血管はコレステロールで一度詰まると解消されないと聞いていたが、どうも違うらしい。
「動脈硬化は自分で治せる」という、心強い本を見つけたので紹介。
この本の中にRAP食が紹介されている。
RAP食とは、「動脈プラーク(血管内壁の脂肪の塊かたまり)退縮のための食事療法」(Medical Regression Arterial Plaque)のことで、動脈硬化を改善させることを目的としており、音楽のRAPと食事の融合ではない。
詳細は本を読んでいただくとして、RAP食のメモだけ残しておきたい。
RAP食を純粋に遂行しようとするとかなりハードルが高くなるため、取り入れられるところだけでも取り入れていきたい。
■避けるべき食材
- 植物油
- フライパンに油をひいて調理する食べ物
- 食用油
- 脂身
- バター類
- 酒類(350cc/日未満に抑える)
- たばこ
- カレールー
- レトルト食品
- マヨネーズ
■推奨食材
- ところてん
- 豆乳ヨーグルト
- 味噌汁(脂質がない麦味噌がオススメ)
- 野菜ジュース(無塩、無糖、トマト入りがベスト。コップ1~2杯を毎日)
- 甘酒(1日30cc程度)
- 粉末ビール酵母:毎日小さじ一杯
- たまご:全卵を毎日1個まで
- 海藻/海苔:もずく、がごめ昆布、昆布など粘り気のある海藻類。海苔(植物油添加品はNG)
- 脂質量の少ない魚や肉:脂質量が少ない魚や肉を1日150~200gまで
- 野菜:煮野菜、蒸し野菜、生野菜。たまねぎ、青ネギ、トマト、大根おろし、キノコ類は特に積極的に
- 果物:ビタミンCをたくさん含んだ、いちごやキウイフルーツ(黄肉種)、柿、ミカン類がオススメ。
- 雑穀米:主食は白米だけでなく、2~8割の雑穀米&玄米・麦入り。
- 納豆&大根おろし:納豆半パックを週2回まで。
- その他:あさり、しじみ、漬物(発酵性)、こんにゃく、トマトケチャップなど。
RAP食の思想では油はオリーブ油だろうが、ゴマ油だろうが、悪
ビール酵母がオススメ。酵母菌には各種代謝に不可欠なビタミン、酵素、アミノ酸がバランス良く配合されている。
豆乳ヨーグルトはプラークを処理するマクロファージを活性化する。(ただし、大豆製品の過食は症状を悪化させるため要注意)
ところてん、海苔、蒸し野菜でがん細胞もプラークも減っていく。
RAP食に向く魚、肉かどうかは、「包丁に脂がどれだけつくか」で見分ける(⇒えび、かに、貝類、蒲鉾、ちくわなどはOK)
きびなごサイズより小さないわしやその他の小魚はすべて推奨食品
花、種、実、根、茎までバランスよく食べる
- 花:ブロッコリー
- 種:雑穀、玄米、そば、おくら
- 実:かぼちゃ、キュウリ、トマト、うり
- 根:ごぼう、大根、にんじん、生姜
- 茎:アスパラガス、たまねぎ
- 葉:レタス、ほうれんそう、キャベツ、青ネギ