Windowsの標準機能でPCの画面録画を行う方法


Windows 10 標準の画面キャプチャソフト Xbox Game Barの使い方

Windows 10 には標準で動画の画面キャプチャソフトが入っている。つまり、昔のように画面キャプチャソフトを別途入れる必要がない。しかも、標準で入っているだけあって動作も比較的安定しており、操作も簡単である。コーデックがどうだとか細かい話を知らなくても気軽に使えるのは大きいだろう。自分の設定の備忘録も含めて紹介したいと思う。

Windows 10 標準の画面キャプチャソフト Xbox Game Bar

Windows 10では標準でXbox Game Barという画面キャプチャソフトが入っている。Xbox Gameと書いてある通り、Xboxというゲーム機の配信用としてインストールされている。といっても、ゲームだけではなく、その他のソフトのキャプチャ、録画もできるので、実質、画面キャプチャソフトと呼んでも問題ないだろう。

Windows 10に標準で入っているということも利点であり、会社でソフトのインストールが制限されている場合でも使うことができるだろう。個人で使う場合にも新規にソフトを入れる必要がない。OSの標準機能ということもあり、動作も比較的安定していて失敗することも少ない。

Xbox Game Barの使い方

結構な頻度で更新されており、見た目が変わることが多いが、現在最新のWindows 10 Home バージョン 2004の画面で紹介する。

キーボードで「Win + G」を押してみよう。


このようなツールバーが出てくると思う。Windows 10なのにXboxのロゴが出てくると不思議な感じはするが。。。


使い方は左上にある「録画を開始」ボタンをクリックするだけである。

もし「録画を開始」ボタンが押せない場合は、録画できないウインドウを指定している可能性があるので、録画できるウインドウをクリックしてからWin+Gを押す。(尚、ソフト単位では録画できるが、デスクトップ全体の録画はできない)


録画が始まると右上に録画中のバーが出てくる(このバーは表示だけで録画はされない)

停止ボタンをクリックすると録画は停止する。

使い方としては、以上である。もっと簡単に使いたい場合は「Win + Alt +R」だけでも録画開始、停止ができる。


録画したファイルは標準でユーザーの「ビデオ」-「キャプチャ」フォルダに保存される。録画したものはウインドウの名前で保存される。

録画設定の備忘録

歯車の設定ボタンをクリックする。


キャプチャ中の「録音するオーディオ」を「すべて」にする。一部のソフト、アプリで音声が途切れたり、音声が録音できなかったりする場合は「すべて」にしておくとうまくいく場合がある。


全般の「Windowsの[設定]で、その他の設定を編集します」をクリックする。

キャプチャの項目で「記録の最大長」を「4時間」に設定する。できるだけ長時間にも対応できるようにしておきたい。