【セキュリティ事件簿#2025-233】株式会社ヤマダコーポレーション サイバー攻撃によるシステム障害についてのお知らせ 2025/7/16

 

この度、弊社が運用する社内サーバーが第三者による不正アクセスを受けたことにより、一部の個人情報が漏えいした可能性があることが判明いたしました。

関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけする事態となりましたことを、深くお詫び申し上げます。

現時点で判明している事実と弊社の対応につきまして、下記の通りご報告いたします。

1. 経緯

2025 年 6 月 24 日、弊社社内システムの一部に動作不良が発生したため調査を開始したところ、第三者によるランサムウェア攻撃を受けたことが判明しました。これを受け、直ちに全PCおよび社内サーバーをネットワークから完全に隔離し、外部専門家の協力を受けながら詳細な調査を進めております。

現時点までの調査の結果、社内サーバーにある個人情報を含む一部のデータが暗号化されていることが判明しました。そのため個人情報が漏えいする可能性を否定できないと判断し、この度の公表に至りました。

なお、現時点におきまして、個人情報の漏えいや、漏えいした個人情報が不正に利用された等の二次被害は確認されておりません。

2. 漏えいの可能性がある個人情報

現時点の調査において、漏えいの可能性がある個人情報は以下の通りです。

■ 採用募集への応募でご提出いただいたエントリーシート、履歴書
対象となる方:2014年卒~2026年卒予定で弊社の大学卒採用に応募、エントリーシートを提出された方

■ 1day仕事体験、個別会社説明会等への応募者リスト
対象となる方:2023年6月~2025年6月の間に弊社のキャリア採用募集に応募し履歴書を提出された方

■ 株主名簿(住所、氏名、所有株式数等)
対象となる方:2017年9月末、2018年~2024年の3月末および9月末、2025年3月末のいずれかの時点において、弊社株式を保有されていた株主様

■ 名刺情報リスト
対象となる方:2008年4月~2023年6月までの間に開催された自動車整備分野などの各種展示会において、弊社ブースを訪れていただいた方の名刺情報

3. 今後の対応

情報の漏えいの可能性がある皆様には、弊社で保有しているご連絡先へ順次個別にご通知申し上げます。

なお、弊社にて個人のご連絡先が確認できない皆様、および弊社で保有しているご連絡先から変更がある等の理由で個別のご通知が難しい皆様には、本公表をもって個別のご通知に代えさせていただきます。

弊社では、現在も外部専門家の協力を受けながら更なる調査を継続しております。今後、皆様にお伝えすべき新たな情報等が判明した場合には、速やかに弊社ウェブサイトにてお知らせいたします。

弊社は今回の事態を厳粛に受け止め、現在行っている調査の結果も踏まえてセキュリティ体制および監視体制をより強化し、再発防止に全社を挙げて取り組む所存です。

4. 皆様へのお願い

今後、弊社や関係者をかたる不審なメールや SMS、電話等には十分にご注意くださいますようお願い申し上げます。

【2025年6月26日リリース分】

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【セキュリティ事件簿#2025-139】株式会社インターネットイニシアティブ IIJセキュアMXサービスにおけるお客様情報の漏えいについてのお詫びとご報告 2025/7/18


当社の法人向けメールセキュリティサービス「IIJセキュアMXサービス」が不正アクセスを受け、通信の秘密の漏えい事案が発生したことにつき、本日、総務省より書面による指導を受けたことをお知らせいたします。お客様ならびに関係各位には、多大なご迷惑とご心配をお掛けし、深くお詫び申し上げます。

2025年4月15日:IIJセキュアMXサービスにおけるお客様情報の漏えいについて(第一報)

https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2025/0415.html

2025年4月22日:IIJセキュアMXサービスにおけるお客様情報の漏えいについてのお詫びとご報告(第二報)

https://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2025/0422-2.html

この度の事案をうけ、当社では再発防止に向けたセキュリティ対策および監視体制の強化について検討を実施し、サービス設備における振る舞い検知機能の強化を6月26日に完了しております。また、Webアプリケーションファイアウォールの多層化による防御の強化を7月中に完了する見込みです。

加えて、サービス全体における再発防止を目的に社長の直轄によるプロジェクトを発足しました。今後、本プロジェクトを中心に、IIJセキュアMXサービスを含めた当社のサービス全体のセキュリティレベルを従前の水準を超えて高度化するため、必要な対応を速やかに進めてまいります。

当社は、この度の指導を厳粛に受け止め、現在進めている再発防止に向けた対策を確実に実施するとともに、全社での情報セキュリティ体制の強化に取り組み、お客様ならびに関係各位からの信頼回復に努めてまいります。

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【2025年4月22日リリース分】

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【2025年4月15日リリース分】

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【セキュリティ事件簿#2025-277】愛媛県 委託先におけるメールの誤送信によるメールアドレスの漏洩について 2025/7/3

 

1 7月1日(火)、県ふるさと納税に係る支援業務を委託している事業者において、ふるさと納税の返礼品提供事業者にメールを送信した際、「Bcc」で送信すべきところ、誤って「To」で送信する事案が発生した。

※送信先から、他の事業者のメールアドレスが見える形になっているとの連絡があったことにより、誤送信が発覚。

【漏洩した情報】

ふるさと納税返礼品提供事業者の担当者メールアドレス 134 件

(うち、個人のメールアドレスと思われるものが9件)

2 委託先から事業者へのメールは7月1日 16:05 に送信され、同日 19:35 に委託先から全ての事業者に、お詫びのメールを送付するとともに、翌日(7月2日)委託事業者からの報告を受け、県においても全事業者にお詫びのメールを送信し、当該メールの削除を依頼した。

3 委託先に対しては、メール送信時には複数人でチェック体制を徹底するとともに、改めて個人情報の取扱に係る社内研修を行い、再発防止に万全を期すよう指導した。

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【セキュリティ事件簿#2025-276】麻生総合病院 当院で起こった当院職員によるクレジットカード情報の不正利用について 2027/7/4


まずは、当院をご利用いただいております患者様、連携医療機関や取引先の皆様におかれましては多大なるご心配ならびにご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます。

7月2日に警察からの情報提供によって本件の発生を覚知いたしました。現在、警察の捜査に全面的に協力し、内部調査を実施し、速やかに再発防止策の策定と被害者の方への補償を行いたいと考えております。

患者様との信頼関係が重要な医療従事者がこのような行為をしてしまったことは大変遺憾です。今後はこのような事がないように職員倫理教育を徹底して参ります。

信頼回復に向けて職員一同、心のこもった質の高い安心の医療を提供してまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

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【セキュリティ事件簿#2025-275】沖縄県立看護大学 個人情報の漏えいのおそれに関するお知らせとお詫び 2025/7/4

 

このたび、学生氏名及び学籍番号を含む電子ファイルを意図せず本学ホームページに掲載した事案が確認されましたので、お知らせいたします。

このような事案が発生し、学生及び関係者の皆様に大変なご迷惑をおかけすることになり、深くお詫び申し上げます。本学では、今回の事態を重く受け止め、より一層、個人情報の保護、情報セキュリティ対策の適切な管理に努めて参ります。

1.本件の概要

令和7年2月6日から6月21日の間、学生氏名及び学籍番号含む電子ファイルを意図せず本学ホームページに掲載したことから、学生の氏名及び学籍番号を閲覧することが可能な状態となっていました。

当該電子ファイルは、学外の実習施設に利用していただくためにホームページに掲載したものですが、個人情報を含む箇所が非表示の状態であったため、電子ファイル内に学生の個人情報が保存されていることを事前に確認できず、ホームページに掲載する事態となりました。

本学学生からの指摘により、上記事態を確認するに至りました。

2.漏えいした個人情報

令和6年度学部生の氏名及び学籍番号(324名分)

3.現在までの対応

個人情報を含む電子ファイルをホームページから削除するとともに、個人情報が漏えいしたおそれのある学生及び実習施設に対して、報告とお詫びの連絡を行いました。

4.2次被害又はその恐れ

これまでのところ流出した情報が不正に使用されたという事例は確認されておりませんが、引き続き確認を進めて参ります。

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【セキュリティ事件簿#2025-274】北九州市 北九州市採用試験における受験者のメールアドレスの流出について 2025/6/16

 

北九州市職員上級等採用試験【通常枠】の一部の試験区分の受験者に対し、必要書類の提出に関するお知らせのメールを一斉送信しました。

その際、「Bcc」で送信すべきところを、誤って「To(宛先)」で送信したため、受験者のメールアドレスが流出しました。

該当の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

今後はチェック体制を徹底し、再発防止に取り組みます。

1 経過

(1)6月13日(金)17時48分、採用試験の担当者が、行政Ⅱ(民間等経験)の受験者に対して、必要書類の提出に関するお知らせメールを送信しました。

(2)同日18時45分頃、当該受験者の一人から連絡があり、「To」で送信していることが判明しました。

2 流出した情報

 受験者のメールアドレス(173名)

3 対象者への対応

6月14日(土)12時9分、対象者の方に対して、お詫びとメールの削除をお願いするメールを「Bcc」で送信しました。

併せて、電話でも連絡し、お詫びとメールの削除をお願いしています。

※ 現時点では、被害の報告はありません。

4 今後の対応


 メール送信の際、送信先が「Bcc」となっていることのダブルチェックを徹底するとともに、緊急に職場研修を開催し、個人情報の取扱いについて周知徹底を図ります。

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【セキュリティ事件簿#2025-273】株式会社豊通マシナリー お客さま情報の不正持ち出しに関するお詫びとお知らせ 2025/6/30

 

当社は、当社を退職した元社員が、このたび取引先ご担当者様の個人情報を含むデータを不正に持ち出していたことが判明いたしましたのでお知らせいたします。

なお、本日までに、持ち出されたデータの保存箇所を特定し、すべてのデータの削除・廃棄を行っております。また、現在まで、持ち出された個人情報が第三者に提供された事実および本件による二次被害の発生は確認されておりません。

関係者の皆様には、多大なるご迷惑およびご心配をおかけする事態となりましたことを、深くお詫び申し上げます。

当社では、今回の事態を厳粛に受け止め、二度とこのようなことを生じさせないよう、外部の専門家等の第三者の助言をもとに、今後より一層、従業員の意識向上、社内の情報管理体制の強化に努めるとともに、不正な情報の持出しや利用等に対し、厳正に対処してまいります。

本件の詳細は以下の通りです。

1. 本件の概要

2025年3月31日付けで退職した当社の元社員が、4月以降も当社のファイルサーバーに複数回に渡って不正アクセスし、個人所有のパソコンにデータをダウンロードしていたこと、また、退職日当日に、当該ファイルサーバー等に保管されていたデータを印刷して無断で社外に持ち出していたことが2025年4月25日に判明いたしました。

その後、ダウンロードデータおよび印刷データを特定し、内容を確認した結果、当該データの一部に、取引先ご担当者様の個人情報が含まれていることが、2025年5月3日に判明いたしました。

なお、本件が発覚した後、当社は、速やかに、個人情報保護委員会に本件を報告しております。

2. 流出した個人情報の内容と件数

流出した個人情報の総件数は1,331件であり、内容については以下のとおりです。

(1)社内管理資料に記載された個人情報

取引先ご担当者様の氏名(苗字のみを含む)、当該ご担当者の所属する会社名・部署名

件数:1,209名分

(2)見積書、注文書、工事体制表等に記載された個人情報

取引先ご担当者様の氏名(苗字のみを含む)、電話番号、住所、血液型、生年月日、工事関連資格情報、当該ご担当者の所属する会社名・部署名の全部又は一部

件数:122名分

なお、個人情報の流出を確認した取引先ご担当者様のうち、ご連絡先が判明した方には、2025年6月より、書状にてお詫びとご連絡を順次実施しております。

3. 本件発覚後の当社の対応

当該元社員が、在職時に保有していた管理者権限を利用し、退職した後も当社ファイルサーバーにアクセス可能な権限を不正に設定していたことが判明したため、当社は、本件発覚後、直ちに当該元社員による当社ファイルサーバーへのアクセス権限を解除いたしました。その後、当該元社員に対し、弁護士立会いの元で聞き取り調査を実施し、持ち出したデータの内容・範囲等を確認するとともに、所有していたパソコンを回収のうえ、外部機関によるデータフォレンジック調査等を実施しました。

これらの調査結果を踏まえ、持ち出されたデータの保存箇所を特定し、すべてのデータの削除を行いました。また、自宅等に保管されていた印刷物についてもすべて回収し、廃棄を行いました。

4. 二次被害の有無等

持ち出された個人情報は、全て削除が完了しております。また、当社によるこれまでの調査の結果、持ち出された個人情報が第三者に提供された事実および本件による二次被害の発生は確認されておりません。

5. 再発防止策

このたびの事態を厳粛に受け止め、情報管理に関する取り組みが十分でなかったことを反省し、今後は、当社従業員への教育を強化・徹底するとともに、不正な情報の持出しを防ぐための安全管理措置をより一層強化してまいります。

具体的には、従業員に対する定期的な情報セキュリティ教育の強化および教育コンテンツの拡大、退職予定者に対する情報管理遵守の通達強化・徹底、当社ファイルサーバーの管理者権限保有者の範囲限定、アクセス権限設定プロセスの見直しおよび厳格化、退職予定者による社外ユーザーの招待権限の制限などの措置を講じ、再発防止に努めてまいります。

あらためまして、本件につきまして、多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます。

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【セキュリティ事件簿#2025-272】環境意識は高くてもセキュリティ意識はゼロ:香川県の「一斉清掃大作戦!」が情報漏えい大作戦に

 

香川県などが主催する環境イベント「瀬戸内4県・一斉清掃大作戦!」の参加登録者100名分の個人情報が漏えいするという、まさかの展開が明らかになりました。

事件が起きたのは、県が管理するメーリングリスト(登録者586人)に向けて送信された案内メール。ところが、メールに記載されていたのは、参加申し込み用のフォームではなく、すでに参加登録を済ませた100人分の氏名・電話番号などが記載されたページのURLでした。

つまり、環境イベントへの「案内メール」が、まるごと個人情報のばらまきメールと化してしまったわけです。

この事態を引き起こしたのは、県の職員による確認ミス。たった一人で送信作業を行い、リンク先の確認もせず、さらにパスワード保護などの対策も施されていなかったとのこと。

香川県は記者会見で、「多くの方々にご心配とご迷惑をお掛けしました」と謝罪するとともに、「複数人での確認体制」や「パスワードの設定」など、再発防止策を講じるとしています。

出典:香川県 イベント案内メールで100人分の個人情報を漏えい URLのリンク先を確認せずメール送信アーカイブ