丸高興業株式会社 不正アクセスの可能性 2026年3月 | セキュリティ事件簿#2026-132

 

事件概要

丸高興業株式会社は2026年3月、自社サーバーに対する不正アクセスが発生したと発表した。

同社によると、外部からの不正なアクセスによりサーバーへの侵入が確認されたという。

現時点で情報漏えいの有無や影響範囲については調査を進めているとしている。

同社は原因の特定と影響範囲の確認を進めるとともに、再発防止策の検討を行うとしている。

本記事では、同社が公表した公式リリースをもとに内容を整理して掲載する。


分析

今回の事案では、企業のサーバーに対する不正アクセスが確認され、現在は影響範囲の調査が進められている段階といえる。

一般的に不正アクセス事案では、外部からの侵入によりシステム内の情報が閲覧または取得される可能性が生じる。

発生要因としては、認証情報の不正取得やシステムの設定不備、既知の脆弱性の悪用などが考えられる。

企業はログ解析やシステム調査を通じて侵入経路や影響範囲を特定し、必要に応じて関係者への連絡や対策強化を進めるのが一般的である。

今回の発表も、こうした初期対応としての調査・対応が進行している段階のインシデントと考えられる。


この事件からわかること

今回の発表から読み取れるポイントとして、一般的には次のような点が挙げられる。

  • 不正アクセス発覚後は影響範囲の特定が優先される
    企業はログの確認やシステム調査を行い、情報漏えいの有無や対象範囲を段階的に把握する。

  • 調査結果に応じて利用者への対応が行われる
    個人情報などが関係する場合、対象者への通知や追加の案内が実施されるケースが多い。

  • 原因の特定と再発防止策の検討が進められる
    アクセス制御の見直しやセキュリティ対策の強化などが行われることが一般的である。

  • 初期段階では情報が限定的に公表される傾向がある
    調査中の段階では確定情報のみが発表され、詳細は後続の報告で明らかになることが多い。

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公式発表(アーカイブ)

2026年3月6日リリース分:弊社サーバーに対する不正アクセス発生のご報告とお詫び

この度、弊社の管理するファイルサーバーに対し、第三者からの不正アクセスが行われたことが判明いたしました。


お取引先様の皆様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。

現在判明している事実と弊社の対応状況につきまして、以下の通りご報告いたします。

1.経緯および現在の状況

令和8年3月11日未明、弊社サーバー内のデータが暗号化され、アクセスできない状態となっていることを確認いたしました。直ちに基幹システム制作会社へ初期調査を依頼した結果、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)による被害であることが判明いたしました。

事態の発覚後、被害の拡大を防止するため、速やかに当該サーバーおよび関連機器をネットワークから物理的に遮断する措置を講じております。


2.関係機関への通報と今後の調査について

本件につきましては、すでに警視庁神田警察署へ相談・通報を行っております。

また現在、原因究明と被害状況の特定を行うため、外部のサイバーセキュリティ専門調査会社の選定を行い、調査を進めております。

専門機関を通じ、侵入経路の特定、影響範囲の正確な把握、およびお取引先様の情報を含む個人情報流出の有無について、徹底した調査を実施してまいります。


3.今後の対応とご連絡について

現時点におきましては、情報の外部への流出は確認されておりません。万が一、流出の事実またはその可能性が判明した場合には、速やかに対象となる皆様へ個別にご連絡申し上げます。また、外部専門家による詳細な調査結果がまとまり次第、改めてご報告させていただきます。

現在、全社を挙げてシステムの復旧と業務への影響最小化に努めておりますが、当面の間、一部の業務(受発注やお問い合わせ対応等)に遅延が生じる可能性がございます。皆様にはご不便をおかけいたしますこと、重ねてお詫び申し上げます。

本件に関するお問い合わせにつきましては、弊社営業担当までご連絡賜りますようお願い申し上げます。

以上

リリース文(アーカイブ)