【セキュリティ事件簿#2023-313】千葉県警、国交省のシステムへの不正アクセスで職員を書類送検:関東運輸局のパスワード管理の問題も浮上


千葉県警は、国土交通省の車両情報管理システムに他人のIDとパスワードを使用して不正にアクセスした疑いで、独立行政法人自動車技術総合機構の31歳の男性職員を書類送検しました。この男性は、昨年の期間中に4回、関東運輸局千葉運輸支局習志野自動車検査登録所事務所のパソコンを使用して、システムに不正アクセスしたとされています。

調査によれば、このシステムには車検の結果などが記録されており、男性は8台の車の情報を不正に取得し、オーナーの名前や住所を調査したという。彼は「街で見かける改造車や気になる車の情報を調べたかった」と供述しています。この不正行為は、同機構からの通報を受けた国交省の職員が警察に相談したことで明らかとなりました。

事件の背景には、関東運輸局のずさんなパスワード管理が浮上しています。男性は、事務所の職員が帰宅した後に机の上に残されていたIDとパスワードのメモを利用してシステムにアクセスしていたとのこと。このような管理の甘さが、不正アクセスを許してしまった原因とも言えます。関東運輸局は、この事件を受けて、習志野事務所の全職員のパスワードを変更し、今後は管理方法の見直しや再発防止策を強化するとの声明を出しています。

【セキュリティ事件簿#2023-312】宝塚市 教育用ネットワークシステム内におけるアクセス権限の設定不備の発生について 2023年8月14日


1.概要

令和5(2023)年5月18日から7月26日までの間、本来、教職員だけがアクセス(検索・閲覧・ダウンロード)できるファイルのうち、一部のファイルにアクセス権限設定の不備があり、児童生徒も教育用タブレット端末からアクセスできる状態になっていたことが判明しました。

2.事案発覚の経緯と対応

7月26日に匿名のメールで情報提供があり、教育委員会がアクセス履歴を調査したところ、本年5月18日から7月26日までの間、一部の児童生徒が当該ファイルにアクセスしていたことが判明しました。

7月27日、教育委員会はファイルをダウンロードした児童生徒の端末を起動できないよう遠隔操作で制限を設けたうえ、現在は端末を回収し、代替機と交換しています。この回収した全ての端末を解析したところ、ダウンロードしたファイルを端末外に持ち出した形跡はなく、現時点において、アクセスされた個人情報等の不正利用などは確認されていません。

なお、当該ファイルへのアクセスは市立小中学校の児童生徒と教職員に限定されており、広く外部にファイルが流出したものではありません。

3.事案発生の原因

本年5月18日、宝塚市教育委員会の教育用ネットワークシステムにおける運用保守業務の受託業者が、過去3年間、一度も利用実績のないファイルを旧システム上(サーバ)から現在使用しているクラウドサービスのサイトへ移行する作業の過程において、児童生徒にもアクセスできる設定に変更されたことによるものです。

アクセス権限が変更された原因は調査中ですが、この移行作業において、使用したツールの挙動や仕様の確認およびテストを十分に行い、移行後のアクセス権限の確認を実施していれば防げた事案であると考えています。

4.アクセスされた個人情報を含むファイルの件数など

(1) アクセスされた個人情報を含むファイル数 122件
(2) 当該ファイルを閲覧した児童生徒数 7人
(3) 当該ファイルをダウンロードした生徒数 3人

5.アクセスされた個人情報の主な内容

(1) 一部の児童生徒の指導上の資料や名簿などの個人情報
(2) 一部の教職員の学歴などの個人情報

6.今後の対応

市立学校園に在籍する全児童生徒の保護者に対して本事案を通知するほか、関係する児童生徒、保護者、教職員に対して、改めて事案の説明とお詫びをします。

また、当該システムで管理している全ファイルのアクセス権限を再度確認します。

7.再発防止について

ファイル移行時には、受託業者だけではなく、本市の職員も含めて複数人で確認するなど、慎重に対応するよう周知、徹底を図ります。

また、ファイルを移行する場合の手順書を作成します。

【セキュリティ事件簿#2023-311】倉敷帆布 「倉敷帆布オンラインストア」への不正アクセスによる個人情報漏洩に関するお詫びとお知らせ 2023年8月17日


このたび、弊社が運営していた「倉敷帆布オンラインストア」(以下、「弊社ECサイト」といいます)におきまして、第三者による不正アクセスがあり、お客様のクレジットカード情報8,655件を含む個人情報40,869件が漏洩した可能性があることが判明いたしました。

お客様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑およびご心配をおかけする事態となりましたこと、心より深くお詫び申し上げます。

なお、クレジットカード情報および個人情報が漏洩した可能性のあるお客様には、本日より、電子メール等にてお詫びとお知らせを個別にご連絡申し上げております。現在の自社ECサイトは、他のサイトとは完全に分離したシステムで運営しているため、今回の不正アクセスの対象とはなっておりません。

弊社では、今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止のための対策を講じてまいります。
お客様をはじめ関係者の皆様には重ねてお詫びを申し上げますとともに、本件に関する概要および本件につきましての今後のお問合せ窓口等につきまして、下記の通りご報告いたします。

1.経緯

2023年5月2日、一部のクレジットカード会社から、弊社ECサイトを利用したお客様のクレジットカード情報が漏洩しているかもしれないと懸念される旨、連絡を受けました。
弊社ECサイトは、上記連絡を受ける以前の2023年4月17日に、新システムへ移行しており、当該不正アクセスの対象となった旧システムとは完全に切り離されている状態でございました。

しかしながら弊社は、あらゆる危険性を考慮し安全の確認が取れるまで新システムによるECサイトも閉鎖することを決定し、2023年5月9日、自社ECサイトでのカード決済を停止し、サイト内の全てのデータの保全を実施いたしました。

上記措置と同時に、第三者調査機関による調査も開始いたしました。2023年6月30日、調査機関による調査が完了し、2021年3月24日~2023年4月17日の期間に弊社ECサイトで購入されたお客様のクレジットカード情報が漏洩した可能性、およびそのうち一部のお客様のクレジットカード情報が不正利用された可能性があることを確認いたしました。また、過去に弊社ECサイトにて個人情報をご入力いただいたお客様の個人情報も漏洩した可能性を確認いたしました。

以上の事実が確認できたため、本日の発表に至りました。

2.個人情報漏洩状況

(1)原因
弊社ECサイトのシステムの一部に脆弱性があり、これをついた第三者が不正にアクセスして、ペイメントアプリケーションの改ざんを行いました。

(2)クレジットカード情報漏洩の可能性があるお客様
2021年3月24日~2023年4月17日の期間中に弊社ECサイトにおいてクレジットカード決済をされたお客様8,655名について、漏洩した可能性のある情報は以下のとおりです。
・カード名義人名
・クレジットカード番号
・有効期限
・セキュリティコード

(3)個人情報漏洩の可能性があるお客様
サイトオープンから2023年4月17日までに当サイトをご利用くださったお客様40,869名について、漏洩した可能性のある情報は以下の通りです。
・名前
・フリガナ
・郵便番号、住所
・電話番号
・メールアドレス
・FAX番号 (任意入力項目)
・職業(任意入力項目)
・会社名 (任意入力項目)
・性別(任意入力項目)
・生年月日(任意入力項目)
・届け先情報(任意入力項目)
・購入履歴

上記期間(2)(3)に該当するお客様につきましては、電子メール等にて個別にご連絡申し上げます。

3.お客様へのお願い

既に弊社では、クレジットカード会社と連携し、漏洩した可能性のあるクレジットカードによる取引のモニタリングを継続して実施し、不正利用の防止に努めております。

お客様におかれましても、誠に恐縮ではございますがクレジットカードのご利用明細書に身に覚えのない請求項目がないか、今一度ご確認をお願いいたします。万が一、身に覚えのない請求項目の記載があった場合は、たいへんお手数ですが同クレジットカードの裏面に記載のクレジットカード会社にお問い合わせいただきますよう、併せてお願い申し上げます。

なお、お客様がクレジットカードの差し替えをご希望される場合、カード再発行の手数料につきましてはお客様にご負担をお掛けいたしませんよう、弊社の費用負担で再発行に応じていただけるよう弊社より、クレジットカード会社に依頼しております。

4.公表が遅れた理由・経緯について

2023年5月2日の漏洩懸念の把握から今回の案内に至るまで、時間を要しましたことを深くお詫び申し上げます。

本来であれば疑いがある時点でお客様にご連絡し、注意を喚起するとともにお詫び申し上げるべきとも考えられるところではございました。

しかし、クレジットカード会社との協議も踏まえ、不確定な情報の公開はいたずらに混乱を招き、お客様へのご迷惑を最小限に食い止める対応準備を整えてからの告知が最善であると判断し、発表は調査会社の調査結果、およびクレジットカード会社との連携を待ってから行うことに致しました。

今回の発表までお時間をいただきましたことにつき、重ねてお詫び申し上げます。

5.再発防止策ならびに弊社が運営する自社ECサイトの再開について

弊社はこのたびの事態を厳粛に受け止め、新システムへ移行した今後も調査結果を踏まえてシステムのセキュリティ対策および監視体制の強化を行い、再発防止を図ってまいります。
自社ECサイトの再開日につきましては、決定次第、改めてWebサイト上にてお知らせいたします。

また、弊社は今回の不正アクセスにつきまして、監督官庁である個人情報保護委員会には2023年5月2日及び2023年7月10日に適用法令に従って報告済であり、2023年7月13日に警察署(倉敷市・児島警察署)に被害報告をしており、今後捜査にも全面的に協力してまいります。

【搭乗記】日本航空JL3084 セントレア(NGO)⇒成田空港(NRT)

 

ホノルルから名古屋を経由して東京に帰る。

ホノルルから直接東京に帰ればいいのだが、今回の特典航空券の制約上、東京に戻ることができないため、特典航空券上はセントレアまでを発券し、セントレアから東京まではAviosを使って発券した。

普通に搭乗手続きを進めてしまい、手荷物検査場を通過した辺りで写真を撮っていないことに気が付く。

通過した後の手荷物検査場

セントレアは同一フロアに国内線出発ゲートと国際線出発ゲートがある。

いい意味でとてもコンパクト。しいて言うなら、羽田の第3ターミナルを半分国内線、半分国際線用にするとセントレアになるような感じ。

ただ、一般客がアクセスできるエリアはとても賑わっている一方、手荷物検査場の先はガラガラで、相変わらず飛行機は少ない印象の空港だった。

空港にサクララウンジは無く、共用ラウンジの利用となる。


中は狭く、ここにJALとANAの上級会員が集うため、稼働率は常に90%を超えている感じ。


時間になったので搭乗ゲートに移動。


成田-セントレア便は国際線機材が利用されることは結構有名な話。

個人的には成田からセントレアにフェリーして、セントレアから国際線を飛ばしているのかと思っていたのだが、どうも違った模様。

今回搭乗した機材のフライト履歴を見ると以下になっていて、成田からセントレアに来た便はそのまま成田に帰っている。

そして成田から国際線のフライトをしている。

ということは、成田は国際線がメインなので、そこから飛ばす国内線は余っている国際線機材をあてがっているという見方が正しいのかもしれない。


早速搭乗。例に漏れず国際線機材。


機材はB787でSKY SUITEでした。


一見同じような機内誌が2冊入っていて、よく見ると1冊が国内線用で、1冊が国際線用だった。(国際線用は右上に小さく「International Edition」とある。)

こういうのは国際線用機材で国内線に乗った時にしか出くわせないね。


ドリンクを貰ってぼーっとしていると成田着陸。

今回は飛行機が撮れるポイントが全くなかった。


セントレア行くときにも通った長い通路を歩いて出口へ向かう。


どうしても国際線機材のビジネスクラスに乗りたくなったら、成田発の国内線にすると乗れるかも。

そういう意味では成田発の国内線は穴場かもって思った。

【セキュリティ事件簿#2023-310】株式会社ヌーラボ インシデント報告:ログ監視システムへの不正アクセスによる情報漏洩 2023年8月3日

Typetalkへの不正なアクセスが確認され、情報漏洩が発生しました。詳細を以下に報告致します。

1. インシデントの概要

Typetalkのログ監視システムへ不正アクセスが発生し、ログデータの漏洩が発生しました。

2. 発生期間

2023年7月21日(金)10時34分(日本時間)から2023年8月1日(火)11時30分(日本時間)まで

3. 事象

ログ監視システムに保管していた2023年7月3日(月)から2023年7月24日(月)におけるアクセスログ及びアプリケーションログへの不正アクセスを確認しました。現在、以下の情報が漏洩した可能性があります。
  • メールアドレス
  • Typetalk Bot に使われる TypetalkToken
  • OAuth 2.0 アプリに使われる Client Credential
アクセスログ及びアプリケーションログには投稿しているメッセージ内容やパスワード情報といった機密情報は含まれておりません。

なお、漏えいした可能性のある情報を不正に利用することによって発生する副次的な影響範囲についても、分かり次第公開いたします。

4. 現在の状況と対策

現在、この不正アクセスの範囲と影響を確定するために調査を進めています。影響範囲が分かり次第、関係者に報告します。また、このような事態を防ぐために必要な対策を講じます。

私たちは、この事態が引き起こす可能性のある影響を深く理解しており、問題の解決に向けて全力を尽くします。引き続き情報が更新されましたら、すみやかに共有致します。この度は、サービスご利用の皆様にご心配をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。

5. 調査報告と対策:

今回のインシデントが発生した原因は、ヌーラボ社内のネットワークからのみアクセス可能なログ監視システムのファイアウォールの設定変更を行った際に、設定した内容に不備があり、ログ監視システムが社外のネットワークからアクセス可能な状態になってしまったことでした。

その対策として、2023年8月1日(火)11時30分(日本時間)にファイアウォールの設定を再度変更し、上記の社外ネットワークからのアクセスを遮断し、不正なアクセスができないように設定しました。

対象のログ監視システムは、Typetalkのログのみを保管しているため、影響範囲はTypetalkのみです。BacklogやCacooには影響がございません。また、Typetalkと同じヌーラボアカウントでBacklogやCacooを利用している場合でも影響はございません。

追記

2023年8月3日 13:57

ユーザーのデータ保護の観点から二次被害を防ぐために、以下の情報を強制的に書き換えさせていただきました。
  • メッセージ読み込み権限(read)を指定しているTypetalkボットのトークン
  • Typetalk ClientアプリのClient Secret
これによりトピックを読み込んで動作するボット、アプリが動作しなくなっている可能性があります。その場合は大変お手数ですが、変更された新しいトークンまたはClient Secretを連携しているプログラムに適用してください。

今回のインシデントにより影響のあるお客様には個別にメールにてご案内を致します。この度は、サービスご利用の皆様にご心配をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。

2023年8月4日 15:03

ユーザーのデータ保護の観点から二次被害を防ぐために、以下の情報を強制的に書き換える予定です。
  • ボットのトークン
  • 開発者作成アプリのトークン
対象範囲
  • 2023年7月3日(月)(日本時間)から2023年7月24日(月)(日本時間)の間にAPIリクエストを行ったユーザー
  • クエリパラメーターに typetalkToken または client_id かつ client_secret を含めていたユーザー
  • スコープに read 権限がついているボットおよび開発者アプリ
実行予定日時
  • 2023/08/04 18:00 (日本時間)
これによりトピックに対してメッセージ投稿をするボット、アプリが動作しなくなっている可能性があります。その場合は大変お手数ですが、変更された新しいトークンまたはClient Secretを連携しているプログラムに適用してください。

トークンのリセットを実行する前に、ボットまたは開発者アプリの設定ページにて、ご自身でトークンを再発行していただき、修正作業を先に行っていただいても問題ございません。

影響のあるお客様には個別にメールにてご案内を致します。この度は、サービスご利用の皆様にご心配をおかけしておりますことを心よりお詫び申し上げます。

2023年8月4日 19:27

本件について影響があり、個別にメールでご案内させていただいたボットのトークン、および開発者作成アプリのトークンについて、以下の時間に強制的に書き換えさせていただきました。

2023年8月4日 18:00(日本時間)

この度の事態により、私たちのサービスをご利用いただく皆様にご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

2023年8月10日 15:47

本件について影響のあった期間のログを点検したところ、不正アクセスやボット、アプリの第三者による不正利用の形跡がないことを確認しました。
  • 影響を受けたトークンから二次被害の報告はありません。
  • 影響を受けたトークンのアクセスログからIPアドレスを取得し、ロケーション情報を限定して確認をしたところ、恒常的なアクセスであると判断しました。
  • 影響の受けたトークンをアクセスログから調査し、不審なアクセスがないことを確認しました。
あらためて私たちのサービスをご利用いただく皆様にご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

2023年8月16日 17:30

本件について社内で詳細調査をし、発生原因とその対策、影響範囲を「5. 調査報告と対策」に情報を追記しました。

あらためて私たちのサービスをご利用いただく皆様にご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

【セキュリティ事件簿#2023-309】株式会社GMW 弊社サービスにおける重要なセキュリティ情報とお詫び  2023年8月15日


弊社サービスをご利用いただいている皆様に、大変重要なお知らせとお詫びの言葉を申し上げます。

先日、当サービスのデータベースに不正アクセスが行われ、データベースの情報が第三者によって流出した可能性が判明いたしました。

・pictBLand:ログインメールアドレス・ログインパスワード
・pictSQUARE:ログインメールアドレス、ログインパスワード、振込先口座情報、配送先住所情報
(弊社サーバーにはクレジットカード情報は含まれておりません)

この件に関して、皆様に多大なる不安とご迷惑をおかけしておりますこと、心より深くお詫び申し上げます。

現在、以下のサイトにてサーバーのダウンを行っております。

・pictBLand(pictMalFem、pictGLand)
・pictSQUARE

また、pictSQUAREにおいては振込先口座情報、配送先住所情報について弊社のほうで削除いたしました。
復旧時期については追ってご連絡いたします。お待たせして申し訳ありません。

現在、当社ではさらなる問題の原因の究明および再発防止策を最優先で進めております。さらに、警察など公的機関とも連携し、事態の早期収束に向けて全力で取り組んでおります。

保護すべきユーザーの皆様の情報を守ることが、我々の最重要の責務であることを痛感しております。このような事態を招いたことは、言い訳のしようがございません。

対応策として、皆様には下記のアクションをお願いさせていただければと思います。

・他サービスで、当サービスと同じパスワードを使用されている場合、他サービスでのパスワード変更をお願い致します。
・万が一、よくわからないメールが来た場合、メール内に記載されているリンクはクリックしないようお願い致します。

今後、具体的な再発防止策や詳細な調査結果が判明次第、追ってご報告させていただきます。

また、本件専用の相談窓口を設ける予定です。(この期間に生じたpictSQUAREサークル参加料金について全額補填させていただきます)

皆様の安全と信頼を第一に、今後のサービス運営に努めてまいりますので、何卒ご理解とご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

【セキュリティ事件簿#2023-308】平和政策研究所 不正アクセスによる迷惑メール送信に関するお詫びとご報告 2023年8月8日


このたび、当研究所が管理するサーバに対し外部からの不正アクセスが行われ、当研究所のメールアカウントを経由して迷惑メール(SPAMメール)が送信される事案が発生いたしました。多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

現時点で判明している状況につきまして、ご報告いたします。

1.不正アクセスの経緯

当研究所が管理するサーバに対し外部からの不正アクセスが行われ、当研究所が利用していた当該サーバ内のメール配信プログラムから2023年8月1日(火)23時頃と8月2日(水)11時頃の2回にわたり、迷惑メール(SPAMメール)が配信されるという事案が発生いたしました。迷惑メールの本文には、同プログラムにより自動的に受信者のお名前が挿入されておりました。配信対象となったのは、「IPPニュースレター」(現在は配信停止中)をお送りしておりました皆さまであることを確認しております。

2.引き出された可能性のある情報

・件数:1092件
・情報:お名前、メールアドレス
なお、当該サーバにはご所属、ご住所、お電話番号などの情報を保存しておりません。

3.問題への対応と対策

・当該サーバの運用を停止するとともに、新たなサーバへの移行を行いました。
・当該サーバ内に保存されていた個人情報はすべて削除いたしました。
・管轄の警察署に被害の届け出を行い、捜査に協力しております。
・本事案について個人情報保護委員会に報告いたしました。
・情報管理の再検証と情報管理体制の強化を行ってまいります。
・脆弱性診断によるログ監視の強化を行います。
・職員に対し厳格な管理についての周知徹底を行い、再発防止に努めてまいります。

この度は、皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます。当研究所は今回の事態を重く受け止め、二度とこのような事態を起こさぬよう、再発防止に努めてまいります。

【セキュリティ事件簿#2023-307】神奈川県 個人情報漏えいについて 2023年08月03日


「令和5年度 第3回 神奈川県移住セミナー」の事前申込の受付において、申し込みされた5名の方の個人情報が申込フォーム上で閲覧できる状態になっていたことが判明しました。

1 概要

(1) 発生の状況

本県は、「令和5年度 第3回 神奈川県移住セミナー」の申込に当たり、Googleフォームを利用していましたが、申込フォームの設定において誤ったアカウントを共同編集者として登録してしまったことから、当該アカウントのユーザーにおいて、最初の申込のあった令和5年7月19日(水曜日)20時21分以降、8月3日(水曜日)11時頃までの間、申込者5名の登録情報を閲覧できる状態となっていました。

(注記)Googleフォームとは

Google LLCが提供している、オンラインによる申込やアンケートに活用できるサービス

(2) 判明した経緯

8月3日(木曜日)11時頃に、共同編集者として本来登録すべきアカウントのユーザーから、Googleフォームにアクセスできない旨の連絡があり、アカウントの設定が誤っていることが判明しました。

2 流出した個人情報

5名分の個人情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス、職業、年代)

3 原因

Googleフォームの共同編集者のアカウント設定における人為的作業ミスによるものです。

4 対応

8月3日(木曜日)11時頃に、共同編集者のアカウントを修正しました。

県から申込のあった5名及び誤って共同編集者に設定したアカウントのユーザーに対して謝罪しました。

5 再発防止策

今後の神奈川県移住セミナーの申込においては、共同編集者設定時の確認を徹底するとともに、共同編集者の設定の必要性について再検討を行うなど、個人情報の厳格な管理を行います。