第16回 世界の資産運用フェアメモ ~対面証券会社からは早急に資金を引き揚げよ~

 

1年ぶりに東京国際フォーラムで開催された世界の資産運用フェアに参加した。

確か半年に1回のペースで開催されており、前回は2022年6月だったが都合がつかずに欠席していた。

このセミナーは価値>価格を徹底的に意識されており、個人的に参加する価値が高いセミナーである。

気になった部分をメモとして残しておく

■基調講演:お金の不安を解消するために、今やるべきこと

  • インフレは法定通貨の価値の下落。対ドルで日本円の価値は落ちているが、ドルはドルでインフレにより価値が下落している。
    ⇒資産運用をしていかないと相対的に資産が減る

  • 金融引き締めは不確定要素が多い
    ⇒黒田さんは金融緩和を固持
     ⇒その黒田さんの任期は23年3月末まで
      ⇒日銀総裁交代で政策変更の可能性あり
       ⇒政策変更=円高を指す

  • アセットアロケーションは各自のリスク許容度と投資目的によって変わるため、画一的な最適解は存在しない。共通のポイントは以下
    -1つの資産に集中しない
    -投資銘柄と投資タイミングはパフォーマンスにあまり影響しない
    -各資産の特徴を抑えていいとこどりを目指す
    -アセットアロケーションシートを作成して現情報を把握する 

  • 金融資産のポイント
    -ネット証券を活用する ※対面証券会社は即刻解約
    -NISAの活用

  • インフレに強い資産を持つ
    -不動産
    -金、etc

  • 資産形成のプロセス
    1.現状認識
    2.目標設定(人生のビジョン・ミッション)
    3.アセットアロケーション

  • 充実した人生 = 人生のビジョン・ミッション × 経済的基盤(資産運用、副業)

  • 暗号資産をポートフォリオに組み込むべきか
    ⇒組み込むべきだが、組み込み比率は数%程度に留める(実績のない資産となるため)

■海外不動産

  • メリット
    -円安対策
    -国内不動産より高いリターン
    -節税(先進国)
    -プレビルドによる値上がり(新興国)

  • 円高時にやるべきこと
    ⇒FXを活用し、外貨ポジションを持っておく(1倍~5倍)
     ⇒円安時に引き出して使う(外貨のまま引き出せる業者も存在するらしい)

  • ローンの可否
    ⇒国内不動産を担保に借り入れをする方法が無いわけではないらしい
この日、海外不動産としてはアメリカ、カンボジアの2ヵ国3社が出展していた。

そのうちの1社であるウォルトン社について、2015年頃に購入したプロジェクトが償還を迎えることになった。

振り返ってみると、ウォルトン社との出会いはこのフェアだったような気がする。

当時は1口1万ドルからの投資だったが、担当者に話を聞いたところ、現在は1口2万ドルからになっているらしい。

償還金をプールして不足分を追加して再投資するようなことも可能なので、再投資を検討してもいいかもと思った。

また、別の業者からの話を聞いて、アメリカの実物不動産は10万ドルから投資可能であることを知った。

紹介された物件は築100年くらいの戸建てだったが、アメリカの場合、物件売買時の検査が標準化されているため、欠陥物件を掴まされるリスクは世界一低い。

アメリカ不動産はいつかチャレンジしてみたい。

■テクノロジーと税金

江戸バースプロジェクトなるものが存在するらしい。

気になる方は調べてみていただきたいが、個人的に一番驚いたのは、徳川家の末裔がこの世に存在していることを知ったこと。

徳川家は15代で大政奉還したが、その後も続いており、今は19代らしい。

■ランチ

帝国ホテルのケータリング。

このセミナーはS席、A席、B席、オンラインの4種類の参加方法があり、ランチは下記の違いがあった。

S席:写真参照(左上はデミグラスハンバーグ)+お吸い物

A席:S席のメニューからデミグラスハンバーグ⇒デミグラスソースのみに変わり、お吸い物が無くなった感じ

B席:サンドイッチ系の軽食

オンライン:無し


■紙切りショー

はさみ家紙太郎さんによる講演。

紙切り師は国内に10人くらいしかいないらしい。


トークしながら紙にはさみを入れるのは生で見てすごいと思った。

幸運にもお土産を頂いた。後で振り返ってもやはりすごいと思った。


■ミニコンサート

ヴァイオリニスト大庭絃子さんと、チェリスト岡本利紗子さんによるコンサート。

弦楽器は一つでも十分癒しを与えてくれますが、二つあると癒しに加えて深みが増す気がします。

奏でる演奏もお姿も美しいお二人でした。



■国内不動産

国内不動産において、いくつかNGワードが存在する。

これは、ウラケンさんも内藤さんも言っているので、ほぼ間違いないと思っている。
それが下記。
  • 新築「ダメ。ゼッタイ。」

ところが、麻薬と違って100%ダメという訳ではないらしいことが分かった。

とはいっても、99%はダメだが、ごくまれにまっとうな価格で建築、販売、家賃設定を行う業者がいるらしい。

ちなみに某社のプレゼンで100%買取保証の話が出たときの他社の反応があまりのも面白かったので思わず写真に収めてしまった。

海外物件の場合、100%買取保証は良くある話だが、国内物件ではかなり珍しい。



■S席限定グルコン&アフターパーティー

アフターパーティーを待つ間、グルコンと称して会場からの質問を受け付けてくれる時間を取ってくれた。

FXで外貨ポジションを取る際、内藤さんはレバレッジをどうしているのかがぽろっと出て楽しかった。

アフターパーティーはウイスキーのミニ講座があった(実はこれ目的で今回S席にした)。

最初に利きウイスキーみたいなことをやった。

4種類のウイスキーを試飲して一番おいしいものを選ぶというもので、4種類のうち3種類は高級ウイスキーで、1つだけ1本500円の安ウイスキーが入っているというものだった。

自分はウイスキーを全く飲まない人間で、知識ゼロでの初挑戦だった。

分からないなりに4種類試飲して、ノートにメモを取る。

2酒類飲んだ時点でかなり酔いが回ってきた。

肝心な答え合わせだが、ノートに「おいしい」とメモしたウイスキーが1本500円の安ウイスキーだった。

自分は安いウイスキーで満足できることを知って、何となく幸せな気分になった。

最後お土産で7000円相当のウイスキーをもらって家路についた。

ちなみに参加費が早割で7000円だったため、このお土産だけで完全にペイしてしまっている。

ちなみにお土産としては、他に以下の書籍も頂いた。



これだけでもありがたい限りなのだが、強いて言うなら内藤さんのサインをもらい損ねたのが心残りと言えば心残り。

次回も是非参加したい。

週刊OSINT 2022-44号

 

今号は話題満載の長編です!Mastodonに飛び込みました。

ソーシャルメディアの領域では、様々なことが起こっています。Twitterがニュースを賑わせていますが、あまり良い意味ではなく、Mastodonもどんどん人気が出てきています。このような変化はたまに起こるので、常に最新の情報を入手し、新しい、あるいはこれから登場するプラットフォームからどのような情報が得られるかをチェックすることが重要です。今回は、Mastodonをより深く理解するための基本的なポイントを紹介します。

  • Backmoji
  • Threat Intel
  • Clean Images
  • Geolocation Cheat Sheet
  • Genealogy
  • Mastodon Intro
  • Mastodon for OSINT

サイト: Backmoji

Griffinは、SnapchatのBitmojiの以前のバージョンを取得する方法について記事を書きました。彼は、Bitmojiが保存されているURLを変更するだけで、以前のバージョンを取り出すことができることを発見しました。そしてその直後、Micah Hoffmanはメモ帳やVSCodium、PyCharmなどを立ち上げ、「Backmoji」という過去のバージョンの概要を素早く取得できるページを作成しました。


リンク: Threat Intel

先日、Start.meは大規模なリンクのリストを共有したが、今回はサイバー脅威インテリジェンスの領域をターゲットにしている。このページには、多くの異なる脅威インテリジェンス企業からのサイト、レポート、ニュースアイテムが含まれており、豊富な情報を含んでいる。この分野の情報の多くにはオープンソースの情報が含まれており、私は自分自身のゲームを向上させるために他の分野から学ぶのが好きなのです。これらのリソースを集めてくれたRahmat Nurfauziに感謝します。


チュートリアル: Clean Images

Steven 'nixintel' Harrisが、ジオロケーションの挑戦について、また素晴らしいブログ記事を書いてくれた。今回は、オンラインツールを使用することで、画像をクリーンアップし、逆画像検索で検索結果を向上させることが可能であることを教えてくれました。彼はその後、他の質問にどのように答えたかを説明し続け、一般的にオープンソースの調査を扱うときに関係するすべてのプロセスをよく知ることができます。


チュートリアル: Geolocation Cheat Sheet

SEINTは、またまた大忙しです 前回は、2022-42号で、ジオロケーションのチートシートを紹介しました。そして今回は、ロケーションの中で見つけられるかもしれないピボット・ポイントを狙った第2弾をリリースしてくれました。携帯電話や洋服、おもちゃやテレビなど、いろいろなものが入っています。素晴らしいチートシートを作ってくれました。コミュニティで共有していただき、ありがとうございます。


メディア: Genealogy

前回、科学、ファクトチェック、科学的に面白い話を集めたポッドキャスト「Science Vs」のエピソードを聴きました。10月20日に放送されたエピソードは、「二度死んだ男の謎」というものです。GEDmatchのDNAデータベースと家系図が、警察を困惑させた不可解な事件を解決したというストーリーです。このエピソードは、系図の力を示すもので、ぜひお聞きください。


小技: Mastodon Intro

Twitterが大炎上している今、多くの人がMastodonに移籍することを表明しています。このソーシャルメディアプラットフォームは数年前から存在しており、分散型プラットフォームを採用している点でTwitterとは少し異なっている。「インスタンス」と呼ばれる自分のサーバーを運営することも、自分のニーズに合ったサーバーを探し、プロフィールを作成することも可能です。メッセージは「toot」と呼ばれ、ローカルで共有することも、他のサーバーと共有することで公開することもできる。このプラットフォームは、ActivityPubという規格で通信しており、PeerTubePixelFedWriteFreelyなど、同じ規格を使う他のプラットフォームとの通信に利用することができる。このソーシャルメディアプラットフォームでは、かなり多くの新しい用語があるので、ここで覚えておくべき用語の小さなリストを紹介します。

用語意味
ActivityPubソーシャルネットワークのために設計された、オープンで分散型のプロトコル。コンテンツの作成、編集、削除のオプションがあり、いわゆる「フェデレーション」のためのサーバー間通信を行うことができる。
BoostMastodonの用語で、メッセージの再共有を意味する。Twitterのリツイート機能に相当する。
FederationMastodon内のフェデレートサーバーとは、互いに通信を行うサーバーのことです。あるサーバーからのコンテンツは、「フェデレート」されている他のサーバーから見たり、共有したり、相互作用したりすることができます。これは、信頼できるサードパーティーインスタンスのネットワークと見なすことができます。
Fediverse互いに通信する、接続されたインスタンスのネットワークを指す言葉です。
InstanceMastodonを運営しているサーバー。何千もの異なるサーバーがあり それぞれが独自のコミュニティ、議題、イデオロギーなどを持っています。
TootMastodonに投稿されたメッセージで、通常500文字までです。
Username異なるサーバーで複数のアカウントを持つことが可能です。ユーザー名の表示方法はこのようになっています。@[Username]@[MastodonInstance.Domain]です。このため、一般的なユーザー名では、誰かを探すときにやや困難です。

それでは、Mastodonで人々のコンテンツを検索する際のヒントを紹介しましょう。

小技: Mastodon for OSINT

例えばMastodon.socialのような大きな「fediverse」の一部である、(おそらく)ほとんどの公開サーバーでは、コンテンツを簡単に検索することができます。これは、その特定のサーバー上のコンテンツであったり、フェデレーションされたものであったりするので、アカウントを素早く見つけることができる。また、ログインしている必要はありませんが、アカウントを持っている場合は、より多くのオプションが表示されます。Mastodon.onlineのような他のインスタンスを経由して検索することもできます。


もし、特定のグループや、特定の考えや思想を持った人を探しているのであれば、興味のある事例がないか調べてみるのもよいかもしれません。リストを提供しているサーバーもありますし、検索オプションもあります。

https://search.noc.social

https://fediverse.space

https://mastodon.fediverse.observer/list

https://the-federation.info/mastodon

しかし、はるかに多くのインスタンスがあり、それらを検索するのは骨の折れる仕事ですが、工夫次第で面白いサーバーを見つけることができるでしょう。

それでも見つからない場合は、Mastodon.socialにあるフェデレートされていないサーバーのリストも参照してください。このリストには、公開タイムラインに表示されたくないコンテンツを共有しているサーバーが含まれており、ここの「Moderated servers」で見ることができます。このリストには、公開されたくないコンテンツを共有するサーバーが掲載されており、「Moderated servers」で見ることができます。Sinwindieさん、ご指摘ありがとうございました。


禁止またはブロックされたインスタンスの一覧は、GitHubのこちらで見ることができます。これらの中には現在オフラインになっているものもありますが、特定のAPIエンドポイントを使って、他のインスタンスと通信しているものを確認することが可能です。これは「ピア」のリストと呼ばれるものだ。Mastodonが動作しているサーバーであれば、以下のAPIエンドポイントに問い合わせることでピアを取得することができる。

{mastodon instance}/api/v1/instance/peers

Mastodon.socialのピアリストと重複するインスタンスをお探しの場合は、9000近いFediverseインスタンスを含むこのリストをご覧下さい。このリストには、PeerTube、Misskey、Owncastなど、他のActivityPubプラットフォームも含まれている。

自由に利用できる情報はたくさんありますし、連携しているインスタンスの中で検索することも簡単です。よりプライベートなプラットフォームに飛び込むと、正しいプラットフォームを見つけるのが最も難しいという、さらなる課題が生じるかもしれません。しかし、Twitterの現状を見ると、分散型ソーシャルメディアにもっと目を向け、その仕組みを学び、新しい革新的な方法を模索することが重要であると思います。

出典:Week in OSINT #2022-44

Travel Prime Clubサービス終了

 

実は楽しみの一つだったサービスが終わってしまった。

フライト、クレカ、人生、ホテルについて、その道を突っ走っている方々が毎週メルマガを書いてくれ、月イチでLIVE配信をしてくれるサービス。

フライトについては、自身の人生初の海外発券のきっかけになった。

クレカは正直役に立たなかったが、逆にクレカは十人十色で万人受けする情報は存在しないことを理解できた。

サービス終了の本当の理由は分からないが、幾つかの人生初を後押ししてくれたサービスだったので、ここで感謝の意を表したい。

ーーーーーーーー

Travel Prime Club事務局です、

今回は重要なご連絡がありましてメールをさせていただいています。

<Travel Prime Clubの終了>

2021年12月末より開始させていただきましたTravel Prime Clubですが、2022年12月末をもって終了とさせていただくことになりました。

突然のお知らせになりますが、当初から1年という区切りを最初のタームにしていたこともございまして、一度、本サービスを終了にさせていただくことになりました。

<サービスの受講期間>

本サービスは、12/23まで引き続きご受講いただけます。

12/23のメルマガ配信を最後に終了とさせていただきます。

<会費自動決済停止のお知らせ>

12月以降の会費自動決済に関しましては全て停止させていただいております。

お支払いいただいている会費分のサービスは全て受け取ることができるよう配信していきますのでご安心ください。

今まで楽しみに購読くださった会員さまには非常に残念なお知らせになってしまいますが、今後、Travel  Prime Clubとは違った形で皆さまに講師との繋がりや最新の旅行情報などをご提供できる機会も作っていきますのでお楽しみにしていただければと思います。

Travel Prime Club事務局

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

・編集/発行元:support@travelprimeclub.com

・運営者サイト:https://gachinko-mile.com/

・次世代の旅行Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCgSiiOoVWDzjX0wL0cBl-_w

・タビトモ.com:https://www.tavi-tomo.com/

日野市立図書館 市立図書館におけるコンピュータウィルス感染について(第一報) 2022年12月19日


令和4年12月17日に、図書館の一部の業務用ファイルサーバ等がコンピュータウィルスのランサムウェアに感染したことが判明いたしました。現在、原因究明と被害範囲の特定を進めています。貸出システム等大部分のシステムは被害を受けていないため、図書館は通常通り開館しています。

1.   被害の概要

(1)  感染した機器
  ① 中央図書館事務室内のノート端末1台
  ② 中央図書館内に設置しているサーバ5台

(2)  ファイルサーバ内に格納されているデータが暗号化されて開けない状態。その中に個人情報(図書館主催のイベントの参加者、障害者サービスの利用者・ボランティアの名簿等)があることを確認しています。なお、現時点で情報の流出は確認されていません。

2.   対応について

(1)  感染した機器はネットワークから遮断しました。

(2)  貸出システム等大部分のシステムは被害を受けていないため、一部サービスを中止した上で、図書館は通常通り開館しています。中止するサービスは以下のとおりです。
    ・利用者用インターネット公開端末
    ・オンラインデータベース端末
    ・集会施設の新規利用申込 ※対象施設は以下のとおり
       ・中央図書館:集会室・ギャラリー
       ・高幡図書館:読書会室・おはなしの部屋・対面朗読室・ギャラリー
       ・百草図書館:談話室・ギャラリー
    ・障がい者向けサービス(一部)※詳細は障がい者向けサービス担当者にお問い合わせください

(3) 本日、関係部署で構成する対策委員会を設置し、対応を開始しました。委託事業者や関係機関等の協力も得ながら、原因の究明や被害範囲の特定等を進めてまいります。

【THM】Intro to Offensive Security

 

Task 1  Hacking your first machine

サイバーセキュリティのキャリアやオフェンシブセキュリティとは何かという話に入る前に、ハッキングをしてみましょう(ちなみにこれは犯罪ではありません。すべての演習は専用空間によるシミュレーションです)。

大まかな流れとして、「Start Machine」ボタンをクリックし、仮想マシンを起動します。

このマシンは、FakeBank という偽の銀行アプリケーションをハックするために使用します。次に「GoBuster」というコマンドラインアプリケーションを使って、FakeBankのウェブサイトをブルートフォースし、隠されたディレクトリやページを探します。GoBusterは、ページ名やディレクトリ名の候補をリストアップし、それぞれを持つWebサイトにアクセスしてみます。

ステップ1)ターミナルを開く

ターミナルは、コマンドラインとも呼ばれ、グラフィカルユーザーインターフェースを使用せずにコンピュータと対話することができます。マシン上で、ターミナルを開いてください。

ステップ2) 隠されたWebサイトのページを探す

ほとんどの企業では、管理者用のポータルサイトが用意されており、従業員は日々の業務に必要な基本的な管理操作にアクセスすることができます。例えば、銀行の場合、従業員は顧客の口座にお金を振り込んだり、口座からお金を引き出したりする必要があるかもしれません。多くの場合、これらのページは非公開になっており、攻撃者は、管理者コントロールや機密データを表示したり、アクセスを許可したりする隠されたページを見つけることができます。

GoBuster(コマンドラインのセキュリティアプリケーション)を使用して、FakeBankのWebサイトで潜在的に隠されたページを見つけるためのコマンドを実行します。


上記のコマンドでは、-uはスキャンするウェブサイトを示すために使用され、-wは隠されたページを見つけるために反復する単語のリストを指定します。

GoBusterがリスト内の各単語でウェブサイトをスキャンし、サイト上に存在するページを見つけることがわかります。GoBusterは見つけたページをページ/ディレクトリ名のリストで教えてくれているはずです(Status: 200で示されます)。


ステップ3)FakeBankをハッキングする

ステップ2で見つけた、/bank-transferにアクセスします。

このページでは、攻撃者が任意の銀行口座からお金を盗むことができ、銀行にとって重大なリスクとなります。倫理的なハッカーとして、あなたは(許可を得て)そのアプリケーションの脆弱性を見つけ、ハッカーに悪用される前に修正するように銀行に報告するでしょう。

送金してみます。口座番号2276から2000ドルをあなたの口座(口座番号8881)に振り込んでみます。


送金完了後、FakeBankのトップに戻ると、Questionの回答が現れる。


Task 2  What is Offensive Security?

攻撃的なセキュリティとは、コンピュータシステムに侵入し、ソフトウェアのバグを利用し、アプリケーションの抜け道を見つけて不正アクセスを行うことです。

ハッカーに勝つためには、サイバー犯罪者よりも先に脆弱性を見つけてパッチを勧めるなど、ハッカーのように振る舞う必要があるのです。

一方、防御的なセキュリティもあります。これは、潜在的なデジタル脅威を分析し、保護することによって、組織のネットワークとコンピュータシステムを保護するプロセスです。

防御的なサイバー対策では、感染したコンピューターやデバイスを調査してハッキングされた方法を理解したり、サイバー犯罪者を追跡したり、悪意のあるアクティビティがないかインフラを監視したりすることができます。

※Question無し

Task 3  Careers in cyber security

どのように学習を始めればよいのでしょうか?

よく、他の人はどうやってハッカー(セキュリティコンサルタント)やディフェンダー(サイバー犯罪と戦うセキュリティアナリスト)になるのだろうと不思議がられますが、その答えは簡単です。サイバーセキュリティの興味のある分野を学び、定期的に実践的な練習をすることです。TryHackMeで毎日少しずつ学習する習慣をつければ、この業界で初めて仕事をするための知識を身につけることができます。

建設作業員からセキュリティエンジニアになったポールの話

音楽教師からセキュリティの専門家になったカサンドラの話


どんなキャリアがあるの?

ここでは、いくつかの攻撃的なセキュリティの役割について簡単に説明します。

・ペネトレーション・テスター:セキュリティの脆弱性を発見するためにテクノロジー製品をテストする役割を担います。

・レッド・チーム:敵対者の役割を演じ、組織を攻撃し、敵の視点からフィードバックを提供する。

セキュリティエンジニア:セキュリティコントロール、ネットワーク、システムの設計、監視、保守を行い、サイバー攻撃の防止に貢献する。

※Question無し

山形大学 不正アクセスによる個人情報の流出の可能性に関するお知らせとお詫び 2022年12月16日


このたび、本学で運用している研究室ホームページのサーバが、学外からの不正アクセスを受け、改ざん・不正プログラムが書き込まれるという事案が確認され、本学が保有する個人情報が漏洩した可能性を排除できないということが判明しましたのでお知らせいたします。

本学では、個人情報の保護に関する規程、情報セキュリティ対策基準等を定め、適切な管理に努めてまいりましたが、今回このような事案が発生し、関係者の皆様に大変なご迷惑をお掛けすることとなり、深くお詫び申し上げます。今回の事態を重く受け止め、二度とこのような事態を招くことのないよう、再発防止に努めて参ります。

1.本件の経緯

令和4年10月26日(水)に外部機関より、本学が運営している研究室の外部公開ホームページ用サーバから迷惑メールが送信されている旨の通報がありました。本学が調査したところ、当該ホームページで使用しているコンテンツマネージメントシステムの管理者ID及びパスワードが詐取されたために、コンテンツマネージメントシステムに学外からの不正アクセスを受け、改ざん・不正プログラムが書き込まれるという事案が確認されました。

不正なプログラムは、当該サーバの仕様上、当該サーバ内の他のサイトの保存領域にもアクセス可能であり、当該サーバにある159サイトのうち、5つのサイトにおいて個人情報が保管されていることが判明しました。

2.漏洩の可能性のある個人情報

本学で使用していたアカウントや氏名等を含めた個人情報1,059人分

3.現在までの対応

発覚後直ちにネットワークを遮断しました。当該サーバ内において不正なユーザがないことを確認し、これまでのところ、個人情報を悪用された事実は確認されておりません。

個人情報が漏洩した可能性がある方に対して、事実関係の説明、謝罪、対応窓口の設置を行いました。

なお、個人情報を取り扱うサイトは、セキュリティが強化された別サーバに移行する等の対策を行い、運営を再開しております。

4.今後の対応

個人情報を収集・保存する目的で使用する本学のサイトについて点検・確認を実施します。

また、本学教職員・学生向けに、個人情報の漏洩が疑われる事案が発生した際の対応について改めて注意喚起を行うとともに、全教職員を対象とした情報セキュリティに関する研修を早急に実施します。

熊本県立大学 メールアカウントの不正利用事案の発生について 2022年12月13日


本学名誉教授のメールアカウントが何者かに不正に利用され、メールシステムの情報が閲覧・取得された可能性を否定できない事案が発生いたしました。詳細は下記のとおりです。

なお、現在のところ、被害等の報告はありません。

 1.事案の概要
  • 12 月 7 日 16:30 頃、名誉教授から、出した覚えのないメールが多数返ってくると大学へ連絡。至急ログを確認したところ、名誉教授のメールアカウントから、6 日 23:30 頃から 7 日16:30 頃にかけて、不審な英文メールが 46 件送信され、1,230 件の送信をシステムがブロックしていたことが判明。
  • 更に調査を行ったところ、8 月 30 日以降に約 1,000 件(うち半数は 12/6 以後に集中)の海外からのログインを検出。
2.漏えいした疑いのある情報の内容(計 5,288 人)
  • 本学ユーザー(教職員、学生、名誉教授、公開講座等受講者 計3,537人)の氏名・本学が付与したメールアドレス、ユーザーが自身のプロフィールに任意入力した部署・職場電話番号等の情報
  • 名誉教授のアドレス帳の情報(登録件数 991 人:他大学、機関、企業等の関係者、個人の氏名・メールアドレス・所属先・部署・役職・電話番号等)
  • 名誉教授のメールボックス内のメール内容、添付ファイル教員等の履歴書・略歴 43 人分:住所・氏名・生年月日・電話・メールアドレス・学歴・職歴・顔写真等人事資料 101 人分:氏名・生年月日・住所・最終学歴・現職位・教育歴・審査結果等研究室等の名簿 612 人分:氏名・住所・電話番号・メールアドレス・役職その他 4 人分:翻訳代金請求者の氏名・住所・口座番号等
 3.原因
  • 本学では二要素認証(※)を原則としているが、名誉教授においてはスマートフォン等を所持していないことから申し出により除外していたこと、名誉教授のパスワードとして数桁の簡単なものが使用されていたこと、メールアカウント・パスワードが他のサイトで使用されていたことが重なったためと考えられる。
    ※メールアカウント・パスワードの入力及び SMS か電話で確認コードを提示
4.これまでに行った対応
  • 当該アカウントのパスワードを変更し、不審メール発信停止を確認
  • 本学ユーザーにメールで報告、注意喚起
  • 名誉教授からアドレス帳登録先にメールでお詫び、報告、注意喚起
  • 名誉教授による端末のウイルススキャン
  • 名誉教授のメール内情報の精査
  • Microsoft に相談、確認
  • 関係者への謝罪通知(継続中)
  • 警察への相談
  • 大学HPへの掲載
  • 相談窓口の設置

株式会社チンクエクラシコ 弊社が運営する「Cinq essentiel」への不正アクセスによる 個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ 2022年12月13日


このたび、弊社が運営する「Cinq essentiel」におきまして、第三者による不正アクセスを受け、お客様のクレジットカード情報(873件)が漏洩した可能性があることが判明いたしました。

お客様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑およびご心配をおかけする事態となりましたこと、深くお詫び申し上げます。

なお、個人情報が漏洩した可能性のあるお客様には、本日より、電子メールにてお詫びとお知らせを個別にご連絡申し上げております。

弊社では、今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止のための対策を講じてまいります。

お客様をはじめ関係者の皆様には重ねてお詫びを申し上げますとともに、本件に関する概要につきまして、下記の通りご報告いたします。

1.経緯

2022年8月22日、一部のクレジットカード会社から、弊社サイトを利用したお客様のクレジットカード情報の漏洩懸念について連絡を受け、2022年8月24日弊社が運営する「Cinq essentiel」でのカード決済を停止いたしました。

同時に、第三者調査機関による調査も開始いたしました。2022年11月17日、調査機関による調査が完了し、2019年8月22日~2022年8月4日の期間に 「Cinq essentiel」で購入されたお客様クレジットカード情報が漏洩し、一部のお客様のクレジットカード情報が不正利用された可能性があることを確認いたしました。

以上の事実が確認できたため、本日の発表に至りました。

2.個人情報漏洩状況

(1)原因
弊社が運営する「Cinq essentiel」のシステムの一部の脆弱性をついたことによる第三者の不正アクセスにより、ファイルの改ざんが行われたため。

(2)個人情報漏洩の可能性があるお客様
2019年8月22日~2022年8月4日の期間中に「Cinq essentiel」においてクレジットカード決済をされたお客様873名で、漏洩した可能性のある情報は以下のとおりです。
・カード名義人名
・クレジットカード番号
・有効期限
・セキュリティコード
・ID(Eメールアドレス)/パスワード
・データベース内の顧客情報(会員登録時に記入した氏名・住所・電話番号)

上記に該当する873名のお客様については、電子メールにて個別にご連絡申し上げます。

3.お客様へのお願い

既に弊社では、クレジットカード会社と連携し、漏洩した可能性のあるクレジットカードによる取引のモニタリングを継続して実施し、不正利用の防止に努めております。

お客様におかれましても、誠に恐縮ではございますがクレジットカードのご利用明細書に身に覚えのない請求項目がないか、今一度ご確認をお願いいたします。万が一、身に覚えのない請求項目の記載があった場合は、たいへんお手数ですが同クレジットカードの裏面に記載のカード会社にお問い合わせいただきますよう、併せてお願い申し上げます。

なお、お客様がクレジットカードの差し替えをご希望される場合、カード再発行の手数料につきましてはお客様にご負担をお掛けしないよう、弊社よりクレジットカード会社に依頼しております。

4.公表が遅れた経緯について

2022年8月22日の漏洩懸発覚から今回の案内に至るまで、時間を要しましたことを深くお詫び申し上げます。

本来であれば疑いがある時点でお客様にご連絡し、注意を喚起するとともにお詫び申し上げるところではございましたが、決済代行会社と協議し、不確定な情報の公開はいたずらに混乱を招き、お客様へのご迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が不可欠であるとの説明を受け、発表は調査会社の調査結果、およびカード会社との連携を待ってから行うことに致しました。

今回の発表までお時間をいただきましたこと、重ねてお詫び申し上げます。

5.再発防止策ならびに弊社が運営するサイトの再開について

弊社はこのたびの事態を厳粛に受け止め、調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行い、再発防止を図ってまいります。

また、弊社が運営する「Cinq essentiel」は2022年8月5日にサイトをリニューアルしており、漏洩が生じましたシステムはすでに運用はしておりません。

改修後の「Cinq essentiel」のクレジットカード決済再開日につきましては、決定次第、改めてWebサイト上にてお知らせいたします。

また、弊社は今回の不正アクセスにつきまして、監督官庁である個人情報保護委員会には2022年10月13日に報告済みであり、また、所轄警察署にも2022年11月18日被害申告しており、今後捜査にも全面的に協力してまいります。