デルタ航空(DL)の改悪再び(2020年版)
ユナイテッド航空(UA)と同じく、頻繁に改悪を行うデルタ航空(DL)。
今年も、突然の改悪がやってきました。
今回は、提携航空会社フライトをDLマイレージで予約する際の、必要マイレージ数の増加です。
影響がある範囲をお伝えします。
日本人初のBoardingAreaオフィシャルブロガー PAR@Seasoned Travellerです。
目次
- 1 改悪概要
- 2 唯一の「Sweet spot」は無事か?
- 3 まとめ
改悪概要
今回改悪となったのは、主にエールフランス航空(AF)、KLMオランダ航空(KL)、ヴァージン・アトランティック航空(VS)を利用した大西洋路線と大韓航空(KE)、チャイナエアライン(CI)太平洋路線です。
例えば、エールフランス航空(AF)を利用してヨーロッパからアメリカへ行く場合、ビジネスクラス片道が75,000マイルから95,000マイルに上昇しています。
日によっては、片道195,000マイルになる日もあります。
もちろん、事前の連絡はありません。
大韓航空(KE)、チャイナエアライン(CI)を利用した北米路線も、ビジネスクラス片道が85,000マイルだったのが115,000マイルほどになっています。
直近であればあるほど、必要マイレージ数は上がる傾向にあるようです。
唯一の「Sweet spot」は無事か?
DLマイレージで唯一と言ってもいいくらいの「Sweet spot」であるKEの日韓線。
今回の改悪で影響を受けたのでしょうか。
無事でした。
また、エールフランス航空(AF)を利用してのドバイ(DXB) – パリ(CDG)乗り継ぎ – 日本のフライトも、ビジネスクラス片道70,000マイルです。
ですが、比較的マシな使い方ができる日本 – 香港間のフライトも、ビジネスクラス片道35,000マイルに、ベトナム航空(VN)を利用したベトナム – 日本のフライトも、ビジネスクラス片道45,000マイルとなっていて、5,000マイル増えていました。
いつか、日韓線のフライトもメスが入るでしょう。
まとめ
長く続いたニッポン500マイルも終了し、ますますマイレージの獲得が遠ざかっていくDL。
必要マイレージ数もどんどん多くなり、いつしかFlying Blueと大差ない状態になるでしょう。
自分はクレジットカード決済ではなく、フライトでスカイチーム上級会員を目指していますが、どうせ上級会員になるならAFのファーストクラスに搭乗できるチャンスがあるFlying Blueの上級会員になった方が良いと思います。
(AFファーストクラスはFlying Blue上級会員でないと特典航空券予約ができないので)
スカイチームメンバーの有償フライトは基本的に安いので、うまく活用して修行もしつつスカイチームメンバーのフライトでないと行けないようなところにも行ってみたいと思います。