「JAL NEOBANK」を考えてみる


JALがネット銀行サービス「JAL NEOBANK」を始めたらしい。

「JAL NEOBANK」の銀行口座を作れるのは、「JAL Global WALLET」利用者のみ。

「JAL Global WALLET」はリリース時に導入を検討したものの、イマイチ感が強く、見送った経緯がある。

個人的に何がイマイチだったかと言うと、プリペイド型であるという点。

事前にチャージして両替して現地引き出しだと、「JAL Global WALLET」に半端な残高が残る感じが嫌だなと。

ただ、改めて「JAL Global WALLET」のサイトを見てみると、小数点第2位までの単位で両替できるようなので、イマイチな点は自分の思い過ごしだったらしい。

「JAL Global WALLET」を既に持っている人は「JAL NEOBANK」の口座を追加で作る形になるし、無い人は今後セットで申し込む形となる模様。

んで、「JAL NEOBANK」と、「JAL Global WALLET」の関係が下記。


これまでは「JAL Global WALLET」への入金に難があったのを、「JAL NEOBANK」を用意することでそれを解消させた感じ。

「JAL NEOBANK」は住信SBIネット銀行との協業で行っているため、感覚的には住信SBIネット銀行の機能を一部そぎ落としたものを「JAL NEOBANK」とした感じ。

自分は住信SBIネット銀行をメインで使っているが、メインバンクとして使うには明らかに機能不足なイメージがあるが、「JAL Global WALLET」への橋渡しがメインであれば、まぁよいのかと。

んで、肝心な活用法だが、自分は住信SBIネット銀行をメインにしているため、「JAL NEOBANK」はあまりメリットが無い。

「JAL Global WALLET」だが、最近の円高傾向を鑑みて活用法を思いついた。

それは、円高時の外貨預金である。

たまに旅行の計画は無いのだが、円高で「今海外に行って両替したらレートいいはずなんだけどなー」って思うことは無いだろうか?

「JAL Global WALLET」を活用すれば、円高時にチャージ&旅行予定先の通貨に両替しておくことで、仮に旅行時に円安になったとしても為替リスクをヘッジすることができる。

「JAL Global WALLET」は、円安局面ではあまり活用シーンが無いが円高局面だと為替ヘッジに使える面白いツールに思えてきた。

そうと決まれば早速申し込んでみよう。

【参考】
https://www.bousaid.com/jalのネット銀行サービス「jal-neobank」が登場/
https://クレジットカード比較プロ.xyz/news/20200507001-jalneobank/
https://www.traicy.com/posts/20200427155316/
https://マイルの鉄人.com/jal-neobank
https://tabikazu.com/2020/05/01/jal-neobank-merit/