【セキュリティ事件簿#2025-340】帝塚山学院大学 本学公開WEBシステムにおけるセキュリティインシデントについて 2025/9/2

 

このたび、本学が運用する公開WEBシステムに対し、不正なアクセスが行われている可能性について、外部専門機関から連絡が入りました。

本学は、本件発覚後ただちに当該システムを停止し、専門機関と連携して原因の調査と影響の確認を行いました。

調査の結果、サーバ内に不正ファイルが格納されているという事象を確認いたしました。当該システムに登録されていた一部の個人情報が漏洩している可能性もあります。

なお、侵入の経路や不正な操作の範囲はすでに特定されており、現時点で新たな不正アクセスは確認されておりません。

利用者の皆さまには、多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、心より深くお詫び申し上げます。

■ 事案の概要

発生日:2025年8月2日

対象システム:大学院 臨床心理学専攻(専門職学位課程)在学生・修了生向けWEBシステム

想定される影響:利用者の氏名およびメールアドレスが外部へ漏洩している可能性があります。

(本システムではメールアドレスをユーザー認証に利用しています)

想定される対象人数:約450名

■ 本学の対応と再発防止策

本学では、今回の事態を厳粛に受け止め、以下の対応を行って参ります。

当該システムの利用停止および安全性の確認

対象となる利用者への個別連絡

当該システムの再構築もしくは他のサービスへ置き換え・セキュリティ強化の実施

今後の全学的なセキュリティ体制の見直しと再発防止策の徹底

なお、今回の事案に関する詳細な技術的情報については、再発防止策の検討や第三者への不必要な情報提供を避ける観点から、一般公開を控えさせていただきます。

今後も本学では、情報セキュリティの確保と利用者の皆さまの信頼回復に向けて、全学的な取り組みを継続してまいります。

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