【セキュリティ事件簿#2024-589】シャトレーゼホテル長野における 「Booking.com」管理システムへの不正アクセスによる個人情報漏洩と フィッシングサイトに誘導するメッセージの配信についてのお詫びとお知らせ 2024/12/31

 

このたび、シャトレーゼホテル長野において利用しているBooking.com社の宿泊予約情報管理システム(以下、管理システム)に対して、悪意のある第三者による不正アクセスが発生し、同社システムを経由して当ホテルを予約された一部のお客様にフィッシングサイトに誘導するメッセージが配信されたことが確認されました。また、この不正アクセスにより、同社システムに登録されているお客様の個人情報が閲覧できる状態であった可能性があることが確認されました。

■ 経緯及び概要

日本時間2024年12月27日夜、お客様よりメッセージ「予約しているBooking.comから、不審なメッセージが届いているので確認してほしい」というメールとお電話がありました。

その後、当社情報責任者において 「Booking.com社」のシステムを確認したところ、同日23:50前後に「Booking.com経由」の一部のご予約者宛てに、当ホテルを装ったフィッシング詐欺サイトへの誘導と思われるメッセージが配信されていることを確認いたしました。

閲覧された可能性があるお客様の個人情報は以下の通りです。

氏名

住所

電話番号

国籍

宿泊日

メールアドレス

■お客さまへのお願い

・12月30日現在、「Booking.com経由」以外でご予約を頂いたお客様の個人情報の漏洩事実はございません。あくまで 今回の事例は「Booking.com経由」して予約したお客様のみ漏洩の事実が判明しております。

・シャトレーゼホテル長野及び系列施設では、メールをお客様へ送付し、クレジットカード情報の提供依頼をすることはございませんので、万が一そのようなメールを受信された際は、入力等は絶対に行わず、下記ホテルまでご一報頂けますようご協力を宜しくお願い申し上げます。

※悪意を持った第三者が不正に配信されたメッセージからフィッシングサイトにアクセスした場合、クレジットカード情報を抜き取られ不正に使用されるおそれがあります。

・本事案はシャトレーゼホテル長野を「Booking.com社」経由でご予約を頂いたお客様に限定されております。

長野以外の、 系列シャトレーゼホテル、系列施設においては同様の事例は無いことを確認しております。

■今後の対応

本件を受け、捜査機関へ協力要請を開始しており、Booking.com社とも連携をとりつつ、再発・2次被害防止に万全を期してまいります。

このたびは、お客様には多大なご迷惑とご心配をおかけしますこと、重ねて深くお詫び申し上げます。

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