顧客軽視の姿勢で有名なユナイテッド航空が新たなサービスを開始した模様。
アメリカ・テキサス州ヒューストンからワシントン州シアトルに向かっていたユナイテッド航空の飛行機は、2024年4月5日、お犬様の都合で別空港に着陸した。
飛行機に搭乗していたというジェームス・ホッブスさんは「ファーストクラスのトイレでひどい悪臭がして、清掃後も残りのフライトでは使用できなった」と語っている。
ホッブスさんによると、飛行機の通路には複数の液体状の排泄物が落ちており、隣りの乗客の靴にも飛び散った。
ホッブスさんが撮影した動画には、乗務員がペーパータオルやゴミ袋を使って汚物を片付ける様子が映っている。
乗客にはマスクとウェットティッシュが提供されたという。しかしホッブスさんは「臭いは全く消えなかった」としている。
ユナイテッド航空は2024年4月10日、問題が発生したことを認めたが、詳細は明らかにしなかった。
ユナイテッド航空では、介助動物を除いて、お猫様やお犬様などは座席下に収まるキャリーケースに入れることが義務付けられている。
問題が発生したフライトに乗っていたのが介助犬だったかどうかは明らかになっていない。
ユナイテッド航空は、3月にもドイツからアメリカに向かっていたユナイテッド航空便で機内トイレが溢れ、悪臭溢れる機内サービスを展開した。
出典:米飛行機で犬の下痢が原因でファーストクラスに悪臭充満。途中で着陸を余儀なくされる