【セキュリティ事件簿#2025-461】国立国会図書館 開発中のシステムに対する不正アクセスの発生について 2025/11/25

 

2025年11月11日付けの「開発中のシステムに対する不正アクセスの発生について」でお知らせしましたとおり、開発中の館内サービスシステムに対する不正アクセスにより、一部の利用者情報及び利用情報が漏えいした可能性があります。


このたび、漏えいの可能性がある個人情報の範囲について可能な限りの調査が完了しましたので、次のとおりお知らせします。なお、現在までのところ、個人情報がインターネット等へ公開される等の二次被害は確認されていません。


漏えいの可能性がある個人情報


(1)利用者IDのみ(943件)

2025年3月15日から3月27日までの間に関西館に来館した一部の方の利用者ID


(2)電子情報等のプリントアウトの申込情報(40,373件、4,360人)

2025年9月24日から10月22日までの間に東京本館、関西館又は国際子ども図書館に来館し、デジタル化資料や電子ジャーナル等の電子情報及びマイクロ資料のプリントアウトの印刷指示を行った方の次の情報


  • 利用者ID
  • 氏名
  • 当該期間における「電子情報等のプリントアウト」の情報に係る次の項目
    • 資料の情報(資料名、資料掲載URL、国立国会図書館デジタルコレクションの資料ID(永続的識別子))
    • 印刷製品に関する情報(用紙サイズ、カラー/モノクロの別、枚数)
    • 金額
    • 利用目的(調査研究/その他の別、その他の場合はその詳細)
    • プリントアウトを申し込んだ施設(東京本館、関西館又は国際子ども図書館)
    • プリントアウトを申し込んだ当館設置端末の管理番号及び設置部屋名
    • プリントアウトの申込日時
    • プリントアウトの精算日時

該当するご本人に対しては、別途個別に通知を行います。ただし、当館に現在の連絡先をご登録いただいていない方には個別の通知を行うことができません。お心当たりの方で、ご自身の個人情報の状況についてお知りになりたい方は、お問い合わせ先までご連絡をお願いします。


なお、現時点で、漏えいの可能性がある個人情報が悪用される等の二次被害は確認されておりませんが、身に覚えのない不審な電話やメールには応じないよう、ご注意ください。


当館をご利用の皆様には多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

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【2025/11/11リリース分】

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