ランサムウェアCONTIについてのアラート / Alert (AA21-265A):Conti Ransomware(転載)

 

Alert (AA21-265A)

要約

注:このアラートは、MITRE Adversarial Tactics, Techniques, and Common Knowledge (ATT&CK®) framework, version 9 を使用しています。参照されているすべての脅威行為者の戦術と技術については、ATT&CK for Enterpriseを参照してください。

Cybersecurity and Infrastructure Security Agency(CISA)とFederal Bureau of Investigation(FBI)は、米国および国際的な組織を対象とした400件以上の攻撃において、ランサムウェア「Conti」の使用が増加していることを確認しました。(FBI Flash: Conti Ransomware Attacks Impact Healthcare and First Responder Networksを参照)。典型的なContiランサムウェアの攻撃では、悪意のあるサイバーアクターがファイルを盗み、サーバーやワークステーションを暗号化して、身代金の支払いを要求します。

Contiランサムウェアからシステムを保護するために、CISA、FBI、NSAは、本アドバイザリに記載されている緩和策を実施することを推奨します。この緩和策には、多要素認証(MFA)の義務付け、ネットワークセグメンテーションの実施、オペレーティングシステムとソフトウェアの最新化などが含まれます。

技術詳細

Contiは、RaaS(ransomware-as-a-service)モデルのランサムウェアの亜種と考えられていますが、その構造には、一般的なアフィリエイトモデルとは異なるバリエーションがあります。Contiの開発者は、アフィリエイトのサイバーアクターが使用する収益の一定割合ではなく、ランサムウェアのデプロイ担当者に賃金を支払い、攻撃が成功した場合には収益の一部を受け取っていると考えられます。

コンティのアクターは、多くの場合、ネットワークへの最初のアクセス[TA0001]を通じて得ることができます。

  • 悪意のある添付ファイル[T1566.001]や悪意のあるリンク[T1566.002]を含むカスタマイズされた電子メールを使用したスピアフィッシングキャンペーン。

    • 悪意のあるWordの添付ファイルには、TrickBotやIcedID、Cobalt Strikeなどの他のマルウェアをダウンロードしたり、ドロップしたりするためのスクリプトが埋め込まれていることが多く、最終的にはランサムウェア「Conti」を展開することを目的とした、横方向への移動や攻撃ライフサイクルの後半の段階で使用されます。

  • リモートデスクトッププロトコル(RDP)の認証情報の盗難または脆弱性[T1078]
  • 電話(ソーシャルエンジニアリング)
  • 検索エンジン最適化で宣伝された偽物のソフトウェア。
  • その他のマルウェア配布ネットワーク(ZLoaderなど)、等
  • 外部資産に共通する脆弱性

実行段階[TA0002]では、ウイルス対策エンジンが作動するリスクを減らすために、より攻撃的なペイロードを使用する前にgetuidペイロードを実行します。CISAとFBIは、Contiのアクターが侵入テストツールであるRouter Scanを使用して、ウェブ・インターフェースを備えたルータ、カメラ、ネットワーク接続ストレージ・デバイスを悪意を持ってスキャンし、ブルートフォース攻撃[T1110]を行っているのを確認しています。さらに、アクターはKerberos攻撃[T1558.003]を使用してAdminハッシュを取得し、ブルートフォース攻撃を行おうとしています。

Contiのアクターは、被害者のネットワーク上で永続性を維持するために、正規のリモート・モニタリング・管理ソフトウェアやリモート・デスクトップ・ソフトウェアをバックドアとして悪用することが知られています[TA0003]。アクターは、被害者のネットワーク上ですでに利用可能なツールを使用し、必要に応じてWindows SysinternalsやMimikatzなどのツールを追加して、ユーザーのハッシュや平文の認証情報を取得します。これにより、アクターはドメイン内で特権を拡大したり[TA0004]、その他のポストエクスプロイトやラテラル・ムーブメント[TA0008]のタスクを実行することができます。いくつかのケースでは、行為者は侵入後のタスクを実行するためにTrickBotマルウェアを使用します。

最近流出した脅威アクターの「プレイブック」によると、Conti社のアクターは、以下のようなパッチが適用されていない資産の脆弱性を利用して、特権を拡大し[TA0004]、被害者のネットワークを横に移動する[TA0008]こともあります。

  • 2017年 Microsoft Windows Server Message Block 1.0サーバの脆弱性。
  • Windows Print spooler サービスにおける「PrintNightmare」の脆弱性(CVE-2021-34527)
  • Microsoft Active Directory Domain Controller システムにおける「Zerologon」の脆弱性(CVE-2020-1472)。

このプレイブックと一緒に流出した資料には、コンティ社のアクターがコマンド&コントロール(C2)サーバーとの通信に使用していた4つのCobalt Strikeサーバーのインターネットプロトコル(IP)アドレスが記載されています。

  • 162.244.80[.]235
  • 85.93.88[.]165
  • 185.141.63[.]120
  • 82.118.21[.]1

CISAとFBIは、Contiのアクターが被害者ごとに異なるCobalt StrikeサーバのIPアドレスを使用しているのを確認しています。

Contiは、オープンソースのコマンドライン・プログラム「Rclone」を使用してデータを流出させます[TA0010]。また、被害者の機密データを盗み出して暗号化した後、暗号化されたデータを公開するために身代金の支払いを要求し[T1486]、身代金が支払われない場合はデータを公開すると被害者を脅すという二重の恐喝手法を採用しています。

MITRE ATT&CKテクニック

Contiランサムウェアは、表1に示したATT&CK技術を使用しています。

Table 1: Conti ATT&CK techniques for enterprise
Initial Access
Technique TitleIDUse
Valid AccountsT1078Conti actors have been observed gaining unauthorized access to victim networks through stolen Remote Desktop Protocol (RDP) credentials. 
Phishing: Spearphishing Attachment T1566.001Conti ransomware can be delivered using TrickBot malware, which is known to use an email with an Excel sheet containing a malicious macro to deploy the malware.
Phishing: Spearphishing Link T1566.002Conti ransomware can be delivered using TrickBot, which has been delivered via malicious links in phishing emails.
Execution
Technique TitleIDUse
Command and Scripting Interpreter: Windows Command Shell T1059.003Conti ransomware can utilize command line options to allow an attacker control over how it scans and encrypts files.
Native Application Programming Interface (API) T1106Conti ransomware has used API calls during execution.
Persistence
Technique TitleIDUse
Valid AccountsT1078Conti actors have been observed gaining unauthorized access to victim networks through stolen RDP credentials. 
External Remote ServicesT1133Adversaries may leverage external-facing remote services to initially access and/or persist within a network. Remote services such as virtual private networks (VPNs), Citrix, and other access mechanisms allow users to connect to internal enterprise network resources from external locations. There are often remote service gateways that manage connections and credential authentication for these services. Services such as Windows Remote Management can also be used externally.
Privilege Escalation
Technique TitleIDUse
Process Injection: Dynamic-link Library InjectionT1055.001Conti ransomware has loaded an encrypted dynamic-link library (DLL) into memory and then executes it. 
Defense Evasion
Technique TitleIDUse
Obfuscated Files or Information T1027Conti ransomware has encrypted DLLs and used obfuscation to hide Windows API calls.
Process Injection: Dynamic-link Library InjectionT1055.001Conti ransomware has loaded an encrypted DLL into memory and then executes it.
Deobfuscate/Decode Files or Information T1140Conti ransomware has decrypted its payload using a hardcoded AES-256 key.
Credential Access
Technique TitleIDUse
Brute ForceT1110Conti actors use legitimate tools to maliciously scan for and brute force routers, cameras, and network-attached storage devices with web interfaces.
Steal or Forge Kerberos Tickets: KerberoastingT1558.003Conti actors use Kerberos attacks to attempt to get the Admin hash.
System Network Configuration Discovery T1016Conti ransomware can retrieve the ARP cache from the local system by using the GetIpNetTable() API call and check to ensure IP addresses it connects to are for local, non-internet systems.
System Network Connections Discovery T1049Conti ransomware can enumerate routine network connections from a compromised host.
Process DiscoveryT1057Conti ransomware can enumerate through all open processes to search for any that have the string sql in their process name.
File and Directory Discovery T1083Conti ransomware can discover files on a local system.
Network Share DiscoveryT1135Conti ransomware can enumerate remote open server message block (SMB) network shares using NetShareEnum().
Lateral Movement
Technique TitleIDUse
Remote Services: SMB/Windows Admin Shares T1021.002Conti ransomware can spread via SMB and encrypts files on different hosts, potentially compromising an entire network.
Taint Shared ContentT1080Conti ransomware can spread itself by infecting other remote machines via network shared drives.
Impact
Technique TitleIDUse
Data Encrypted for ImpactT1486Conti ransomware can use CreateIoCompletionPort()PostQueuedCompletionStatus(), and GetQueuedCompletionPort() to rapidly encrypt files, excluding those with the extensions of .exe.dll, and .lnk. It has used a different AES-256 encryption key per file with a bundled RAS-4096 public encryption key that is unique for each victim. Conti ransomware can use "Windows Restart Manager" to ensure files are unlocked and open for encryption.
Service StopT1489Conti ransomware can stop up to 146 Windows services related to security, backup, database, and email solutions through the use of net stop.
Inhibit System RecoveryT1490Conti ransomware can delete Windows Volume Shadow Copies using vssadmin.

対策

CISA、FBI、NSAは、ランサムウェア「Conti」による攻撃の危険性を低減するために、ネットワーク防御者が以下の緩和策を適用することを推奨しています。

多要素認証を使用する

  • 外部からのネットワークへのリモートアクセスに多要素認証を要求する。

ネットワークセグメンテーションの導入とトラフィックのフィルタリング

  • ランサムウェアの拡散を抑えるために、ネットワークと機能の間に強固なネットワークセグメンテーションを導入・確保する。ネットワーク間の無秩序な通信を排除する非武装地帯を定義する。

  • ネットワークトラフィックをフィルタリングして、既知の悪意のあるIPアドレスとの出入りを禁止する。

  • フィッシングメールがエンドユーザに届かないよう、強力なスパムフィルタを導入する。ユーザーが悪意のあるウェブサイトにアクセスしたり、悪意のある添付ファイルを開いたりしないようにするためのユーザートレーニングプログラムを導入する。実行可能ファイルを含む電子メールをフィルタリングし、エンドユーザに届かないようにする。

  • ユーザーが悪意のあるWebサイトにアクセスするのを防ぐために、URLブロックリストや許可リストを導入する。

脆弱性をスキャンし、ソフトウェアを更新する。

  • アンチウイルス/アンチマルウェアプログラムを設定し、最新のシグネチャを使用してネットワーク資産の定期的なスキャンを行う。

  • ネットワーク資産のソフトウェア、オペレーティング・システム、アプリケーション、ファームウェアを適時にアップグレードする。一元化されたパッチ管理システムの使用を検討する。

不要なアプリケーションを削除し、コントロールを適用する。

  • 日常業務に必要ないと思われるアプリケーションを削除する。コンティの脅威アクターは、リモート監視・管理ソフトウェアやリモートデスクトップソフトウェアアプリケーションなどの正規のアプリケーションを利用して、組織の企業を悪意を持って搾取します。

  • 不正なソフトウェア、特にリモートデスクトップやリモート監視・管理ソフトウェアを調査すること。

  • アプリケーションの許可制を導入し、組織のセキュリティポリシーで認められたプログラムの実行のみをシステムに許可する。ソフトウェア制限ポリシー(SRP)やその他のコントロールを導入し、一般的なインターネットブラウザの一時フォルダや圧縮/解凍プログラムなど、ランサムウェアがよく使用する場所からプログラムが実行されないようにする。

  • 電子メールで送信されるMicrosoft Officeファイルのマクロスクリプトを無効にして実行を防止する。電子メールで送信されたMicrosoft Officeファイルを開く際には、Microsoft Officeスイートのフルアプリケーションではなく、Office Viewerソフトウェアの使用を検討してください。

  • CISAとオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリスのサイバーセキュリティ当局が共同で作成したアラート「Publicly Available Tools Seen in Cyber Incidents Worldwide」では、一般に公開されているツールが悪意を持って使用されていないかどうかを確認するためのガイダンスを掲載しています。

エンドポイントおよび検出対応ツールの導入 

  • エンドポイントおよび検知対応ツールは、エンドポイントのセキュリティ状態を高度に可視化し、悪意あるサイバーアクターから効果的に保護することができます。

.onionアドレスを調査すると実IPアドレスをお漏らししていることがあります(転載)


.onionアドレスを調査すると実IPアドレスをお漏らししていることがあります。Apacheの設定ミスで/server-statusにアクセスするとIPアドレスが見えるだとか、

続き→marshmallow-qa.com/messages/aaa64…

ダークウェブ界の大物、痛恨のミス 見えてきた“正体”

.onionアドレスからIPが露呈するケース。

1.onionサイト内のJavaScriptにうっかり記載して漏洩する可能性


2.フォーラムのヘッダから漏えいする可能性


3.サイトのソースコードから漏えいの可能性


4.その他サーバの設定ミスに起因して漏洩する可能性

Apacheの設定ミスで/server-statusにアクセスするとIPアドレスが見えるだとか、ポート開けっぱにしていてshodanやcensysにスキャンされてひっかかるなど、、、

2019年~2021年のランサムウェアの被害統計。累計105ヵ国3,338組織が被害を受け、国別ランキングで日本は10位にランクイン / [Statistics on countries affected by darkweb ransomware, 2019.05.01~2021.10.06] There are 3,338 affected organizations in 105 countries.(転載)


[Statistics on countries affected by darkweb ransomware, 2019.05.01~2021.10.06] There are 3,338 affected organizations in 105 countries. [TOP 10] 1. USA 2. Canada 3. France 4. UK 5. Germany 6. Italy 7. Australia 8. Spain 9. Brazil 10. Japan:


[TOP 10]
1. USA
2. Canada
3. France
4. UK
5. Germany
6. Italy
7. Australia
8. Spain
9. Brazil
10. Japan


信ぴょう性が疑わしい都道府県魅力度ランキング2021年版発表。茨城県が最下に返り咲く~お仕着せがましいランキングにややうんざり~

 

いろいろと信ぴょう性が疑わしい「都道府県魅力度ランキング」

その最新版である「都道府県魅力度ランキング2021」が10月9日、発表された。前年まで12年連続1位と圧倒的な強さを誇る北海道は、トップを守りきれるのだろうか。また、前年は7年連続最下位から脱出した茨城県。果たして今年の順位は……。

信ぴょう性が疑わしい本調査を行ったのは、ブランド総合研究所。このランキングは、47都道府県と国内1000の市区町村を対象に、全国の消費者3万5489人から有効回答を得て集計したものである。2006年から毎年実施しており、今年が16回目となる(都道府県の調査は2009年から13回目)。

2021年の都道府県魅力度ランキング1位になったのは北海道(73.4点)。2位が京都府(56.4点)、3位に沖縄県(54.4点)、4位は東京都(47.5点)とここまでは前年と順位は変わっていない。

2009年以来、13年連続の1位となった北海道。魅力度の点数は73.4点で、前年の60.8点から12.6点も伸び、2位以下との差をさらに広げている。北海道を「とても魅力的」と答えた人は57.6%で、前年の40.9%より大幅に増えた。

2位の京都府は、13年連続で2位を獲得。点数は前年の49.9点から56.4点へ上昇した。「とても魅力的」との回答が36.1%と前年の29.4%より増加している。また、大阪府は前年より10点以上上昇しての42.0点で5位に。点数、順位ともに過去最高となった。

点数の伸びでは、北海道の次に大きかったのが、4位の東京都だ。ブランド総合研究所の社長は「本調査直後に開始となった東京オリンピック・パラリンピックの影響の可能性が大きい」と話す。

次に点数の伸びが大かったのは千葉県で、順位も前年の21位から12位へと急上昇した。「とても魅力的」の回答が11.0%で前年の3.9%のおよそ3倍増となっている。特に20代では24.6%と多く、前年の6.3%のおよそ4倍に増えたのが特徴的だ。

長崎県も前年の11位から8位へと上昇し、すべての年代で評価が高まっている。また、同じ九州地方の宮崎県は前年の22位から17位へとランクアップ。「とても魅力的」が9.4%で前年の4.4%から2倍以上に増えている。特に九州や中四国地方の居住者からの評価が目立っている。

一方、下位に目を移すと、前年最下位の栃木県は41位(16.2点)となり、最下位から抜け出した。そしてワースト3位は、45位埼玉県(14.4点)、46位佐賀県(12.8点)、47位茨城県(11.6点)となり、茨城県は1年で最下位へと立ち戻る結果となった。

1年で最下位に戻すあたり、ネタにしか思えないが、茨城県知事はご立腹の模様。

更に44位の群馬県知事はずさんな評価手法と指摘。

前年の42位から再び最下位に転落してしまった茨城県については、「前年の調査では、前前年に行われた茨城国体で史上初めてとなるeスポーツを取り入れた。また、茨城県公式バーチャルYouTuberの茨ひよりが活躍するなど、『デジタル県』としてのイメージが高まったことで、20代など若い世代からの評価が急上昇し、大幅な順位上昇につながったといえる。ところが、今年は、コロナ禍の影響でオンライン化が全国に広がったことにより、こうした茨城県の強さが薄まってしまったのではないだろうか」と分析。

理想を実現するためのヤル気を高める「モチベーション ハッピーセット」


 本日、とあるオンラインセミナーを聴講してきた。

ジャンル的には、働き方、キャリアデザイン、ワークライフマネジメントといったところだろうか?

急に話が飛ぶが、最近拙者は仕事のモチベーションが上がらない。

何故なのかが何となくわかるものの、うまく言葉や文字に表現できていなかった。

それが、今回のセミナーでだいぶ具体化することができた。

セミナー自体はクローズドなものであるため、資料は出せないのだが、類似の情報を調べてみると、初めて知ったつもりのモチベーションの考え方は結構前から存在していた。

それが下の絵。


ようは、「①やるべきこと」「②やりたいこと」「客観的に見て望ましいと思われること≒③できること」の3つの理想が重なり合う部分が『モチベーション ハッピーセット』となり、理想を実現するためのやる気がアップする(=モチベーションがアップする)

逆にここが絡み合っていないとモチベーションは上がらない状態ということになる。

ちなみに「モチベーション」とは何か?

「大辞林第二版」(三省堂)によれば、心理学用語で「Motivation=動機付け=生活体を行動へ駆り立て、目標へ向かわせるような内的過程。行動の原因となる生活体内部の動因と、その目標となる外部の誘因がもととなる」とある。

生活体内部の動因とは、ベースとなる気力・体力の充実度合いや、行動そのものが楽しいかどうか、その行動を起こすことによるメリットをどれほど強く感じているか、などが考えられる。

一方、外部の誘因とは、人事評価制度や社会通念、周囲からのプレッシャーなどに由来する、目標そのものの魅力や、逆に目標が達成できなかったときのデメリットなどが考えられる。

モチベーションにはさまざまな要素が絡み、基本的には、心から楽しいと思える「やりたいこと」に関しては誰でも積極的に取り組める。ゲームに熱中したり、面白い映画を見たり、好きな子とデートしたり、スポーツに興じたりといったときには、食事も忘れるほど没頭することもある。

また、お金が儲かる、社会的にステータスが高い、周囲の期待が高いなど「望ましいこと≒できること」も、モチベーションアップにつながる重要な要素。奥さんと子供が応援してくれるから頑張れる、周りの人がチヤホヤしてくれて気持ちが良い、といった類のもの。

このように、「やりたいこと」や「望ましいこと≒できること」をやるときに発揮できる高い集中力と持続力、そしてそれを支える強いモチベーションを、仕事や勉強など「やるべきこと」に対して発揮できれば、モチベーションも上がり、パフォーマンスも上がるということになる。

で、冒頭の話に戻るが、拙者場合、「やるべきこと」「やりたいこと」「できること」が重なり合わずにバラバラに離れてしまっているのがモチベーションが上がらない原因となる。

3つ重ならずとも、2つは重ね合わせないとまずいな、と思う今日この頃。

日産の機密情報がアンダーグラウンドで販売されているとのこと😱😱😱 / An access broker on Exploit forum is selling access to Nissan


日産への初期アクセスとデータベースがアンダーグラウンドで売られているとのこと😱😱😱 https://t.co/f08xshW0JN Quoted tweet from @vxunderground: An access broker on Exploit forum is selling access to Nissan *Moderator issued warning for not including price of access *Image censored to avoid giving access broker attention https://t.co/T4cYcWbioY
An access broker on Exploit forum is selling access to Nissan

*Moderator issued warning for not including price of access
*Image censored to avoid giving access broker attention https://t.co/T4cYcWbioY



サイバークライムの被害額は約660兆円を超え、日本のGDPを超えているらしい(転載)

サイバークライム:
サイバーセキュリティ人材底上げには、キャリアパスや給与水準の具体的情報が効果的
 

サイバークライム。インターネット等のサイバー空間での詐欺、脅迫、ハッキング等の犯罪は、近年増え続けてきており、コロナ禍の中で更に飛躍的に増えて、その額は年間で6兆ドル、日本円で約660兆円になった模様です。その額たるやGDPで比較すると、アメリカ、中国に次ぐ規模で、日本のGDPよりも大きい状況です。いやはやなんとも。驚きです。数字というのは分かりやすい概念で、どんなにサイバークライムが増えたと云われても、日本のGDPよりも大きく、中国に次ぐ経済圏だと説明されると、その実感が違います。もちろんこの数字は推計で、本当のところは分からず、恐らくインフレ(水増し)されているのですが、それでも驚きです。

日本はデジタル庁とかやっと始まったばかりですが、サイバー領域は軍事領域としても、恐らく陸海空に次いで宇宙と並ぶ、或いはそれ以上に重要な領域なので、日本はもっともっとこの領域に注意を払うべきだと思います。日本の海洋資産は膨大で、これは宝の持ち腐れ。サイバー領域は、元来得意そうなのですが、ここも投資というか注意が少なすぎ。情けないですね~。

ウクライナ国家国境庁がペン型の隠しカメラなどのスパイ装備を持った日本人を発見 / Прикордонники виявили громадянина Японії зі шпигунським обладнанням(転載)


ウクライナ国家国境庁がペン型の隠しカメラなどのスパイ装備を持った日本人を発見 Прикордонники виявили громадянина Японії зі шпигунським обладнанням:

dpsu.gov.ua/ua/news/Prikor…

ベルゴロド・ドニエスター分遣隊の軍人は、日本人がモルドバに密かに情報を持ち込もうとしていたことを発見しました。

バスの乗客である日本国籍の男性は、「パランカ」という検問所を通過していました。

税関職員との合同検査で、所持品からスパイ機器が発見されました。隠しカメラとマイクロUSBコネクタが付いたメガネ2個、ペン2本、腕時計です。

この事実は所轄官庁に報告されています。この「スパイ」は国境を越えることができず、技術装置は定められた手順に従って没収されました。




セキュリティ用語の整理(2021年秋)


先日、情報処理安全確保支援士試験のセミナーを受けた。

意外に知らないセキュリティ用語が増えていたので、ちょっと整理を試みる。

1.NFT(Non-Fungible Token)

ブロックチェーン(分散型台帳)技術を使い「唯一無二の本物」と証明可能にしたデジタル資産のこと。非代替性トークンとも呼ばれる。デジタルで作成した音楽や絵画などのデータは一般にコピー可能だが、NFTにひも付けることで所有者の情報を明示できる。イーサリアム、ビットコインキャッシュ、Flowなどの一般的なブロックチェーンは、それぞれ独自のトークン規格を持ち、NFTの仕様を定義している。

2.Portmap

Unix系システムで動作するデーモン。2020年第4四半期のDDoS攻撃においてもっとも用いられたプロトコル

3.SSDP(Simple Service Discovery Protocol) 

ネットワーク上の機器を自動的に発見し接続するUPnP(Universal Plug and Play)に用いられる、UDP サービスの一種である。DDoS攻撃にも用いられる。

参考:2020年第2四半期のA10 DDoS脅威インテリジェンスレポート

4.IAM(Identity & Access Management)

アカウント管理・認証の統合基盤で利用者の本人認証を行う、ゼロトラストの構成要素の一つ。あらゆるシステムの認証機能を統合的に行うことで、不正アクセスに対する対処が行いやすくなります。例えば、同じ時間帯に遠く離れた場所から同一ユーザーでログインが行われた場合には警告もしくはアカウントを凍結するなど、リスクベース認証が可能になります。

※マイクソ(Microsoft)のプロダクトでいうと、Azure Active Directory


5.IAP(Identity Aware Proxy)

ユーザーとアプリケーションの間に入って通信を仲介するプロキシ。オンプレミスに「コネクター」と呼ぶサーバーを設置すると、コネクターとIAPが連携して、オンプレミスにあるアプリケーションがインターネット経由で利用可能になる。通信はIAPが暗号化するため、インターネット経由でも安全にアプリケーションを利用できる。セキュリティー強化と同時に、脱VPN(仮想私設網)も図れる技術。

「アイデンティティー認識型」と呼ばれるのは、ユーザーがアプリケーションにアクセスするたびに、アイデンティティー&アクセス管理(IAM)と連携して認可をやり直すためだ。不正アクセスが疑われる場合は多要素認証などもやり直す。

※マイクソのプロダクトでいうと、Azure AD Application Proxy 


6.SASE(Secure Access Service Edge)

IT環境におけるセキュリティ機能とネットワーク機能を1つのクラウドサービスに統合させるという、新たなセキュリティフレームワークの考え方。


7.QUIC(Quick UDP Internet Connections)

トランスポート層では従来、高速だが信頼性の低いUDP(User Datagram Protocol)、信頼性が高いが接続確立時の遅延などが大きいTCP(Transmission Control Protocol)のいずれかが用いられ、Webなどの用途ではTCPに重ねて暗号化のためにTLS/SSLが利用されてきた。

QUICではUDPをベースに高速伝送を実現する一方、TCPの輻輳制御や再送制御の要素を取り込んで信頼性を高め、TLS相当の暗号化メカニズムを組み込み安全性も担保している。主にWeb通信の高速化を主眼に開発され、現在Web上で主流となっているTCP+TLSの組み合わせを置き換え、HTTP/2と合わせて高速で安全な通信を実現することを目指している。

8.SAMLと比べたLDAPの欠点

・ActiveDirectoryと通信できるようにする必要がある

・二要素認証が利用できない

9.LOTL(Living on the Land)攻撃(環境寄生型攻撃/自給自足型攻撃)

標的型攻撃において、侵入後の痕跡が見つかりにくくなるよう、一旦侵入した後に標的ユーザーのコンピュータにあるツール(WMI、Powershell, VBScript)を利用する手法

Windows10 WSL2環境のKali LinuxをWindowsデスクトップから使う方法【Win-KeX SL】


Win-KeX SL

 概要

シームレスモードのWin-KeXは、Windowsデスクトップの画面上部にKali Linuxパネルを起動します。

このパネルから起動したアプリケーションは、Microsoft Windowsアプリケーションとデスクトップを共有します。

シームレスモードでは、LinuxアプリケーションとWindowsアプリケーションの間の視覚的な分離がなくなり、Kali Linuxでペネトレーションテストを実行し、その結果をそのままWindowsアプリケーションにコピーして最終報告を行うための素晴らしいプラットフォームを提供します。

Win-KeXは、VcXsrv Windows X Serverを利用して、シームレスなデスクトップ統合を実現しています。


前提条件

VcXsrvには、Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015(vcredist140)が必要です。Windowsの標準的なインストールには含まれているはずですが、足りないことを訴えるエラーが出た場合は、そのままダウンロードしてインストールしてください。

使用方法

スタート

シームレスモードのWin-KeXを一般ユーザーで起動するには、kex --slを実行します。

Win-KeX SLを初めて起動する際には、Windows Defenderのファイアウォールを経由したトラフィックを許可するための認証を求められます。必ず「パブリックネットワーク」を選択してください。


これにより、Win-KeXがシームレスモードで起動します。


画面の上部にKaliパネル、下部にWindowsのスタートメニューが配置されています。

ヒント: Kali パネルは、最大化されたウィンドウのタイトルバーを覆ってしまうことがあります。邪魔にならないようにするには、パネルの環境設定で「自動的に隠す」に設定するとよいでしょう。

サウンド対応

  • Win-KeXはパルスオーディオをサポートしています

  • サウンドをサポートした状態でWin-KeXを起動するには、--soundまたは-sを追加してください(例: kex --win -s

  • サウンドをサポートしたWin-KeXを初めて起動する際には、以下を必ず選択してください。

Windows Defenderのファイアウォールを通したトラフィックを許可するための認証を求められたら"パブリックネットワーク"を選択します。


マルチスクリーン対応

Win-KeXは、マルチスクリーンに対応しています。

「パネルの環境設定」を開き、パネルの長さを短くし、「パネルのロック」のチェックを外し、パネルを任意の画面に移動させます。

停止

  • Win-KeX SLを終了するには、パネルの「Logout」ボタンでセッションからログアウトしてください。

  • オプションでWin-KeX SLサーバーをシャットダウンするには、kex --sl --stop と入力します。

好奇心(転載)~きゅりおぉーしてぃ(curiosity=好奇心)は人を前進させ、大きくさせるのに、とっても大切なこと~


好奇心:

ノーベル物理学賞を受賞される米国プリンストン大上級研究員の真鍋淑郎さん。なんと御年90歳ですが、とても快活にスピーチされている姿を見て感動しました。受賞の知らせを受けた英語でのスピーチで、キュリオシティ(curiosity=好奇心)が大切だと説かれていました。好奇心。これは私(=マネックスの松本大さん)が社会人になり、外資系証券に勤めてから知った、とても大切な概念です。

ジョン・メリウェザー氏は私が最初に就職した会社、ソロモン・ブラザーズの黄金期を築いた人で、今では仲良く友人のように付き合わせてもらっていますが、元来はキャピタル・マーケットの殿上人、超スーパー・スターで、畏れ多い人でありました。このジョン・メリウェザー氏、仲間内ではJMと呼ぶことが多いのですが、JMはとにかく色んなことを知っていて、極東のオフィスで起きた小さな出来事まで知っていて、そして森羅万象全てに情報網を張っているようで、本当にその中身がスーパー・マンだと思いました。

そんなJMのことを、私の先輩は、「JMが他人と違うのは、そのキュリオシティの高さと量なんだよ」と云いました。そうか!好奇心って人を前進させる、大きくさせるのに、とっても大切なことなんだ。と、その時感じたことを今でも強く覚えています。真鍋先生もそう仰った。私は元々好奇心旺盛な人間でしたが、その時から好奇心を伸ばすことには一切制限を付けずに、せっせせっせと好奇心を更に拡げて、そして強く持つように努めてきたのでした。真鍋先生は強調されて、「きゅりおぉーしてぃ」みたいな感じに仰ってましたが、これからもキュリオシティを大切にしていきたいと思います!

マリオットのポイント購入ボーナスセール(2021年10月7日~2021年10月14日)


 マリオット:驚異のポイント購入55%ボーナスセール!!マイル交換で単価2.1円/マイル!

マリオットのポイント購入セールが開始。

マリオットは増量セールと割引セールがあり、今回は増量セールで、55%のボーナス。

過去のセールでの最高増量率は60%だが、今回のセールは増量率としては高い部類に入ると思う。

今回1万ポイント分調達するとした際の費用感は下記となる。


日本円に換算すると↓の感じ


前回は10,500ポイント購入で87.5USDだったのに対し、今回は10,850ポイント購入で同額の87.5USDなので、微妙に得と言えば得かも。。。

ただ、現時点、武漢ウイルス蔓延の影響が継続しており、マイル消化の目途が立たないことから、ポイント失効防止の観点で、下限で買う感じになりそう。。。

尚、TopCashback経由で購入すると若干のキャッシュバックが受けられます(キャッシュバックはpaypalでの受け取りだけど。)

Kali Linuxのアップグレード方法(2021.2⇒2021.3)


Kali Linuxのアップグレード方法メモ

1.現在のバージョン確認

【コマンド】

 lsb_release -a

【実行例】

kali@kali:~$ lsb_release -a
Release:        2021.2


┌──(kali㉿kali)-[~]
└─$ grep VERSION /etc/os-release
VERSION="2021.2"
VERSION_ID="2021.2"
VERSION_CODENAME="kali-rolling"


2./etc/apt/sources.list が正しく入力されていることを確認。

https://www.kali.org/docs/general-use/updating-kali/

【コマンド】

echo "deb http://http.kali.org/kali kali-rolling main non-free contrib" | sudo tee /etc/apt/sources.list

【実行例】

┌──(kali㉿kali)-[~]
└─$ echo "deb http://http.kali.org/kali kali-rolling main non-free contrib" | sudo tee /etc/apt/sources.list

3.アップグレード実施

【コマンド】

sudo apt update

sudo apt full-upgrade -y

【実行例】

kali@kali:~$ sudo apt update
kali@kali:~$
kali@kali:~$ sudo apt full-upgrade -y
kali@kali:~$

3.5.OS再起動実施

【コマンド】

[ -f /var/run/reboot-required ] && sudo reboot -f

【実行例】

┌──(kali㉿kali)-[~]
└─$ [ -f /var/run/reboot-required ] && sudo reboot -f

4.アップグレード後のバージョン確認

【コマンド】

 lsb_release -a

【実行例】

kali@kali:~$ lsb_release -a
Release:        2021.3


┌──(kali㉿kali)-[~]
└─$ grep VERSION /etc/os-release
VERSION="2021.3"
VERSION_ID="2021.3"
VERSION_CODENAME="kali-rolling"

┌──(kali㉿kali)-[~]
└─$ uname -v
#1 SMP Debian 5.10.46-4kali1 (2021-08-09)

┌──(kali㉿kali)-[~]
└─$ uname -r
5.10.0-kali9-amd64


システム障害リスクを何度も顕在化させる、みすぼらしい銀行は不動産取引に怖くて使えない(転載)


システム障害リスクのある銀行は不動産取引に怖くて使えない:

金融庁は、システムトラブルを繰り返す「大手メガバンク」に業務改善命令を出し、システムを実質管理するそうです。これは、今まで発生した障害に対して、抜本的な対策が取られておらず、金融機関任せでは今後も同様の事態が発生する懸念が払しょくできないと当局が判断したことを意味します。

金融システムの安定は、資産運用の中でも特に不動産取引において極めて重要です。

今月また東京23区の不動産を購入することにし、追加で1億円近い借り入れをすることにしました。

実は、日本の不動産の売買は、いまだに極めてアナログな方法で行っています。

通常は購入する物件に前の所有者の抵当権が設定されており、当日その抵当権を解除します。その上で、買い手の新たな抵当権を銀行が設定し、融資を実行するという流れになっています。

しかし、抵当権を解除して借りていた銀行に返済をしてもらい、その後抵当権を設定してから購入代金を支払うと言う流れでは、売り手への支払いができません。

そこで、関係者が金融機関の応接室などに一堂に会し、まず司法書士がすべての書類をチェックし問題ないことを確認する。終わったら登記に持ち込む前に融資をして、司法書士がすべての登記を同日で行うようにしているのです。

その際に、書類が足りなかったり、押印が漏れていたり、1つでもエラーが発生すると、取引全体が滞ってしまいます。毎回、極めて神経質なやりとりになります。

このような不動産取引に際し、もし決済日当日に銀行のシステムエラー等が発生すれば、決済が遅れてしまい登記手続きができなくなるリスクが出てきます。

決済の手続きは平日の午前中に始めることが多いのですが、支障が出れば、午後まで全員が足止めになったり、最悪決済が中止になる事態まで想定されます。

システムリスクのある金融機関を不動産決済に使うのは、最悪の事態を想定すると、私には怖くてできません。今回も安心して使えるりそな銀行さんでお願いしています。

システムトラブルを繰り返している銀行は、そのうち不動産会社から取引に使わないように要請されるかもしれません。