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三菱電機は、同社グループで利用するネットワークがサイバー攻撃を受け、子会社である三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)の複数顧客に関する一部データが外部に流出したことを明らかにした。
同社によると、同社やグループ会社が接続するネットワークにおいて、10月8日に通常とは異なる海外からのアクセスを検知。10月15日に流出したデータを特定した。
第三者によるアクセスではMDISがピンポイントで狙われ、同社の国内複数顧客に関する一部データが窃取された。外部に流出したデータは特定済みだが、内容や件数などは「非公表」としている。
すでに顧客に対して個別に事態を報告しており、流出したデータに機密情報など重大な情報は含まれておらず、顧客への影響がないことを確認したという。
同社では、ネットワーク内部にアクセスされた詳しい原因について調査を進めている。またサイバー攻撃の発覚を受けて、所管する経済産業省やセキュリティ機関などへ報告を行っている。