東京都の小池百合子都知事のYouTube記者会見で、スパチャによる投げ銭が行われたことが話題になっている。
スパチャ(スーパーチャット)はYouTube Liveの投げ銭機能で、一般的にはYouTubeで収益を上げる方法の1つとして用いられる。今回話題になったのは、17日に毎日新聞が行った中継で、同社がスパチャの設定をオンにしていたところ、投げ銭を行う人が続出。最終的には延べ37人から合計で1万4454円が集まったが、同社は意図しない収益だとして、都の「守ろう東京・新型コロナ対策医療支援寄附金」に寄付するとしている。今回は設定ミスとのことで次回からは運用が見直されるようだが、記者会見の中継は各社ごとの差別化がしづらいだけに、今後敢えてスパチャをオンにするメディアが出てきてもおかしくなさそう。ちなみにスパチャでは投げ銭の対価として配信者に名前やコメントを読み上げてもらうのが一般的だが、今回の会見ではそのような要素は一切なかったようだ。なお該当の中継は、スパチャが行われている様子とともに、毎日新聞のYouTubeチャンネルでリプレイで視聴できる。