「イシグロオンラインショップ」への不正アクセス
イシグロが運営する釣り具の通信販売サイトが不正アクセスを受け、利用者のクレジットカード情報が流出し、悪用された可能性があることがわかった。
同社によれば、2020年5月27日から10月22日にかけて「イシグロメイキングパーツ専門オンライン」「イシグロ中古つり具専門」を利用した顧客3171人分のクレジットカード情報4026件が流出し、不正に利用された可能性があることが判明したもの。
外部からシステムの脆弱性を突く不正アクセスがあり、クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードなどを窃取するよう決済アプリケーションが改ざんされていた。
2020年11月6日にクレジットカード会社から流出の可能性について指摘を受け、問題が判明。1月21日に調査が完了し、同社では3月11日に警察への被害相談を行い、個人情報保護委員会へ報告を行った。
対象となる顧客には、4月5日より書面で報告や謝罪を行っており、心当たりのない請求が行われていないか確認するよう求めている。