このたび、栗田工業株式会社(本社:東京都中野区、社長:江尻 裕彦、以下「当社」)の北米における連結子会社であるクリタ・アメリカInc.(本社:米国ミネソタ州、以下「KAI社」)において、複数のサーバーが不正アクセスを受け、ランサムウェアに感染したことが判明しましたのでお知らせします。
お客様、お取引先様には多大なるご心配とご迷惑をおかけすることとなり、深くお詫び申し上げます。
現時点で判明している内容(概要)は、以下の通りです。
1.経緯
2024年11月29日(金)15時頃、KAI社のセキュリティ監視システムにてアラートを検知し、外部専門機関も交えた調査を実施した結果、複数のサーバーがランサムウェアに感染し、それらのサーバーが暗号化されたことを確認したため、対象のサーバーをただちにネットワークから遮断し、被害の拡大防止を実施しました。
2.漏洩の可能性のある情報
本不正アクセスにより、KAI社のサーバーに保管されていた一部のお客様、お取引先様および従業員の情報が、第三者に漏洩した可能性があります。
3.現状および今後の対応
現在、既に主要なサーバーは復旧済であり業務に支障はきたしておりません。今後、引き続き外部専門家の助言を受けながら原因および詳細な調査を進めていくとともに、事態の収束に努めていきます。
今回の事象を受け、被害拡大の防止に努めるとともに、クリタグループ全体におけるより一層の情報セキュリティ対策の強化に取り組んでまいります。