【宿泊記】パークロイヤル コレクション クアラルンプール(PARKROYAL COLLECTION Kuala Lumpur)

PARKROYAL COLLECTION Kuala Lumpur
 

2022年にグローバルホテルチェーンの存在を知り、人生で初めてハイアットのクラブラウンジアクセス権付の部屋に泊まった。

ハイアットはとてもクオリティが良く、上級会員になりたいと思っていた時期があったが、ハードルが高いのと、ホテルの件数が少ないのがネックなので、ハイアットの上級会員修業は諦めている。

色々調べた結果個人的にフィットしそうだったのがIHGで、昨年はIHGのホテルに多く泊まったのだが、エリア的に無い場所もあったりでもう一つメインのホテルチェーンを探していたところにGHA(Global Hotel Alliance)を見つけた。

個人的に海外ホテルチェーン選定時のポイントは上級会員へのハードル。

IHGはインターコンチネンタルアンバサダーというプログラムを使うことでIHGのプラチナ会員になることができ、アーリーチェックインやレイトチェックアウトの恩恵を受けることができる。

GHAは宿泊実績を積む必要があるが、その条件がユニークで、3ブランド以上のホテルに宿泊すると最上級であるチタン会員になることができ、IHGのプラチナ同様アーリーチェックインやレイトチェックアウトの恩恵を受けることができる。

しかも、2024年に規約が変わり、一部のホテルでは朝食のサービスも受けることができるらしい。


2023年はIHGをメインにしてきたが、2024年はIHGに加えてGHAにも宿泊をすべく、今回クアラルンプールでGHA参加ホテルである、ホテルパークロイヤル クアラルンプール(PARKROYAL COLLECTION Kuala Lumpur)に宿泊してきた。

ちなみに、当初は修行目的だったのだが、ちょっとした”事故”があり、宿泊前から最上級のチタン会員として宿泊することができた。

ロケーション

最寄り駅はモノレールのBukit Bintang駅で、駅から徒歩4分の場所にある。

クアラルンプール国際空港からだと、KLIAでKLセントラル駅に行き、KLセントラルからモノレールで来る感じ。KLセントラルからのモノレールの運賃は2.5リンギット。

MAP

モノレールの駅から歩いて向かうと、手前にパンパシフィックサービススイートなるものが出てくる。

パークロイヤルはパンパシフィックホテルグループが展開するブランドなので、一瞬混乱するが、警備のおっちゃんが優しく行き先を教えてくれた。

ホテルエントランス

チェックイン

ホテルのエントランスらしきホールに到着すると円卓があるものの、見慣れたチェックインカウンターが無い。

この円卓らしきところがチェックインカウンターだった。

レセプション

チェックイン手続きを開始。

残念ながら、自分は英語ができないので、英語で話されても理解度20%なのだが、20%で聞き取れた内容を総合すると、今回素泊まりの一番安い部屋を取ったのだが、チタン会員は特典としてイブニングカクテルと翌日の朝食がプレゼントされるらしい。

通常であれば、ここで喜んで食いつくのだが、夜はマレーシア料理屋に行くことを心に決めており、翌日は空港ラウンジで食事できるので完全に適当に聞き流していた。

とりあえず決済(414.84リンギット≒14,000円)を決済して部屋に向かう。

部屋は4階ということだった。

何で立派な高層ホテルなのに4階をあてがうんだろう?

そんな疑問を抱きつつ4階に到着。

廊下を歩くと、カーペットのフカフカ度合いがいつもと違う感じ。よく歩くカーペットの3倍くらいフカフカ。恐らく特別なフロアになっている予感。。。

4F

部屋

部屋に到着。

部屋にはメッセージカードが置かれていた。

メッセージカード

一緒に置かれていたチョコレートがこちら。

ウエルカムスイーツ

部屋の設備を見てみる。

洗面台

この部屋、ミネラルウォーターが置かれていなかったのだが、手前の蛇口から飲料水が出てくる。エコでいい感じ。


洗面台の左側に置かれていたアメニティ一式。

ソーイングセットがあったのと、歯ブラシと歯磨き粉が分けて梱包されていた点が良い意味で驚き。

アメニティ

トイレ

個室だけどガラス張りでプライバシー感ゼロ。

トイレ

シャワー

同様にガラス張り。
水圧は全然問題なかった。

シャワー

シャンプーはAPPELLESというオーストラリアのブランド。


バスタブ

当然ガラス張り。

バスルーム

ベッド

枕が5つもあった。
毎回どう使うか悩むが、今回は真ん中に寝て左右に枕を配置して抱き着き枕として使ってみた。結構よく寝れた。


デスク

専用の明かりがあるとパーフェクトだった。

机

低層階だが、目の前に植物が植えられており、カーテン全開にしても外から部屋の中が見られないように配慮されている。

窓

部屋のアップグレードについて

今回元々予約していた部屋はコチラ


で、アップグレードにより実際に利用させてもらえたと思われる部屋がコチラ

ホテルについては結構価値観が分かれてくると感じる。今回、宿泊費14,000円くらいだったが、アップグレード等で8,000円相当の特典がついてきた。

ここで、

①14,000円で22,000相当のサービスが受けられたのでとてもお得だ!

という人と、

②アップグレードされるくらいならその分を引いた6,000円で泊まれるホテルがいい。

という人がいる。

自分の思考は、以前は②だったのだが、最近は①に移行してきている。

とはいえ、今回はそもそも修行目的での宿泊を予定しており、ハプニングで修行前にチタン会員になったため、特典も全く期待していなかった。

イブニングカクテルや朝食が付いたものの、今回のクアラルンプール滞在自体もトランジット&マレーシア料理堪能が目的で夜はマレーシア料理を堪能し翌朝は腹パン状態で特典を全く使いこなせずにチェックアウトとなった。

このホテルは1泊ではもったいない素晴らしいホテルと感じた。

また来たいと思います。

【搭乗記】マレーシア航空MH53 関西国際空港(KIX)⇒マレーシア・クアラルンプール国際空港(KUL)

関西国際空港
 

今回は2023年に取得したワンワールド特典航空券の残りを使ってマレーシア・クアラルンプールを経由してタイ・バンコクに向かいます。

当初は3時間程度の乗り継ぎでそのままバンコクに行く予定だったのだが、前回クアラルンプールで食べたサテーとラクサをもう一度食してみたくなり、24時間以内に乗り継げるように調整して事実上1泊できるようにした。

詳細はちゃんと理解していないが、24時間以内は乗り継ぎとなるが、24時間を超えると途中降機となるらしい。

ワンワールド特典航空券は、同一空港での途中降機は1回までしか駄目だが、乗り継ぎは複数回出来るようになっており、この絡みで24時間というのは重要な意味を持つ。

空港移動

ワンワールド特典航空券の絡みで、今回のスタートは関西国際空港から。

自分は東京に住んでいるが、フライトが9:55となり、前泊しないと厳しそうなので前日に大阪入りしていた。

一番便利なのは空港直結のホテルなのだが、素泊まりだけの割には宿泊費に納得感が無い。

そこでグーグルマップと相談した結果、東岸和田にあるルートインに宿泊することにした。

ルートイン大阪岸和田-東岸和田駅前/関西空港-

ちなみに、自分のホテルに対する考えは、

国内:ルートイン

海外:IHGかGHA

って感じ。

ルートインは基本大浴場が備わっていて、直予約すると朝食も付いてくる。個人的にはこれで満足なのである。しかもポンタポイントも貯まるため、JALマイルが思考のベースになっている自分と相性が良い。

ルートインが海外にも展開していればそのままルートインを使いたいが、生憎海外には無いため、海外ではIHGかGHAがメインとなる。ちなみにIHGは国内ではANAと提携しているため、JALマイルベースの自分と相性が悪いのと、費用対効果と満足度の観点からIHGを使う理由が全くない。一方、GHAは国内にほとんどない。

余談が長くなったが、東岸和田のルートインは駅から徒歩1分なのでとても利便性が良い。

早速東岸和田駅から関空に向かう。

東岸和田駅

関空行きの電車は頻繁に出ている模様。ホームに行ったらすぐ電車が来た。

ちなみにJRの関空行きの普通電車は関空行きと和歌山方面行きが連結されていて、関空の直前で切り離されて分かれていくらしい。

前方が関空行き、後方が和歌山方面行き

日本人だと車内アナウンスが流れるので問題ないが、外国人は気づかずに関空に行けない事態が起きていると見聞きしたことがある。


以前、クアラルンプールからKLIAエクスプレスで空港に行く際、本来KLIA駅で降りるところ、KLIA2駅で降りてしまい、結構パニックになった。結局電車で1駅の距離なので、無事リカバリをすることができたが、関空に行くつもりで和歌山まで流されたらリカバリも危うい。

ちなみに、ルートインの合った東岸和田から関空までは4駅で到着。


という訳で無事関空到着。

チェックイン

久々の関空だが、フライト数がめちゃくちゃ増えているような、、、、

関空の出発便一覧

フライトの2時間以上前に到着したが、チェックインは既に開始している模様。

早速カウンターに向かう。マレーシア航空はHカウンター。


カウンターはビジネスカウンターが2、Web/オンラインチェックイン用カウンターが2、エコノミークラス用のチェックインカウンターが1だった。

エコノミークラスの場合はオンラインチェックインをしておかないと更に冷遇されることを学んだ。

今回はビジネスクラスなのでビジネスクラスカウンターに向かうがそれなりに混んでいた。(ちなみに当日のビジネスクラス満席だった)

後ろに年配の夫婦が来たのだが、夫はワンワールドエメラルドを所持している模様。ちょうどビジネスとオンラインチェックイン用カウンターの込み具合が同じくらいだったので夫はビジネス、妻はエコノミーに分かれて早い方でチェックインを済ませるという罪深い方法を選択。ところが妻は分かれて並ぶのは嫌だということで、夫婦喧嘩勃発。「くそじじい」「くそばばあ」の言い合いをしており、その後ラウンジでも見かけたが一言も口をきいていなかった。

ステータスは家族を幸せにするために使うもので、こういう罪深い使い方はいかんなと感じた。

待っているうちにエコノミークラスは大量の団体客が流れ込んできて、結局ビジネスクラスカウンター>Web/オンラインチェックイン用カウンター>エコノミークラスカウンタの順で早いことが分かった。

無事チェックインが終わったが、マレーシア航空のビジネスクラスはファストレーンが使える模様。

ファストレーンチケット

このファストレーンの効果は絶大で、朝8時くらいの段階で手荷物検査場には50人くらいの行列ができていた。


この50人をすっ飛ばして手荷物検査を終えられるので、有難い限りです。

ちなみに、チケット無いのに突撃しても当然断られます。(↓写真入り口にいたカップルがその例)

Fast Lane入口

ラウンジ

出国審査を終えたらラウンジに直行します。

関空って、以前は廃れた空港の印象が強かったが、リニューアルが進んでいる模様。

免税店の中を歩いて行かないと到着ゲートにたどり着けないような、欧州の空港でよく見るスタイルに変わっていたのと、雰囲気がとてもよくなっている印象。


それではサクララウンジに突撃。

関空JALサクララウンジ

朝ルートインで軽く食べてしまったし、フライトは10時で機内食もあるので、ラウンジでは何も食べないつもりだったのだが、サクララウンジに来てJALカレーを食べないのは失礼にあたる気がして、軽めにJALカレーを頂く。

JALカレー(ビーフ)

搭乗

のんびりしていたら搭乗時間開始となり、ゲートに向かう。

ゲートは物理的にエコノミークラスとビジネスクラスに分けられていた。

※ぱっと見エコノミーとビジネスの待ちの人数が同じに見えますが、エコノミーはこの後ろに長蛇の列ができています。


そして今回はボーディングブリッジも分かれていました。

※搭乗ゲートはステータス持ちでもビジネスクラス用を利用できますが、ボーディングブリッジではガチのビジネスクラス搭乗客だけが左に行けます。

ボーディングブリッジ

フライト


今回は1Aを取りました。
違う座席のものですが、シートはこんな感じ。


もちろんフルフラットにもなります(ベッドメイキングはセルフで)。


機材はA330-300


REGISTRATIONは9M-MTJ

9M-MTJの直近3日間のフライト実績はこんな感じ。アジア圏を飛び回っている印象

(太字が今回搭乗したフライト)

26 Apr 2024

Kuala Lumpur (KUL) Seoul (ICN) MH66 23:30 07:10

Bangkok (BKK) Kuala Lumpur (KUL) MH781 20:30 22:50

Kuala Lumpur (KUL) Bangkok (BKK) MH780 17:45 18:55

Osaka (KIX) Kuala Lumpur (KUL) MH53 10:25 15:45 ←搭乗機

25 Apr 2024

Kuala Lumpur (KUL) Osaka (KIX) MH52    22:25 05:45

Taipei (TPE) Kuala Lumpur (KUL) MH367 15:10 20:00

Kuala Lumpur (KUL) Taipei (TPE) MH366 09:15 14:10

24 Apr 2024

Delhi (DEL) Kuala Lumpur (KUL) MH191 23:00 06:55

Kuala Lumpur (KUL) Delhi (DEL) MH190 18:50 21:50

Beijing (PKX) Kuala Lumpur (KUL) MH319 10:00 16:30


アメニティについて、特にこれといったものは無く、枕、敷布団、掛布団、水、スリッパが配られた。

スリッパは、以前はペラペラの印象だったが、今回は質が上がった感じ。


水はクリスタルガイザー。取水地はアメリカ。


機内ビデオ放映して離陸します。この機内ビデオ好きです。
Youtubeでも見ることで来ます。



機内食

機内食のメニューはこんな感じ。

普通A側から機内サービスを始める印象が強いが、マレーシア航空は逆側からサービスをしていた。

以前もエコノミークラスを優先搭乗させて、ビジネスクラスを最後に搭乗させる珍事があった。マレーシア航空はちょっと他の航空会社と考えが異なるらしい。

という訳で、何が言いたかったかというと、1Aに座っているにもかかわらず、既にメニューのビーフは売り切れの状態だった。

メインはチキン、ビーフ、パスタ、和食の4択。

何を考えたのか、自分はパスタを選択した。。。


マレーシア航空のビジネスクラス機内食と言えば、まずはコレ。

この日は偉く揺れるフライトで、途中何回も機内サービスが中断しましたが、おいしく頂きました。

サテ

続いて前菜。カニのサラダ。


そしてメインのパスタ。シェルマカロニの大きさが、ざっくり想像の3倍の大きさで、ある種未知との出会い。おいしく頂きました。


最後はデザート。抹茶のティラミス。スプーンが無かったのがちょい残念。

通常はこの後コーヒーとか紅茶のサービスがあるのだが、飛行機揺れまくりでホットドリンクの提供は無かった。


食後一休みして起きるとCAさんから「軽食如何ですか」のご案内。

有難くアイスとコーヒーを頂きます。アイスはハーゲンダッツでした。3種類あって、王道のバニラを選択。

ハーゲンダッツ

ちなみに、マレーシア航空のビジネスクラスに乗ったら必ず頼まなければならないものがあります。

それが、マレーシア航空のシグネチャドリンクともいえる、テ・タリク。

テ・タリク

テ・タリクを楽しんでいるうちに着陸します。


到着後

サテライトターミナルに到着し、入国審査のためメインターミナルに移動します。

サテライト-メイン間はバス移動となります。てっきりエコノミーと一緒かと思っていたら、ビジネス専用に用意されていました。

クアラルンプール国際空港

そしてバスもビジネスクラス専用。座席が全然違います。


ただ、入国審査場はビジネスクラスレーンが無く、ここは時間かかりました。

マレーシアは空港から市街地まで列車が走っているため、利便性が高いです。空港から30分でクアラルンプール市街までたどり着けます。


今回は対峙時間23時間なので、ホテルにチェックインしてすぐマレーシア料理のお店に向かいます。

このお店は一人でも入りやすく、気軽にマレーシア料理を堪能できます。

Madam Kwan's

今回は3品をオーダー。

まずはサテー。機内食でも食べたので、追いサテーです(笑)

6本で約26マレーシアリンギット。

サテー

続いてラクサ。こちらは約20リンギット。結構辛かった。

ラクサ

ドリンクはココナッツウォーターをオーダー。約9リンギット


税込みで計63リンギット。執筆時点の為替で換算すると約2,000円。

日本円が弱くなりすぎて、所謂「オトク」感は全くなくなりました。

あと、前回は使えた気がするJCBカードが使えなかったのがショック。

今回PAVILIONというショッピングモールに行ったのですが、ショッピングモール全体で決済手段が統一されているようで、クレカはVISA、Master、Amexしか使えなくなっている感じ。

JCBはもうちょい頑張らなければあきませんな。

マレーシアでのミッションは終わったのでホテルに帰ります。

一泊してタイ・バンコクに向かいます。

【Playback of flight MH053 on 26 APR 2024】




【セキュリティ事件簿#2024-162】信和株式会社 ランサムウェアによる不正アクセス発生についてのご報告 2024/04

 本年1月、弊社のサーバが第三者による不正アクセスによる被害を受け、警察および個人情報 保護委員会へ相談及び外部専門家の助言を受けながら、調査会社に依頼し、原因の特定と被害 の全容把握のため調査を進めていることをご報告いたしました。

その後、弊社への不正アクセスが「ロックビット」によるものであることが判明したところ、本年 2月21日の日本経済新聞朝刊において、英国家犯罪対策庁主導のもと、ランサムウェア集団であ る「ロックビット」が摘発され、主要メンバーとみられる複数人を逮捕した他、関連サーバの機能を 停止し、盗んだ情報を暴露するための「リークサイト」を閉鎖したとの報道がありました。

当該報道を受け、弊社の委託する調査会社が、弊社より窃取された情報の一部が公開された リークサイトを確認したところ、同日直後から同サイトにアクセスできなくなっており、本年3月末 現在においても情況に変化はございません。

これにより、同リークサイトから弊社保有の情報が外部へ拡散する可能性は相応に減少したもの と思料いたしますので、ここにご報告いたします。

このたびは、多大なるご心配とご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。

個人情報の保護に関する法律 26条に基づく個人情報保護委員会への報告及び関係者の 方々への通知は随時実施している状況であり、引き続き、調査会社やシステム業者と連携し本動 向をしっかり追跡するとともに、今回の教訓を活かし、セキュリティ対策強化に努めてまいります。

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