焼津市が深層水脱塩施設日常管理運営業務を委託している静岡県水産加工業協同組合連合会において、当該施設の利用者情報等が入ったパソコンから個人情報が漏えいしたおそれがあることが判明しました。
経過
(1)3月14日(木曜日)午後4時
- 委託先の従業員が、事務所にて脱塩水の給水者約15,000人の個人情報を管理していたパソコンを操作中にウイルス感染した旨の表示があった。表示された電話番号に電話し指示通りに対応し、パソコンをシャットダウン。
(2)3月15日(金曜日)
- 午前8時30分頃、当日勤務の別の職員が、当該パソコンの電源を入れたところ、見慣れない画面が表示されたことから異変を確認。
- 午前10時に市(漁港振興課)に報告。
- 市は、情報漏えいの恐れがあることを把握し、パソコンを使用しないよう指示するとともに、庁内で報告を行い、委託先職員からの聞き取りを行うとともに、パソコンを回収した。
(3)3月18日(月曜日)
- 焼津市情報セキュリティインシデント対応マニュアルに基づき、市にて回収したパソコンを調査。さらに専門的なログの解析が必要と判明した。
- また、個人情報の保護に関する法律に基づき個人情報保護委員会に事案の報告をした。
漏えいのおそれがある個人情報
- 概要:深層水脱塩施設利用登録情報
- 件数:約15,000件
- 内容:登録番号、登録日、氏名、住所、電話番号
(※)クレジットカード番号、金融機関口座番号などの情報は含まれていない。
今後の対応
専門業者に漏えいログの解析を依頼するとともに、個人情報の流出の恐れがある方に、個人情報の保護に関する法律に基づき通知し、適切に対応してまいります。