【転載】無料でHTTPSが利用できる「Let’s Encrypt」の利用はアリか~有効期限が90日である点とサポートの薄さを受容できるかがカギ~

Let's Encryptとはなにか、について調べる - たけぼーの備忘録

話題にならないけど一大事!? 無料でHTTPSが利用できる「Let’s Encrypt」で問題発生の可能性浮上 | ハーバー・ビジネス・オンライン:

 割りと大きな問題なのだが、世間ではあまり話題にならないことがある。今回は、そんな Let’s Encrypt の問題について書く。

 ネットを昔から利用している人は気づいているかもしれないが、普段見ているWebページのURLの多くが、いつのまにか http から https に変わった。

 まず、http だが、HyperText Transfer Protocol(ハイパーテキストの転送通信規約)の略である。ハイパーテキストとは、ざっくりと言うとWebページのようなリンクを持った文書だ。http でデータをやり取りしますよ、というのが http で始まるURLだ。

 HTTPS は、Hypertext Transfer Protocol Secure の略である。HTTP に Secure(安全)が加わったものだ。HTTPS は、HTTP をより安全にするために登場した。HTTPS は、通信内容を暗号化して、盗聴を防ぐ仕組みを持っている。こうした仕組みがなければ、無料Wi-Fiを利用してログインしたらIDとパスワードが盗まれた、ということが頻繁に起きてしまう。

 情報を暗号化するときは、その状態を解除して元に戻す復号も必要になる。その暗号化と復号の方法として HTTPS ではデジタル証明書(公開鍵証明書)を利用している。この証明書は、認証局に証明してもらったものだ。

 HTTP から HTTPS に移行するとき、デジタル証明書を導入して維持するためのお金が必要になった。お金がかかるなら HTTP でいいやとなるWebサイトが多そうだが、多くのWebサイトが HTTPS に対応した。理由は、Google による常時SSL化の要求である。

 2014年にGoogleは、検索結果で HTTPS サイトを優遇することを発表した。2017年には、ユーザーが入力をおこなう HTTP のページに、警告を出すようになった。そして2018年には、全ての HTTP サイトを安全でないとマークするようになった。

 こうした流れがあり、ユーザーが入力などしない、ただ情報を表示するだけのサイトも、渋々 https に移行した。渋々というのは、私個人の感想だが、そう書く根拠はある。

 国内シェア50%達成をうたっているGMOグローバルサインの価格表を見てみよう。「おすすめ 企業認証SSL」は、1年契約で59,800円。「緑のアドレスバーに組織名 EV SSL」は、1年契約で128,000円。「人気No.1 クイック認証SSL」は、1年契約で34,800円。Webサイトの公開を仕事にしているなら高い値段ではないが、何となくWebサイトを公開している人や会社にとっては、それなりの出費になる。

 この問題を解決してくれたのが冒頭で名前が出てきた 「Let’s Encrypt」だ。なんと、無料でサーバー証明書を発行してくれる。証明書が有効な期間は90日と短いが、60日ごとに自動更新することを推奨してくれているので、プログラムで自動更新させれば問題ない。安くWebサイトを運営している人間にとっては、救世主のようなサービスだ。

 Let’s Encrypt は、2016年の4月に正式運用を開始した。運営しているのは、HTTPS の普及を目的としたはISRG(Internet Security Research Group)という団体だ。2019年の時点で、2億2千5百万のサイトに証明書を提供している。

 このように多くのWebサイトが利用している Let’s Encrypt の証明書だが、2021年の9月以降、Android 7.1以前の端末で使えなくなるという問題が発生している。どうして、そうしたことが起きているのだろうか。

 2020年の7月末時点で、日本国内の Android ユーザーの79.83%が、バージョン 8.0 以降を利用している。そのため、残りの Android ユーザーの約20%ほどで影響が生じる可能性がある。

 Android 7.0 のリリースは2016年8月、7.1 のリリースは2016年10月だ。まだリリースから4年しか経っていないので、同じ端末を使い続けている人がいるのはうなずける。Android 7.1 のシェアは7.8%、Android 7.0 のシェアは4.4%、2015年リリースの Android 6.0 は4.8%の利用者がいる。それより古いOSも、各1%以下だが利用者はいる。

 2019年の9月になれば、これらの端末を利用している人は、Let’s Encrypt を利用しているWebサイトが閲覧できなくなる。Webサイト側の人間がどうするのか選択肢は2つある。1つは有料のSSLに乗り換える。もう1つは古い Android ユーザーは無視する。どちらも、あまり嬉しくない選択肢だ。

 どうしてこんなことが起きているのか。SSLサーバー証明書が正しいかを判断するには、認証局というところが発行したルート証明書というものが利用される。この中でも有力な認証局のルート証明書は、コンピューターやWebブラウザにあらかじめ入っている。その他の認証局の証明書は、そうしたところに証明してもらったりしている。

 Let’s Encrypt の運営元のISRGは認証局の1つだ。しかし、設立されたばかりということで、このルート証明書は、各種の端末に格納されていなかった。そのため別の認証局Iden Trustのルート証明書を利用して署名していた。この有効期限が2021年9月になる。

 ISRGは取り組みとして、様々なOSやWebブラウザの開発元に、自身のルート証明書を入れてもらっていた。しかし新参の認証局のために、古い端末には当然入っていない。Let’s Encrypt の正式運用開始は、2016年の4月。Android 7.1 のリリースは、2016年10月。タイミング的に難しかっただろうというのは想像が付く。

 こうした背景があるために、少なくないAndroidユーザーが、2億2千5百万のサイトを見られなくなってしまう。

 Webの世界は登場当時、とても牧歌的だった。しかし、個人情報が飛び交うようになり、商用利用されるようになり、セキュリティが大切になった。HTML自身もHTML5になり、Webアプリケーションを作れるようになった。Webアプリケーションでは、多くの情報がサーバーとやり取りされる。Secure(安全)が必要になるのは当然だ。

 Let’s Encrypt が無料で運用されているのは寄付があるからだ。現在のスポンサーと寄付者のページには日本の企業も入っている。たとえば、スポンサーになっている さくらインターネット では、レンタルサーバーで Let’s Encrypt が簡単に利用できるようになっている。

 Webで情報を公開するなら、しっかりとお金をかけるべきだという意見も分かる。しかし、できるなら低コストで利用したいというのも本音である。お金がある企業だけでなく、個人でも気軽にWebサイトを作り公開できるように、Let’s Encrypt のような取り組みが存続してくれればよいと思っている。

ポイントサイト✖ブロックチェーン=COINCOME!?


 COINCOME(コインカム)という、キャッシュバックサービスをご存じだろうか?

キャッシュバックというとTopChashBackを連想するが、日本的にはポイントサイトといったほうがなじみがあるだろう。

ちなみに、自分はモッピーを愛用している。

そんなコインカムだが、特徴的なのはもらえるのがポイントではなくCIMと呼ばれるトークン(=暗号通貨)なのである。

ここで勘の鋭い方は気が付かれたかと思うのだが、暗号通貨なのでポイント(=トークン)そのものの価値が変動する。

ちなみに↓はCIMの価格。
前日比+63.98%とはかなりのボラである。


次にCIMの交換レート。
一旦ドットマネー経由での交換になる模様。
1円相当のCIMが1ドットマネーに変わるため、1CIMの価格がポイントに大きく影響することが分かる。

 ※ドットマネー:JALマイルの交換レートは500:250

ちなみに、もう一つ気が付いたことがある。

それは、「暗号通貨であれば、頑張ってポイントサイトの様な案件をこなさなくても、取引所でトークンを買ってしまえばよいのではないか」ということ。


サイトを見たところ、日本人以外は仮想通貨取引所で買えるとある。

しかし、CoinMarcketCapで調べてみても価格が出てこない。

恐らく、まだ上場されていないトークンであると考えられる。

将来を見据えると少し面白いかもしれないので、とりあえずアカウントを作っておくことにした。

現時点で感じる個人的なメリット/デメリットは下記の通り

【デメリット】
・ポイント=CIMの価値が変動するため、交換のタイミングによっては実質目減りするリスクがある。長期戦で考えるなら、モッピー等の従来型のポイントサイトで良い。

【メリット】
・(CIMトークンのボラティリティが高すぎるのが課題だが)JALマイルの新たな間接購入の手段になるかもしれない(現状はマリオットのポイント購入しかない)


【転載】JALは、最大40,000マイルが当たる、リューアル記念キャンペーンを開催!

JALは、最大40,000マイルが当たるリューアル記念キャンペーンを開催!


JALは、最大40,000マイルが当たる、リューアル記念キャンペーンを開催!:

JALは、最大40,000マイルが当たる「JALマイレージモールリューアル記念キャンペーン」を開催しています。



JALマイレージモールのリニューアルを記念してのキャンペーンで、2人に1人の確率でマイルが当たるキャンペーンです。







キャンペーン期間は、2020年10月14日(水)まで。



キャンペーンの詳細は、期間中にキャンペーン参加登録を行い、JALマイレージモールの「リニューアル記念キャンペーン」参加店舗で、合計5,000円(税・送料含まず)以上利用されたJMB会員が対象で、2人に1人の確率でマイルがプレゼントされるキャンペーンです。



参加登録期間は2020年10月14日までとなっています。



1等は40,000マイルで5名様、2等は1,000マイルで100名様、3等は100マイルで、2人に1人にプレゼントされます。



キャンペーン参加店舗は、家電・PC・ソフトウエア、ファッション、総合通販、PICK UPなどです。



JALマイレージモールは、Amazonでの商品購入でマイルがもらえる唯一のサイトなのですが、Amazonは対象外。



マウスコンピューターは200円=3マイル、デル・オンライン・ストアは、200円=5マイル、トレンドマイクロ・オンラインショップ(ウイルスバスター)は、100円=7マイル、ノートンストアは、100円=5マイルと、期間内にPCの買い替えなどを考えている方にはお勧めのキャンペーンかと思います。



詳細は、こちらでご確認ください。→ JALマイレージモールリューアル記念キャンペーン



【転載】「情報セキュリティ白書2020」が発刊 - 無料のPDF版も用意

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「情報セキュリティ白書2020」が発刊 - 無料のPDF版も用意:



情報処理推進機構(IPA)は、「情報セキュリティ白書2020」を発行した。書籍版にくわえてPDF版も用意しており、アンケートに回答することで入手できる。


バックアップ

【転載】日本におけるセキュリティのハイプ・サイクル:2020年(ガートナー)

ガートナー、「日本におけるセキュリティ (デジタル・ワークプレース) のハイプ・サイクル:2020年」を発表:









2020年、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) 拡大への対策の一環として、多くの企業はテレワークを実施できる環境を急ぎ整備する必要に迫られました。そしてこれは、企業にとってのワークプレースの在り方を再考させる大きなきっかけとなり、新しい働き方や環境整備についての議論が続いています。一方、新しいワークプレースのセキュリティについては、多くの企業がその重要性を認識していながらも、何をどこから始めるべきなのかが分からず、全体に混乱が続いています。

アナリストでシニア プリンシパルの矢野 薫は次のように述べています。「これまでも『働き方改革』という名称でテレワーク環境の整備が国内企業でも進められてきましたが、その多くは、一部の従業員による申請ベースでの短期的な利用など、限定的な実施にとどまっていました。現在のワークプレースの検討は、より多くの従業員を対象に、より長期的に、より柔軟に働ける新しい環境を構築することに主眼が置かれています。セキュリティについても、この新しい働き方および環境を前提にテクノロジの理解を深め、新たな議論を開始することが急務です」

2020年版の本ハイプ・サイクルでは、企業におけるクラウドやモバイルの積極的な利用の動きに合わせてセキュリティ・テクノロジの検討が進むと考えらえるテクノロジ、「ゼロ・トラスト・ネットワーク・アクセス」「SASE (セキュア・アクセス・サービス・エッジ)」「KMaaS (サービスとしての鍵管理:Key Management as a Service)」を新規で追加しました。

また、「SaaS版アイデンティティ/アクセス管理」「CASB (クラウド・アクセス・セキュリティ・ブローカ)」「BYOD (個人所有デバイスの業務利用)」「電子サイン」といったテクノロジについては、テレワークの拡大を背景に、これまで以上に多くの企業の関心を集めています。

矢野は次のようにも述べています。「デジタル・ワークプレースのセキュリティがこれまでのセキュリティと大きく異なるのは、ユーザーのニーズとセキュリティのリスクが、これまで以上に多様化する点にあります。そしてこの2つの動向に正しく追随していくことがセキュリティ責任者に課せられた新たなチャレンジとなっています。本ハイプ・サイクルに示されているとおり、セキュリティの技術の発展により、多様化するニーズとリスクに応じて、企業が選択できるテクノロジは増えてきました。本ハイプ・サイクルで取り上げたテクノロジのうち、既に成熟度が高いもので、自社でまだ導入していないものがあれば、必要性が高いと判断できるものについては積極的に導入を検討すべきです」

ガートナーのサービスをご利用のお客様は、ガートナー・レポート「日本におけるセキュリティ (デジタル・ワークプレース) のハイプ・サイクル:2020年」(INF-20-105) にて、詳細をご覧いただけます。セキュリティ分野については、本ハイプ・サイクル以外にも、姉妹編として「日本におけるセキュリティ (インフラストラクチャ、リスク・マネジメント) のハイプ・サイクル:2020年」(INF-20-104) と「日本におけるセキュリティ (アプリケーション、データ、プライバシー) のハイプ・サイクル:2020年」(INF-20-103) を発行しています。

ガートナーのサービスについては、こちらをご参照ください。
https://www.gartner.com/jp/products

月5万円の配当を得るには

こちらのサイトを拝見していて、興味深い表を見つけた。

月5万円の配当を得るための必要元本額をまとめた表である。

計算すればすぐ出てくるのだが、面倒で先延ばししていたため、拝借させていただいた。

ちなみに拝見したサイトでは、SPYD、VYM、HDV3つのETFが紹介されていた。

これに、自分が投資中のVOOを加えた4つのETFを比較整理してみたいと思う。

【SPYD】
・名称:SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF
・経費率:0.07%
・パフォーマンス実績(MARKET VALUE (%))
 -1年:-22.59%
 -3年:-2.85%
 -5年:N/A

【VYM】
・名称:バンガード・米国高配当株式ETF
・経費率:0.06%
・パフォーマンス実績(MARKET VALUE (%))
 -1年:-14.75%
 -3年:0.03%
 -5年:3.98%
 -10年:9.3%

【HDV】
・名称:iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF
・経費率:0.08%
・パフォーマンス実績(MARKET VALUE (%))
 -1年:-10.64%
 -3年:2.89%
 -5年:5.72%
 -10年:N/A

【VOO】
・名称:バンガード・S&P500ETF
・経費率:0.03%
・パフォーマンス実績(MARKET VALUE (%))
 -1年:-7.01%
 -3年:5.06%
 -5年:6.68%
 -10年:9.30%

これを見てまず最初に思うことは、経費率の低さ。

最近ロボアドバイザー投信をよく見かけるが、手数料年率1%がいかに暴利かが分かる。

さて、各ETFの比較だが、同じS&P500とはいえ、高配当ETFはハイリスクハイリターンであることが分かると思う。

SPYDとHDVは運用期間がまだ短く、実績が無い。

VYMとVOOを比較すると、10年間のパフォーマンスがほとんど変わらないにもかかわらず、直近1年間で比較すると、VYMはVOOの倍酷いことが分かる。

勝手に僕が師匠と呼んでいる内藤忍さんが、長期で見たらアクティブファンドよりもインデックスファンドの方が成績が良いということがここでも証明されている。

そんなわけで、個人的にはVOOへの投資継続に自信を持てたわけだが、1500万円近く積み立てなければならない。

ペーパーアセットの弱点は積み立てにレバレッジを利かせられないことだと思う。

この表、何が興味深いかというと、必要元本額が丁度投資用ワンルームマンション1つ分程度の価格なのである。

なので、積み立てて必要元本額を目指すのもいいけど、ローンを組んでレバレッジをかけて必要元本額を目指すのもいいのかなと感じた。

【転載】Emotet、ついに窃取した(無害な)ファイルも添付し始める

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お知らせ:CyberNewsFlash「マルウェア Emotet の感染拡大および新たな攻撃手法について」:

最終更新: 2020-09-04

(1) Emotet の感染拡大
JPCERT/CC は、2020年9月から マルウェア Emotet に感染し、感染拡大を試みるスパムメール送信に悪用される可能性のある国内ドメイン (.jp) のメールアドレスの急増を確認しています。また、Emotet の感染に関する相談件数も増加しており、Emotet の感染が拡大している状況を把握しています。引き続き、Emotet の感染に繋がるメールへの警戒が必要です。感染拡大を防ぐためにも、後述する内容を参照いただき、組織内への注意喚起を推奨します。
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[図1: Emotet に感染し、メール送信に悪用される可能性のある .jp アドレスの推移 (外部からの提供観測情報)]
(2) Emotet の新たな手法を確認
Emotet の主な感染経路は、これまでと変わらず、添付ファイルまたは本文中にリンクを含むメールです。添付ファイルまたはリンクからダウンロードされるファイルを実行すると、マクロやコンテンツの有効化を促す内容が表示されます。有効化すると、Emotet の感染に繋がることが確認されています。しかし、2020年7月に Emotet の配布活動が再開して以降、Emotet が感染を広げるための手口が巧妙化しています。
Emotet は、感染した端末から、メールアカウントの認証情報や過去に取引先などとやりとりしたメールの件名や本文などのデータを窃取し、窃取した情報を用いてスパムメールを配信する場合があります。最近ではそれ以外にも、Emotet が正規のメールから添付ファイルを窃取し、Emotet の感染を引き起こすWord 形式のファイルとともに、窃取したファイルを添付してスパムメールを送るケースが確認されています。
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[図2: 正規のメールから窃取したファイルが添付された Emotet のメール例]
また、これまではメールに Emotet の感染を引き起こす Word 形式のファイルが添付されていましたが、新たにパスワード付き zip ファイルを添付し、パスワードはメール本文中に記載されているケースを確認しています。この場合、メール配信経路でのセキュリティ製品による検知や検疫をすり抜け、これまでセキュリティ製品により防いでいた受信者に対して、メールが配信されてしまうことが想定されます。
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[図3: パスワード付き zip ファイルが添付された Emotet のメール例]
このように、メールの受信者に添付ファイルを実行させるための工夫や、検知回避のための手法の変化が確認されており、今後も引き続き警戒が必要です。一見すると業務に関係がありそうな内容で、取引先から送付されているようにみえる添付ファイルであっても、Emotet の感染に繋がるファイルである可能性があることを念頭に置き、信頼できるものと判断できない限りは「マクロやコンテンツを有効化」のボタンをクリックしないよう注意してください。
(3) Emotet の感染が疑われる場合
Emotet は、情報窃取を行うだけでなく、感染端末から窃取した情報を用いてスパムメールを送信し、更に感染拡大を試みる機能などを有するマルウェアです。感染後には、TrickBot や Qbot (Qakbot) などの別のマルウェアをダウンロードする場合があり、結果として、ランサムウェアを用いたデータの暗号化や暴露といった被害に繋がってしまう可能性もあります。そのため、感染を防ぐための対策や警戒に加えて、感染が疑われる場合は、更なる被害を防ぐための封じ込めや根絶が必要になります。
JPCERT/CC は、Emotet に感染した疑いがある場合の確認方法や、感染が確認された場合の対処方法などについて、参考となる情報を FAQ として JPCERT/CC Eyes ブログに掲載しています。確認や対処を実施するにあたっての参考情報として、ぜひご活用ください。
JPCERT/CC Eyes
マルウエアEmotetへの対応FAQ
https://blogs.jpcert.or.jp/ja/2019/12/emotetfaq.html
CyberNewsFlash は、注意喚起とは異なり、発行時点では注意喚起の基準に満たない脆弱性の情報やセキュリティアップデート予告なども含まれます。今回の件を含め、提供いただける情報がありましたら、JPCERT/CC までご連絡ください。
一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター (JPCERT/CC)
早期警戒グループ
Email: ew-info@jpcert.or.jp

【転載】「Windows 10」のクイックリンクメニューにコントロールパネルを表示する方法

「Windows 10」のクイックリンクメニューにコントロールパネルを表示する方法:

Windows 10 S」を新しい動作モードとして広めようとするMicrosoft (1/2 ...

皆様、こんばんは。

今回の投稿は、「Windows 10」のクイックリンクメニューの表示に関する投稿となります。

それでは今回の投稿にまいりましょう。



はじめに

さて改めまして今回の投稿は、「Windows 10」のクイックリンクメニューの表示に関する投稿になります。

当記事を参照されている皆様におかれましては、「Windows 10」のクイックリンクメニューという機能をご存じでしょうか。

クイックリンクメニューという機能は、「Windows 10」のスタートボタンを右クリックする際に表示されるメニューのことであり、Windowsの設定やエクスプローラーといった「Windows 10」のシステム機能に素早くアクセスすることができる機能です。

そして「Windows 10」の以前のバージョンでは、以下のようにクイックリンクメニューにコントロールパネルが表示されていました。


<「Windows 10」のクイックリンクメニュー>

1、以前のバージョン



2、現在のバージョン




このように「Windows 10」の現在のバージョンについては、クイックリンクメニューからコントロールパネルの項目が無くなりました。

確かに「Windows 10」のコントロールパネルは、Windowsの設定という機能に統合化されつつありますが、それでも「Windows 10」の最新バージョンにおいて、完全にコントロールパネルが無くなったというわけではありません。

そして「Windows 10」のクイックリンクメニューについては、以下のようにコントロールパネルの項目を復活させることができます。


<クイックリンクメニューのコントロールパネルの項目>




そこで今回の投稿では、「Windows 10」のクイックリンクメニューにコントロールパネルを表示する方法について、記事を記載してまいりたいと思います。

それでは本題に入りましょう。

クイックリンクメニューの階層

それでは初めに「Windows 10」のクイックリンクメニューの階層について記載いたします。

現在の「Windows 10」のクイックリンクメニューについては、以下のように大きく三種類の階層に分かれています。


<クイックリンクメニューの階層>

1、メニュー



2、フォルダ




つまり「Windows 10」のクイックリンクメニューの階層ごとにコントロールパネルのショートカットリンクを配置することにより、複数のコントロールパネルの項目を表示することができるというわけです。

「Windows 10」のクイックリンクメニューの階層に関する記載は以上です。

クイックリンクメニューにコントロールパネルを表示する手順

1、【ダウンロードリンク】

それでは次に「Windows 10」のクイックリンクメニューにコントロールパネルを表示する手順について記載いたします。

まずは以下のコントロールパネルのショートカットリンクに関するダウンロードリンクを参照してください。


<ダウンロードリンク>

1、URL

コントロールパネルのショートカットリンク


次に上記のダウンロードリンクにアクセスしてから、コントロールパネルのショートカットリンクを任意の場所に保存します。

次にお使いのキーボード上の「Wndows ロゴマーク」及び「I」というキーを同時に押してから、ファイル名を指定して実行という画面を表示してください。



次に名前という欄に以下の文字列を入力してから、OKという項目をクリックします。


<文字列>

%LocalAppData%\Microsoft\Windows\WinX



次に先にダウンロードしたコントロールパネルのショートカットリンクを解凍してください。



次に解凍したコントロールパネルのショートカットリンクの画面が表示されます。

そこでまずは、通常のコントロールパネルを表示する場合には、コントロールパネルというショートカットリンクを右クリックしてから、名前の変更という項目をクリックして、以下のように上記のクイックリンクメニューのグループごとにショートカットリンク名を変更してください。

また全てのコントロールパネル項目を表示する場合は、すべてのコントロールパネル項目というショートカットリンクを右クリックしてから、名前の変更という項目をクリックして、以下のように上記のクイックリンクメニューのグループごとにショートカットリンク名を変更します。


<ショートカットリンク名>

1、Group3

・通常のコントロールパネル

11 - コントロール パネル
・すべてのコントロールパネル項目

12 - すべてのコントロール パネル項目
2、Group2

・通常のコントロールパネル

6 - コントロール パネル
・すべてのコントロールパネル項目

7 - すべてのコントロール パネル項目
3、Group1

・通常のコントロールパネル

2 - コントロール パネル
・すべてのコントロールパネル項目

3 - すべてのコントロール パネル項目

次にコントロールパネルのショートカットリンクを上記のクイックリンクメニューのフォルダに配置してください。



次にお使いのパソコンを再起動します。



次にお使いのキーボード上の「Wndows ロゴマーク」及び「X」というキーを同時に押してから、クイックリンクメニューにコントロールパネルが表示されていることを確認してください。

以上で「Windows 10」のクイックリンクメニューにコントロールパネルを表示することができました。

「Windows 10」のクイックリンクメニューにコントロールパネルを表示する手順に関する記載は以上です。

「Windows 10」のコントロールパネルを高速に表示する手順

それでは次に「Windows 10」のコントロールパネルを高速に表示する手順について記載いたします。

当記事の冒頭で記載するように「Windows 10」のコントロールパネルについては、Windowsの設定という機能に統合化されつつあり、現在の「Windows 10」のバージョンでは、コントロールパネルを表示する手順が分かりづらくなっていますが、それでも「Windows 10」のコントロールパネルを素早く表示する手段は存在しています。

そこで「Windows 10」のコントロールパネルを高速に表示する手順の詳細を把握する場合には、以下の「Windows 10」のコントロールパネルを高速に表示する方法に関する過去記事を参照してください。


<「Windows 10」のコントロールパネルを高速に表示する方法に関する過去記事>

1、URL

「Windows 10」のコントロールパネルを高速に表示する方法


「Windows 10」のコントロールパネルを高速に表示する手順に関する記載は以上です。

あとがき

さて今回の投稿は以上となります。

今回の投稿で記載する記事以外の「Windows 10」の使い方に関連する記事に興味がある方は、ぜひ一度以下の「Windows 10」の使い方に関連する記事のまとめを参照してください。


<「Windows 10」の使い方に関連する記事のまとめ>

1、URL

「Windows 10」の使い方に関連する記事のまとめ


それでは以上です。