文章力を鍛えるトレーニング4選(転載)


文章力を鍛えるトレーニング4選

文章力を鍛える方法①写経

おすすめの文章力強化法は、まず写経です。

写経の重要性に関してはTwitterとかでもけっこう言及しているので、聞いたことがある人もいるかもしれません。

そもそも写経とは、好きな作家やブロガーの文章をそのままマネることです。マネする文章を見ながら、カタカタとPCで同じ文章を打ち込む感じですね。けっこう原始的ですw

でもこれが効果的なんですよ。というのも、文章を写経することで、その人の文体が自分に乗り移ってくるからです。

文章の構造や文体はもちろん、細かい語尾の使い方なども染み込んでくるイメージです。

写経の効果は、スポーツとか音楽に置き換えてもらえると分かると思います。

たとえばギターの練習をするときは、コーチの弾き方をマネしますよね。あるいは、YouTubeで発見した「ギターが上手い人」の弾き方をマネするでしょう。

いずれにしろ、マネすることで少しずつギターが上手くなります。

野球やサッカーなどのスポーツも一緒です。コーチや上手い人のマネをすることで、段々とその人の動きに近づいてくる。

それが文章でいう「写経」なんです。ぜひ「この人の文章上手いな~」と思う人を見つけ、写経してみてください。

文章力を鍛える方法②話すこと

文章力を鍛える2つ目の方法は、話すことです。

意外でしたか? たしかに「話すこと」と「書くこと」は正反対に見える行為です。

でも実は、話すことによって文章力は鍛えられます。

何となくですが、書くことと話すことは「使っている脳」が似ている感じがするんですよ。

知らずしらずのうちに、文章を書くことで話すことが鍛えられていたということ。

ということは、多分その逆もあり得ます。

話すことは「頭の中で言語化している」と同義なので、文章力も鍛えられていると思います。

文章力を鍛える方法③好奇心を持ちチャレンジする

文章力を鍛える3つ目の方法は、好奇心を持ちチャレンジすることです。

前回までの方法とは違い、やや精神論に近い話ですが、あらゆることに好奇心を持つことも重要です。

これはテクニック論ではなく、どちらかというと「文書の幅を広げる」という意味ですね。

というのも、人は同じ世界に固執しがちなんですよ。そのため、悪い意味で「その世界」だけにハマってしまいます。

でも、人間が観測できる範囲には限界があるので、あらゆることに好奇心を持ち、全く知らない世界を見た方がいいです。

色んな世界に触れることで、自分の好奇心が広がっていき、自分の文章の幅も広がっていきます。

色んな世界に触れる方法としては、色んなジャンルの本を読むことです。ぼくは、古代人類学の本も読みますし、小説や科学の本、恐竜の本なんかも読みますねw

もちろん全てのジャンルが文章のネタにはなりませんが、それでも何かのヒントにはなるはずです。

文章力を鍛える方法④1年前の自分と比較する

文章力を鍛える4つ目の方法は、1年前の自分と比較することです。というのも、自分の文章と他人の文章を比較してしまう人が多いんですよね。

特に今は、そこらじゅうに文章が溢れています。TwitterなどのSNSはもちろん、ググれば無数に記事が読めてしまう時代です。

つまり、否が応でも他人の文章が目に入るんですよ。

だからこそ、他人が書いた文章と比較して「自分の文章はなんて下手なんだ……」と思ってしまう人が多いです。

でも、そんなこと言ったらキリがありません。上には上がいます。そもそも他人と自分の文章を比較しても、意味はありませんからね。

そのため「文章力が上がったか?」 を確かめるときは、他人と比較するのはやめましょう。そうではなく「1年前の自分」と比較してください。

1年も書いていれば多分上手くなっています。ぼくもそうですが……1年前の文章は恥ずかしくて読めませんよw

自分が昔書いた本を今読み返してみると、「うわーきっつー!」て感じですwそのくらい文章力は向上し続けていき、自分の感覚も段々変わっていきます。

なので、「1年後の自分なら今の自分をどう評価するか?」ということを、楽しみながらトレーニングすると良いです。

文章力を鍛えよう

文章力は全てのビジネスの根幹です。鍛えれば文章力は誰でも上がるので、ぜひ今回紹介した方法を試してみてください。

ちなみに、文章力を鍛えたいならWritingBeginという無料教材をおすすめします。

この教材は、ぼくのKindleを編集してくれているライター&編集者の中村さんが作っている教材ですね。

ただこの教材はWebライター向けなので、ブログ寄りの文章術ならぼくの「ブログ運営の教科書」という教材をおすすめしますw

お好きな方をチェックしてみて、自分に合った方を試してみるといいでしょう。