【セキュリティ事件簿#2025-025】京都先端科学大学 個人情報ファイルの取り扱い過誤に関するお知らせとお詫び 2025/1/24

 

このたび、本学教員が Microsoft Teams を利用して作成した本学学生の個人情報を含む電子ファイルが、本学の Microsoft アカウントを保有する者全員に閲覧できる状況となっていたことが発覚いたしました。

本事案に関係する皆様には、深くお詫び申し上げます。

本学では本事案を踏まえ、全教職員に対し、改めて個人情報や機密情報の取扱いについて注意喚起を行うとともに再発防止に努めてまいります。

1.事 案

科目担当教員間で使用している Microsoft Teams 内に保存されている学生の個人情報を含むファイルが、Microsoft One Drive にて本学学生が閲覧、ダウンロードできる状態であった。

2.漏洩した個人情報

期 間:2024 年 11 月 20 日 11:55 頃から 2025 年 1 月 14 日 13:25 頃

個人情報:学籍番号、氏名、2024 年度秋学期の英語Ⅰ、英語Ⅲ及び英語Ⅴの中間テストの成績に関する情報

漏洩範囲:本学学生3名が閲覧した(2025 年 1 月 10 日、14 日)

3.原 因

科目担当教員間で作業および情報共有を目的としたチームを新規作成した際に、プライバシーの設定において公開範囲をパブリックに設定していた。そのため、チーム内で共有されていたファイルが、本学の Microsoft アカウントを保有する者が One Drive で検索すれば閲覧できる状態となっていた。

4.本学の措置

本件発覚後、ただちに当該チーム関係者以外のアクセスを制限する設定に変更し、当該チーム内のファイルのアクセス履歴を確認した。その後、該当のファイルにアクセスをした学生に対し個別に面談を実施した結果、当該学生以外への拡散は無く、二次被害の影響はなかったことを確認した。

5.再発防止対策

本学における Microsoft Teams 内全てのチームについて、プライバシー設定(パブリック/プライベート)の再確認・再設定を実施した。また、チーム作成時の設定方法について周知徹底し、さらに、個人情報が含まれるファイルにはパスワードを設定することなど個人情報の取扱いについての周知徹底を行った。

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