【セキュリティ事件簿#2023-370】厚生中央病院 個人情報漏洩のおそれについて 2023年9月14日

8月26日、当院職員が自宅で使用しているパソコンが、サポート詐欺の手口により遠隔操作される事態が発生しました。 

このパソコンに接続していたUSBメモリには、研究目的で①当院で診療(2020年2月20日~2021年9月17日)した新型コロナ感染症及びその疑いがあった患者等に関する情報771名分と②当院職員の感染対策として行った検査(2011年3月2日~2013年12月25日)に関する情報510名分のデータがありましたが、どちらのデータにも個人の連絡先は含まれておりません。  

しかしながら、要配慮個人情報(診療内容や検査結果等)にあたる情報が含まれていることから、国の個人情報保護委員会へ報告するとともに、サポート詐欺による情報漏えいの可能性について調査を進めているところです。 

現時点では、データのコピーまたは閲覧がされた形跡は確認されておらず、また、被害等の報告を受けておりませんが、関係される皆さまにご心配をお掛けすることとなり深くお詫び申し上げます。 

事態を厳粛に受け止め、個人情報の取り扱いの徹底を行い、再発防止に取り組んでまいります。