【セキュリティ事件簿#2023-361】マツダ株式会社 不正アクセス発生による個人情報流出可能性のお知らせとお詫び 2023年9月15日

この度、弊社サーバー機器が外部からの不正アクセスを受け、弊社が管理している個人情報の一部が外部へ流出した可能性があることが判明いたしました。なお、不正アクセスを受けたサーバーにはお客様の個人情報は保管しておらず流出しておりません。

関係者の皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。

現在、鋭意調査を続けておりますが、現時点で判明している事実及び弊社対応について以下のとおりご報告いたします。

【概要】

2023年 7月 24日 (月) 、弊社サーバー機器を経由した不正な通信を検知し、直ちにサーバー機器をネットワークから切り離すなど必要な対策を実施しました。その後、第三者機関(外部セキュリティ専門家)の調査により、弊社システムのアカウント情報等を管理するシステム(ディレクトリサーバー)への不正アクセスの形跡が確認され、個人情報の一部が外部へ流出した可能性があることが判明いたしました。

【流出した可能性がある個人情報】
弊社及びグループ会社の社員、協力会社社員、お取引先様ご担当者の下記アカウント情報
( 104,732件)
  • 弊社が発行したユーザーID
  • パスワード(暗号化値)
  • 氏名(漢字、ローマ字)
  • メールアドレス
  • 会社名
  • 部署、役職名
  • 電話番号
現時点では確認されていませんが、今後、これらの個人情報を悪用し、フィッシングメールやスパムメール等が送付される可能性があります。不審なメールを受け取られた場合は慎重にご対応下さいますようよろしくお願いいたします。

【原因】

外部セキュリティ専門家の調査結果より、今回の不正アクセスは弊社に設置したアプリケーションサーバーの脆弱性が悪用されたものであったと判明しています。

【弊社の対応】

弊社は、本件事象の認知後、不正アクセスに用いられた を無効化し、サーバーをシャットダウンするとともに、外部セキュリティ専門家のフォレンジック調査を実施いたしました。外部セキュリティ専門家の調査にて、影響の範囲を確定させるまでに時間を要し、今回の発表までお時間をいただきましたこと、お詫び申し上げます。本件につきましては、すでに警察への相談及び個人情報保護委員会に必要な報告を行い、外部セキュリティ専門家の協力を得ながら、関係各機関と連携し、事実の確認及び適切な対応に務めております。また、弊社は今回の事態を重く受け止め、セキュリティ体制の改善、全てのウェブサイト及びネットワークに対する監視体制強化など、再発防止に全力で取り組んでまいります。

この度は皆様に多大なご迷惑ご心配をお掛けしますこと、改めて深くお詫び申し上げます。

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