SPGアメックスの使い道再考


 八木エミリーさんという、超美人の不動産投資家がいる。

先日本を出版されたということで、セミナーに参加してみた。

自身は芦沢さんを勝手に師匠と仰ぐ中古区分をメインとしており、エミリーさんと不動産投資の領域は異なるのだが、非常に勉強になるセミナーだった。

何が勉強になったかというと、計画の立て方や行動力である。

エミリーさんは10年や1年の単位で、健康(人間ドッグ受診するとか)、人間関係(家族とか)、仕事、趣味(〇〇に旅行に行くとか)、金融(投資、資産運用)のカテゴリで計画を立てて実行されている。

1年単位での計画については、自身も内藤忍さんが提唱する100のリストをやっているが、このカテゴリ分けの整理が進んだという点で非常に勉強になった。

で、最も大きな学びだったのが毎年誕生日にホテルに籠って10年計画や1年計画を見直すという点、そして、そのホテルの宿泊にSPGアメックスの特典を活用しているという点であった。

SPGアメックスはマイラー界隈では非常に有名なカードなのだが、個人的にはこの宿泊特典の活用が義務のように感じられ、これまで避けてきた。

エミリーさんのように、誕生日に諸々の将来的な作戦会議を兼ねて1泊使うというのはストレスフリーで非常に良い使い方なのではなかろうか?

誕生日がオフピークとかぶっていれば、こんな素晴らしい使い方は無いかもと感じ、SPGアメックスを見直してみようと感じた今日この頃である。

現代版の「はたらく」の定義を考えてみる(転載)


「はたらく」を現代的に再定義しよう。人間が資本に使われないために。:

多くの人々に

  • 「はたらく」=「サラリーマン」
  • 「はたらく」=「組織に属する」

という固定観念が存在しているように感じます。

たしかに戦後・高度成長期・現代に至るまでは、その通りでした。

戦後の日本人の暮らしが克明に描かれた書籍「花森安治選集」にはこんな描写があります。

昭和12年そのころ、同級生と会うと「会社」という言葉が出た。誰もどんなところか知らなかったがとてもいいところらしかった。

1958年はこうだったのです。現代の若者に会社のイメージを聞くと、まったく別の答えが返ってくるでしょう。

それだけ時代背景・社会背景の違いというのは大きいのです。

では現代における「はたらく」とは、どんなものがしっくり来るでしょうか。

私は原義に立ち返って「傍(はた)をらくにする」ことかなと思います。

周囲を楽にしたり、知を共有したり、なにかを与えることでだれかの光になったり。

たとえば、

  • 親が体力的にすべて草刈りや雑草を抜けない時に子が精力的に代わって作業することも、はたをらくにすることでしょう。

  • 農業を学んで、その過程で得たことを共有することも、はたをらくにすることでしょう。

  • 資産運用など、自分の得意な分野について人々の相談に応えることも、はたをらくにすることでしょう。

  • 専業主婦・専業主夫の方々は、「家族というはた」をらくにしているでしょう。

社会や人々になんらかの還元をすることは、なにも組織でしか成しえないことではありません。個人に人的資本・経験・知識・実践・学習があれば、成しえることです。

FIRE(Financial Independence Retire Early)も、「Retire」は「サラリーマンを辞めること」とほぼ同義でしょう。なぜなら、現代に至るまで「はたらく=サラリーマン」という図式が支配的だったので「リタイアする=サラリーマンを辞める」という図式も同時に成り立ちます。

つまり、「FIRE=はたらかない」ことを一義的に意味するわけではありません。現代風に言えば「FIRE=経済的に自立した上で、自由に生きる」という「自由」の中に「はたをらくにする」ことも当然含まれうるということです。

もういちど、はたをらくにする例を見てみましょう。

  • 親が体力的にすべて草刈りや雑草を抜けない時に子が精力的に代わって作業することも、はたをらくにすることでしょう。

  • 農業を学んで、その過程で得たことを共有することも、はたをらくにすることでしょう。

  • 資産運用など、自分の得意な分野について人々の相談に応えることも、はたをらくにすることでしょう。

  • 専業主婦・専業主夫の方々は、「家族というはた」をらくにしているでしょう。

 上記の活動は、GDPという尺度で測ることはできません。当然ながら、人々の幸福もGDPで測ることはできません。

私たちはいつのまにか、GDP・利益・貨幣という数字に使われる側になってしまっていると思います。

その極致として、長時間労働・ブラック企業・過労死などの社会現象として表出したのだと思います。

資本による「利潤の最大化・効率化」といった要請を受け、いつのまにか資本に使われ、GDPという数字を追い求めているうちに、人々の日常・文化・牧歌的な幸福が毀損されていたのです。

都市でサラリーマンをすると、概して「満員電車に揺られて、会社ではパソコンと対峙し、疲れた身体で家を往復する」側面が少なからずあります。

これは、「効率化・利益の最大化・GDP(付加価値)の増大」には貢献します。

しかし、人間の幸福に貢献しているのでしょうか。

農業・林業・漁業・除雪・エッセンシャルワーカーなど、たとえGDPの貢献には限定的でも、

「作物や魚を取って余った分は近所で譲り合って、農作業を終えれば各人が園芸・スポーツ・文化活動など趣味に精を出して、温泉や地域コミュニティ・自然の中で仲間や家族と語らう」方が、よほど人間の幸福に貢献すると私は思います。思いますというか実感しています。

こういった生活は、貨幣・利益・効率化といったものに過度に依拠していないのです。それは、人間の幸福、そしてなにかに追われない生活に寄与すると実感しています。

時代や技術は移り変わっていくので、社会的な定義よりも、自分で時流に即して再定義をするぐらい主体的に生きることが、ますます重要になってくる時代だと思います。

私たちは、資本主義社会・自由主義経済に生きるあまり、貨幣・GDPを尺度としたものにどっぷり漬かって依存しすぎているのではないでしょうか。

近代資本主義は消費を肯定的にとらえます。「消費しないと経済は回らない」、果たして本当にそうでしょうか。物質消費の裏には、有限である地球資源の消費があることは忘れられがちです。

私は休暇を取っては、自然豊かな土地に滞在したり、登山したりしていました。そういう形で、実態が見えにくい数字とは距離を取って、人間本来の豊かさに資する自然との距離を近づけていました。

技術革新が進めば進むほど、そういった人間本来の活動の希少性と重要性が増していく、そう確信しています。

スポーツクラブNAS、ランサムウェアの被害を報告 / Sports Club NAS Report Ransomware Incidents(転載)

JP: Sports Club NAS and Concrete Manufacturer Ito Yogyo Both Report Ransomware Incidents

大和ハウスグループの子会社であるスポーツクラブNASは、以下の声明を発表した。

弊社サーバーへの不正アクセスに関するお詫びとご報告

2021年4月2日、弊社のサーバー(以下「本件サーバー」といいます。)に対する外部からの不正なアクセスにより、弊社の一部の店舗(計9店舗)で運用しておりました会員管理システム(以下「本件システム」といいます。)に障害が発生いたしました。皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けいたしますこと、深くお詫び申し上げます。また、システム復旧の検討、情報漏洩の調査ならびに本件サーバーに保管されていた個人情報の抽出・精査に時間を要し、ご報告が大変遅くなりましたこと重ねてお詫び申し上げます。

調査専門会社により調査を行ったところ、今回本件サーバーが感染したランサムウェアが情報を窃取するタイプのものではないということもあり、調査専門会社からは2021年5月18日時点において、お客様等の情報が外部サイトにおいて公開されている事実は確認できていないとの報告を受けております。

今後も、当面の間、外部の調査専門会社の協力のもと、外部サイトにお客様等の情報が公開されていないかの調査を行ってまいります。

なお、現在まで、お客様等の情報が利用されたことによる二次被害は確認されておりませんが、本件に関するお問い合わせ等の情報の集約のため、コールセンターを設置いたしました。万一、不審なメール、電話等がございましたら、大変お手数ですが末尾のお問い合わせ先までご一報いただけますようお願い申し上げます。

今後の調査等によって、お客様等の情報の漏洩が確認された場合は、改めてご報告させていただきます。

なお、多数の方からのお問い合わせが集中することが予想されます。多く寄せられるご質問やお問い合わせの内容によりましては、書面(電子メールを含みます。)または弊社のホームページへの掲載により回答させていただく場合がございます。何卒ご理解を賜りますよう、お願い申し上げます

この投稿の残りの部分では、サーバー上の情報に関する具体的な詳細と、データが流出したとは考えられない理由が述べられています。影響を受けた人の数については、サーバー上に情報を持っていた人の数は以下の通りです。

会員情報:

150,084人

(クレジットカード情報を含む34,920人)

- 氏名、住所、生年月日、性別、電話番号、会員番号、メールアドレス、緊急連絡先 、クレジットカード情報、口座情報、勤務先(氏名、住所、電話番号)のいずれかまたは複数


従業員の情報:

460名

- 氏名、生年月日

 声明の全文や詳細については、同社のウェブサイトをご覧ください。

バックアップ

海外FXで証拠金をクレジットカード払いで口座に入金。ポイントを貯めるお得技(転載)


海外FXで証拠金をクレジットカード払いで口座に入金。ポイントを貯めるお得技

FXトレードをする個人投資家の方も少なくないと思います。今回はFX口座への入金でクレジットカードのポイントを貯める方法を紹介します。

海外FX会社では、証拠金の入金に「クレジットカード払い」が使えます。 

国内のFX会社の場合、口座に入金するのは基本的には銀行振込みです。しかし、海外のFX会社の場合、銀行振込みも利用できるのですが、海外のFX会社の口座は海外の銀行にあるため「海外送金」になってしまうのです。「海外送金」の場合は、海外送金手数料が1回につき3,000円~5,000円程度かかってしまうのです。

これは大きなデメリットになってしまうため、海外FXの会社では、クレジットカードで海外のお店で買い物ができるのと同じように、クレジットカード払いで、FX口座に入金できる仕組みを用意しています。

つまり

FXトレードに利用する証拠金の入金額に対して、ポイントが付与される

ことになります。

ポイント還元率1.0%のクレジットカードで50万円のFXトレード用資金を入金すれば、それだけで5000円分のポイントが貯まるのです。

これが海外FXでクレジットカードのポイントを貯めるおすすめの方法なのです。

ただし、海外FXのクレジットカードの入金は、1年以内に出金をするとキャンセル扱いになるので、注意が必要です。

50万円のクレジットカード払いでの海外FX口座に入金をして、1カ月後に10万円出金しようとすると、10万円のクレジットカード払いがキャンセル扱いになり、実質40万円のクレジットカード払いが発生したことになります。

この場合は、ポイントが40万円分しか付きません。

海外FXの出金方法は、海外送金やペイパルなどが利用できるのですが、クレジットカードでの入金のときはその入金額に達するまでは優先的にクレジットカードによるキャンセル出金処理になってしまうのです。


クレジットカードで入金して1年間出金をせずに継続していると、クレジットカードのキャンセル処理はできなくなるため、入金が確定されポイントも付与されます。この後であれば、出金方法は海外送金やペイパルが選択できるので、ポイント分をゲットすることが可能になります。

糖質制限食の通販サイトに不正アクセス - クレカ情報が流出(転載)~想定損害賠償額は1億円程度か~

糖質制限食の通販サイトに不正アクセス - クレカ情報が流出

「糖質制限ドットコム」のカード情報漏えい
 

通信販売サイト「糖質制限食の専門ショップ 糖質制限ドットコム」が不正アクセスを受け、クレジットカード情報が外部に流出し、悪用された可能性があることがわかった。

同サイトを運営する京都高雄倶楽部によれば、同サイトの脆弱性を突く不正アクセスがあり、決済アプリケーションを改ざんされたもの。

2020年1月28日からクレジットカード決済を停止した2021年1月15日までに同サイトで利用されたクレジットカード情報が外部に流出し、不正に利用された可能性がある。対象となるのは、3877人の顧客で、利用したクレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードが被害に遭った可能性がある。

1月15日にクレジットカード会社から情報流出の可能性について指摘を受け、問題が発覚。個人情報保護委員会には2月4日に報告し、翌5日に警察に相談した。

外部事業者による調査は3月22日に完了。顧客に対しては、6月16日よりメールで個別に連絡を取り、経緯を説明するとともに謝罪し、クレジットカードにおいて身に覚えのない請求が行われていないか注意するよう呼びかけている。

カフェ関連商品を扱う通信販売サイトに不正アクセス(転載)~想定損害賠償額は3200万円程度か~

カフェ関連商品を扱う通信販売サイトに不正アクセス

「Daiichi F&L」からのカード情報漏えい

 カフェ関連の商品を扱う通信販売サイト「Daiichi F&Lオンラインショップ」が不正アクセスを受け、クレジットカード情報が流出し、悪用された可能性があることがわかった。

同サイトを運営する大一電化社によれば、不正アクセスにより決済アプリケーションが改ざんされたもので、2020年3月3日から2021年2月12日にかけて新規に入力されたクレジットカード情報が流出し、不正に利用された可能性があることが判明したという。

対象となるのは、顧客1246人が入力したクレジットカード情報最大2551件。クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードが流出した可能性がある。2月10日にクレジットカード会社から決済代行会社に連絡があり、同社では2月12日に情報が流出した可能性を把握したという。

外部事業者による調査は5月20日に完了し、6月10日に個人情報保護委員会へ報告。同日警察にも被害を申告した。対象となる顧客に対しては、6月17日よりメールや書面で経緯を説明し、謝罪を行っており、身に覚えのない請求がないか確認するよう注意を呼びかけている。

同社は、セキュリティ対策や監視体制の強化を行い、再発防止を図るとしており、今回不正アクセスを受けたサーバやシステムについては破棄したと説明。異なるサーバやカートシステムを導入したあらたなサイトを立ち上げたという。今後クレジットカード会社の承認を経てクレジットカード決済を再開する予定。

賃貸契約で、契約締結&諸費用支払後、入居前キャンセルを行ったらどうなったか(事例紹介)~大手サイトの記事でも事実とは限らない~

 

パートナーと同棲をしようということになり、賃貸アパートを探して契約締結を行ったものの、同棲に向けた準備の中でお互いの価値観や性格に決定的な乖離があることが判明し、同棲は白紙に戻し、賃貸契約もキャンセルすることとなった。

賃貸契約を締結し、必要な費用を支払った後、入居前の段階でキャンセルすると、支払った費用はいったいどうなるのだろうか?

ネットで検索してみるといくつかの事例が見つかる。

やむを得ない事情で入居前にキャンセル……。賃貸契約後に解除するには

代替どこも同じような感じで、下記のような感じとなる。

  • 敷金:返金可能性大(入居しており、原状回復の必要がある場合は償却した額を返金)
  • 礼金:大家次第だがほぼ絶望的(返金の必要なし)
  • 家賃(前家賃):入居していなければ返金可能性大。入居していれば経過日数に応じて日割りで帰ってくる可能性あり
  • 仲介手数料:不動産屋次第だが、ほぼ絶望的(返金の必要なし)
  • 火災保険料:保険会社次第(サービス約款に準ずる)

賃貸契約書に押印している時点で完全に不利な状態に変わりなく、敷金と前家賃程度を取り返せれば御の字かと思っていた。

が、結論としては下記のようになった。

  • 敷金:全額返金
  • 礼金:全額返金
  • 家賃(前家賃):全額返金
  • 仲介手数料:振込手数料をいた金額を返金
  • 火災保険料:全額返金

何ともうれしい誤算だった。

一応いろいろ調べてみたところ、賃貸契約には民法的な解釈の仕方と宅建業法的な解釈の仕方があるようである。

一般的な賃貸契約の流れは概ね下記となる。

①入居申し込み(ある場合は申込金の支払い)

②審査・契約書の作成&室内清掃などの準備

③重要事項説明

④契約書に署名捺印

⑤契約金(前家賃、敷金・礼金など)の支払い

⑥鍵の受け渡し、契約書交付

⑦入居、引っ越し

さて、どこのタイミングでっ契約締結となるだろうか?

民法上の解釈では④が契約締結となる。

一方、宅建業法上は⑥が契約締結となる。

今回は宅建業法上の解釈が優先されたか、不動産屋さんと貸主が善良だったというところだろうか?

ちなみにネットでいろいろ検索しても借主視点の有益な情報は少なく、唯一参考になったサイトのリンクを貼っておく。

入居前のキャンセル

あと、SUUMOのような大手サイトの記事でも事実かどうかは疑ってかからないといけないと感じた。

スマホ運用のセキュリティ対策チェックシートに新版(転載)


スマホ運用のセキュリティ対策チェックシートに新版 - JSSEC:

日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)は、スマートフォンの導入や運用、利用停止の各段階においてセキュリティ面より考慮すべきポイントについて取りまとめた「対策チェックシートII」を公開した。

同チェックシートは、あらたにスマートフォンを活用したり、情報セキュリティポリシー全体の見直しを実施する際、セキュリティ要件として検討すべきポイントを網羅的にまとめたチェックシート。スマートフォンを導入したり、セキュリティポリシーの策定、運用などを行う責任者の利用を想定している。

同協会が2014年3月に発行した「スマートフォン&タブレットの業務利用に関するセキュリティガイドライン 第2版」とあわせて提供してきた「対策チェックシート」の改訂版にあたる。

「NIST Cybersecurity Framework(CSF)」の分類と一致した50項目からなり、A3ファイル1枚の両面に収まるようデザイン。対策を網羅的にカバーしつつ、ポリシーの採用状況や理由など、自組織の状況を記録するスペースも配置した。

同チェックシートを取りまとめた同協会利用ガイドラインワーキンググループでリーダーを務める松下綾子氏は、「働き方改革や個人情報の取り扱いなど社会情勢を反映した」と変更点を紹介した。

「NIST CSF」の5機能にあわせて項目を再構成したことから、「防御」が中心だった従来の構成から、「検知」や「対応」「復旧」などの項目を充実させ、網羅的にチェックが行えるようになったと説明。PDFファイルにくわえ、自由にカスタマイズができ、書き込みも行える「Excel形式」のファイルも用意しており、セキュリティ対策にぜひ活用してほしいと呼びかけている。

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