Google Translate
まず入れておくべき標準装備
翻訳アプリを1つだけ選ぶなら、結論はこれです。
Google Translateは、対応言語数・機能・無料範囲の広さのバランスが非常に優れています。
旅行用途で困る場面のほぼすべてをカバーできます。
主な機能
テキスト翻訳
100以上の言語に対応。短文であれば十分実用レベルです。
カメラ翻訳
看板やメニューにスマホをかざすだけで即時翻訳。レストラン、駅、スーパーなどで特に便利です。
会話モード
音声入力 → 即翻訳 → 読み上げ。
ホテルやタクシーでのやり取りに使いやすい機能です。
オフライン対応
事前に言語データをダウンロードしておけば通信不要。海外SIM未契約でも利用できます。
旅行者目線の評価
言語数:非常に多い
オフライン:対応
カメラ翻訳:無料
音声翻訳:無料
精度:実用レベル
料金:無料
旅行前にやること
-
渡航先の言語をオフライン保存
-
カメラ翻訳の動作確認
-
会話モードを一度テスト
この3点を済ませておけば、空港到着直後から使えます。
結論
Google Translateを入れない理由はありません。
その上で、「より高精度が欲しい」「特定地域に強いアプリを併用したい」という場合に、他の翻訳アプリを追加するのが合理的です。
DeepL
精度重視なら追加したい翻訳アプリ
Google Translateが“万能型”だとすれば、DeepLは“精度特化型”です。特にヨーロッパ言語の自然さには定評があり、文章のニュアンスまで比較的きれいに訳してくれます。
短い会話よりも、少し長めの文章やフォーマルなやり取りで真価を発揮します。
主な機能
テキスト翻訳
30以上の言語に対応。自然な言い回しで翻訳されることが多く、直訳感が少ないのが特徴です。
音声翻訳
話しかけるだけで翻訳可能。日常会話レベルなら十分実用的です。
カメラ翻訳
写真を撮ってテキストを抽出し翻訳。メニューや掲示物にも対応できます。
文書翻訳
PDFやWordファイルをそのまま翻訳可能。出張やビジネス用途では非常に便利です。
旅行者目線の評価
言語数:Googleより少なめ
オフライン:一部対応
カメラ翻訳:対応
音声翻訳:対応
精度:非常に高い
料金:基本無料(有料プランあり)
有料版について
無料版には文字数制限があります。長文を多用する場合や文書翻訳を頻繁に使う場合は、有料プランの検討もありです。ただし、旅行用途だけであれば無料版でも十分使えます。
こんな人に向いている
・ヨーロッパ旅行が中心
・現地の人と文章でやり取りする機会がある
・翻訳の自然さを重視したい
・ビジネス利用を想定している
結論
Google Translateでカバーしきれない「翻訳の自然さ」を補完する存在。
旅行用としては“必須”ではありませんが、精度を一段引き上げたいなら入れておいて損はありません。
Papago
アジア言語に強い翻訳アプリ
Papagoは、韓国・日本・中国などアジア圏の言語翻訳に強みを持つアプリです。欧州言語中心の他アプリと比べ、東アジア言語の自然さや文脈理解に優れています。
韓国旅行や台湾旅行では、体感レベルで使いやすさを感じることが多いです。
主な機能
テキスト翻訳
韓国語、日本語、中国語(簡体・繁体)、英語など14言語に対応。短文のやり取りに強い印象です。
音声翻訳
リアルタイムでの会話翻訳が可能。対面でのコミュニケーションに向いています。
カメラ翻訳
メニューや案内表示を撮影して翻訳。飲食店や観光地で役立ちます。
手書き翻訳
漢字やハングルを手書き入力して翻訳可能。読めない文字をそのまま入力できるのは大きな強みです。
Web翻訳
URLを入力するとページ全体を翻訳できます。
オフライン対応
事前に言語データを保存すれば通信なしで利用可能。
旅行者目線の評価
言語数:限定的(アジア中心)
オフライン:対応
カメラ翻訳:無料
音声翻訳:対応
精度:アジア言語で高評価
料金:無料
こんな人に向いている
・韓国旅行を予定している
・台湾や中国語圏に行く
・日本語⇄韓国語のやり取りが多い
・漢字やハングルを直接入力したい
結論
アジア旅行なら、Googleと併用する価値があります。欧州旅行だけなら必須ではありませんが、韓国や台湾に行くなら“入れておいて損はない”アプリです。
Microsoft Translator
グループ会話に強い翻訳アプリ
Microsoft Translatorの最大の特徴は「複数人でのリアルタイム翻訳」に対応している点です。旅行というより、出張や現地での打ち合わせ、複数人でのやり取りに向いています。個人利用でも使えますが、真価を発揮するのは“会話の場”です。
主な機能
テキスト翻訳
100以上の言語に対応。日常会話レベルなら十分実用的です。
会話モード(グループ機能)
専用コードを共有することで、複数人が同時参加可能。それぞれが自分の言語で話し、画面上で自動翻訳されます。
音声翻訳
話しかけると即座に翻訳・表示。読み上げ機能もあります。
写真翻訳
写真内のテキストを抽出して翻訳可能。オフラインでも一部利用できます。
オフラインパック
事前ダウンロードで通信なし利用可能。
フレーズ集
旅行・宿泊・交通など用途別の定型文を収録。
旅行者目線の評価
言語数:非常に多い
オフライン:対応
カメラ翻訳:対応
音声翻訳:対応
精度:安定
料金:無料
こんな人に向いている
・出張や商談で利用する
・現地スタッフと複数人で会話する
・団体旅行で通訳的に使いたい
・完全無料で多機能を使いたい
結論
個人旅行ならGoogleで十分なケースが多いですが、「複数人でのリアルタイム翻訳」という点では強みがあります。出張やグループ旅行なら、候補に入れておきたいアプリです。
iTranslate
音声翻訳を重視するなら候補
iTranslateは、直感的なUIと音声翻訳機能に強みを持つアプリです。特に「話しかけてすぐ使う」用途では扱いやすく、旅行初心者でも操作に迷いにくい設計になっています。
主な機能
テキスト翻訳
100以上の言語に対応。短文のやり取りなら問題なく使えます。
音声翻訳
話しかけると即時翻訳し、音声でも再生。対面でのコミュニケーション向きです。
カメラ翻訳
看板やメニューの翻訳に対応。ただし、この機能は有料版限定です。
フレーズ保存
よく使う表現を保存可能。繰り返し使うフレーズがある人には便利です。
オフライン対応
一部言語で利用可能(Pro版が前提)。
旅行者目線の評価
言語数:多い
オフライン:一部対応(有料)
カメラ翻訳:有料
音声翻訳:対応
精度:実用レベル
料金:無料版あり(Proは有料)
有料プランについて
Pro版は週・月・年単位で契約可能。短期旅行だけ有料化する使い方もできます。ただし、無料範囲はやや制限が多めです。
こんな人に向いている
・音声翻訳を頻繁に使う
・UIの使いやすさを重視する
・短期旅行で有料トライアルを活用したい
結論
機能自体は充実していますが、無料範囲だけで見るとGoogleの方がコストパフォーマンスは高いです。そのため、「音声翻訳をより使いやすくしたい人向けの補助アプリ」という位置づけになります。
まとめ|結局どれを入れるべきか
翻訳アプリに「完璧」はありません。重要なのは、用途に合わせて使い分けることです。
最低限これだけ入れておけば安心
Google Translate
言語数・無料範囲・オフライン対応のバランスが最も優秀。迷ったらまず入れておくべきアプリです。
精度を重視するなら
DeepL を追加
翻訳の自然さや文章の完成度を重視するなら併用価値があります。ヨーロッパ旅行やビジネス用途に向いています。
アジア旅行なら
Papago を追加
韓国語や中国語圏では精度面で強みがあります。韓国旅行では特に相性が良いです。
グループや出張なら
Microsoft Translator
複数人会話や打ち合わせ用途に便利。無料で多機能なのが強みです。
音声操作を重視するなら
iTranslate
操作性や音声翻訳の使いやすさを重視する人向け。短期旅行で有料トライアルを使うのも一つの方法です。
実務的な最適解
個人旅行なら、
Google
+(必要に応じて DeepL または Papago)
この組み合わせでほぼ十分です。
最後に
翻訳アプリは万能ではありません。誤訳もあります。しかし、準備している旅行と何も入れていない旅行では安心感が大きく違います。
出発前に必ず、
・渡航先の言語をオフライン保存
・音声とカメラ翻訳を事前テスト
ここまで済ませておきましょう。





