Kivaローンで社会貢献しながらマイルをゲットする方法を考えてみる


マイルの世界に入るとマイルがたくさんほしくなる。
手っ取り早くマイルをもらうにはクレカ決済となり、短絡的に思いつくのはクレカで物を買ってそれを転売して現金化する手法。

でもこれは購入するものを探すのに多くの時間を費やす必要があり、銭ゲバ的であまりいい気がしない。

次に考えられるのがマイクロファイナンス。実はクレジットカードで購入できるものもあり、私が知っているのはセキュリテ

自分も一時期投資していたが、投資案件の一本がデフォルトして、資金を引き揚げた。

セキュリテでデフォルトしたファンド

最近改めてセキュリテのサイトを覗いてみたが、一口3万円を超えている点と、デフォルト率が公開されていない点から、日本のマイクロファイナンスはリスクが高く、透明性が低いと感じた。

そこで選択肢に浮上してきたのが今回登場するKivaローン。


Kivaローンって?

Kivaローンは、世界中の困っている人に直接お金を貸せるマイクロファイナンスサービス。投資家から集めたお金は、小規模な事業者や学生など、銀行融資を受けられない人々に貸し出される。

リスクとしてはUSDベースなので、為替のリスクというかコスト。

現時点、JALマイルの間接購入はマリオットのポイント購入となり、60,000ポイント=25,000JALマイルとなる。

マリオットポイント50%増量キャンペーンで購入した場合40,000マリオットポイント(=500USD)購入で60,000マリオットポイントを調達でき、25,000JALマイルに移行できる。

クレカ決済の場合、25,000JALマイルの獲得に250万円の決済が必要となるため、250万円分をKivaローンに投じたとして、500USD(1USD146円換算で≒73,000円)を引いた約242万円以上がリターンとして戻ってくれば、個人的にアリということになる。

仮に失敗したとしても、投じたお金が世界のどこかで役に立ったと思えば、納得感も高い。

Kivaローンでマイルを貯めるメリット

  • 人助けをしながらマイルを貯められる
  • 少額から投資できる(25USDから)
  • 投資先を選べる
  • デフォルト率が公開されている
  • 換金性のあるポイントが貯まる


Kivaローンでマイルを貯めるデメリット

  • デフォルトリスクがある
  • 為替リスクがある
  • マイル獲得までに時間がかかる


とりあえず検証

いきなり250万円投じるのはさすがにリスクが高いので、まずは毎月30USDの案件2本(計60USD)の投資を続ける。

Kivaローンは8か月程度の短期のプロジェクトもあるため、1年くらい継続すると、理屈上は毎月60USD程度の収入がある計算になる。

イメージ(https://frequentmiler.com/my-kiva-spend-experiment/)

想定通りであれば出資額を増やして貢献レベルと獲得マイルをあげていく。大きく想定を下回るようであれば資金は引き上げる。

せっかくなので、進捗も定期的にブログで掲載していきたい。

Kivaローンは困っている人に直接貸し出すというよりは、提携する現地のマイクロレンディングパートナーに融資するイメージ。

案件非常に豊富で、フィルタリング機能も豊富。


ちなみに、推奨は下記らしい。

・Risk rating(stars):4 - 5
・Delinq rate:min - 3%
・Default rate from:min - 5%
・Loans at Risk:min - 10%

KivaLens

KivaLensはKivaが公式にサポートしているわけではない無料ツールですが、以下の3つの点で欠かせません。

  1. 「安全」なローンだけを絞り込めること

  2. 返済が早いローン順に並べ替えられること

  3. 複数のローンをまとめてKivaのバスケットに追加できること

なお、KivaLensはSSL暗号化を使用していないため、アクセス時にブラウザが警告を出すことがあります。ただし、個人情報を入力するわけではないため、特に問題ありません。


「安全」なローンの絞り込み

返済完了の可能性が高いローンを探すには、BorrowerタブとPartner(マイクロレンディング機関)タブの両方で条件を設定する必要があります。

  • Borrowerタブの設定例
    「Currency Loss」の項目で「No Currency Exchange Loss」と「Partner covers」を選択するのがおすすめです。


  • Partnerタブの設定例
    「Risk Rating (stars)」には高めの数値を、Delinq Rate(延滞率)・Loans at Risk(リスクにあるローン率)・Default Rate(デフォルト率)には低めの数値を設定します。値を低くしすぎると候補が出なくなるので、その場合はスライダーを調整して件数を増やします。




返済が早いローンの選び方

できれば返済サイクルが早いローンを選ぶのが理想です。以下の設定が役立ちます。

  • Borrowerタブ → Sort
    「Date half is paid back, then 75%, then full(返済50%、75%、完済)」順に並び替え。


  • Borrowerタブ → Repaid In (months)
    返済完了までの月数に上限を設定。



  • Borrowerタブ → Disbursal (days)
    借り手への資金送金までの日数を小さく設定(例: -1)。マイナス値は「すでに送金済み」を意味し、この場合は返済が即スタートするので有利です。




複数ローンの一括追加

安全かつ返済の早いローンを絞ったら「Bulk Add」でまとめてバスケットに追加できます。

  • 最大貸出額と1件あたりの貸出額を設定可能。

  • 例: ウェルカムボーナスの条件達成のため、総額5,000ドルを1件あたり250ドルずつ20件に分散して貸し付け。

「Add a Bunch」をクリックしたら、Basketメニューから「Checkout at Kiva」を選び、Kivaの公式バスケットに移動して決済を進めます。


決済時の注意点

バスケット内のローンを決済する際には以下を確認してください。

  • 手動で追加した場合、ローン額に加えて寄付金が自動的に上乗せされます。寄付は別に行いたい場合はオプションで削除できます。

  • 使用したくないKiva Creditがある場合は、横の「×」をクリックして削除。

  • 新しいクレジットカードで支払う場合は「Choose Another Way to Pay」→「Card」を選び、カード情報(クレジットカードまたはVisa/Mastercard/Amexギフトカード)を入力します。