【セキュリティ事件簿#2024-396】神戸製鋼所健康保険組合 不正アクセスによる個人情報漏えいのおそれについて 2024/9/11

 この度、神戸製鋼所健康保険組合(以下、「当組合」)が業務システムの管理・運用を委託しております一般財団法人関西情報センター(以下、「関西情報センター」)より、関西情報センターの委託先である株式会社ヒロケイ(以下、「ヒロケイ」)のサーバーに不正アクセスがあった旨の報告を受けました。その結果、当組合が取り扱う個人情報が漏えいしたおそれがあることが発覚いたしましたので、ご報告申し上げます。

当組合は今回の事案を重く受け止め、皆様にご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

1.事象の経緯(概要及び原因)

2024年8月22日、関西情報センターより、ヒロケイのサーバーにランサムウェアによる不正アクセスがあり、本来は削除されているべき当組合のデータが格納されていたサーバーも対象となった旨の報告がありました。

2024年8月28日には、関西情報センターより、詳細情報が提供されました。

2.漏えいしたおそれのある個人情報

(1)個人情報の種類

氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、保険証の記号番号

※医療機関受診歴や健康診断結果等のセンシティブな情報、マイナンバーは含まれておりません。

(2)対象となる人数

86,936名(2017年当時の資格喪失者、被保険者及び被扶養者)

※当組合とヒロケイのネットワークは接続しておりませんので、上記以外の情報については漏えいのおそれはありません。

3.二次被害のおそれ

現時点において、本件による情報の不正利用などの事実は確認されておりませんが、不審な電話や郵送物が届くような事象が発生した場合は、応答や開封の際は慎重なご対応をお願い申し上げます。

4.当組合の対応

関係機関(個人情報保護委員会及び近畿厚生局)には、2024年8月23日に必要な報告を行っており、再発防止の徹底に最大限努めてまいります。

ご連絡先が把握できております皆様には、9月末から順次、個別にお知らせの手紙をお送りする予定です。また、個別にご連絡ができない皆様には、本発表を以て、通知と代えさせていただきます。

今後、新たな事実が判明した場合には、改めてご報告申し上げます。

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