【セキュリティ事件簿#2023-175】トヨタ自動車株式会社 クラウド設定によるお客様情報の漏洩可能性に関するお詫びとお知らせについて 2023年05月31日


5月12日に公表させていただきました(「クラウド環境の誤設定によるお客様情報の漏洩可能性に関するお詫びとお知らせについて」)の件、その後、トヨタコネクティッド株式会社(以下、TC)が管理する全てのクラウド環境を含めた調査を実施したところ、お客様情報を含むデータの一部が、外部からアクセスできる状態にあったことが判明したため、本日時点で判明している事案につき、お知らせいたします。

本件も、データ取扱いのルール説明・徹底が不十分だったことなどが主な原因であったと考えており、前回の公表以降、クラウド設定を監視するシステムの導入を完了しました。現在、全クラウド環境の設定調査、および継続的に設定状況を監視する仕組みが稼働しております。また、データ取扱いのルール説明・徹底について、再度TCと密接に連携して実施するとともに、従業員への教育を徹底することで再発防止に取り組んでまいります。お客様ならびに関係の皆さまには大変なご迷惑、ご心配をおかけすることを、お詫び申し上げます。

今回の件につきましても、ネット上での第三者による二次利用、コピーの残存有無の継続調査の際、その事実は確認されず、現在のところ、その他の二次被害も確認されておりません。 (また、本事案では車両位置情報やクレジットカード情報等は含まれておりません)

今回の事案は以下の通りです。

1.国内向けサービスについての事案
  • 車載ナビに地図データを配信するシステムにおいて、配信データ作成処理の際に使用していた車載端末ID(車載機(ナビ端末)ごとの識別番号)及び更新用地図データとその作成年月が外部からアクセスできる状態にあったことが判明いたしました。(該当システムを用いたサービスはすでに終了しております)
  • 外部よりアクセスされた場合であっても、これらのデータのみでお客様が特定されるものではありません。また、これらのデータを用いて車両にアクセスしたり、車両に何らかの影響を与えたりすることはできません。
外部よりアクセスされた可能性があるお客様情報車載端末ID、更新用地図データ、更新用地図データ作成年月
(地図情報及びその作成年月であって、位置情報ではありません。)
対象となるお客様
  • G-BOOK mX、G-BOOK mX Pro対応ナビで、G-BOOKにご契約いただいたお客様
  • G-Link/G-Link Liteにご契約いただいた一部のお客様*1のうち、2015年2月9日~2022年3月31日の間に、マップオンデマンドの通信による更新を行ったお客様
合計 約26万人
*1 対象となる車両
車種発売期間
LS2009年10月~2014年9月
GS2009年9月~2014年8月
HS2009年7月~2015年7月
IS2009年7月~2013年8月
IS F2007年12月~2014年5月
IS C2009年5月~2014年7月
LFA2010年12月~2012年12月
SC2009年8月~2010年7月
CT2011年1月~2013年12月
RX2009年1月~2015年9月
クラウド環境が外部からアクセスできる状態にあった期間2015年2月9日~2023年5月12日
上記のお客様情報は、地図データの配信後、原則として短時間でクラウド環境より自動削除される仕様となっており、上記期間に継続して保管・蓄積していたものではありません。

上記のお客様情報が漏洩した可能性のあるお客様には、ご登録いただいているメールアドレス宛に、本日より、お詫びとお知らせを個別にお送りさせていただきます。加えて、お客様からのご質問やご不安などにお答えするための専用のコールセンターを設置いたします。

2.海外向けサービスについての事案
  • 海外販売店向けシステム調査のために、TCがクラウド環境で管理しているファイルの一部が、誤設定により、外部からアクセスできる状態にあったことが判明いたしました。本件判明後、外部からのアクセスを遮断する措置を実施しております。
外部よりアクセスされた可能性があるお客様情報住所、氏名、電話番号、メールアドレス、顧客ID、車両登録ナンバー、車台番号
対象のお客様に対し、上記すべての情報ではなく、問い合わせファイルにより、上記の一部が含まれております。
対象となる地域アジア、オセアニア(日本は含まれておりません)
クラウド環境が外部からアクセスできる状態にあった期間2016年10月~2023年5月

各国の個人情報保護法及び関連法に従い、各国で対応を進めてまいります。


【セキュリティ事件簿#2023-202】日本郵船株式会社 個人情報(メールアドレス)の漏えいについて 2023年05月29日


当社において、個人情報(メールアドレス)を漏えいする事故が発生しましたので、お知らせします。

関係者の方々に多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。

今後、再発防止に向け、情報管理を徹底してまいります。

1.事故の概要
(1)発生日 
   2023年5月26日(金曜日)

(2)漏えいした個人情報
   個人のメールアドレス510件

(3)事故の経緯
   他社主催の採用イベントに参加した学生の方々にメッセージを送信する際に、誤ってメールアドレスをBCC欄では無くCC欄に入力して送信してしまいました。

(4)対応
該当する学生の方々にお詫びと受信メールの削除をお願いするメールをお送りしました。
万一当漏洩に起因する被害が発生した場合には、誠実に対応いたします。

2.再発防止策
メール送付の際にメールアドレスの誤入力を防ぐため再確認を徹底するとともに、改めて個人情報の適正な取り扱いルールの社内周知を行い、再発防止に努めていきます。

【セキュリティ事件簿#2023-109】株式会社IDOM 当社サーバへの不正アクセスに関するご報告とお詫び 2023年6月5日

 

日頃、ご愛顧賜りまして誠にありがとうございます。2023年4月3日にご報告いたしましたとおり、このたび、当社において業務上使用するサーバに対して、第三者による不正アクセス攻撃を受けました(以下「本件」といいます)。

お客様をはじめ関係者の皆様には深くお詫びを申し上げますとともに、今般、第三者調査機関による調査が完了いたしましたので、本件の概要等につきまして、下記のとおりご報告いたします。

なお、既に当社サーバは復旧しており、現時点では業務への影響はございませんことを併せてご報告させていただきます。

2023年4月3日の発表については、こちらをご確認ください。

1.本件の概要等

2023年3月30日、業務システムへのアクセス障害が確認されたため、調査を行った結果、一部の業務システムの起動ファイルが暗号化されており、ランサムウェアに感染した可能性を確認しました。当該サーバをネットワークから隔離するなどの被害拡大防止策を講じた上で、速やかに第三者調査機関に調査を依頼しました。その後、2023年5月13日、第三者調査機関による調査が完了し、その結果、本件について、2023年3月29日午後8時頃に当社ネットワークへの不正アクセスが行われたのち、同月30日午前6時頃より、サーバに記録されていたデータがランサムウェアにより暗号化され、使用できない状況となったことを確認いたしました。

第三者調査機関からは、当社が保有していたお客様をはじめ関係者の皆様の個人データ(合計2,402,233件)を閲覧された可能性は否定できず、その点で漏えいの可能性を否定できないものの、個人データを外部に送信した痕跡は見つかっていない旨の報告を受けております。

なお、当社は本件につきまして、個人情報保護委員会に報告済みでございます。また、警察にも被害申告しており、今後捜査にも全面的に協力してまいります。

2.関係者の皆様へのお詫びと本件に関するお問い合わせ窓口

お客様をはじめ、関係者の皆様には多大なご迷惑およびご心配をおかけする事態となりましたことを、深くお詫び申し上げます。

個人データが漏えいした可能性が否定できないお客様および関係者の皆様には、お詫びとお知らせ(漏えいの可能性が否定できないデータ項目を記載したもの)を個別に順次ご連絡申し上げます。

また、本件に関するお問い合わせにつきましては、専用の問い合わせ窓口を設置しております。ご質問やご心配なことがございましたら、以下のお問い合わせ窓口までご連絡いただきますようお願い申し上げます。

当社では、これまでもサーバ・コンピュータへの不正アクセスを防止するための措置を講じるとともに情報の適切な管理に努めてまいりましたが、このたびの事態を厳粛に受け止め、外部の専門家と検討の上、既に種々の再発防止策を整備しており、今後も随時改善を図る予定でございます。

≪お問い合わせ窓口≫ 

・受付時間:9:00~17:00(土・日・祝日含む)

・電話番号:フリーダイヤル0120-500-802

(6月12日追記)

現在、個人データが漏えいした可能性が否定できないお客様へ、個別のお詫びとお知らせをSMSにてご連絡申し上げております。SMSは、当社より各キャリアごとに以下の電話番号(送信元)にてお送りしております。

docomo:05017497608

au:05017497608

softbank:245001

楽天:05017497608

お手数をおかけいたしますが、詳細内容については個別にお送りしております、SMSに記載されたリンク先をご確認いただけますと幸いです。

なお、当社を騙ったなりすましにはご注意ください。お届けしたSMSのリンク先にてお客様の個人情報を入力させる、または上記お問い合わせ窓口以外の連絡先をご案内することはございません。

ご不明点やご心配な点がございましたら、上記お問い合わせ窓口までご連絡くださいませ。

この度はご迷惑およびご心配をおかけする事態となりましたこと、深くお詫び申し上げます。

リリース文アーカイブ

【セキュリティ事件簿#2023-201】委託先がメール誤送信、講座受講生のメアド流出 - 滋賀県


県委託事業として(公財)滋賀県国際協会が実施している「ミシガン州立大学連合日本センター英語講座」において、案内をメール送信した際に、個人情報(個人メールアドレス)が流出いたしました。 

 これにより、当事者の皆様に御迷惑をおかけいたしましたことにつき深くお詫び申し上げますとともに、今回の事案に至ったことを深く反省し、再発防止に努めてまいります。

1.事案の概要

委託先事務局が夏季英語プログラムの日程表を送付するため、複数の受講生あてメール送信する際、「BCC」にメールアドレスを入力すべきところ、誤って送信先の宛先が確認できる状態で送信しました。

  1. 発生日:令和5年5月23日(火)
  2. 発生場所:委託先事務局内
  3. 流出した個人情報:個人メールアドレス 38名分

2.経緯

(1)令和5年5月23日(火)

 17時9分 委託先事務局から夏季英語プログラムの日程表を送付するメールを送信。

 17時13分 送信エラーで未送信メールがあったため同内容のメールを再送信。

「BCC」にメールアドレスを入力すべきところ、誤って送信先の宛先が確認できる状態で送信。

(2)令和5年5月23日(火)18時10分頃

 上記(1)メールを確認した委託先事務局員が送信先の宛先が確認できる状態で送信されていることに気付き、判明。受信した受講生1名からも、御指摘をいただく。

(3)同日18時20分頃から

 委託先事務局からすべての受信者あてに、個人情報の流出のお詫びと上記(1)メールの削除依頼の電話連絡を開始。

(4)同日20時18分

 委託先事務局からすべての受信者あてに、メールにて個人情報の流出のお詫びと上記(1)メールの削除を依頼。

(5)令和5年5月24日(水)9時頃から

 委託先事務局から、23日に電話がつながらなかった受講生10名に再度電話連絡し、個人情報の流出のお詫びと上記(1)メールの削除を依頼。

3.再発防止策

今後、同様の事案が発生しないよう、委託先に対して、個人情報の適正な管理および取扱いの徹底を指導してまいります。

委託先事務局においては、複数名あて送付するメールについては、「BCC」による一斉送信とし、複数の職員によるチェック体制を徹底します。

また、公式LINEアカウントからの一斉連絡に切り替えられるよう、受講生に登録していただくよう再度周知します。

併せて、外部のメール配信システムの使用を検討します。

【セキュリティ事件簿#2023-200】フーヅフリッジ株式会社 弊社ウェブサイトへの不正アクセスに関するご報告とパスワード変更等のお願い  2023年5月23日


平素は「フーヅフリッジ」をご利用いただき、誠にありがとうございます。

今般、弊社が運営する「フーヅフリッジ」ウェブサイトが不正に改ざんされ、不適切なウェブページが表示されていたこと、及び注文に関する一部情報が不正にダウンロードされていたことが判明いたしました。

不正に改ざんされたウェブページに関しては速やかに修正を行いました。また、不正にダウンロードされた注文情報は、注文番号・注文日時・会員コード等であり、現時点においては第三者がお客さまを特定できる情報が弊社ウェブサイトから流出した等の事実は確認しておりませんが、引き続き状況を調査しております。お客さまにはご迷惑・ご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

<概要>
発生事象① 「フーヅフリッジ」ウェブサイトからの注文情報ダウンロード
発生日時 2023年5月10日(水)7時22分

発生事象② 「フーヅフリッジ」ウェブサイトのトップページにおける不適切なバナーの表示による第三者ウェブサイトへの自動遷移
発生日時 2023年5月10日(水)18時49分~5月11日(木)13時53分

<お願い>
念のため、「フーヅフリッジ」ウェブサイトにてご利用中のアカウントに関して、パスワード変更をお願いいたします。また、この期間に「フーヅフリッジ」ウェブサイトを閲覧・利用された可能性のある利用者様におかれましては、誠にお手数ですが、お手持ちのセキュリティソフトを最新の状態にし、ウイルスチェックの実施をお願いいたします。

今後、このような問題が発生しない様、より一層の注意を払い、「フーヅフリッジ」ウェブサイト管理を実施してまいります。

【セキュリティ事件簿#2023-199】知多メディアスネットワーク株式会社 個人情報の漏えいに関するお詫び 2023年05月22日


いつも当社のサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

この度、当社Webサイト内の従業員専用ページ(以下、当該ページ)に保存してあった一部のお客様の個人情報が社外から閲覧可能な状態になっていました。

1.対象となる情報

2022年9月から2023年5月に当社が管理する伝送路設備のメンテナンスに伴いサービスが停止となる当社加入のお客様の個人情報 計6,635名の氏名・住所情報。

なお、銀行口座・クレジットカード・電話番号・メールアドレス等の情報は含まれておりません。

(対象者の内訳)
(1)漏えいのあった情報:43名の氏名・住所
(2)漏えいの可能性があった情報:6,592名の氏名・住所

2.閲覧可能であった期間および人数

2022年9月9日~2023年5月19日  6,549名
2022年10月20日~2023年5月19日 43名
2023年3月14日~2023年5月19日  43名

3.経緯

2023年5月19日お客様からの申告により、
当社加入のお客様6,635名の氏名と住所がインターネット上で閲覧可能な状態となっていることが判明しました。

アクセスログが確認できた直近1ヵ月での当該ファイルへのアクセス数は、ご申告の1件(個人情報43名分)でした。

現在は当該ページを閉鎖して、閲覧できない状態となっています。

2023年5月19日以降の第三者への流出は確認されておりません。

4.原因

・当該ページは閲覧制限されていましたが、添付ファイルは閲覧制限されていませんでした。
・添付したファイルがインターネット上で閲覧できるという認識が担当者にありませんでした。

5.対応および再発防止策

(発覚直後に実施済み)
・当該ページに保存してあるすべてのデータを確認し、個人情報が含まれているデータを削除しました。
・当該ページを閉鎖しました。
・当社で運用するすべてのWebサイト対して、個人情報の有無・外部からのアクセスができないことを確認しました。

(今後速やかに実施)
・対象のお客様には郵送にて可及的速やかにご連絡します。
・社員へ個人情報保護に対する教育、ITリテラシー向上の教育を徹底します。(5月末までに実施)

6.お客様へのお願い

当社以外からの身に覚えのない連絡や訪問がありましたら、当社までご連絡下さい。

この度は、お客様並びに関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をお掛けしておりますことを、深くお詫び申し上げます。

当社では、今回の事態を重く受け止め、再びこのようなことがないよう、より一層の情報管理体制の強化に努めてまいります。

【セキュリティ事件簿#2023-198】国土交通省 個人情報の流出に関するお知らせとお詫び 2023年5月28日


九州地方整備局 長崎河川国道事務所が管理する*溶岩ドーム情報配信システムに登録されている登録者情報が流出していることが判明しました。登録者情報には、整備局職員のほか自治体職員、関係コンサルタント会社社員等の総数96名分の氏名、メールアドレスや閲覧用ログインIDなどが含まれております。現在、情報がシステムから流出した原因を調査しているところです。

関係する皆様にご迷惑をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます。 

*「溶岩ドーム情報配信システム」・・・雲仙普賢岳の溶岩ドームの変異を観測し、変異があった場合に自治体等の関係者へメール配信を行うもの

○事案の内容

令和5年5月27日(土) 22時頃、長崎河川国道事務所が管理するシステムから、防災情報発信先となる登録者情報の96名分(氏名・メールアドレスなど)が流出していることが判明しました。

○対応状況

現在、サーバーから外部接続を遮断し、システムのサーバー管理業者により情報流出の原因について調査を行っているところです。
個人情報が流出した方に対し、事案内容をご報告しお詫びさせていただいているところです。
なお、現時点におきましては、個人情報等の第三者への流出等の二次被害は確認されておりません。

○今後の対応

九州地方整備局においては、情報流出の原因究明を行い、情報セキュリティ対策や個人情報の管理徹底に万全を期してまいります。 

【セキュリティ事件簿#2023-197】厚生労働省 迷惑メールの送信事案の発生について 2023年5月29日


このたび、厚生労働省のサーバを経由し、第三者からの迷惑メールが送信されていたことが判明しました。メールは英文であり、厚生労働省とは関係がないことが記載されています。使用されているメールアドレスも厚生労働省のメールアドレスではありません。

当該メールを受け取られた方々には、深くお詫び申し上げます。

事案の概要等は、次のとおりです。

1.概要

令和5年5月27日(土)20時頃から、令和5年5月28日(日)20時30分頃までの間に、厚生労働省のサーバから、迷惑メールが送信された。
メールの件名は「Re: Can I trust you?」であり、メール本文も英文である。
使用されているメールアドレスは厚生労働省のメールアドレス(@mhlw.go.jp)ではない。
海外のアドレスを中心に、送信されたメールは約10万件である。
なお、情報の漏洩等は発生していない。

2.原因

原因は、精査中であるが、厚生労働省のメール中継サーバを利用した海外からの電子メールの不正な中継が原因であると考えられる。

3.対応状況

迷惑メールの送信が行われたことを確認後、メール中継サーバへのアクセスを遮断する等必要な措置を実施した。

4.再発防止策
厚生労働省では、今般の事案に対し、システム運用・保守事業者へ原因究明及び再発防止の徹底を求めるとともに、引き続き、情報セキュリティ対策に取り組む。