【セキュリティ事件簿#2025-336】アクリーティブ株式会社 当社ネットワークへの不正アクセスによるシステム障害について 2025/10/22

 

このたびの当社ネットワークへの不正アクセスによるシステム障害について、2025 年 8 月 25 日および同月 29 日付でお知らせいたしましたが、その後の外部専門会社による調査結果等について下記のとおりご報告いたします。

お取引様、関係先の皆様には、多大なるご心配とご迷惑おかけいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。 

1. 概要

2025 年 8 月 25 日に当社のサーバに対する第三者による不正アクセスがあり、当社サーバの一部が暗号化され閲覧不能な状態となりました。既報にてご案内の通り、不正アクセスが確認されたサーバは、発覚後ただちに外部からのアクセスを遮断する措置を講じております。

その後、当社にて対策本部を設置のうえ、専門家の助言の下で、被害状況の把握、原因究明と復旧・再発防止対策の実施等を進めてまいりました。

2. 調査結果

(1)フォレンジック調査

2025 年 8 月 25 日から同年 9 月 12 日にかけて、外部のセキュリティ専門会社によるフォレンジック調査を実施いたしました。当該調査では、データセンター内のサーバやファイアウォールなどの個別機器内に保存されているドキュメント、およびネットワーク上の流通経路において、ファイルデータが外部に持ち出された形跡が無いかの調査を実施いたしました。

2025 年 9 月 29 日にセキュリティ専門会社より最終報告を受領した結果、外部へのデータ流出の痕跡は確認されませんでした。 

また、調査の過程で不審なアクセスが確認された機器等につきましては、速やかに交換作業を実施しております。

(2)ダークウェブ監視

2025 年 9 月 5 日より、ダークウェブ上(一般的な方法ではアクセスが困難なインターネット領域)での情報流出有無の監視を行っております。(不正アクセスの発生日に遡り、情報流出の有無を調査しております)引き続き監視を継続したうえで、専門機関から結果の報告を受ける予定です。

現時点でダークウェブ上でのデータ流出は確認されておりませんが、万が一、ダークウェブの監視期間中、流出が確認された場合、改めてご報告をさせていただきます。

3.本件の原因

2025 年 8 月 24 日に実施した当社ネットワークにおけるファイアウォールの入替作業において、システムベンダーの事前の設定ミスにより、ファイアウォールの一部の機能が停止した状態のまま機器が設置された結果、外部からのサイバー攻撃が行われ、サーバへの不正アクセスが発生したものと考えられます。 

4.再発防止策

本件の原因がネットワーク機器の入替時に発生した設定ミスに起因していると考えられることから、再発防止策として、以下を実施いたします。

  • システムベンダーに対し、セキュリティ体制の抜本的強化と再発防止策の策定を要請し、その内容を定期的に評価・確認を実施。
  • セキュリティリスクを伴う作業を行う際は、当社による作業確認に加えて第三者検証機関による検証を実施。

改めまして、この度はご迷惑とご心配をおかけし、深くお詫び申し上げますとともに、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 

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【2025/8/25リリース分】

【セキュリティ事件簿#2025-415】アスクル株式会社 ランサムウェア感染によるシステム障害について 2025/10/22

 

アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:吉岡晃)は、10 月 19 日に公表いたしましたランサムウェア感染によるシステム障害について、現時点の状況を下記のとおりご報告いたします。

改めまして、弊社サービスをご利用いただいているお客様、関係者の皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

1.現況

(1)これまでの経緯

10 月 19 日(日) 午前 外部からの不正アクセスによる異常を検知

 ランサムウェア感染の疑いのあるシステムの切り離しとネットワーク遮断を実施

16 時 30 分 「ASKUL」「ソロエルアリーナ」「LOHACO」の受注を停止

(2)障害発生の範囲

主に物流システム(WMS:Warehouse Management System)における障害の発生を確認しております。

(3)業務・サービスへの影響

WMS でコントロールする物流センター入出荷業務の停止により、引き続き受注をお受けできない状況です。

グループ会社 ASKUL LOGIST 社が受託している物流業務(3PL)も停止しております。

(4)個人情報・取引先等情報の外部流出

現時点では流出は確認されておりませんが、確認された場合には速やかにご報告いたします。


2.対応・対策状況

10 月 19 日(日)14 時に対策本部を設置いたしました。本部配下に「事業継続部会」「IT 復旧部会」を設置し、外部の専門機関とも連携し、障害範囲の特定、影響の詳細調査を継続しております。詳細調査により障害の影響を正確に把握したのち、今後の復旧に向けた計画を速やかに策定し実行してまいります。

【具体的な内容】

・LINE ヤフー社のほか、外部セキュリティ企業のエンジニア等を含め外部から約 30 名の協力体制を構築。

(常駐・遠隔双方を含む)

・社内エンジニア約 60~70 名とあわせて、全体で 100 名規模の調査チームを組成。

・システムの詳細なログ解析と原因・障害対象範囲の詳細調査。

一刻も早いシステムの復旧とサービス再開に向け、全社で対応を推進しております。
状況につきましては、今後も適宜お知らせいたします。

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【2025/10/21リリース分】

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【搭乗記】春秋航空9C8891便 上海浦東国際空港(PVG)⇒タイ・バンコク・スワンナプーム国際空港(BKK)

 

2025年に取得したワンワールド特典航空券のフライトは上海で終わり。

次の発券地であるバンコクに向かう。

ビジネスクラスやフルサービスキャリアばかりに乗っていると慣れが出たり贅沢病を患うリスクがあるため、修行のためにあえてLCCを選択。

チェックイン

今回乗るのは春秋航空8891便のバンコク行き。日本に就航しているスプリング・ジャパンではなく、本家(?)の方。

7:05発のフライトで2時間前に空港に到着。

ちなみにJALが就航している第1ターミナルではなく、国内線が多い第2ターミナルなので要注意。

あと、春秋航空はJカウンターが国際線、Mカウンターが国内線となっている感じだった。


航空券はtrip.comで手配。当初当日乗り継ぎのつもりで予約したが、気が変わって、オプションを行使して翌日の便に変更していた。

前日のチェックインでのゴタゴタがあったので少し不安だったが、恐る恐るパスポートを差し出すと、あっさり発券された。

ラウンジ

今回はLCCなのでラウンジは使えない。

ここで活躍するのがプライオリティパス。

これまでお世話になってきたセゾン・アメックス・ゴールドカード付帯のプライオリティパスの最後のお務めです。今までありがとう。


という訳で訪れたのは吉祥航空のラウンジ。

プライオリティパス利用可能だが、受付には一切情報は掲示されていない。事前にプライオリティパスのサイトを見て準備をするのが重要です。


中はこんな感じ。思ったよりも狭い。


軽く頂いて、ラウンジを出ます。


春秋航空はサテライトという噂を聞いて搭乗開始の30分前にラウンジを出たものの、搭乗ゲートまで5分くらいで着いてしまった。

搭乗・機内サービス

さすがはLCC。ボーディングブリッジではなく、バス移動です。


バス移動だと、飛行機を生で見れるので、嬉しいと言えば嬉しい。


機材はA320


広さはこんな感じ。思ったよりは広かった。


春秋航空の座席ヘッドカバーも、オーバーヘッドコンパートメントも広告付き。

そう、機内まるごと広告ビジネス。

運賃だけじゃない、“広告収入でもガッチリ!”💰✈️


LCCなので機内サービスは特に無いだろうと思っていたのですが、着陸に向けた降下が始まり、シートベルト着用サインが点灯するまでの約30分間、客室乗務員による免税品販売のセールストークが延々と続く「サービス」が始まりました。

まるで“空飛ぶショッピングチャンネル”のようで、これは初めての体験。なかなか刺激的でした。

着陸後

初体験つながりで言うと、到着はスワンナプーム国際空港のサテライトターミナルでした。


サテライトと本館は地下鉄(!?)で繋がっています。


車両はシーメンス製。結構揺れるので、乗り心地は良くない。


というわけで久しぶりのLCCだったが、覚悟したほど酷くはなかった。ドリンクサービスも機内食もないので、本を持ち込んでじっくり読書するには最適。ただ、今回乗った4時間が限界かな。

たまにLCCに乗るとフルサービスキャリアのありがたみを実感できるので、よきかと。

9C8891搭乗日:2025年10月12日

【セキュリティ事件簿#2025-418】三井不動産商業マネジメント株式会社 第三者のなりすましログインに関する注意喚起とお願い 2025/10/20

 

平素より当社運営の商業施設をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

このたび、三井ショッピングパークポイント メンバーズページにおいて、悪意のある第三者による“なりすまし”不正ログインが確認されました。

アカウントが不正に使用される可能性がございますので、安全にサービスをご利用いただくためにも、お客さまには以下の対応をお願い申しあげます。

【お客様へのお願い】

メンバーズページを安全にご利用いただくため、以下についてご対応いただきますようお願い申しあげます。

  • ポイント履歴の定期的な確認
  • パスワードの変更

※他サイトやアプリで流用している場合、ログインID(メールアドレス)の変更もご検討ください。

  • 安全性の高いパスワードの使用(英大文字小文字・数字・記号)

※パスワードの設定については、以下もご参考ください。

総務省 国民のためのサイバーセキュリティサイトより

 「安全なパスワードの設定・管理」

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/cybersecurity/kokumin/security/business/staff/06/


不正ログインされた場合、以下のような被害が発生する可能性がございます。

  • お客さまの氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス等の情報閲覧
  • 意図しないID(メールアドレス)およびパスワードの変更、退会の手続き
  • 三井ショッピングパークポイントの不正利用

なお、現時点において、弊社からお客様のID(メールアドレス)およびパスワード等の情報漏洩は確認されておりません。

【当社の対応】

お客様に安心してサービスをご利用いただけるよう、以下の対応を進めております。

  • 不正なログインが疑われる事象に対する調査、海外からの不審なアクセスの遮断など、必要な対応。
  • 一部地域の警察への報告および捜査協力による厳正な対処。
  • 個人情報保護委員会への速やかな報告。
  • 既存のセキュリティ対策に加え、さらなる技術的対策の導入。

【よくある質問/お問い合わせ】

本件に関して、ご不明な点ございましたら、下記URL

「第三者のなりすましログインに関するよくある質問/お問い合わせ」をご覧ください。

https://www.mf-shogyo.co.jp/notice/memberspage.html

※新しい情報がございましたら、こちらのお知らせを更新いたします。

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【セキュリティ事件簿#2025-417】株式会社フクヨシ 弊社が運営する「フクヨシショッピングサイト」への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ 2025/10/20

 

このたび、弊社が運営する「フクヨシ」におきまして、第三者による不正アクセスを受け、お客様のクレジットカード情報12,630件が漏洩した可能性があることが判明いたしました。

お客様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑およびご心配をおかけする事態となりましたこと、深くお詫び申し上げます。

なお、個人情報が漏洩した可能性のあるお客様には、本日より、電子メールおよび書状にてお詫びとお知らせを個別にご連絡申し上げております。

弊社では、今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止のための対策を講じてまいります。

お客様をはじめ関係者の皆様には重ねてお詫びを申し上げますとともに、本件に関する概要につきまして、下記の通りご報告いたします。

1.経緯

2024年7月16日、神奈川県警サイバー犯罪課より、悪性ファイルが存在する疑いに関する通報を受けました。その後、2024年8月19日、神奈川県警サイバー犯罪課による調査結果を受け、2024年8月20日に弊社サイトを閉鎖(メンテナンスページへリダイレクト)いたしました。

同時に、第三者調査機関による調査も開始いたしました。2024年11月19日、調査機関による調査が完了し、2021年3月31日~2024年8月9日の期間に「フクヨシショッピングサイト」で購入されたお客様クレジットカード情報が漏洩し、一部のお客様のクレジットカード情報が不正利用された可能性があることを確認いたしました。

以上の事実が確認できたため、本日の発表に至りました。

2.個人情報漏洩状況

(1)原因

弊社が運営する「旧フクヨシショッピングサイト」のシステムの一部の脆弱性をついたことによる第三者の不正アクセスにより、ペイメントアプリケーションの改ざんが行われたため。

(2)個人情報漏洩の可能性があるお客様

2021年3月31日~2024年8月9日の期間中に「旧フクヨシショッピングサイト」においてクレジットカード決済をされたお客様12,630件で、漏洩した可能性のある情報は以下のとおりです。

・カード会員名                            ・カード番号

・有効期限                                   ・セキュリティコード

・メールアドレス                         ・パスワード

・電話番号

上記に該当する12,630件のお客様については、別途、電子メールおよび書状にて個別にご連絡申し上げます 。

3.お客様へのお願い

既に弊社では、クレジットカード会社と連携し、漏洩した可能性のあるクレジットカードによる取引のモニタリングを継続して実施し、不正利用の防止に努めております。

お客様におかれましても、誠に恐縮ではございますがクレジットカードのご利用明細書に身に覚えのない請求項目がないか、今一度ご確認をお願いいたします。万が一、身に覚えのない請求項目の記載があった場合は、たいへんお手数ですが同クレジットカードの裏面に記載のカード会社にお問い合わせいただきますよう、併せてお願い申し上げます。

なお、お客様がクレジットカードの差し替えをご希望される場合、カード再発行の手数料につきましてはお客様にご負担をお掛けしないよう、弊社よりクレジットカード会社に依頼しております。

4.公表が遅れた経緯について

2024年7月16日の漏洩懸念から今回の案内に至るまで、時間を要しましたことを深くお詫び申し上げます。

本来であれば疑いがある時点でお客様にご連絡し、注意を喚起するとともにお詫び申し上げるところではございましたが、不確定な情報の公開はいたずらに混乱を招き、お客様へのご迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠であると判断し、発表は調査会社の調査結果、およびカード会社との連携を待ってから行うことに致しました。

今回の発表までお時間をいただきましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

5.再発防止策ならびに弊社が運営するサイトの再開について

(1)再発防止策

このたびの不正アクセスにつきまして、お客様にご心配とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。弊社は今回の事態を厳粛に受け止め、以下の対応を実施いたしました。

·         2024年8月20日に所轄の警察署へ被害届を提出するとともに、個人情報保護委員会へ報告を完了いたしました。

·         同日より、警察の捜査には全面的に協力してまいります。

·         現在、第三者機関のコンサルティングを受けており、すでにPCI DSS SAQ(セキュリティに関する自己問診)を作成済みです。今後は、このPCI DSSの要件に準拠した運用を徹底し、システムのセキュリティ対策および監視体制を一層強化することで、再発防止に努めてまいります。

·         2024年8月20日をもって旧カートシステムを閉鎖いたしました。

·         2024年10月24日には、関係各所にご確認いただいたうえで、会員情報(クレジットカード情報は含まれません)を除くすべてのデータを抹消いたしました。

今回の事態によりご心配をおかけしておりますこと、重ねてお詫び申し上げます。今後は、お客様に安心してご利用いただけるよう、より一層のセキュリティ強化に努めてまいります。

(2)新サイトについて

このたびの不正アクセスを受け、お客様の個人情報とクレジットカード情報を最大限に保護するため、新たなサイトを構築いたしました。

新サイトの概要

弊社では、2023年5月31日よりShopifyのカートシステムを利用した新サイトの開発を進めておりました。当初は2025年2月1日の公開を予定しておりましたが、今回の事態を厳粛に受け止め、開発を急ピッチで進め、2024年11月20日に新サイトをオープンいたしました。

カード決済の一時停止と再開について

お客様に安心してご利用いただくため、弊社は2025年2月にカード決済を一時的に停止し、厳格なセキュリティ監査とシステム強化を実施いたしました。万全の体制を構築したのち、2025年8月にShopifyシステム上でカード決済が自動的に再開されました。

しかし、これは弊社の意図しないものであり、夏季休業中のため設定変更が間に合わず、予期せぬ再開となってしまいました。

この状況を受け、カード会社からのご指摘を真摯に受け止め、2025年9月29日から当面の間、カード決済を停止いたします。決済の再開に向けては、迅速な対応を心掛け、カード会社の最終確認を経て、安全が確認でき次第、速やかに再開する所存です。

Shopifyのセキュリティ体制について

Shopifyは、世界的に厳格なセキュリティ基準をクリアしています。

·         PCI DSS準拠: クレジットカード業界の国際的なセキュリティ基準であるPCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)に完全に準拠しており、お客様のクレジットカード情報は安全に保護されます。

·         強固な暗号化: すべてのデータは強力なSSL暗号化で保護されています。

·         高度なセキュリティシステム: AIを搭載した不正検知システムと24時間体制のセキュリティ監視により、常に情報を守り続けています。

·         高い信頼性: 世界175万以上のビジネスに選ばれている実績が、Shopifyの安全性と信頼性を証明しています。

お客様には多大なるご不便とご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

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【セキュリティ事件簿#2025-416】流通経済大学 本学サーバへの不正アクセス(ランサムウェア攻撃)について 2025/10/14

 

2025年10月9日未明に、証明書発行システム用の外部サーバが、ランサムウェアによる不正アクセスを受け、当該サーバに保存されていた個人情報の一部が外部に漏洩した可能性があることが判明いたしました。このような事態を招き、学生・ご家族の皆様をはじめ、教職員および関係各位に多大なるご心配とご迷惑をおかけいたしますことを、心より深くお詫び申し上げます。

本件については、警察署ならびに文部科学省への届け出を行い、学内に対策本部を設置いたしました。本学では、今回の事態を重く受け止め、被害状況の確認および原因究明に努めるとともに、再発防止策の策定に全力で取り組んでまいります。

詳細が判明し次第、改めてご報告申し上げます。

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【セキュリティ事件簿#2025-414】第一フロンティア生命保険株式会社 当社の業務再委託先が使用するクラウドシステムにおける不正アクセス被害による情報漏えいについて 2025/10/17

 

当社は、年 1 回実施する「お客さまアンケート」の集計業務を、株式会社野村総合研究所を通じて日本アスペクトコア株式会社(以下「アスペクト社」)に再委託しております。

今般、アスペクト社が集計業務の遂行にあたって使用していた入力補助ツール(ローレルバンクマシン株式会社が専用環境を構築し提供)が不正アクセス被害を受け、同システムに保存されていた当社のアンケート回答データの漏えいが確認されました。

現時点で漏えいした情報が公開されている事実やデータが悪用された形跡は確認されておりません。不正アクセスを受けた入力補助ツールは既に使用を停止しており、また現在実施中のアンケートはないことから、さらなる被害拡大は見込まれない状況です。

お客さまをはじめとする関係者の皆さまに、ご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、心よりお詫び申しあげます。

また、今回の事案を重く受け止め、委託先の管理を一層徹底し再発防止に努めてまいります。

【漏えいが確認されたお客さま情報】

 ・回答者 ID(当社が回答者を識別するために任意で付番した番号)

・アンケート回答におけるフリーコメントの内容

※基本的に氏名・住所等外部の第三者がアンケート回答者個人を特定できるような情報は含まれておりませんが、ごく一部フリーコメントに氏名等をご記入されているお客さまがいらっしゃいました(対象者6名)。これらのお客さまには、当社から個別にご連絡を差し上げることとしております。

【セキュリティ事件簿#2025-413】野村證券株式会社 委託先企業が利用するクラウドサービスへの不正アクセスによる情報流出について 2025/10/17

 

野村證券株式会社(代表取締役社長:奥田健太郎、以下「当社」)が実施しておりますお客様満足度調査の回答調査業務を委託している企業が利用しているクラウドサービスにおいて不正アクセスによる情報の流出が確認されたため、ご報告申し上げます。関係者の皆さまには多大なるご心配とご迷惑をおかけしますことをお詫び申し上げます。

今回、委託先企業が利用するクラウドサービスへの不正アクセスによって情報が流出したのは、お客様満足度調査の回答者 ID および回答内容です。

当社は株式会社野村総合研究所および NRI フィナンシャル・グラフィックス株式会社に回答調査業務を委託しており、NRI フィナンシャル・グラフィックス株式会社は当該業務を別会社に再委託していました。

今回、再委託先企業が回答内容の読み取りに利用しているクラウドサービスにて不正アクセスを受けた可能性がある旨の連絡を受け、事実関係の確認を行ったところ、当該クラウドサービスから回答者 ID および回答内容が外部に流出したことが判明しました。回答内容のうちフリーコメント欄の中に特定の個人を識別できる可能性のある情報が約 40 件確認されました。詳細が判明次第、該当するお客様へは個別にご連絡いたします。

なお、当社のシステムへの不正アクセスは確認されておりません。

今回の事案を重く受け止め、当社は委託先を含む管理体制を一層徹底し、再発防止に努めてまいります。

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