【セキュリティ事件簿#2025-012】社会福祉法人東北福祉会 個人情報漏えいについてのお詫びとご報告 2025/1/16

 

この度、当センターが運営するホームページ「認知症介護基礎研修 e ラーニングの案内サイト」上において、数名分の個人情報が含まれた状態で公開を行っておりました。

今回の一件で掲載された方々へ多大なご迷惑をおかけしたことに対しまして、心よりお詫びします。

今後は、このような事態を招いたことを反省し、個人情報の適切な取り扱いを行うとともに再発防止に努めてまいります。

現時点で判明していること、対応の経緯などをお知らせします。

1.事案発生の経緯について

令和7年1月9日(木)に漏えいした個人情報を閲覧した方から当センターにメールにて連絡が入り、調査したところ、令和7年1月 8 日(水)17:04 以降と思われる時間帯から、認知症介護基礎研修 eラーニングの案内サイト(https://kiso-elearning.jp/)に設置されていた問合せフォーム:「認知症基礎研修 e ラーニング以外のお問い合わせ」の入力画面に、直前に入力されたと思われる内容が表示される現象が起こっていたことが判明しました。

直ちに、原因を調査するとともに1月9日中に該当ページを削除しました。

今回の現象が発生した期間は、1月8日から9日に削除するまでの約1日と思われます。

2.漏えいした情報と件数について

・利用者の氏名・電話番号・電子メールアドレスおよび利用者が所属する団体名とその所在地

・ 操作ログが設定されていないことから誰の情報かを特定することは困難ですが、事象が発生した問合せフォームの直近1カ月における1日平均の利用者数が 0.2 人であることから、漏洩した件数は数件と推測されます。また、漏洩した情報を閲覧した人の人数は、漏えいしたと思われる日時である1月8日のアクセス数は 8 人<アナリティクス解析数>であることから数件と推測されます。なお、現時点において、当センターに寄せられた問い合わせ状況から2名の方の情報が漏えいしたことが判明していることからも、漏えい件数、閲覧された方の人数はいずれも少ないものと思われます。

3.原因について

当該ホームページのシステムの調整を行った際に使用したソフトの予期せぬ誤作動によるもの。

4.今後の対応について

職員の個人情報保護及びセキュリティに関する意識を高めるとともに、ホームページ上に掲載する資料や文書など十分に確認するとともに、加えて複数人による確認を徹底することで、再発防止に努めます。また、今後ホームページのシステムの調整を行う際においても、個人情報が漏えいすることがないよう特段の注意を払い、調整後の動作確認を必ず実施することとしております。

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