【セキュリティ事件簿#2023-481】射水市民病院 患者情報を記録したUSBメモリーの紛失について


この度、当院職員が患者さまの個人情報の一部が記録されたUSBメモリーを院内で紛失する事案が発生しました。

多くの患者さまの情報を扱う病院として、患者さまご本人やご家族、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

なお、当該USBメモリーは現時点では発見できていませんが、紛失の経緯から病院外への個人情報の流出の可能性は低いと考えており、現在まで個人情報の漏えいなどの事実は報告されていません。

本件を重く受け止め、再発防止に取り組むとともに、個人情報の管理と保護の徹底に努めてまいります。

1 経緯について

11月30日(木)、11月21日(火)に業務で使用した当該USBメモリーを紛失していることに気づき、病院内を捜索したが発見できなかった。

12月6日(水)、当該USBメモリーに要配慮個人情報が保存されていたことが判明したため、改めて病院内を捜索したが発見できず、12月8日(金)に個人情報保護委員会に報告した。

2 対象となる患者さまについて

令和3年5月から令和5年10月までに医療相談を行った患者さま

3 紛失したUSBメモリーの内容について

医療相談一覧表 患者氏名、年齢、病名(入院患者のみ)、住所(市町村名のみ)
          ※生年月日、電話番号、相談内容は含んでいません。

4 今後の対応と再発防止に向けた取組について

 ・対象となる患者さまにお詫びの手紙を送付しました。
 ・当該USBメモリーの捜索に尽力します。
 ・全職員に対して、改めて個人情報保護の適正な管理方法について周知徹底を図ります。
 ・情報セキュリティ研修を再度実施します。
 ・USBメモリーを含む記録媒体等の管理を徹底します。