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航空券の燃油サーチャージが3年ぶりに無料化
武漢ウイルスの世界的な蔓延により、人の流れがストップし、経済が急激に悪化している。
その結果、原油については需要が急減し、減産しても供給が上回る状況が続いている。
そして、その影響が燃油サーチャージにも出てきた。
2020年6月発券分からの燃油サーチャージについては、現時点ANAからの発表のみだが、おそらくJALも追随してくると思われる。
■燃油サーチャージ(金額は片道分。往復の場合は2倍となる。)
南朝鮮(韓国)、極東ロシア:500円⇒0円
中国、台湾、香港:2,500円⇒0円
タイ、シンガポール、マレーシア:4,500円⇒0円
北米、欧州、中東、オセアニア:10,500円⇒0円
ただ、燃油サーチャージは下がっても、海外旅行に行くハードルが上がっている。。。
まず武漢ウイルスが収束しないといけない。
次に各国が入国制限を解除しなければならない。
が、景気が急速に悪化しているため、上記を満たしても、旅行に行くだけの経済的余裕が残っているか超絶不安。
自己都合退職を会社都合退職に変えられる!?(特定受給資格者、特定理由離職者)
自宅にはテレビが無く、最近の情報収集はYoutubeがメインで、ときどきラジコでラジオを聴いたり、日本経済新聞を読んだりしている。
テレビって基本偏向報道なので、正確な情報が入ってくることは無い。
あればつけてだらだら視聴してしまうので、人生における生産性低下のツールだと思っている。
テレビをなくすことで無駄に時間を過ごすことは無くなるし、NHKに無駄金を払わなくて済むので個人的には大変オススメである。
個人的にはテレビと銀行はオワコンだと思っている。
前置きが長くなってしまったが、今回はそんなYoutubeから仕入れた、
「法律ゆうんは弱いもんの味方やない、知っとるもんの味方するんや」シリーズ。
会社を退職した時、雇用保険に入っていれば失業給付金をもらえることは誰でも知っていると思う。
退職の形態には「会社都合退職」と「自己都合退職」があり、会社都合退職の場合はすぐに支給されるが、自己都合退職の場合は3か月間の待機期間が必要となるが、これは一部の人しか知らないと思う。
自分もこのレベルの知識だったのだが、自己都合退職でも3か月間の待機期間が無くすぐに支給されるケースが存在することを知ったので、整理したいと思う。
■特定理由離職者
・派遣社員の派遣期間満了
(労働者が更新を希望したにもかかわらず、更新されなかった場合に限る)
・体力の不足、心身の障害、疾病、負傷など
⇒うつ病等によるメンタルが原因の退職はコチラに該当
・妊娠、出産、育児など
(受給期間の延長措置を受けた人に限る)
・配偶者や扶養すべき親族との別居を続けることが難しくなったため
⇒いわゆる介護離職が該当
・結婚に伴う転居で、通勤が不可能に、または難しくなったため
■特定受給資格者
・事業所の廃止
・事業所の移転で、通勤が難しくなったため
・労働の実態が、明示されていた労働条件と大きく異なったため
⇒長時間残業による退職の場合、該当する可能性アリ
で、どのような長時間残業が特定受給資格者に該当するかと言うと、直近6ヶ月で下記のいずれかを満たすと特定受給資格者を満たせる可能性が出てくるらしい。
1.どれか1か月で残業100時間超
2.連続する3か月で残業45時間超
3.連続する2か月以上の期間で残業が月平均80時間超
まー、まともな会社だと満たすこと自体が結構困難かもしれない。
逆に言うと、満たしている会社は明らかにブラック企業なので、速やかな転職をおススメしたい。
【参考】
https://www.youtube.com/watch?v=cEjeO10oiUs&t=0s
https://manetatsu.com/2020/03/233994/
https://hataraquest.com/overtime-45-hours
固定資産税・都市計画税の減免
武漢ウイルスの蔓延により、国がいくつかの緊急経済対策を検討してくれている。
ただ、注意したいことは、
「法律ゆうんは弱いもんの味方やない、知っとるもんの味方するんや」
ということ。
最近意識して情報収集しているつもりなのだが、ウラケン不動産であまり認識していなかった制度の紹介があった。
ちゃんと情報をアップデートしていざと言うときに使えるようにしておきたい。
これは経済産業省が出している経済対策の一つとなる。
ーー
中⼩事業者が負担するすべての設備や建物等の固定資産税及び都市計画税について、
2020年2〜10⽉の任意の3ヶ⽉の売上が前年同期⽐30%以上減少した場合は1/2に軽減し、50%以上減少した場合は全額を免除する。
ーー
売り上げ減少のカウントの具体的な部分が明確になっておらず、追加の情報を待ちたいところである。
【参考】
https://www.youtube.com/watch?v=nWj9I_4IrKU
https://www.rakumachi.jp/news/practical/258635
うつ病治療費の公的支援制度【自立支援医療制度】
「法律ゆうんは弱いもんの味方やない、知っとるもんの味方するんや」シリーズ。
自立支援医療というものをご存じだろうか?
対象は主に身体障がい者や精神疾患と闘う人々
うつ病も対象に入る。
これらは治療が長引くこともあるため、治療費も心配になる。
会社員であれば傷病手当金を受けることで生活は維持できる状態になっていると思うが、それでも3割負担が続くと辛くなると思われる。
そんな時、負担を軽減してくれる公的な制度として「自立支援医療」がある。
適用されると精神疾患の通院医療費が最低1割負担で済が、いくつか条件がある。
・入院医療費は対象外
・公的医療保険が適用されない治療費は対象外
・精神疾患と関係のない治療費は対象外
・有効期間は1年だが、必要な場合は3ヶ月前から更新の申請が可能
・負担額の軽減を受けられるのは「指定自立支援医療機関」での受診等にかかる医療費
患っているものが対象である必要があるのは当然だが、かかりつけの病院も対象になっている必要がある。
また、だれもが1割負担になるわけではない。
市町村民税23万5千円以上の所謂お金持ちは、対象から外れる可能性があるのでご注意を。
【参考】
https://financial-field.com/living/2019/10/09/entry-59489
【悲報】ヴァージン・オーストラリア破綻
武漢ウイルスによる影響が広がりだしてきた。
オーストラリア2番手の航空会社、ヴァージン・オーストラリア(VA)が武漢ウイルスの感染拡大による需要の急減で手詰まりとなり、ついに事実上経営破綻した。
運航は継続しつつ新たなスポンサーを探すようだが、武漢ウイルスの影響による大手航空会社の破綻は、これが世界初のケースとなる。
VAはオーストラリア政府の支援を望んでいたが、VAの株主構成における外国人比率が高く政府は見捨てる形となった模様。
航空業界は固定費に割合が高く、飛行機の運航が止まっても固定費の支出が続くため、このような景気悪化の影響をもろに受ける。
このような事態に備えて政府とは密な連携が求められるのだと思う。
オーストラリア政府はVAは見捨てても、カンタス航空は確実な支援をしてくると思われる。
日本も同様で、JALやANAは政府が確実な支援を行うものと思われる。
外資であるエアアジアや春秋航空はほぼ間違いなく救わないだろう。
スカイマークとかソラシドエアとかスターフライヤーとかはどうなるんだろう?
爪痕がこれ以上大きくならないことを願うばかりである。
【参考】
https://news.nifty.com/article/magazine/12208-639430/
https://www.msn.com/ja-jp/money/news/%EF%BD%A2%E7%BE%BD%E7%94%B0%E5%B0%B1%E8%88%AA%E5%BB%B6%E6%9C%9F%EF%BD%A3%E3%81%AE%E8%B1%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%B3%EF%BD%A4%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%81%A7%E7%A0%B4%E7%B6%BB-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%A22%E7%95%AA%E6%89%8B%EF%BD%A4%E7%B5%8C%E5%96%B6%E4%B8%8D%E6%8C%AF%E3%81%AB%E8%BF%BD%E3%81%84%E6%89%93%E3%81%A1/ar-BB132fsC?srcref=rss
https://voyageavance.global/va-miles-after-bankruptcy
ベネッセ&SB合弁会社「Classi」、学校教育アプリに不正アクセスされ高校生ら約122万人のIDなどが流出
ベネッセと言うと、2014年に発生した3500万件の情報漏洩のイメージが強いが、またベネッセ絡みで情報漏洩事件が発生した。
ベネッセホールディングスとソフトバンクの合弁会社「クラッシー」は2020年4月13日、学校教育支援アプリのシステムがサイバー攻撃を受け、高校生ら約122万人分のIDなどが流出したと発表した。
2020年4月16日時点で具体的に漏れた情報は下記の模様。
・Classiを利用するためのID(約122万人分)
・パスワードが暗号化された文字列(約122万人分)
※パスワード自体が漏れたわけではない。
・任意記入の教員の公開用自己紹介文(2,031件)
早速想定損害賠償額シミュレータで損害を試算してみる。
今回はIDの漏洩なので、漏洩件数が多いものの、個人情報は実質漏洩していないと考えられる。
【試算結果】
24億4000万円
不正アクセスによる漏洩は残念だが、パスワードをハッシュ化して保存する等、必要な対策が取られていた点は評価したい。
【参考】
http://mop5542.livedoor.blog/archives/24505367.html
https://snjpn.net/archives/190799
安全に悪いことをする方法を考える(やられサイトの活用)
脆弱性スキャンのツールを知ると、当然それを使ってみたくなるのが人の性と言うものである。
ただ、実際にサービス提供しているサイトに対してスキャンを行うと不正アクセスとされてしまい、下手するとサツのお世話になりかねない。
そこで登場するのがやられサイトである。
世の中にはいくつかやられサイトを提供するサービスがある。
悪いことをする際は、やられサイトを使って安全に行いたい。
1.BadStore
Webアプリケーションの脆弱性だけではなく、OSやWebサーバなどの脆弱性も含まれている。
ISOイメージで配布されていて、Linux(Trinux)とWebサーバ(Apache)がすでにインストールされている。
やられWebアプリケーションも設定済みの状態で入っているので、面倒なインストール作業がほとんどないのがメリット。
デメリットとしては、公式サイトが閉鎖されてしまい、公開されていない事
バックアップを保存してあるので、興味のある方はどうぞ。
BadStoreバックアップ
2.WebGoat
国内では「OWASP Top Ten Project」などで有名なOWASP(The Open Web Application Security Project)が提供しているやられWebアプリケーション。
JavaとTomcatをインストールした環境があれば、WindowsやUNIXなどで動作。
[入手先]
https://owasp.org/www-project-webgoat/
[バックアップ]
https://www.dropbox.com/sh/fiafhx0ycyv8m4q/AAAL80-s8Pkx0GfSiGKi-Gzza?dl=0
3.Hacme Casino
以前はMcAfeeが提供していたのだが、終了した模様。
基本的にはWindows環境で動くらしい。
[バックアップ]
https://www.dropbox.com/sh/2u9hfla7imgzg0i/AADKF9Mrg1mcA2y3zYP0u2rpa?dl=0
※Hacme Casinoのバックアップは汚染されている可能性あり。最悪マルウェアに感染しても構わない環境でお願いします。
【参考】
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0910/23/news112.html
【悲報】シャープ マスク販売によりアクセス過多でIoT制御システムを道連れにダウン
シャープが2020年4月21日午前10時から自社サイト上で、マスク販売をスタートさせた。
が、アクセスが殺到してつながりにくい状態になり、「ただ今、アクセスが集中しており、販売サイトにつながりにくい状態が続いております。お時間をおいて再度お試しください。ご迷惑をお掛けしますとことお詫び申し上げます。」とお詫びを掲載する事態となった。
ここまでであれば、よくあるアクセス集中によるサイトダウンの話なのだが、マスク販売サイトのシステムと、IoT家電の制御系システムが同じネットワーク上に存在していたようで、IoT家電も巻き添えを食った。
その結果、何が起きたかと言うと・・・・
「SHARPのマスクでサイト落ちているけど、我が家のホットクックのアプリまで巻き添え食らっておちてる」
「シャープマスクの販売でサーバー止まってアプリから IoT 機能使えないってツイート見たから試したらホントに使えないわ」
「ログインサーバーがしんでるからアプリ立ち上げ時の認証が出来なーい!普段携帯から操作してたからリモコン探すの面倒だわ~」
「COCORO KITCHENに接続できず、ホットクックのレシピがダウンロードできません。恐らく、マスク販売サイトとサーバを共有しているかと思われますが、御社のIoT機器全てに影響が出ています。サーバを分けていただけませんか?」
「シャープのマスクで鯖落ちしてIoT機器死んでるの猫用トイレ(アプリでトイレ行った回数とか見られる)まで影響受けてるのワロタ」
と、まぁ散々たる状況。。。
シャープのサイト自体はCDN(Limelight Networks)が導入されており、不正アクセスやDDoS攻撃に対する保護はしっかりしていたのだと思う。
しかし、今回は正常アクセスのアクセス過多ですからなぁ、結果論になるけど、構成設計に不備があったと言わざるをえない。
とはいえ、短時間での対応であったのは否めないので暖かく見守りたい。
恐らく自社サイトでの販売はシステムリソースの観点から難しいと思われるので、販売サイトをAWS等のIaaS環境に構築するか、Amazonや楽天市場等のECプラットフォームを使うことを検討するのではなかろうか。
【参考】
https://www.sankei.com/west/news/200421/wst2004210026-n1.html
http://mop5542.livedoor.blog/archives/24488672.html
http://mop5542.livedoor.blog/archives/24489260.html
https://maidonanews.jp/article/13315598
https://host.io/jp.sharp
https://japanese.engadget.com/jp-2020-04-20-iot.html?fbclid=IwAR23dEBmIU_qoWljMMr9kqsyHZt_mHY0Z8caFZAzp5HRXZhGhnXSqt0ijJA
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