平栗潤一理事長は「攻撃される心当たりがなく、戸惑っている。脅迫や金銭の要求は受けていないが、コンピューターウイルスの感染が心配だ」と話している。
平栗理事長によると、改ざんに気付いたのは3日午後。「荒らし共栄圏万歳」というメッセージのほか、協会と無関係の人物の名前や住所が記載されていた。サイト作成のソフトウエア「ワードプレス」が最新版でなく、セキュリティー上の欠点を悪用された可能性がある。
荒らし共栄圏はインターネット上の嫌がらせに加え、クレジットカードの不正利用や偽サイトに誘導して金銭をだまし取る「フィッシング詐欺」の手口を交流サイト(SNS)やネット掲示板で情報交換しているとされる。