が分かってきた気がする。
保険は早く入っておいたほうがいいとか、生涯で払う保険金は同じなのでいつでもいいとか、そもそも入る必要がないとか、いろいろ意見があるが、個人的な今のスタンスは下記である。
ちなみに掛け捨ての医療保険の話ね。
保険は若いうちに(安い保険に)入るべきである。
保険は若いうちに入ったほうが良い。高齢になってから入っても生涯で払う保険金は同じだが、若いうちに入ったほうが保険料が安く、精神的な負担額は軽く済む。
保険は入る必要がないという人がいるが、そういう意見もアリだと思う。個人的にはお守り替わりで済む程度の金額にし、万一保険料が支払われない事態になっても「しゃーない」と思える金額(=月額2000円以下)で保険に入った。
また、当然ながら保険会社の選択に際してはネットライフ生命のようなオンライン保険会社にするべきである。
テレビで有名人を起用したCMを放送しているような保険会社は厳禁である。
理由は簡単で、CM代金や有名人のギャラが保険料の跳ね返って非常に割高だからである。
かしこい人はオンラインの保険会社を選択し、情弱者はCM等で知名度の高い(割高な)保険会社を選択するのである。
諸々の情勢変化で年1.5%の保険料増加は見込むべき
医療は進歩している。
それに伴い、保険は変わる。
自分が初めて保険に入った際には無かったが、その後出てきたキーワードとして、「先進医療」とか「通院保障」がある。
これらは保険加入時には無かったため、結果として追加の保険料を払って追加する形態となる。
最初の保険加入時は1,800円/月くらいだったが、先進医療特約を付けたり、がん通院保障をつけたり、必要なオプションを追加していった結果、約15年の時を経て2,500円/月となった。
オプションで保険料が上がっていくことを考慮し、最初の保険加入時は必要最小限の保険にしておいたほうが良い。
保険は保険料控除の枠で十分
自分は若い頃にバイクで事故った際、保険が期待した働きをしなかったことから、基本的には保険に対して懐疑的な立場である。
そのため、最初の保険に入る際、どの程度の掛け金にすべきを考えた際に、たどり着いた一つの結論が「保険料控除の枠で十分」である。
つまり、介護医療保険、生命保険、年金保険、共に、それぞれ80,000円/年で十分である。
これ以上は保険料控除の枠から外れるし、保険料を払いすぎていると考えてもよいのではと思っている。