【搭乗記】日本航空JL39便 東京国際空港(HND)⇒インド・デリー・インディラ・ガンディー国際空港(DEL)

 

 2025年に取得したワンワールド特典航空券の4区間目のフライトで羽田からインドのデリーに向かいます。

夏休みシーズンをターゲットにしたフライトプランで、デリーで数日滞在したのちにヨーロッパに向かいます。本当はバンコク経由にしたかったのですが、バンコク線は特典航空券の空席が無く、空席のあったデリーを経由するプランを採用。

デリーは翌日乗り継ぎが可能だったのだが、インド自体初めてなので、数泊滞在してデリーも体験することに。

空港移動

国内某所のアジトから羽田空港に移動。

特に特筆すべきことは無いのですが、マイル獲得のため、必ず東京モノレールを使います。今回も有難く20マイルゲットです。こういう行動パターンの習慣化の積み重ねが将来のビジネスクラス特典航空券に生まれ変わります。


チェックイン

出発ロビーに到着。アメックス・センチュリオン・ラウンジのオープンをアピールする横断幕が多かった。自分はアメックスには縁のない人なのでスルーです。


今回搭乗するのは10:55発のJL39便です。


ここで例のごとくJGC専用レーンでチェックインしようと思ったのですが、どうも自動チェックイン機でのチェックインを前面に押し出したい様で、カウンターは手荷物預け専用とすべく、カウンターの列に入るためには搭乗券の出力が必要になっている感じでした。


自動チェックイン機でのチェックインはペラペラの感熱紙で出てくるのがイヤなのですが、小心者のおいらは雰囲気にのまれてしぶしぶ自動チェックイン機でチェックインすることに・・・

ところが、実際に出てきたのはカウンターチェックイン時にもらえる厚紙の搭乗券でした。

ええやん。

基本的に荷物の預け入れはしない人なので、自動チェックイン機でもちゃんとした搭乗券貰えるなら何の問題もない。むしろ今後は自動チェックイン機を愛用したい(笑)

ちなみにFaceExpressの自動登録機もあったので併せて登録しておいた。

JAL便の場合、これ登録しておくと、搭乗券記載のグループに関係なく、グループ1で搭乗できるのでおススメです。

ラウンジ

羽田空港T3で平JGCが使えるラウンジはサクララウンジ(計2カ所)とキャセイパシフィック航空のラウンジの計3カ所が利用可能で、それぞれの営業開始時間は以下な感じ。

・サクララウンジ(4F):5:00~

・サクララウンジ(5F):8:00~

・キャセイラウンジ(6F):7:30~


ちなみ現在時刻7:25なので、唯一空いているサクララウンジに向かいます。


入室するとあらびっくり。これまでに見たことが無いくらい混んでいます。


1~2席くらいであれば頑張れば見つかるのでしょうが、ちょうどキャセイラウンジが空く時間なのでさっさと退出して6Fに向かいます。


当然ですが、キャセイラウンジはオープンしたばかりで大変心地よい環境でした。さっそく担々麺を頂きます。ついでに中華がゆもオーダーしました。

羽田のキャセイラウンジの担々麺もおいしいのですが、やはり香港のキャセイラウンジとは若干味が異なる感じで、個人的にはキャセイラウンジの担々麺は世界一美味しい担々麺だと思っております。


バーカウンターではお酒しか頼むことができない場所と思い込んでいたのですが、YouTubeを拝見してモクテルとかも提供してくれる可能性があることを学び、勇気を出してバーカウンターでメニューを除いてみると・・・


おー、確かにありました。

というわけで、キャセイデライトをオーダー。

恥ずかしながら、キャセイのラウンジでキャセイデライトをオーダーできること、10年くらい知りませんでした。これからはキャセイのラウンジに行ったら担々麺を堪能して、キャセイデライトを堪能して、アイスクリームを堪能して・・・


ちなみに羽田のキャセイラウンジではアイスクリームは11時からということでした。

他にもモクテルがあったので試してみました。こちらはジンジャーフォレスト。スライスしたジンジャーが入っていて、高級感あふれる一品。


満足度高めのキャセイラウンジを後にし、搭乗ゲートに向かいます。

搭乗

搭乗ゲートは149という、端っこ。

到着するとうっすらとスパイスの香りに包まれます(笑)


燃料補給に時間を要したということで予定より搭乗時間が若干遅れましたが、無事搭乗開始。

ちなみに本日の機材はB787なのですが、ここはボーディングブリッジに阻まれて飛行機の写真が取れません。

致し方ないので隣にいたバンコク行きのB777を撮っておきます。


機体番号はJA870Jで、直近のフライトスケジュールは以下な感じ。

ひたすらHND~DEL間を飛んでいて、たまにバンコクや香港にフライトする感じで、デリー線専用機なんじゃ?って感じ。


ビジネスクラスはSS3です。スカイスイートの中では最新にも関わらず、最も酷評されているシートです、ハイ。

ちなみに個人的には好きですよ。個人的にはSS2が一番完成度が高い印象。SS1は広いのですが収納が×。SS3は圧迫感があるということで酷評に繋がっていますが、おいら小柄なので、影響受けません(笑)


ビジネスクラスの搭乗率は4割~5割といった感じ。驚いたのが、搭乗客ほとんど日本人でした。

ベトナムやバンコクのJAL便ビジネスクラスの日本人比率は20%が多いですが、日本人比率90%超はもはやレアな光景かもです。

フライト時間は約8.5時間となりますが、中距離路線に分類されるため、巾着袋のアメニティとなります。水、スリッパ、蒸気でホットアイマスク、機内食メニュー、入国書類などがあらかじめ用意されていました。

目力最強の機内安全ビデオを拝見して出発します。最近はこの機内安全ビデオの曲の流れが好きです。


そういえば離陸後にいくつか注意喚起のビデオが流れていました。以前機内トイレで紙以外のものを流そうとして引き返す事件があったので、その影響ですかね?

機内サービス

ウェルカムドリンクのサービスはありませんでした。以前搭乗したヘルシンキ線ではあったので、中距離線と長距離線でこの辺の機内サービスも異なるのかもしれませんね。

離陸後、機内サービスが始まります。

まずはおしぼりが配布され、その後チーフの方がメニューをもってドリンクと機内食メニューを聞きに来てくれました。


「お酒たくさんありますよ~」的なノリで案内してくれたのですが、機内でアルコールは飲まないことにしているため、申し訳程度にモクテルをオーダーします。

機内食も事前オーダーしていたのですが、何が良いか聞いてきてくれました。何事もなかったかのように事前オーダーと同じものをリクエストしたのですが、せっかくなので事前オーダーと異なるものもオーダーできるのか聞いてみてもよかったかも。

というわけでまずはドリンクとおつまみが提供されました。オーダーしたのはモクテルの「桃とぶどうフィズ」


ちなみに機内食メニューはこちら。和食、洋食の2択ですが、洋食のメインはさらに牛か魚の選択肢があります。

当然ながら貧乏根性丸出しでメインは牛を選択します。


オードブル

カンパチの刺身サラダ仕立てチェルムーラソースとぽん酢ジュレ

機内食の最初は、カンパチの刺身をサラダ風にアレンジした前菜。見た目は色鮮やかで、ちょっとおしゃれ。チェルムーラソースのちょっとクセのある風味と、ぽん酢ジュレのさっぱり感が意外と相性抜群!新鮮な魚を機内食で提供できるという技術革新にも感動!


メインディッシュ

牛フィレ肉のステーキ サマー赤ワインソース 夏の野菜添え

メインは、王道の牛フィレ肉のステーキ。見た目からして分厚くて、迫力満点!

中はしっとりジューシーで、ナイフがすっと入るやわらかさ。さすがフィレ肉。

赤ワインソースは濃厚だけど、酸味が効いてて重すぎず、夏らしく爽やかな仕上がり。

添えられた焼きナスやトマト、ししとう、マッシュルームも丁寧に調理されていて、いいアクセントに。下に敷かれたマッシュポテトも滑らかで、ソースと一緒に食べると無限にいけそう。


ブレッド

メゾンカイザー特製ブレッド プチアサス いちじくのパン

食事と一緒に添えられていたのは、メゾンカイザーの特製ブレッド。

小ぶりながらも、ずっしりとした存在感の「プチアサス」と、ほんのり甘さを感じる「いちじくのパン」の2種類。

プチアサスは、外はカリッと中はもっちり。小麦の香りがしっかりしていて、バターとの相性も抜群。

いちじくパンは、いちじくの甘みと食感がアクセントになっていて、いい感じ。

ちゃんと温められていて、大満足でした。


デザート

ピスタチオのシブースト、パッションフルーツ風味

最後の一品は、見た目も可愛いデザート。ピスタチオのコクに、パッションフルーツの爽やかさがふわっと広がるシブースト。

上にのったナッツのカリッとした食感がいいアクセントになっていて、口の中でじんわりと広がる風味がなんとも上品。

甘さは控えめで、口当たりは軽やか。食後のデザートにぴったりの仕上がり。


ちなみにこの「ピスタチオのシブースト、パッションフルーツ風味」ちょうどJALのサブチャンネルで製造工程が取り上げられていた(6分38秒~)。


コーヒーは、JALこだわりの限定ブレンド「コロンビア インサブレンド」。

南米コロンビア・インサ地方の希少な豆を使っていて、ブラウニーやプラリネを思わせる深みのある甘さに、ほんのり洋梨のような香り。酸味は控えめで、コクのある味わい。

夏限定というのも特別感がいいね。


間食

食後しばらく読書を楽しむ。普段は本を読まないのでこういう時くらいは本を読もうと毎度1冊だけ旅のお供を連れてくる。

今回の旅のお供はこちら。


その後、フルフラットにしてしばし就寝。

人間は不思議なもので、飯食って、本読んで、寝ただけなのになぜか腹が減る。

ちなみに着陸2時間前に2度目の機内食の提供があるとのことなのだが、今はまだ着陸3時間前。

というわけでうどんですかいをオーダーする。

ドリンクはキャセイラウンジで飲んだジンジャーフォレストの影響を受けてジンジャーエールをオーダー。


着陸前の機内食

着陸2時間前に2度目の機内食のサービスが始まる。今回は和食と洋食の2択で、和食をチョイス。


メインは鶏の塩だれ掛けで、しっとり柔らかい鶏肉に、ネギの香味と塩だれのコクがマッチしていて、ごはんとの相性も抜群。小鉢はサーモン南蛮。ほんのり甘酢が効いていて、冷えてても美味しい。

ドリンクはモクテルのアップルクーラーをチョイス。


食事を終えてしばらくすると降下を開始。デリーの街並みが見えてくる。と同時にガスっていて、空気が悪いことを改めて実感させられる。


デリー着陸。ボーディングブリッジに映るJALの機体がいい感じ。


空港内は撮影禁止ということで、特に写真は無し。入国審査はゾーン1~ゾーン3に分かれていて、インド人はゾーン1、e-visa申請済みの人はゾーン2、その他はゾーン3ということだった。

今回はe-visa申請済みなのでゾーン2へ。

入国審査はスムーズに進み。最後パスポートを返してもらって、「Thank you」って言ったら「Your Welcome」と返してくれたのが嬉しかった。インド好感度1ポイントUPです。

ホテルへの移動

以前は事前に空港送迎を手配するようにしていたのだが、最近空港送迎を手配してもすっぽかされることが多くなってきたので、UBERが使えるエリアでは空港送迎を手配せずにUBERを使うようにしている。

尚、空港からUBERを使う場合は、UBER専用のピックアップポイントが設定されていることがあるので注意が必要。

デリーもUBER専用のピックアップポイントがあって、ちょっと移動が必要になる。

簡単に説明するとターミナルを出たら柱番号4まで移動する(写真は柱番号10)


柱番号4まで行ったら、道路を渡って右方向にUBER(看板上はApp Taxiだったかな?)のピックアップポイントがある。

尚、途中で何人かタクシーの勧誘に来るがことごとく無視するのがポイント

ピックアップポイントもそれなりに人が多い、UBERアプリにはチャット機能があり、ドライバーと合流するまでチャットアプリでやり取りするが、自動翻訳されるのでかなり助かった。

ドライバーに無事会えたらアプリに表示される秘密の4桁の番号を教えて、目的地まで送ってもらう。

ちなみにスリランカでは違うドライバーが強引に自分の車に連れて行こうとした事例もあったので、お互いアプリを見せ合って、ドライバー側のスマホには自分の名前が表示されていること、自分のアプリには相手の車両番号と名前が表示されていることをお互いに見せ合うのが一番確実。

インドはいたるところに国旗が掲揚されているのと、とりあえずクラクションならしまくるのと、スズキ車が多いことが最初の感想。

一番多いのがスズキ、次にトヨタとか現代とかBMWとか。って感じ。

インドでのデファクトスタンダードになれたスズキのすごさを実感する。


ホテル

ホテルは定宿の一つ、BestWesternにした。

Best Western Maharani Bagh

お値段は1泊5040ルピー(約8800円)。朝食付き。

インドで初めてのホテルだったが、空港にあるような手荷物検査機と金属探知機があって、入館前にボディチェックを受けた。これがインドの常識なのか?

計2泊滞在予定だが、1泊ずつ予約を入れている。チェックイン時に予約を繋げてもらおうと思ったのだが、なぜか支払いは1泊分のみ。一応通しで同じ部屋が使えるのだが、支払いは1泊ずつという新しいパターンだった。

一応上級会員なので、ウェルカムギフトを頂けた。中にはコーラ、水、マンゴージュース、スナック(ナチョス)が入っていた。

BestWesternはいわゆるバジェットホテルなので、水以外のウェルカムギフトは初体験。滞在中有難く頂きました。


部屋はSuperior Room の1 King Bed。4階建ての2階の部屋をアサインされた。


眺望は中庭側。景色だけの観点で言うと面白くない。一方で通り側は車とかは見えるけど、常にクラクションならしていてうるさいため、極力静かな部屋を割り当ててくれたというホテル側の好意とも受け取れる。(とはいえ、へやまでクラクションの音は届いてきている・・・)


アメニティでもらったコーラは冷蔵庫に入れて冷やしておこうと思ったのだが、全く冷えない冷蔵庫だった・・・


水回り。トイレとバスは分離型。バスはシャワーだけだけど温度と水圧は問題なし。しきりに若干穴があるらしく、シャワー後、若干水が洗面台エリアに漏れ出していた。


無料の水は2本。水道水は危険だから飲まないでねっていう案内と、足りなくなったら遠慮せずに電話してねみたいな案内がどこかに書いてあった。

ちなみに下記の写真の下の棚の中に冷えない冷蔵庫が設置されている。


アメニティはシャンプーと石鹼のみ。フロントに言えばくれそうな感じだった。(そんな雰囲気のポップアップがトイレの上に置いてあった。)


今回のインド滞在は乗り継ぎでもあるため、ここでお腹を壊すわけにはいかない。でもインド料理楽しみたい。というわけで、食事をどうしようか思案していたが、このホテルはレストラン併設で食事もとれるということで行ってみた。

ちなみに朝食会場も同じ場所。通りを見ながら食事でもと思っていたのだが、眺望がイマイチだったため、翌日はルームサービスにした。


初日の夜の食事。メニュー選びのアドバイスや食べ方のレクチャーをChatGPTに手伝ってもらった。ChatGPTの新たな使い方を発見した気がする。

Dal Tadka(レンズ豆のスープ風カレー)+ Tandoori Roti + Plain Curd

翌日はベタなインド観光を敢行。2万歩歩いてヘロヘロになりながらホテルに帰ってきてボーっとしているとタイミングよくルームサービスからの営業電話がかかってきたので、セールのビリヤニセットとラッシーをオーダー。

チキンビリヤニ・ライタ・ラッシーのセット

このビリヤニセット、Raita(ライタ)という、ヨーグルトベースのインド風サラダ(写真右上)が付いていたのだが、まったく口に合わなかった。

何故ヨーグルトに塩味とスパイスを加えてしまったのだろう?

好き嫌いが分かれるパクチーは私大丈夫なのですが、ライタはギブアップでした。

ちなみにどーでもいいですが、テレビはLG社製、エアコンは東芝製でした。

ベタなインド観光記

せっかくインドに来たので、最初くらいは観光らしい観光をしておこうと、少し回ってきました。

ガンディー記念館(Gandhi Smriti)

マハトマ・ガンディーの最期の地として知られる記念施設。1948年1月30日、ここでガンディーは毎夕行っていた祈りの会へ向かう途中、銃撃され死亡しました。

ガンディーの最期を迎えた場所として、インド政府により記念館として保存されている。

入場は無料だが、入る際に受付で記帳が必要。

マハトマ・ガンディーが最後の144日間を過ごした部屋

インディラ・ガンディー記念館

ガンディー記念館から徒歩20~30分くらいの距離にある。

自分不勉強で行った後に知ったのだが、マハトマ・ガンディーとインディラ・ガンディーはまったくの別人。名前は似てるが、血縁関係は一切ない。

マハトマ・ガンディーは誰でも知っているインド独立運動の精神的指導者で、「非暴力・不服従」で有名な人。

インディラ・ガンディーはインド初の女性首相。

インディラ・ガンディー記念館も入場は無料だが、こちらは入場前に手荷物検査を受ける必要があり、液体物の持ち込みはできない。

中に入ると日本とのつながりを感じる展示物に出会えた。

まずはインディラ・ガンディーに授与された早稲田大学の学位記。

スーパーフリーのイメージしかない早稲田大学ですが、歴史深訪をすると早稲田大学に遭遇する率は高いです。直近だと杉原千畝関連ですね。



あとは昭和天皇や当時の日本国首脳との写真。


インディラ・ガンディーの息子であり、第6代インド首相(1984〜1989年)ラジーヴ・ガンディーが愛用していた東芝製ワープロ(Toshiba T3200)


同様にラジーヴ・ガンディーが愛用していた文房具。MAX社製ホッチキスを中心に蛍光ペンとか日本製多め。


レッドフォート(Lal Qila)

実際の目的地はレッドフォートの中にある、チャンドラ・ボース記念館で、INAと日本軍との関係・遺品・戦争史などが見れるということだったのだが、なんとレッドフォートは8/17まで閉鎖とのことだった。

よく見ると観客席が設置されており、最初は大規模なコンサートでもするのだろうと思っていた。


あとで改めて調べてみると、8月15日のインド独立記念日に向けた準備で、首相がレッドフォートから国民に向けて演説を行うらしい。

確かに空港にあるようなセキュリティゲートが難題も設置されてた。。。

ちなみにYouTubeでも配信され、アーカイブも参照可能


インド門&戦争記念館(India Gate/War Memorial)

インド門は、第一次世界大戦で戦死した英印軍兵士を追悼する凱旋門。国立戦争記念館は、独立後に殉職したインド軍兵士を讃える施設。この辺は観光スポットとなり、余計な勧誘も多い。多かったのは写真の押し売り。勝手に写真を撮って売りつけてくる。当然無視。

手前がインド門。奥が戦争記念館

デリー地下鉄

帰りは地下鉄に乗ってみます。


デリーの地下鉄はちょっと特殊です。

まずセキュリティチェックがあります。

セキュリティチェックを抜けた先に自動改札や有人券売窓口があります。

ちなみに券売機は低額紙幣(~100ルピー)しか受け付けてくれません。

一方で自分は高額紙幣しかもっていません。

初めてで小心者のおいらはこの難題の解消に2時間以上費やしたと思います。

最初はセキュリティチェック前に有人販売窓口がある駅を探そうと駅間徒歩移動を試みて、軍施設エリアに迷い込んでしまい、軍人さんから足止めされたりもしてしまいました。

ま、結局聞けば早いのでしょうが、自分の体と頭で解決したいタチらしいです。

んで、やっと友人券売窓口にたどり着き、20ルピーの切符を買うのに500ルピー差し出します。露骨に嫌な顔をされました。小額紙幣は無いのかとか3回くらい聞かれましたが、500ルピーしかないので、受け取ってもらいます。おつりが無いのかと思いきや、嫌な顔されつつもおつりは出てきました。

インド地下鉄の切符はQRコードで、磁気切符は存在しない模様。

自動改札機でかざしても全く開きません。あたふたしていると別の人が来て同様にかざすも開きません、その人はそそくさと別の改札機にかざして入っていきました。

「え、故障?」

私も真似して別の改札機にかざしたらすんなり入れました。こういうのの引きは強い(笑)


インドの地下鉄の路線名はシンプルに色です・ピンクラインとか、イエローラインとか。なので、外国人も比較的わかりやすいかもです。


Googleマップと地下鉄を使いこなして、無事ホテル最寄りの地下鉄駅まで戻ってきました。


この日の歩数は19,297歩。さすがに疲れました。

【Playback of flight JL039 on 6 AUG 2025】

【セキュリティ事件簿#2025-331】TOOL株式会社 SupportWebへの不正アクセスに関するご報告とお詫び 2025/8/22

 

平素よりSupportWebをご利用いただき、誠にありがとうございます。

TOOL株式会社(以下 TOOL)は、当社のSupportWebが不正アクセスを受けたことを6月4日に確認いたしました。

調査の結果、ダウンロード可能な一部のファイルが外部に流出した可能性があることが判明しましたが、現時点でお客様個人の情報の流出は確認されておりません。

不正アクセスの確認後、直ちにSupportWebの運用を停止し、原因の究明、セキュリティ体制の強化、ならびにダウンロードシステムの見直しを進めております。これらの調査および対策を優先したため、ご報告が遅れましたことを深くお詫び申し上げます。

日頃よりSupportWebをご利用いただいているお客様には、多大なご迷惑とご心配をおかけいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

なお、再発防止対策のため、SupportWebの再開には今しばらくお時間をいただく予定です。皆さまにはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

リリース文(アーカイブ)

【セキュリティ事件簿#2025-330】経営危機に追い打ち? 日産子会社クリエイティブボックス、不正アクセスで信用失墜

 

事件の概要

2025年8月16日、日産自動車の100%子会社であるデザインスタジオ「クリエイティブボックス株式会社(CBI)」で不正アクセスが発覚しました。


Qilin(キリン)と名乗るランサムウェアグループが「4TB超のデータを盗んだ」と主張し、8月20日に脅迫ポータルで公開リストにCBIを追加。さらに8月27日には、デザインデータの一部流出が現実のものとなったことが報じられています。

CBIは原宿に拠点を構える日産デザインの“実験室”とも言える存在で、未来のコンセプトカーを形にしてきた子会社です。しかし今回は、車の未来を描くどころか、サイバー攻撃の“実験台”となってしまった格好です。

被害内容とリスク

Qilinは、3Dデザインファイル、財務関連文書、従業員データなど40万件超のファイルを入手したと主張しています。日産側は「一部のデザインデータが外部流出した」ことを認めましたが、公式リリースは未だに出されていません。


情報セキュリティにおいて「隠蔽は最悪の戦略」です。被害範囲の不透明さは、社内外の信頼をさらに揺るがしています。

この事件で注目すべきは、“親会社本体”ではなく“子会社”が狙われた点です。大企業本体は比較的堅牢なセキュリティ対策を取っていても、周辺子会社のセキュリティはしばしば手薄。その弱点を突かれた典型例と言えるでしょう。

経営への影響──「車はデザインできても、セキュリティは設計できず」

日産は販売低迷や競合激化で経営再建の道半ばにあります。そこに今回の事件──経営危機に追い打ちをかけるようなセキュリティ失態が重なったのです。
いくら“かっこいいクルマ”をデザインしても、裏で知的財産が盗まれていては競争力の源泉そのものを失いかねません。

CBIは「走る実験室」として未来のクルマを形にしてきましたが、今や「走る情報漏えい」の象徴になりつつあります。ブランドの信頼が地に落ちるのは一瞬、回復には長い年月が必要です。

教訓と皮肉

結局のところ今回の教訓はシンプルです。

  • 子会社や下請けを含めたサプライチェーン全体のセキュリティガバナンスが不可欠

  • 公式な迅速な情報開示こそが信用を守る最小限の対応

経営再建に必死な日産にとって、不正アクセスによる信用失墜はまさに「泣きっ面に蜂」。いや、むしろ「セキュリティ軽視のツケを子会社が払わされた」と表現するべきでしょう。

出典:日産、Qilinランサムウェアによるデザインスタジオのデータ侵害を確認アーカイブ

出典:Nissan confirms data breachアーカイブ

出典:Nissan confirms design studio data breach claimed by Qilin ransomwareアーカイブ

【セキュリティ事件簿#2025-329】国土交通省関東地方整備局 CONPAS®メールサーバーの不正利用によるスパムメールの送信が確認されました 2025/8/21

 

令和 7 年 8 月 14 日(木)、関東地方整備局にて運用を行っている CONPAS®のメールサーバーを不正に利用した、スパムメールの送信が行われたことが確認されました。

覚えのないメールを受け取った場合は、URL へのアクセスや個人情報の入力、支払いなどに応じることがないようにご注意ください。なお、本事案に関連した個人情報や非公表情報の漏洩はございません。

本事案に関係する皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

○ 事案の概要

令和 7 年 8 月 14 日(木)、関東地方整備局にて運用を行っている CONPAS®のメールサーバーを不正に利用した、スパムメールの送信が行われたことが確認されました。スパムメールの内容は調査中ですが、メールの件名は「CONGRATULATION!!!」「Recovery of Your Lost Funds」であり、英語で送金を求めるような内容などとなっています。覚えのないメールを受け取った場合は、URL へのアクセスや個人情報の入力、支払いなどに応じることがないようにご注意ください。

本事案については当日中に対策を行い、それ以降、CONPAS®のメールサーバーを不正に利用したスパムメールの送信がないことを確認しております。

また、当該サーバーには個人情報等は格納していないため、本事案に関連した個人情報や非公表情報の漏洩はないことを確認しております。

なお、本事案による CONPAS®の常時運用や試験運用への影響はございません。

本事案の生じた詳細な原因や影響等については専門機関の協力を得ながら調査・検討を行い、引き続き、情報セキュリティ対策の強化や個人情報の適切な管理の徹底に万全を期してまいります。

注 CONPAS®:Container Fast Pass の略称であり、港湾のコンテナターミナルのゲート前混雑の解消やコンテナトレーラーのターミナル滞在時間の短縮を図りコンテナ物流を効率化することを目指したシステム。

【セキュリティ事件簿#2025-328】株式会社名鉄インプレス 個人情報漏えいに関するお詫びとご報告 2025/8/21

 

この度、弊社の運営する南知多ビーチランド&南知多おもちゃ王国(以下、当事業所)におきまして、下記の個人情報漏えいが発生しました。

お客様に多大なるご迷惑とご心配をおかけする事態になりましたことを心よりお詫び申し上げますとともに、再発防止に努めてまいります。

1. 事案の概要

8月20日8時ごろ、当事業所のホームページ(以下、HP)においてカリフォルニアアシカの愛称募集を開始したところ、同日の22時22分に HP 宛てに応募者の個人情報が閲覧できるとの指摘がありました。

翌21日9時ごろ、担当者が設定を変更し個人情報が閲覧できない状態になっております。

2. 漏えいした個人情報

8月20日から21日までのおおよそ25時間において、HP 経由でカリフォルニアアシカの愛称募集に応募された方のお名前・メールアドレス・住所(市町村まで)・性別・ご年齢(61名)。

3. 発生原因

当事業所では HP での個人情報入手に際し、複数名による確認を行っておりますが、受付終了後の動作確認を十分に行わなかったことが原因です。

4. 再発防止策

弊社ではこれまでも個人情報の適切な取扱いに努めて参りましたが、本件の発生を厳粛に受け止め、個人情報の重要性と厳格な管理を改めて周知し、個人情報の適切な取扱いを再徹底して参ります。

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【セキュリティ事件簿#2025-327】芝浦工業大学 サイバー攻撃による個人情報漏洩の可能性に関するお詫びとお知らせ 2025/8/22

 

このたび、本学学術情報センターのネットワークに対して不正アクセスがあり、本学関係者の個人情報が外部に漏洩した可能性があることが判明いたしました。

本学関係者の皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。

 1. 経緯

2025年7月4日、7月5日、7月7日、7月11日、7月14日

海外のIPアドレスから本学VPNに対する、本学の教員アカウントを利用した不正アクセス、及び認証サーバーに対する不審なユーザ検索・攻撃が発生

7月29日

本学担当者が不審なユーザ検索の記録を発見

原因調査の結果、上記、本学VPNに教員アカウントを利用した不正アクセス、及び認証サーバーに対する不審なユーザ検索・攻撃の痕跡を確認

同日、当該教員アカウントのパスワードを変更

 2. 漏洩した可能性のある個人情報等

(1) 対象者

   在学生(学部・大学院)

   主に2019~2021年度に在籍していた卒業生

   在籍教職員

   本学に在籍していた教職員

  なお、対象者の方には8月12日より個別にメールにてご連絡申し上げております。  

(2) 漏洩した可能性のある個人情報

   ユーザID

   氏名

   大学メールアドレス

 3. 本法人の対応

2025年7月31日

本件について文部科学省、個人情報保護委員会、JPCERT/CC、警視庁へ報告 

8月1日

 文部科学省に報告(第3報)

 JPCERT/CCにログの提供

 マイクロソフト ユニファイド・サポートチームに調査依頼

8月5日

 マイクロソフト ユニファイド・サポートチームとの対策検討

8月8日

 JPCERT/CCより、ログの分析結果の受領

8月12日より

 漏洩可能性対象者に通知を開始 

8月20日

文部科学省に報告(第4報)

4. 今後の対応

本件に関し、認証サーバーに対する攻撃の成功を示す記録は発見されておらず、管理者権限の奪取やランサムウェア被害も発生しておりません。

また、現時点で具体的な個人情報の漏洩の痕跡や、その悪用などによる被害(二次被害を含む)は確認されておりません。

しかしながら、今後、不審なメール等が送付される可能性は否定できませんので、十分ご注意くださいますようお願いいたします。 

本学関係者の皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、重ねて深くお詫び申し上げます。

今後も引き続きセキュリティ対策の強化に努めるとともに、関係機関と連携し再発防止に取り組んでまいります。

リリース文アーカイブ

【セキュリティ事件簿#2025-326】日本プラスト株式会社 当社サーバーへの不正アクセス及び個人情報漏えいの可能性に関するお知らせとお詫び  2025/8/22

 

当社サーバーへの不正アクセス及び個人情報漏えいの可能性についてお知らせいたします。

本件により、お客様及び関係者の皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。

2025 年 8 月 20 日に当社開発センターのサーバーにおいてサイバー攻撃によるものと思われるシステム障害が発生いたしました。確認後、速やかに対策チームを立ち上げ、被害拡大を防止するためにネットワークの遮断等の対応を実施し、同時に外部専門家の協力のもと、被害範囲の特定、原因や侵入経路の調査を開始いたしました。

その結果、外部の第三者による社内システムへの不正アクセスの形跡が確認され、個人情報が漏えいした可能性が否定できないことが判明いたしました。

現時点では、当社の生産及び納入業務に影響はなく、個人情報が不正に利用された等の二次被害は確認されておりません。引き続き外部の専門家等とも連携し、被害拡大の防止及びシステム復旧に向けて対応を進めると共に、さらなるセキュリティ体制の強化を実施し、再発防止に努めてまいります。

今後、お知らせすべき事項が明らかになりました場合には、速やかに開示を行います。

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【セキュリティ事件簿#2025-325】公益財団法人名古屋産業振興公社 当公社メールアドレスの不正利用による迷惑メール送信について 2025/8/21

 

当公社が管理するメールアドレスが第三者により不正利用され、不特定多数の方に迷惑メールが送信された事実を確認しました。

メールを受信された方におかれましては、ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。また、メールに記載されている URL 等はクリックせず、速やかに削除していただきますようお願い申し上げます。

1 発信(送信)元メールアドレス

 iryoukaigo@nipc.or.jp(現在は削除済み)

2 発生日時

 令和7年8月7日(木)午前1時頃から午後 10 時 41 分まで

3 現在までの経緯

 令和7年8月7日(木)に当公社のメールアドレスが第三者により不正利用され、迷惑メールが大量送信される事実が発生しました。当該事実を確認後、当該メールアドレスを削除し、当公社 PC 等へのウイルス感染及び当公社からの個人情報等の流出がないことを確認しました。

4 今後の対応

 警察に届け出るとともに、さらなる情報セキュリティ対策を実施します。

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