本学環境健康フィールド科学センターのウェブサイト公開のために運用していたウェブサーバが、迷惑メールの送信に利用されていたことが判明いたしました。関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、本件について以下の通りお知らせいたします。
1.発覚の経緯
2024年6月11日(火)、本学ウェブサイトサーバのホスティングサービス事業者より、当該サーバから迷惑メールが配信されていた(これまで約6万件)ことが確認されたため、緊急措置として当該サーバ上のすべてのファイルにアクセスできないよう措置を行った旨通報があり、本事案が発覚しました。
2.原因
本学およびホスティングサービス事業者で連携して調査をした結果、当該サイトのコンテンツ領域に保存されていたサイト更新用ソフトウェアのスクリプトファイルが攻撃者に悪用され、本学の意図しない迷惑メールの送信が行われていたと考えられます。
3.現在の状況
当該サーバのファイルは現在一律アクセスを禁止しております。これにより、サーバ内外からのアクセスは遮断され、これ以上の不正なメール送信も不可能な状態です。また、当該措置の影響により、現在環境健康フィールド科学センターのウェブサイトはご覧いただけない状態となっております。
なお、本件による個人情報や機密情報の漏洩はございません。また、行われたのは本学サーバを介したメール送信であり、これらのメールが本学のアドレスから送信されたというわけではございません。
4.今後の対応
当該ウェブサイトのサーバ上のファイルを走査し、不正に改ざんないしは設置されたファイルを削除するなど、サイトの復旧に向けて対応してまいります。
また、当該ウェブサイト以外に学外公開しているものについて、同様の攻撃が行われていないかなどを調査し、再発の防止に努めてまいります。
なお、環境健康フィールド科学センターのウェブサイトにつきましては、上記対応後安全が確認され次第再度公開する予定です。