香水を扱う通信販売サイト「香水学園」を運営するプラネットは、同サイトが不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報が流出し、不正に利用された可能性があることを明らかにした。
同社によれば、システムの脆弱性を突く不正アクセスを受け、2020年2月24日から2021年1月8日にかけて、同サイトで新規に登録したり、変更した上で決済に利用された顧客2821人分のクレジットカード情報が外部に流出し、不正に利用された可能性があることが判明したもの。
同サイトの決済アプリケーションが改ざんされ、クレジットカードの名義や番号、有効期限、セキュリティコードなど、顧客のクレジットカード情報が窃取された。またクレジットカード以外の個人情報を格納するサーバについても、ログファイルなどの調査から不正アクセスを受けたことがわかっているという。
1月8日にクレジットカード会社から情報流出の可能性について連絡を受け、問題が判明。外部事業者による調査は2月28日に完了した。4月28日に個人情報保護委員会へ報告、警察に被害を申告した。
また対象となる顧客に対しては5月19日より順次メールや書面を通じて個別に連絡を取り、身に覚えのない請求などが行われていないか確認するよう注意喚起を行っている。