2年ぶり近くの海外。最終目的地はモロッコなのだが、バンコクに寄り道していくことに。
武漢ウイルスの影響で細かい部分がいろいろ変わっている。
例えば、これまで自動付帯だったクレジットカードの保険が利用付帯に変わったりとか。
自分の場合、セゾンカードを使っているため、条件が下記に変わった。
自分はパッケージ・ツアーは使わないため、「公共交通乗用具」というのがポイントとなってくる。
要は出発前に空港に行くまでの公共交通機関をクレカで支払えば対象になるという話なのだが、実は落とし穴がいくつかある。
「公共交通乗用具」の定義もされているのだが、タクシーとかは対象外になる。
自分は今回特典航空券のため、航空券の支払いは無し。燃油サーチャージはJALカードで支払ってしまった。
今回は羽田利用となり、京急線直通の都営浅草線を使うか、JRを使って浜松町乗り換えで東京モノレールを使う形となるため、乗る駅から羽田空港までの切符をクレジットカードで買えばOKということになる。
という訳で出発当日の都営浅草線の某駅。
自動券売機には利用可能クレカのブランドロゴが記載されているくせに、いざ決済しようとするとクレカ決済ができない。
駅員に聞くと
「現金だけっすねー」という回答。
都営交通最高!こういう公務員的なところがイイネ!
仕方がないのでJRの駅に移動。
JRは昨年盛岡駅からのローカル線の乗車券がクレカで購入できたので、JRなら大丈夫だろうと信じていた。
東京モノレールはJR東日本グループなので、当然通しで乗車券が購入できることを期待していたのだが、券売機で羽田空港を検索しても出てこない。。。
出てこないものは仕方ないので、浜松町駅でクレカ購入する作戦に変更し、一旦JR浜松町駅に移動。
そしてモノレール浜松町駅で乗車券をクレカで買うことにしたのだが、モノレール浜松町駅の自動券売機は現金かICカードしか受け入れないようになっている(都営交通よりも潔くてある意味評価!)
都営交通と東京モノレールのドメスティック感満載な対応に、「訪日外国人はどうしているんだろう?」と観光立国日本の先行きが不安になってきてしまった。
話がそれたが、このまま引き下がるわけにはいかないので、再び駅員にアタックする。
オレ「クレカで切符買うにはどうしたらいいんですか?」
駅員「ローソンのロッピーで買えるらしいですよ」
オレ「(!?)近くのローソンはどこですか?」
駅員「駅出たところの道路挟んだ反対側にあります。」
・・・・ローソンのロッピーが出てくるとは正直思わなかった。しかし駅員がこの回答を持っているということは、それなりに問い合わせは多いのだろうか?
取り合えず、ローソンのロッピーに向かってみることにする。
ローソンのロッピーから東京モノレールの乗車券が出てくるイメージが一切沸かないのだが、端末で検索を掛けること数分。確かにあった。。。。
ロッピーから発行されたレシートの様な紙をレジに持っていくと会計になり、無事クレジットカードで決済することができた。
でローソンの店員から受け取ったのが↑。
「乗車券」って書いてあるからこのまま乗れるのだろうか?
駅に戻り、駅員にこの紙を見せるとスタンプを押してくれ、無事乗車することができた。
鉄道乗車券のクレカ決済でここまで苦戦するとは思わなかった。
これで保険は適用になっているのだろうか・・・・?
一抹の不安を冠じつつ、第3ターミナル到着。
ちなみに駅は無人で、回収ボックスが置かれていた。
中をのぞくと何枚か自分と同じ紙の切符が入っていた。
クレカ決済で時間を取られつつも、3時間前に空港に着けた。
一番下に搭乗記の情報が表示されている。
VeriFLYというアプリに事前登録しておくと専用カウンターが使えるという話だったが、すでに行列が。。。
ビジネスクラスカウンターもJGC専用カウンターも行列ができていたが、自分は預け入れ荷物が無いので、キオスクでチェックイン手続きをすることに。
搭乗券がペラペラの紙に感熱紙で印刷されて出てくるが、それが許容できるのであれば問題ない。
手荷物検査場に優先レーンがあるような話を聞いていたのだが、ぱっと見で見つけられず、手荷物検査場自体が空いていたので、平民レーンで検査を終え、出国手続きを済ます。
出国手続きを終えたらラウンジに一直線。
羽田国際線のサクララウンジはターミナルの端に位置しており、今回の搭乗ゲートは反対側の端だったので、いい運動になった。
武漢ウイルスの影響か、閉鎖中のラウンジが多い印象。
羽田国際線のラウンジは何気に初利用です。
武漢ウイルスの影響か、ビュッフェ形式の食事提供ではなく、オーダー形式の食事提供になっていました。
個人的には食べ過ぎないので、こっちの方がいいな。
朝なので、アルコール無しで、軽めのものにしてみる。
おいしかったです。
搭乗ゲートに移動。
今回の搭乗機。B787
搭乗ゲート周辺でのんびりしていたら呼び出しを受けた。
何だろうと思って出頭すると、書類のチェックが終わっていないとのことで、ワクチン接種証明書の提示を求められる。そういえば、チェックインはキオスクで終わらせてしまっていた。
スマホに入れていたワクチン接種証明書アプリを見せてチェック完了。
ちなみに、このワクチン接種証明書アプリ、官製の割に出来が良いということで評判らしい。
定刻通り搭乗。今回は2Kです。
シートはSKY SUITEⅢ
噂では圧迫感があるみたいな話が出ていたが、確かにその通りだった。
フルフラットになるので、絶対的には良いシートなのだが、相対的に劣る感じがしてしまうのは、欲が出てしまっているからであろうか?
ドリンクサービスは離陸後になります。
メニューリストを見ていたらシャルドネ・スパークリング(ノンアル)を発見し、オーダー。
いつも調子に乗ってシャンパンやらワインやら飲んで悪酔いするので、今回はノンアルで行きます。
今回オーダーしたのはこちら。
出発の数日前に事前オーダーの案内がメールで来たので、オーダーしておいた。
事前オーダーは意外におススメです。
この日は和食、洋食(牛)、洋食(魚)の3択だったのだが、洋食(牛)が品切れを起こしたらしく、洋食(魚)への変更交渉をする声が聞こえてきた。
まずはオードブル。
アルコールが入っていないせいか、味わって食す事ができた。
サバコンフィと地鶏と根菜の白ごまサワークリーム和えはとても美味しかった。
一方で小ヤリイカとレンコンの挟み揚げはイマイチだった。
パンはメゾンカイザー特製ブレッドで、「プチチャバタオニオン」と「プチパン オ ノア」
パンはサーブ時点では暖かいがすぐに冷めて硬くなってしまうのが難点。チャバタのオニオンもチーズと勘違いするくらいの食感となっていた。
続いてメイン。
牛肉なんてめったに食べないので、貧乏根性丸出しで頼みましたが、パーフェクトに美味しかったです。
最後にデザート。
「栗と山ぶどうのパンケーキ サワークリームシャンティ添え」
想像の1/4くらいのサイズでしたが、おいしく頂きました。
ドリンクはデカフェコーヒーをオーダー。
食事を終えて、現在地は↓の辺り。
残り時間で何をするか考えてみるが、ビジネスクラスでしか味わえないことは機内でのコース料理堪能と、席をフルフラットにして体を横にする行為の2点と感じ、寝ることにします。
枕にはJALとエアウィーブのタグが。
ぐっすり眠れそうです。
うとうとしかけているとCAさんからマスク着用せいとたたき起こされました。
そんな訳でマスク着用して寝ますが、787でも乾燥しているせいか、のどが痛くなります。
また、ビジネスクラスエリア中に響き渡るくらいのいびきをかく乗客がいて、いい感じで安眠を妨げられました。フライト中の飛行機ってそれなりにうるさいのですが、それを超えるいびきというのはなかなかです。記念に録音しようと思ったのですが、そういう時に限って静かになってしまい、結局録音できずに終わりました。
2時間くらい寝ていたら首と足が痛くなってきたため、フルフラット終了。
着陸の1.5時間前くらいにCAさんが稲荷ずし、カップラーメン、アイスクリームなどの軽食を持ってきてくれます。
機内食のデザートでデカフェをオーダーしたのを覚えてくれていたのに少し感謝するとともに、日本の航空会社のレベルの高さを垣間見ました。
残り時間でゲームでもしようと思ったものの、プレイしたいと思うものは無く。。。
テトリスくらいはあってもいいのかなと思ったが、テトリスはロシア(旧ソ連)考案のゲーム故、ウクライナ戦争の絡みで一時的に消しているのだろうか?
そうこうしているうちにスワンナプーム空港着陸。
タイ航空は需要が回復しきっていないのか、多くの機体が整列していました。
また、色あせたタイ航空機が結構多く、メンテナンスちゃんとできているのか心配になってきました。
タイ入国に際し、昔は書類の記入が必要でしたが、今は無くなっており、パスポートのみで入国審査に望めます。
ちなみに、プライオリティレーンのチケットの配布はありませんでした。
なので、ビジネス・エコノミー問わず、一般の入国審査の列に並ぶことになります。
入国審査自体は例のごとく大行列。
列に並んで、前方を見ていると、あるものを発見してしまいました。
それは、真の貢献人にしか発行されない幻の緑のパスポート
四葉のクローバーを発見したようなハッピーな気分になりました。
36時間くらいバンコクで過ごしてからモロッコに向かいます。
【Playback of flight JL31 on 10 SEP 2022】