【セキュリティ事件簿#2024-237】ニデックインスツルメンツ株式会社 弊社の不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性に関するお詫びとお知らせ 2024/7/25

ニデックインスツルメンツ
 

日頃よりニデックインスツルメンツ株式会社をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 このたび、当社及び当社のグループ会社(以下「当社グループ」といいます。)は、2024年6月10日及 び同月27日付けで当社及びニデック株式会社のウェブサイトにて公表させていただきましたとおり、外 部の悪質な攻撃者(以下「本件攻撃者」といいます。)からサイバー攻撃を受け、複数のサーバー内のファイルが暗号化されるランサムウェア被害を受けました(以下「本件」といいます。)。

本通知では、本件に関する当社グループの現時点での調査結果を再度ご報告申し上げます(一部の内容は、これまでに公表した内容と重複します。)。

なお、本件に関するランサムウェア被害は当社グループ以外のニデック株式会社及びそのグループ会社へは波及していないことを重ねてご報告させていただきます。

改めまして、皆さまにご迷惑とご心配をおかけしておりますことを心より深くお詫び申し上げます。

1. 本件の概要

2024年5月26日、ランサムウェアによる当社保有の業務システム等への不正アクセスが発生し、システム内の情報が暗号化されました。

調査の結果、当社ホームページにて6月27日付けで公表した「弊社への不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性に関するお詫びとお知らせ」のとおり、当社のみならず、国内当社グループのニデックマテリアル株式会社・東京丸善工業株式会社・ニデックインスツルメンツ秋田株式会社・株式会社サンセイキ・ニデックインスツルメンツサービスエンジニアリング株式会社・一般社団法人ニデックオルゴール記念館すわのね及び一部の当社海外現地法人(注)の社内システムのサーバー及びファイルサーバー等における一部データについて暗号化されたこと、及び本件攻撃者によるリークサイトにおいて、本件に関連すると思われるダウンロードサイトへのリンクが掲載され、当社グループが保有する情報の一部が外部の第三者に漏えいした可能性が否定できないことが判明しました。なお、その後の調査により、現在当該ファイルは当該ダウンロードサイトからダウンロードできなくなっていることが確認されています。

これまでの対応経緯の詳細につきましては後述いたします。

注:当社グループとは別のネットワーク構成であるため、下記9社は、本件の影響を受けておりません。

① SCD:Co.,Ltd

② SCD:(Guangzhou):Co.,LTD

③ SCD:(Hong:Kong):Co.,LTD

④ ニデックインスツルメンツ(米国)株式会社

⑤ ニデックインスツルメンツ(メキシコ)株式会社

⑥ ニデックインスツルメンツ(欧州)株式会社

⑦ ニデックジェンマークオートメーション株式会社

⑧ ニデックジェンマークオートメーション(蘇州)株式会社

⑨ ニデックジェンマークオートメーション(欧州)株式会社

2. 漏えい等が発生し、または発生したおそれがある個人データの項目と件数

  • お取引先様他関係者の皆様に関する情報

  -個人データの項目

  氏名、性別、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス

  -個人データの件数

  318,151 件

  (個人データの延べ件数であり、ご本人様の人数は 318,151 よりも少なくなります)

  • 当社のオルゴールをご購入いただいたお客様及び当社主催のイベント等にご参加いただいた皆様に関する情報

  -個人データの項目

  氏名、性別、住所、電話番号、メールアドレス

  -個人データの件数

  71,089 件

  (個人データの延べ件数であり、ご本人様の人数は 71,089 よりも少なくなります)

  • 当社のオルゴールをご購入いただいたお客様及び当社主催のイベント等にご参加いただいた皆様に関する情報

  -個人データの項目

  氏名、性別、住所、電話番号、メールアドレス

  -個人データの件数

  71,089 件

  (個人データの延べ件数であり、ご本人様の人数は 71,089 よりも少なくなります)

3. 原因と対応状況

(1) 原因

本件の原因は、本件攻撃者が、システムの管理者アカウントの ID 及びパスワードを何らかの形で不正に取得し、当社の業務システム内にアクセスしたことにあると考えられます。

(2) 対応状況

初期的には、暫定対処として、すべての ID に対するパスワードの変更及びサイバー攻撃を受けた端末のネットワークからの隔離を行いました。

また、当社は、現在までに、インターネットに接続する場合は、原則としてクリーン PC(社内ネットワークに接続しない端末)を使用するとともに、クリーン PC 以外の端末は、メールやウェブ会議を利用する場合等の業務上必要な最小限のものを除き、インターネットとの通信を遮断することで、外部からの不審な通信を受け付けないようにしております。メールについても、接続元 IP アドレス制限を行い、意図しない第三者の利用を防止しております。これらの措置を含む総合的なセキュリティ対策により、外部の方々が保有・管理するシステムに影響が及ぼすことのないよう努めております。

4. 二次被害またはそのおそれの有無及びその内容

「1. 本件の概要」に記載したとおり、本件攻撃者によるリークサイトからはデータのダウンロードができなくなっていることを確認しております。また、「2. 漏えい等が発生し、または発生したおそれがある個人データの項目と件数」に記載のとおり、漏えい等の可能性のある情報の項目の中に、クレジットカード情報等の経済的な二次被害を直接生じさせ得る情報は含まれておりません。以上のほか、当社においては、現時点で、本件に起因する個人データを用いた不正利用等の二次被害については、確認されておりません。

万が一、当社グループを騙り、又は本件攻撃者を自称する等の不審なメール等を受信された場合は開かず、また、当該メッセージに記載された URL 等へのアクセスはしないようお願い申し上げます。

5. 再発防止策

当社は、本件を受け、社内アカウントの不正使用を防止するため、全ての社内アカウントのパスワードを変更し、不要なアカウントについては削除しました。また、業務システムへの不正アクセスを防止するため、社外から VPN(※)を通じて社内ネットワークに接続することが可能なユーザを限定する設定に変更しました。

また、当社グループは、本件を受け、更なる情報管理体制の強化に努め、本件の再発防止に取り組んで参ります。

※「Virtual:Private:Network」の略称で、インターネット上に設定された仮想の専用線であり、特定の人のみが利用できる専用ネットワークを指します。

6. お問い合わせ先

本件に関するお問合せは下記の連絡先までお願いいたします。

0570-004066【ナビダイヤル】

7. これまでの対応経緯の詳細

本件に関する当社グループのこれまでの対応経緯は以下のとおりです。なお、当社グループ及びニデック株式会社は、本件攻撃者からの身代金要求には一切応じておらず、また、外部セキュリティ専門機関と連携し、リークサイトの継続的な監視を続けております。

  • 5 月 26 日、当社の情報システム部の社員が、本件に関する攻撃を検知しました。同日中に、初動対応として、EDR ソフトやマルウェアの駆除ソフトを利用し、本件の原因となったマルウェアの駆除を行いました。また、弊社内で対策チームを組織しました。

  • 5 月 27 日、当社グループの全社員に指示の上、当社グループの全 PC について、本件の原因となったマルウェアが起動されていないことを確認しました。

同日、バックアップデータからのデータ復旧によって、最低限の対外的業務継続体制を構築しました。

  • 5 月 28 日、当社グループの情報が外部の第三者に漏えいした可能性が否定できないことから、本件について長野県警に通報・相談を開始しました。加えて同日以降、社内基幹システムおよび周辺システムの復旧を行うとともに、セキュリティ製品を取り扱うベンダーと連携の上、復旧対応等を試みてまいりました。

  • 6 月 3 日、外部セキュリティ専門機関に依頼の上、事実関係の専門調査を開始しました。

なお、本件攻撃者からは、当社への攻撃と並行して当社の親会社であるニデック株式会社に対し身代金の支払要求がありましたが、反社会的勢力に対する利益供与には応じられないこと等の理由から現時点に至るまで、身代金の支払いは一切実施しておりません。

  • 6 月 10 日、当社及びニデック株式会社のホームページにおいて、「弊社にて発生したセキュリティインシデントについて」を公表いたしました。また、同日、当社において個人情報保護委員会に対する速報を行うとともに、従業員に対して同旨の正式な社内通知を行いました。また、当社以外の国内グループ会社も、翌 11 日、個人情報保護委員会に対する速報を行いました。

  • 6 月 12 日、外部弁護士への相談を開始しました。

また、同日、外部セキュリティ専門機関から、初期的な調査の報告を受けました。

  • 6 月 18 日、本件攻撃者によるリークサイトにおいて、当社グループに関連すると思われるダウンロードリンクが掲載され、ダウンロードが可能な状態になっていることを確認しました。ただし、その後の調査により、6 月 19 日以降、そのダウンロードができない状態になっていることを確認しております。

  • 6 月 26 日、当社の調査により、本件攻撃者によって不正アクセスが可能であったインスツルメンツサーバー内に、ニデック株式会社の一部の株主様の個人データが保存されており、当該株主様の個人データが漏えい等したおそれが否定できないことが判明したため、当社は、ニデック株式会社に対し、当該漏えい等のおそれについて報告しました。

  • 7 月 12 日、漏えい等の可能性のある情報の項目・件数等の調査及び個人データが漏えい等した可能性のあるご本人様の特定が完了いたしました。

  • 7 月 15 日、お取引先様及びお客様に、より安心・信頼いただける環境の構築が完了いたしました。その具体的な内容は、前記 3(2)「対応状況」をご参照ください。

  • 7 月 24 日、個人情報保護委員会への確報を行いました。

  • 7 月 25 日以降順次、個人データが漏えい等した可能性のあるご本人様に対し、その旨をご報告する通知書を送付するとともに、個別に通知することができないご本人様等に向けて、本日、当社ホームページにおいて「ランサムウェア感染に関するお詫びとご報告」を公表いたしました。

お客様をはじめ、関係者の皆様にご迷惑及びご心配をおかけする事態となりましたこと、改めて深くお詫び申し上げます。

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【2024年6月27日リリース分】

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【2024年6月10日リリース分】

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【セキュリティ事件簿#2024-313】長万部町 長万部町水道ガス課のシステム管理業務委託先への不正アクセスによる 個人情報流出の可能性についてお詫びとお知らせ 2024/7/22

 

長万部町水道ガス課で使用しているシステム管理業務の委託先である東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(以下「TGES」)のネットワークへの不正アクセスを受けたことが判明いたしました。

TGESは不正アクセス確認後、外部との接続遮断を行い、それ以降の不正なアクセスが出来ないように対策を講じているとのことです。また、現時点で、長万部町の個人情報が流出した痕跡は確認されておらず、情報が不正利用された事実も確認されていないと報告を受けております。

このたびは、町民の皆様にご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。今後、新たな事実が判明した場合はあらためてご報告いたします。

1.対象となる個人情報

個人情報の内容 : 氏名、使用者番号、住所、方書、電話番号等

※銀行口座情報は含まれておりません。

2.今後の対応について

業務委託先のTGESと連携し、状況の把握を進め、適切に対応させていただきます。

なお、本件に関してのお問い合わせは、下記窓口までご連絡いただきますようお願い申し上げます。

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【セキュリティ事件簿#2024-333】熊本日日新聞社 個人情報が閲覧できる状態になっていたことのご報告とお詫び 2024/7/23

 

熊本日日新聞社が運営する能日電子版会員の個人情報が、web上で閲覧できる状態になかっていたことが判明しました。 現時点では、 個人情報の拡散及び悪用等は確認されておりません。 関係者のみなさまにご迷惑をお掛けしたことを深くお詫びします。内容および対応については以下の通りです。

【個人情報が閲覧できる状態であった状況の概要】

  • 2021年8月時点の能日電子版の利用者 (1D 会員) 名簿

2万8777人分

  • WEB上の名簿へのアクセス確認数

8件13アクセス (7月21日10時56分~7月22日11時58分)

  • 閲覧可能だった個人情報

氏名、住所、電話番号、メールアドレス

【発生原因について】

態日電子版のサーバ移行に伴い、委託している開発ベンダーのシステム環境の設定内容に不備があったため

【対応について】

7月22日11時30分ごろ、社外からの電話連絡で、会員情報が閲覧可能な状態であることを確認。開発ベンダーに直ちに連絡し、同日12時20分ごろまでに閲覧可能な状態を解消しました。

国の個人情報保護委員会には当該事案の発生について速やかに報告しました。 個人情報が閲覧される可能性があったご本人に対しては、23日に電子メールにてお詫びと経緯の説明を行いました。

【再発防止のための対応】

今後、このような事態が生じないよう、徒業員に対して個人情報保護の重要性についての教育を徹底します。 個人情報に関連する業務を行うにあたっては、熊日及び開発ベンダー担当者による複層的なチェックを徹底するなど、再発防止に努めてまいります。

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【セキュリティ事件簿#2024-332】椙山女学園大学 個人情報の漏えいについて 2024/7/18

 

本学生活科学部生活環境デザイン学科主催の「色彩検定試験3級対策講座」申込フォームにおいて、一時的に個人情報の閲覧が可能な状態になっていたことが判明しました。 

関係者の皆さまに深くお詫び申し上げますとともに、二度とこのようなことがないよう、再発防止を徹底いたします。 

経緯 

6月9日(日)開催のオープンキャンパスにて配布した「色彩検定試験3級対策講座」案内フライヤーに掲載していた申込フォームの設定ミスにより、一時的にフォーム入力者の情報が閲覧可能な状態となっていたという事案が発生しました。 

閲覧可能となっていた情報 

 氏名、メールアドレス、学年、学籍番号 

対応状況 

発覚直後(7月8日午前中)、フォームは削除し、原因を特定し、新しいフォームを作成しました。 

個人情報の閲覧が可能な状態となっていた対象者(10名)に対して、謝罪及び事実の報告を行いました。 

再発防止策 

本学では、今回の事実を重く受け止め、今後二度とこのような事態が生じることがないよう、マニュアルの見直しや、担当者に対する事前指導の徹底、職員研修の充実などにより、個人情報の厳重かつ適正な管 理及び取扱いについて、構成員の意識向上を図るとともに、再発防止に努めてまいります。 

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【セキュリティ事件簿#2024-331】多摩区ソーシャルデザインセンター 多摩SDCが作成したGoogleフォームにおける個人情報の漏洩の可能性について 2024/7/3

日ごろから、多摩区ソーシャルデザインセンター(以下、「多摩 SDC」 という)の活動にご理解・ご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。

この度、多摩SDCが主催する「まっちサマースクール」の申込フォーム (Googleフォーム) において、設定に不備があり、申込者の個人情報が一時的に第三者から閲覧できる状態になっておりました。

お申込みいただいた方、 関係者並びに日ごろからお力添えしていただいている方々に、多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしましたこと深くお詫び申し上げます。

〇閲覧可能な状態となっていた個人情報 :

お子様の氏名、 学校、学年、保護者の氏名、電話番号、メールアドレス、参加希望会場

〇件数 : 65 件

〇閲覧が可能となっていた期間 :

令和6年6月4日(火)10時~令和6年6月26日(水)0時30分

本事象判明後、当該フォームでの受付を停止し、第三者からの閲覧ができないよう設定の修正を行いました。また、申込者の皆様には、メールでのご説明・謝罪の後、お電話でのご説明・謝罪をさせていただきました。

今後は、Googleフォームの利用については取りやめ、より安全な仕組みを検討し、導入してまいります。また、皆さまの大切な個人情報を取り扱っているということを多摩SDC内全員があらためて認識し、再発防止に努めてまいります。

今後とも、多摩SDCの事業へのご理解とご協力をお願いいたします。

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【セキュリティ事件簿#2024-330】三陽商会 不正アクセスによる情報流出のお知らせとお詫び 2024/7/12

 

この度、弊社サーバー機器が外部からの不正アクセスを受け、弊社が管理している個人情報・企業情報の一部が外部へ流出したことを確認いたしました。

関係者の皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。

流出を確認した又は流出のおそれがある個人情報

弊社社員及び元社員、協力会社社員、お取引先様ご担当者様の以下情報(約1,500件)

・氏名、メールアドレス、会社名、部署名、役職名、電話番号 等

流出を確認した又は流出のおそれがある企業情報

・取引先情報、営業資料等

個人データの漏えいが確認された又は漏えいのおそれがある皆様へは、順次個別にご連絡させていただきます。

なお、漏えい又はそのおそれが生じた個人情報にクレジットカード情報は含まれておりません。また、現時点では本件に関わる個人情報の不正利用等の二次被害は確認されていません。

今後、お心当たりのない郵送物やフィッシングメールやスパムメール等が届く可能性がありますので、皆様方におかれましてはご注意下さいますようよろしくお願いいたします。

【経緯及び対応】

2024年4月24日(水)、弊社サーバー機器を経由した不正な通信を検知したことから、直ちに被害状況の確認・調査を開始するとともに、サーバー機器をネットワークから切り離すなど被害の拡大を防止するための必要な対策を実施しました。その後、第三者機関(外部セキュリティ専門家)の調査により、弊社システムのアカウント情報等を管理するシステムへの不正アクセスの形跡が確認され、個人情報・企業情報の一部が外部へ流出したことが判明いたしました。影響の範囲を確定させるまでに時間を要し、今回の発表までお時間をいただきましたこと、お詫び申し上げます。

本件につきましては、すでに警視庁への相談及び個人情報保護委員会に必要な報告を行い、外部セキュリティ専門家の協力を得ながら、関係各機関と連携し、事実の確認及び適切な対応に務めております。また、弊社は今回の事態を重く受け止め、セキュリティ体制の改善、ネットワークに対する監視体制強化など、再発防止に全力で取り組んでまいります。

この度は皆様に多大なご迷惑ご心配をお掛けしますこと、改めて深くお詫び申し上げます。

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【セキュリティ事件簿#2024-153】タカラベルモント株式会社 サーバ不正アクセス事案に関する調査終了のご報告 2024/7/5

 

2024年4月17日に公表いたしました、弊社が海外向けウェブサイト運営に利用しているサーバが不正アクセスを受け、フィッシングメールが送信された事実(「不正サーバアクセスによる個人情報流出可能性のお知らせとお詫び」)について、進めておりました調査が完了したことをご報告いたします。

当事案は、2024年4月5日に発生し、事実をお知らせした2024年4月17日時点では、サーバ内で管理していたお客様メールアドレスがメール送信に利用されていないことの確認が完了しておらず、個人情報漏えいの恐れが排除できておりませんでしたが、調査の結果、メール送信先がサーバ内保管のお客様メールアドレスではないこと、およびフィッシングメール送信に悪用された手法は、サーバ内の個人情報にアクセスするものではないことを確認致しました。

また、本件に起因して個人情報の不正利用等の二次被害が生じたとの報告は受けておりません。

弊社は、Webサイトがフィッシングメール送信に利用された今回の事態を重く受け止め、Webサイト運用の体制強化にも全力で取り組んでまいります。

<再発防止策>

  • フィッシングメール送信に利用された問合せフォーム機能のセキュリティ対策強化を実施

<Webサイト運用体制の強化>

  • 全てのサーバ及びネットワークに対する監視体制を強化

  • 責任者および担当者に向けた個人情報取り扱い、セキュリティ運用に関するルールの周知徹底と教育の見直し

この度は、関係する方々に多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを、重ねてお詫び申し上げます。

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【2024年4月17日リリース分】

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【セキュリティ事件簿#2024-275】日本品質管理学会 会計業務委託先におけるランサムウェア被害に伴う情報漏えいのおそれについて 2024/7/23

 

日本品質管理学会が会計業務を委託している税理士法人髙野総合会計事務所(以下「髙野会計事務所」)のサーバにおいてランサムウェア被害が発生し、髙野会計事務所からの調査報告(第2報)により、会員様の情報の漏えいの可能性を完全に否定することができていないことがわかりました。

会員の皆様にご心配、ご迷惑をおかけすることとなり深くお詫び申し上げます。

尚、髙野会計事務所と外部専門機関による被害確認のための調査は継続しており、情報漏えいが特定できた会員様については、速やかに通知してまいります。

【漏えいのおそれのある情報】

① 請求書(会社名、請求内容、請求額など)

② 支払い台帳(氏名、口座番号、報酬額など)

③ 支払い調書(氏名、住所、報酬額など)

 ※年間5万円を超える報酬をお支払いした方、または希望された方のみ

④ 入金伝票(受領日、氏名、摘要、金額)

⑤ 入金明細(会員番号、氏名、入金日、入金先口座、支払目的、金額、振込人名義など)

 ※入金元の銀行名・口座番号は含まれていません。

⑥ 返金情報(氏名、口座情報、金額、メールの一部)

【髙野会計事務所からの調査報告(第2報)内容抜粋】

現時点では、個人情報を含む各種情報が外部に流出したことを示す事実や、攻撃者によって情報が公開されている事実は確認されておりません。

ただし、調査の結果、外部との微量な通信が確認されているため、情報漏えいの可能性を完全に否定することはできておりません。

外部専門機関による原因の特定および被害確認のための調査は継続して実施しております。

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