【セキュリティ事件簿#2024-025】茨城東病院 患者個人情報を記録したUSBメモリの紛失について


この度、当院において、患者個人情報を記録したUSBメモリを紛失する事案が発生いたしました。このような事案が発生にしたことについて、個人情報を取り扱う医療機関として決してあってはならないことであり、深く反省いたしております。

恵者様及びそのご家旋並びに関係機関の皆様に深くお詫び申し上げますとともに、個人情報管理の徹底を図り、信頼回復に向けて二度とこの様なことを生じさせないよう再発防止に努めてまいります。

1. 紛失の経緯

令和5年12月18日 (月)、当院職員の申告により個人情報を含んだUSBメモリの紛失が判明いたしました。病院外に持ち出しはしていないため、院内で紛失したものと考えております。

同日以降、紛失場所の捜索、職員への開き取り確認を行い、併せて警察にも遺失の問い合わせをいたしましたが、現時点で発見には至っておりません。

2. 紛失したUSBメモリに保存されでいた個人情報

①患者情報

・忠者ID、氏名、病名、居住地域、診療科、入院日、退院日等 2, 533名分

・氏名、転院先、死亡日                    3, 605名分

②職員情報 (面談記録、勤務表)                     8名分

なお、当該USBメモリには、自動暗号化及びパスワードロック機能を設定しております。

3. 現在までの対応

対象の患者様及びご家族には、個別にご連絡のうえ、謝罪いたします。

また、現時点において、個人情報が外部に流失したことの情報や不正利用された事実等の被害は確認されておりません。

4. 再発防止策

全職員に対して個人情報管理の徹底とUSBメモリ等の外部電磁的記憶媒体にかかる関連規定の順守について周知徹底するとともに、個人情報の取り扱いに関する研修及び個人情報の管理状況の確認を定期的に実施する等対策を講じてまいります。

この度は、患者様及びご家族並びに関係者の皆様には多大なご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、改めて深くお詫び申し上げます。

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