【セキュリティ事件簿#2023-187】三井住友カード株式会社 ご利用代金明細書の有料化ご案内DMに関するお詫び 2023年5月24日


三井住友カード株式会社(以下、「弊社」といいます)は、弊社が発行する提携カード(以下「本カード」といいます)のうち、後記3.記載の券種をお持ちのお客さまに対し、4月18日(火)および4月20日(木)に、本カードに係る紙のご利用代金明細書のサービス内容の変更をお知らせするため、シーラーはがきタイプのダイレクトメール(以下、「本DM」といいます)を郵送いたしました。

その際、本DMの表面宛先部に、本来お客さま照会番号を印字すべきところ、誤ってクレジットカード番号(以下「カード番号」といいます)を印字した状態で送付(以下「本事態」といいます)しておりました。なお、本DMには、有効期限やセキュリティコードなどのカード番号以外の情報は一切記載しておりません。

本DMについては、すべてお客さまからご申告いただいた住所あてに発送していることから、本事態に起因してお客さまご本人以外の第三者がカード番号を知り得た可能性は極めて低いと考えておりますが、本来表示すべきでないカード番号を本DM表面宛先部に印字してしまったことに関し、お客さまに大変なご心配とご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

経緯などにつきまして、以下のとおり、お知らせいたします。

1.発生日

2023年4月18日(火)、4月20日(木)送付分

2.件数

合計290,771件

3. 対象券種

「AOYAMA VISAカード」

「AOYAMA PiTaPaカード」 (VISA)

「AOYAMA LiVE MAX VISAカード」

「BLUE ROSE CARD」 (VISA)

4. 原因

通常、弊社では、お客さまにDMをお送りする際は、住所、氏名およびお客さま照会番号などのお客さま情報を基幹システムから抜き出し、DM表面の宛先部に印字して発送しますが、今回、システムからお客さま情報を抜き出す作業において、通常とは異なる確認作業をもってDMを作成したことによるものです。

5.お客さまへの対応

弊社は、本DMを送付させていただいたお客さま全員に対し、事態をご説明する書面を封書にて順次送付いたしております。

また、弊社は、お客さまが引き続き安心してお手許の本カードをご利用いただけるよう、本カードのモニタリングを強化するとともに、万が一、本カードの不正利用などによる損害がお客さまに発生した場合、弊社会員規約に基づき弊社にてお支払いいたします。

弊社は本事態に関するお客さまからのお問い合わせをお受けするため、通常のご照会窓口とは別に、本事態のご照会専用窓口を開設いたしておりますので、ご不明な点のある方や、本カードとはカード番号が異なる新カードへの差し替えをご希望される方は、後記7.記載の番号にご連絡いただくようお願いいたします。

6.再発防止策

弊社は、本事態を重く受け止め、直ちに原因を特定のうえ再発防止策を講じ、再び斯かる事態が発生することのないよう管理を強化いたしました。

また、お客さま情報の取り扱いに際して、その重要性を再度社内で周知するとともに、DM作成にあたっては、これまで以上に厳格に行うよう、再度徹底してまいります。